「…ほう。やはり生きていたのか。」
酷薄な冷笑を浮かべ、銀髪の青年が振り返った。
瓦礫の山と化してしまった小さな村の跡に、その男は佇んで居た。
まだ所々燻っているのか、焼け残った木柱から煙りが静かに立ち昇る。
ひっそりと崩れ堕ちて行く村を、茫然と見届けていた翠の髪の青年ソロは、人影に気づく
と、まだ痺れが残る身体を引きずりながら近づいた。
流れるような銀の髪に紅いバンダナ。漆黒のマント。
纏う雰囲気こそ変わっていたが、そこに居たのは、村が魔物の襲撃を受ける前、
迷い込んで来た旅人だった。
「‥あんたは…無事だっ…た‥‥‥‥」
振り返った男に、そう口を開いたソロだったが、奇妙な違和感に続く声を呑んだ。
烈しい戦闘を物語る爪痕の中。何事もなかったかのような出で立ち。…冷酷な瞳。
「‥‥どうした。何を震えている?」
揶揄するような声音で、ソロの表情を窺いながら男が距離を詰める。
彼は悸えの収まらぬ身体を鎮めるよう、自らの両腕をきつく抱き大きく呼吸した。
覚束無い身体を叱咤しながら大地を踏み締める。
解いた両腕を軽く構えながら、ソロは近づく男を睨みつけた。
整った容貌の中でも一際目を惹く紅い血のような瞳。鮮やかな紅の双眸は、冷たくソロを
射貫いていた。凍りのような面。ソロは確信した。
―――この男に違いない!!
「…あんた‥なんだな? 村を襲わせたのは…!」
「そうだ。肝心の勇者は仕損じてしまったようだがな‥。」
湧き上がる怒りに打ち震えながらも、しっかりとその瞳を見据える彼に、男が嘲う。
「…勇者‥」
…世界を救う勇者なのだ‥と、度々聞かされて来てはいた。
…が、その重みなど考えた事もなかった。それが途端現実となってのしかかる。
「勇者‥ソロだったな。」
紅い瞳の男は、訝るような眼差しを向ける彼の顎を捉え、その表情を覗き窺う。
どこか幼さの残る蒼い瞳は、[勇者]という言葉に揺らいでいるようだった。
「お前に2つ選択肢を与えよう。」
かい見えた弱々しく揺らぐ光に、遊び心を芽生えさせた男が提案する。
「…2つ?」
「村人の後を追い、この場で死を選ぶか。もしくは‥私に屈し乞い願うか。
勿論、ただ見逃しはせぬがな。代償にその身に屈辱の証を刻ませて貰うぞ。」
摘むのはいつでも出来る…そう踏んだ彼が、玩具を得たように酷薄な冷笑を浮かべた。
「な‥に、言って‥‥‥?」
彼の言葉の意味を図り兼ねたソロが途惑う。
「お前は‥オレを殺しに来たんだろう? …見逃す…?」
「その身を差し出し、乞い願えばな。悪い話ではあるまい?」
顎を捉える指先の爪が鋭く伸びると、頬をそっと滑らせた。つう‥と赤い滴が爪を伝う。
残酷な瞳がどこか艶を帯びてる気がして、ソロはどくりと言い知れぬ恐怖心を覚えた。
「オレに‥命乞いしろと? 村を滅ぼしたあんたに? ふざけるなっ!!」
ソロは、ぱしっと彼の手を払い退けると、柳眉を逆立て睨みつけた。
「ならば‥縊り殺されるか。勇者が去ねば、我らの大望もじき叶おう。」
クク‥と嘲いながら、彼はソロの首にかけた手の力を込める。
「…んな‥。こんな所で‥殺されてたまるかっ。」
侭ならぬ呼吸に、絞り出すよう言葉を紡ぐと、ソロは渾身の力を込め拳を繰り出した。
「効かぬな。現在のお前に、私は倒せぬ。…力の差も読めぬのか?」
嘲るように言い捨てると、彼の腕をぐっと掴み、前方に投げ出した。
その反動で大地にほおり出されるソロ。強か打ち付けられた身体を起こす前に、彼の首に
鋭く伸びた爪先が宛てがわれた。
「些か飽きてきたのでな。死か服従か‥決めろ。」
抑揚のない冷たい声が答えを求める。
「…ここで死ぬ訳には‥行かない。」
今ここで死んだら、何の為にシンシアが身代わりとなったんだ? 何の為に両親が村人が、
犠牲になったんだ? …世界を救う‥そんな未来まで辿り着けずとも、まだ1歩も踏み出
せないまま、果てる訳には行かない。ソロは覚悟を決めた。
「…オレにどうしろ‥と?」
「‥外の世界を知らぬと言ったが…」
男は鋭い爪先でソロの上着を引き裂くと、顎を捉え唇を重ねた。
突然の接吻に、目を見開いたソロだったが。強引に口内へ異物が侵入すると、どうにか逃
