この間の土曜日はいろんな事があった。
館長にエッチな店に連れていかれて、は、初めてのキスをしてしまった。
店から出たところをますみ姉さんに見られて叱られたりした。
…キスのことはますみ姉さんには内緒にしておこう。
あれはカウントには入らない、ということで。
(でも、女の人の唇って…やわらかいんだなぁ。
胸もやわらかかったし、あれがもしますみ姉さんなら…)
そんな事を講義中に考えてる月曜日。
ハァ、結構僕ってスケベなんだな、知らなかったよ。

そんな講義が終わり帰ろうとした僕に女の人が話しかけてきたんだ。

「やっぱり君だ。おんなじ大学だったんだね」
そう言って僕の肩を叩いてきたこの女性は……だれだっけ?
髪はショートカット、背はますみ姉さんより少し高いぐらいかな?
顔はなかなかかわいい顔してる。
こっちに来てからあまり知り合いはできてない。
こんな人と会った事があるなら忘れるわけがない。
「え〜っと……すみません、どちらさまでしたっけ?」
僕の言葉に文句を言ってきた。
「え〜!あんなに相談に乗ってあげたのにもう忘れちゃったの?」
相談に乗ってもらった?ええ?そんなことしたっけ?
う〜ん、やっぱり思い出せない。
「まぁ暗かったし仕方ないか。けど始めての相手は忘れないでほしいなぁ」
初めての相手?………あ!ま、まさか……あなたはあの!
「あ、あの店…の?」
「お?やっと思い出した?そう、あなたのファーストキスの相手のミカさんだよ!」
やっぱり!あのエッチな店で働いてる…僕が始めてキスされた子だ!

予想もしなかった出来事に焦る僕。…また昨日のこと、思い出しちゃった。


「な、なんでここにいるんですか!…って、ええ?同じ大学?」
たしかに同じ大学って言ったよね?
「そ、アタシここの学生なんだ。学費を稼ぐため働く貧乏学生。
だからまたお店に来てね、もっちろん指名でね!」
そう言って抱きついてきた!う、腕に胸が、あ、当たって……
「うふふ…どう?気持ちいいでしょ?…ぷっ、アハハハ!
君、顔真っ赤だよ?ほんとかわいいねぇ」
そういってさらに胸を押し当ててきた。
「や、やめてください!ぼ、僕はもう二度とあんなお店に行きません!そう誓ったんです!」
腕を振り払って逃げようとする僕。
「あん、だめよ女の子には優しくしないと…7年間片思いの子にも嫌われちゃうよ?
せっかくこの大学に追いかけてきたんでしょ?がんばらなきゃね」
な、なんで知ってるんだ?今まで誰にも言わずに秘密にしてたのに…
「せっかくお店で相談に乗ってあげたのにつれないんだ……お姉さんさみしいな。
さみしいからいろんな人に喋っちゃおうかな?」
ああ!お、思い出した!キスされて胸を顔に押し付けられたとき思わず好きな人がいるって言
っちゃったんだ!
で、エッチなことされない代わりに時間までいろいろ喋っちゃったんだった。
…ええ?いろんな人に喋る?
「そ、それは、それだけは勘弁してください!」
そんなことされたらますみ姉さんにばれちゃうじゃないか!
「どーしよっかなぁ?でもお店、来てくれないんだよねぇ…あたし、とぉってもさみしいなぁ」
うふふっ、と笑うミカさん。な、何か企んでる顔だ、これは。
「そういえばアタシ、お昼食べてないからお腹すいてんだよね〜。どっかにいないかなぁ、
とぉってもさみしがりなアタシに美味し〜いご飯、食べさせてくれるかわいい子」
うう〜、これは僕にご飯を食べさせろって言ってるんだよね?かんちょ〜、うらみますよ〜。
「わ、分かりました!奢ればいいんでしょ!奢れば!」
「あっ、な〜にその態度。アタシがまるで無理やり奢らせようとしてるみたいじゃないの、
失礼ねぇ。アタシはただ一緒にご飯食べて、さみしいアタシのお話聞いてくれる人探してるだけ
だよ?別に君じゃなくていいんだけどね〜。それとも君、アタシとご飯食べたいの?」
な、何だこの人!ぼ、僕の弱みに付け込んで!
「……あ、あなたとご飯が食べたいです。一緒に食事に行きませんか?ミカさん」
く、悔しい〜!何でこんな人とご飯に行かなくちゃいけないんだ!
「う〜ん、どおしよっかな〜?…うん!君、かわいいから今回だけデートしてあげるよ」
なにがどおしようかな、だよ!最初から僕に奢らせるつもりで……ええ!デ、デート?
「えええ!デ、デートってなんですか!なんなんですか!」
ご、ご飯食べに行くのがなんでデートなんだ?
「うふふ…その様子じゃデートもまだと見た!大丈夫よぉ、別に君を食べたりしないわよ。
ただご飯食べたり……うふふ、まぁ安心しなさいね」
ご飯を食べたり……うふふ、ってなんなんです?
うわ!ま、また腕に抱きついてきた!む、胸押し付けないでぇ〜!
「ほら!いくわよ!美味しいイタ飯屋の場所教えてあげるから!」