れようと身動ぎ出す。が、顎を捉える手はびくともせず。彼を押し退けようとした腕は
あっさり封じられ、息継ぎすら侭ならぬまま口腔を深く貪られてしまった。
送り込まれる蜜を嚥下させられ、抵抗の力が幾分緩むと、男は唇を解放した。
「はあ…はあ…。…っ。いきなり何しやがる!?」
生理的に滲んだ涙で瞳を潤ませながら、ソロは悪態をついた。
「勇者殿は、どうやら色事も知らぬようだな。」
「何!?」
「身体を差し出せ…と言ったであろう? その躯に所有の証を刻んでやると。」
にやり‥と嘲笑う男に、ようやく彼が持ちかけている取引を理解したソロがごくりと
息を飲んだ。
「‥‥オレは、男だぞ?」
「女には見えぬな。確かに。」
怪訝な顔を向ける彼に、男は喉で嘲うと露になってる胸に指を滑らせた。
まだ成長途中の身体は男の匂いをあまり感じさせず、滑らかな肌ざわりは興を誘る。
男の考えがまるで見えないソロは、また爪で引き裂かれるのかと身構えた。
だが、凶器のように伸びていた爪は、いつの間にか通常の人のソレと変わらずに在った。
「…あんたも‥男‥だよな?」
身体を弄ってくる男を、不思議そうに窺いながらソロが訊ねた。
「緊張感のない奴だな。己の立場が理解出来ぬのか?」
呆れ顔を見せる男だったが、元々そういった部分の成長が遅れているソロには、男同士の
行為というモノがどうにも実感帯びて伝わらずにいた。
しかし。途惑う彼を余所に、這い回っていた指先が、小さな突起を摘まみ上げた時…
どくり…と躰の奥に何かが灯った。びくんとソロの身体が小さく跳ねる。
「あ…」
「ようやく効いてきたようだな。」
「え‥なに‥‥ん‥んん――っ。」
男は再び唇を重ねると、薄く開いた入口から舌を滑り込ませた。口腔を熱くねっとりと
した異物が這い回る感触は、先程と変わらぬ筈なのに、躰の奥で灯った熱が揺さぶられ、
渦巻き始める。
「んん…。はあ…はあ…な‥んで…?」
口の端を伝う、下し切れなかった蜜を拭いながら、ソロは紅い瞳の男を見つめた。
「躯が熱くなって来たか?
私の体液は催淫効果があってな、特に人間には有効らしい。」
言いながら弄る指先が、胸から脇腹へと滑る。
ソロは触れられた先からも熱がこもって行くような感覚に、その身を小刻みに震わせた。
「あ…っ。や‥何を‥‥」
布越しに屹立していたモノを握られ、霞みがかっていた意識が覚醒する。
羞恥に頬を染めるソロに構わず、男は彼の下着ごとズボンを剥ぎ取った。
「み‥見るな…!」
自身の変化に気づいていたソロだったが、それを仇である男に晒されてしまう屈辱に、
自然と身体が後退さってしまう。
「まるで生娘だな。」
過剰な反応に興が乗った様子で、男が口の端を上げた。
「何言って…あっ。やっ‥やめ…んっ―――!!」
脚を大きく割られたかと思うと、屹立していたソレを男が躊躇いなく口に含んだ。
ねっとりと絡みついて来る熱い舌。緩急織り混ぜて吸い付く唇。
初めての信じられない行為は、羞恥心すらかき消して、熱くたぎる奔流の出口を求め
させた。
「あ…やめ…っ。も…出‥るか…っ…離‥‥‥‥っ!」
どくん…と彼の導くまま弾けさせると、男はソロの放ったモノを嚥下した。
口の端を伝う露を指の先で拭うと、見せつけるように舌で舐め上げる。
「…う‥そだろう? あんた‥汚くねーの?」
荒い呼吸をしながら、予測だにしなかった彼の行動に顔を顰めさせるソロ。
「お前は何も知らぬようだからな。手本見せてやったのだ。」
「手本‥? まさか‥オレもあんたに同じ事やれ‥って?」
「…ピサロだ。デスピサロ。しっかり刻みつけて置くのだな。こっちでの奉仕が嫌なら、
先にこちらで相手して貰うぞ。」
ぐいと脚を開かせると、自らの唾液で湿らせた指をきつく閉じた蕾へと這わせる。
2本の指が強引に入り込んで来ると、慣れない異物感と痛みに、ソロは眉を寄せた。
「や…痛っ‥なに‥を‥‥‥?」
「男には受け入れる器官がないからな。ここを使うのだ。
無理矢理捩り込むつもりだったが、苦痛より快楽に溺れる方が許せまい?」
にやりと嘲笑う彼に、ソロはぞくりと背筋が粟立った。
秘所を蠢く指は抜き差しを少しづつ容易にしながら、奥まった場所を貫いて来る。
奥へ穿った指先がある場所を掠めると、甘やかな吐息と共にソロの身体が大きくしなった。
「ココが悦いみたいだな?」
ピサロは口の端を上げると、執拗にソコを責め立てて来た。
「や‥違‥っん…。あ‥やあっ…や‥ん‥‥‥‥」
しっかりと抑え込まれた身体を退くことも適わず、込み上げて来る熱い疼きを否定するよ
う、嫌々と首を振って抗う。先走りの吐淫が秘所まで伝うと、それを潤滑に用い差し入れ
られる指が増やされた。
「あっ…や‥あ‥‥。ああっ―――」
湿った音が内部で響く音と、自ら零れる甘く淫らな声音。それらが更なる羞恥を煽り、
ソロは理性などとうに手放していた。
ただ熱くて。熱くて。どくどくと込み上げて来る熱から解放されたくて。ソロは何かに縋
るよう手を空に彷徨わせた。不意にその腕を掴まれると、掌が整った男の頬に導かれる。
「ピ‥サロ…。」
「‥そうだ。しっかり覚えておくがいい。お前を支配する仇の名だ。」
薄く冷酷な笑味を浮かべると、ピサロは指を引き抜き猛った己を宛てがった。
解されていた内壁だが、指とは違う質量のソレを受け入れるのは、やはり容易では
なかった。先端をどうにか呑み込むと、引き裂かれるような痛みがソロを貫く。
ピサロが一気に最奥まで穿ったのだ。
「ひっ――――! ぐぅ…っ。はっ…ああっ!」
躯の内に走る鋭い痛みに、ソロは無意識に彼にしがみつくよう腕を背に回した。
「くっ‥締めつけるな。」
背に爪を立てられるのはともかく、内部を締めつけられては動けぬピサロが呻いた。
「‥んな…解んねー‥よ。」
「ゆっくり息を吐け、ソロ。」
促すようにぴたぴたと掌を頬に当てるピサロ。
彼の言葉に従うよう、ソロは詰めていた息を静かに吐き出した。
緊張が幾分和らぐと、微かに痛みが遠のく気がして、ソロは同じ要領で呼吸を繰り返す。
「ふ…あっ‥。や…動かす‥な‥‥ん…」
彼の呼吸が整う頃合いを計らって、緩やかに律動を開始するピサロに、ソロが抗議する。
が‥。内壁が擦り上げられる度生じる疼きが、痛みより鮮やかに変化し始めると、
艶めいた声がぽろぽろと零れ出した。
「あっ‥あっ‥。ああっ…も‥やだ…。ああっ―――!!」
彼の首に回した腕に力がこもる。ソロを穿つ塊が大きく突き上げると、彼はピサロに取り
縋りながら弾けさせた。
放った後の脱力感で身体から力が抜ける。だが、彼を穿つソレが存在を主張するよう突き
上げて来ると、ゾクゾクと背中が粟立った。快楽へ誘う熱は未だ解放されずにいるのだ。
「あ…や‥。ど‥して‥‥‥?」
沸々と湧き上がってくる欲望に、途惑うソロに追い打ちをかけるよう、ピサロが彼の胸の
突起を口に含み舐め上げた。ざらりとした感触が甘く広がってゆく。
「あん…。も…ヤだ…。ああっ…はあ‥‥は‥‥」
胸を嬲られ内部を掻き回され、どろどろに熱く熔けていく感覚が全身を駆けめぐる。
再び熱を孕み始めた欲望を、ソロは無意識に彼の躯に擦りつける。
「大分…悦いみたいだな。」
満足気に嘲うと、ソロを穿つ楔をギリギリまで引き抜き捩り込むように最奥へ突き上げた。
「あっ…ああっ――――!!」
内部で熱い迸りを受けた瞬間、彼の中で何かが弾けた。
ソレが何であったのか、追いかける間もないまま、自らの熱の解放を求め、ソロは絶頂を
迎えたのだった。
「あ…やっ‥。はぁ…はぁ‥‥。な‥もう…」
いい加減解放して欲しい…そんな思いを込めて、オレはピサロの背に回していた腕に力を
込めた。
真上にあった筈の太陽は、とっくに沈んでいて、夜の帳がすっかり降りている。
なのに。
オレを下から穿ったまま小刻みに突き上げてくるこの男は、オレが何度意識を飛ばしても、
躯をねぶり貫いてきた。執拗な責めとは裏腹な冷たい瞳のまま―――
「考え事とは…余裕だな?」
「ひ…っはぁ‥。ん…」
オレの上体を支えるよう腰に添えられていた手が上下に揺さぶられた。
胡座をかいた奴の上に跨がされているオレは、穿つ塊に内部を掻き回され仰け反った。
余裕なんか…ある訳ない。
訳判らないまま、こんな状況を迎えてるんだ。
「…まだ、そんな瞳が出来るか。…面白い。」
ギッと睨みつけると、奴は少し意外そうに目を見開き小さく笑った。