い、イタ飯屋?……牛丼じゃダメ…だよねぇ。
ああ、お金が…デートが遠のくよぉ、ますみ姉さ〜ん。


(あ〜疲れたぁ〜!まぁだ体が慣れてないなぁ)
大きく背伸びをしてから家路につくアタシ。今年21才にして大学入学したのだから当然かな?
(去年までコツコツ勉強してたとはいえ、3年のブランクはきついな〜。
じっと座って話を聞くってのがこんなにシンドイってこと忘れてたよ)
この3年間で感じることのなかった心地よい疲れに満足しながら3年間を思い出す。
高校卒業して借金返済のためすぐ風俗入り、かぁ…よく3年も頑張ったなぁ。
偉いねぇアタシ、カワイイねぇアタシ!
コレも全部くそオヤジの残した借金のせいなんだよねぇ。どうせ死ぬなら金残せってんだ。
おかげで大学進学もダメになったしね。あれはショック大きかったなぁ…
ポジティブなアタシが凹んだもん。
けどくさらずに3年間頑張ったかいがあるってもんよ!
返済を3年で終わらせたのは『さすがいずみさん!よっ、カワイイよ!』って感じだね。

風俗で働いてる間も勉強してたかいあって大学合格したけど……講義受けるのツライわ〜。
何がツライって夜働いてるからネムイんだよね。
さっさと学費貯めてセクキャバなんて辞めなきゃね。
それにしても昨日の客、ナニあれ?セクキャバで初キッスって……キモ!
いざという時の為に場数を積むために来たって……キモスギ!
君にはいざという時なんて来ないよって、何度言いそうになったか。
今時いるんだねぇ。あんなピュアな心を持つ少年が……プ、プププ……あっははは!
なんだぁピュアって!けど面白い子だったなぁ。
抱きついただけで真っ赤になって暴れるんだからね、新鮮だったなぁ。
きっといいとこのボンボンね。じゃないとあんなピュアボーイには育たないわ。
それにしても7年間の片思いかぁ……暇だねぇ。よっぽどすることなかったんだろうね。
けど……恋かぁ。…いつだったかなぁ、最後に人好きになったのって……忘れちゃったな。
恋なんてしてる暇なかったもんね……ちょっと羨ましいかな?
やっぱり風俗で働いてたからそういう感覚、麻痺してるんだろうね。早く元に戻さなきゃね。
まぁとりあえずは金欠のアタシのお腹を満たしてくれるお友達探さなきゃね。
そんなこと考えてたアタシの目に見覚えのある顔が飛び込んできた。

…んん?あの顔どこかで見たような?…ああ!あれって昨日のピュアボーイ!
まさかこれって運命の出会い?一夜限りの出会いだったのにすぐ会えるなんて!
そうか彼…アタシにご飯を食べさせるために生まれてきたのね!
なんて悲しい運命なの!……けど運命には逆らうことできないもんね。
分かったわ。アタシ、ミカこと佐藤いづみは………運命に従います!

……昼飯ゲェェェット!何にしようかな〜?


(もう3時過ぎか…ユウ君もう帰ったかしら?)
今日から彩はしばらく大学に来れないみたい。あの子にもいろいろあるのね。
だから一人での帰り道、ふとユウ君のこと思い出したの。

そういえば最近一緒にいること少ないわね。…そうだ!久しぶりに夕御飯一緒に作ろうかな?
ユウ君引っ越してきてから一度もしてないしね。
私もユウ君も今日はバイトないし、ユウ君ああ見えて料理上手いし、腕が上がった私の料理も
食べてほしいしね。
ユウ君、私が料理作れるようになったと知ったらビックリするだろうなぁ。
昔を思い出し笑みを浮かべる私。

フフッ、昔は全然作れなかったしね。2人でよく留守番してた時、
御飯はユウ君が担当して掃除洗濯を私が担当してたぐらいだしね。
久しぶりにユウ君のオムライス食べたいなぁ。今夜作ってもらおうかしら?
ユウ君に電話してみよう。友達と予定が入ってるかもしれないしね。
そういえばユウ君、こっちに来てから友達できたのかしら?そういう話聞かないわね。
他の人と出かけるって聞いたことないわね。
この間のエッチなお店に館長さんと行ったぐらいよね?
……あの館長さんって大丈夫なの?ユウ君をあんな所へ連れて行くなんて……心配だわ。
かなえ先輩が仲いいって言っていたから先輩から一言言ってもらおうかしら?
先輩といえば結婚を渋ってる池田さんを外堀から攻めていくって言ってたけど…
上手くいってるみたいね。
少し前はお父様と仲良くなったと言ってたから館長さんとはいい関係になってるのよね。
かわいそうな池田さん……きっと気がつけば逃げ場が無くなってるのね。
まぁいいわ。それよりユウ君に連絡して今晩の予定を聞かなくちゃ。
……なにあれ?ユウ君よね?
私が見たのはイタリアレストランから腕を組んで出てくるユウ君と若い女性。

(あの女の人は最近大学で見かけるようになった人ね……ユウ君と同じ新入生かな?)
……なんだ、いい人いるんじゃないの、やるわねユウ君。
あっ、ユウ君もこっちに気づいたみたい。ちょうどいいわ、紹介してもらおうかしら?
どんな人か気になるしね。あら?少し胃がむかむかするわね?何故かしら?
最近飲みすぎのせいかしら?少し抑えなきゃね。

そんな事を考えながらユウ君達に近づくアタシ。
ん?ユウ君そわそわしてるみたい。フフ、照れてるのね。


(なんで一人3000円もするんだよ?はぁ…イタリア料理って高いんだなぁ…)
予想外の出費に凹む僕。どうせならますみ姉さんと来たかったよ。
「ごっちそーさま〜!んふふ、結構美味しかったでしょ?」
うわっ!ミカさんまた抱きついてきたよ。
「さってと、次はどこいく?デートなんだから君が決めなさいよ。
…けどホテルはまだ早いけどね〜」
へ?次って?……まさかまだ奢らす気なの?勘弁してよ!
「次なんてありませんよ!第一もう自由に出来るお金なんてありませんから!」
そう、僕って貧乏学生なんだよね。親からの仕送りで生活できるといっても食費は月3万円。
だからバイトを始めたんだ。このままじゃますみ姉さんとデートも出来ないからね。
「うっふっふ。このミカさん、そんな嘘には騙されませんよ?」
そう言ってまた胸を押し付けてきたけど、僕はそれどころじゃなかった。
ますみ姉さんがいたんだ……ニコニコしながらこっちに歩いてきてる。ど、どうしよう?