…なんだか。初めてこいつの顔を見た気がする。
冷たいだけだと思えた切れ長の瞳が、ほんの少し和らいで見えた。
「‥‥仇討ちがしたいか?」
「当たり前‥だろうっ。」
睦言めいた声音で囁きながら突き上げてくるから、言葉が上手く紡げない。
「では…私を追って来るがいい。私を殺すために――」
愉しげに言う台詞か? オレは思わず目を見張った。
「そのつもりだっ…あ。んんっ―――!」
噛み付くような口づけが、続く言葉を飲み込んだ。
開いた入口からあっさり侵入を果たした舌が、歯列をなぞった後絡みついてくる。
まだ慣れないその行為に、オレはただただ翻弄されてしまう。
オレを穿つ塊が大きく突き上げて来るのと同時に、熱い飛沫を内部で感じ、オレは再び
意識を飛ばしてしまっていた。
『追って来い。どこまでも。力をつけてな――――
お前が自力で私の元へ辿り着けた時、魔族に仇なす[勇者ソロ]として迎えよう。
それまでは…その躯は私の所有だ。せいぜい大切にするがいい―――』
かつて家が在ったと思われる焼け残った木の床に、静かな寝息を立て横たわるソロ。
彼の躯に刻み付けた刻印を満足そうに指で辿りながら、ピサロが語りかけるよう呟いた。
その声が届いたのか、微かに眉根を寄せるソロ。
そのまま場を去ろうと踵を返したピサロだったが、外気に晒される肌の冷えに縮こまった
彼に気づき足を止めた。
「‥‥‥‥」
ピサロは周囲を巡らし、布切れらしい物を掴むと彼の身体に覆いかぶせた。
「こいつはサービスだ。」
…らしくないな、と自嘲しながら言うと、ピサロはルーラを唱え村を後にした。
「なんだ、これは?」
翌日。目を覚ましたソロの第一声は素っ頓狂な言葉から始まった。
穀物等を保管するための丈夫な麻袋に包まってたのだから、無理もないが。
「…どおりで、チクチクすると思った‥。」
上体を静かに起こすと、肌触りがいいとは言えない麻袋を退けた。
身を覆うものがなくなると、素肌が柔らかな朝の光に晒される。
身体を走る痛みと、躯中付けられている所有の印。
無残に焼け落ちた村。唯独り遺された自分―――
外の世界への憧れはあったが、それでも、生まれ育ったこの村はきっと世界一美しい場所
だと、信じて疑わなかった。
それが―――
ソロは変わり果てた村へ視線を走らせると、肩を震わせその身を抱きしめた。
‥‥‥どうして?
朝を告げる小鳥の囀りは変わらないのに。
全てが…違ってしまった。
もう戻らない暖かな朝。倖せだった時間――――
『…私を追って来るがいい。私を殺すために――』
紅い瞳の男の声が過る。甘く誘いかけるような声音が。
「…あいつが、全てを奪って行ったんだ――!!
憎む権利がオレには有る!!!」
吐き出すように言い放った言葉に合わせてオレは立ち上がった。
身体中がズキズキと痛む。
「絶対辿り着いてやる―――!!」
吠えるように言うと、あまり口に出したくない箇所に痛みが走った。
「…っ―――! い‥痛たたっ…。」
うう…あいつ、容赦なく犯りやがって。
オレがその場に蹲ると、視界に麻袋が映った。
「…あいつ。なんで‥こんなモン‥‥‥」
‥‥‥布団代わり? 一瞬そんな考えが過ったが、ブンブンと否定するよう頭を振る。
「そんな訳あるか!」
‥‥‥でも。
「‥‥訳、解んねーよ。」
ただ憎めばいいだけのはずなのに。込み上げてくる感情は喪失感ばかりが先立つから、
残されてる気遣いの欠片にすら、縋ってしまいたくなる。
―――まだ、独りじゃないと。
ソロは泣き笑いのような顔を雑に拭うと、のろのろと立ち上がった。
取り敢えずの第一歩が、無事な服を探す事…という情けない現実に苦く笑ったが、
旅立つ心積もりはしっかり整っていた。
支度が整うと、彼は村の中央広場跡に小さな花輪を供え村人の冥福を祈った。
…烈しい闘いの跡以外、なにも残っていなかったから。誰の墓も作れなかった。
荷物をまとめ村を出たソロは、一度も振り返らず山を降りた。
帰れる場所はもう無いのだと、自らに言い聞かせるように。
ソロは独り、見知らぬ世界へと歩きだした。
2004/1/27
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