(んん?なんでリアクションしないの?このアタシが胸、押し当ててんのよ?
タダで感触味わえるんだから何か言いなさいよ!ピュアボーイのくせに生意気ね!)
反応がないので様子を見てみると、一点を見つめて汗かいてる。ん?なんだぁ?
視線の方向を見てみるとこっちに歩いてくる女が1人。
あれって大学でチョー有名コンビの1人、だよね?
う〜ん、服の上からでも分かる巨乳ね。…いづみさん、完敗だわ。
「ミ、ミカさん、離れてください…」
ん?声震えてるよ?どしたの?
けど離れてと言われれば離れたくなくなるのが人情ってもんよね。
逆にギュッと抱きついてやったわ。
「こんにちは、ユウ君。うふふ、デートかな?」
近くで見ると……かわいい顔してんじゃないの。…いずみさん2連敗ね。
んん?ユウ君?そういえばこいつの名前、聞いてなかったね。ユウって名前なんだ。
「あ、あの、ますみ姉さん。これはその…あ、あれなんです」
ナニ焦ってんのピュアボーイ?…ますみ姉さん?
はっは〜ん、コイツの姉貴なんだ。身内にバレるの嫌なんだね。
ますみって女よく観察して見ると育ちがよさそうな品のいい顔してんじゃん。
さすがボンボン育ちね。……一応玉の輿の保険かけとくかぁ?
「始めまして、佐藤いづみです。皆からはあだ名でミカって呼ばれてます。(源氏名だけどね)
ユウ君とは大学に入ってから親しくさせていただいてます。よろしくお願いしますね」
ニッコリ営業スマイルかますアタシ。ふっ、完璧ね。
「私は森永ますみです、ユウ君がお世話になってます。こちらこそよろしくね」
うっ、なんていい笑顔なの……いづみさん3連敗ね。
「い、いや、ますみ姉さん。コレは違うんです!話を聞いてくださいよ!」
なぁ〜に焦りまくってんの?テンパリすぎだよ、ピュアボーイ君。
「ふふ、残念ながら惚気は彩ので聞きアキてま〜す。今度詳しく聞かせてね。
いづみさん、ユウ君をお願いしますね」
そう言っていい笑顔残して去って行った。お願いしますってことは…身内公認?
玉の輿ゲットなの?
……んっふっふっふ、思わぬ拾い物ね。後はどうやってコイツを落とすかね。
そうだ!このアタシが3年間で培ったテクニックを披露しちゃおうかな?
ってなに泣いてるのよ!
あ〜、どうしよう?メンドクサイなぁ。……とりあえずアタシの部屋この近くだから連れ込むか。
そこで慰めながら既成事実作って責任取らせるか。うんそれでいこう。

……けど何で泣いてんの?ピュアボーイは理解できないわね。


気がついたら僕は見知らぬ部屋にいた。何処だここ?
「お〜い?やっと正気に戻ったのかい?ピュアボーイ君」
へ?う、うわ!ミ、ミカさんなんでバスタオルだけなんだよ!
「な、なんて格好してるんですか!……ところでここって何処なんですか?」
周りを見てみるとあまり物のない質素な部屋。物がないのは僕の部屋とよく似ているな。
「んっふっふっふ…ココこそいづみさんの部屋だよ!
男を連れ込んだのは君が初めてだよ、満足させてね?」
満足って……掃除でもさせるつもりかな?なんでこんなところにいるんだ?
「なにボケっとしてんの?はは〜ん、緊張してんだ?」
「いや、なんで僕ここにいるんですか?」
「へ?お姉さんに会った後、君が泣き出して動かなくなったから連れて来たんじゃないの。
道の真ん中で泣くのは恥ずかしいから止めた方がいいよ?」
お姉さんに会った?……ああ!そうだ!ますみ姉さんに会ったんだ!
そして……誤解されたんだ。
「……う、うう……ヒック、ウック…」
「……はぁ、またかぁ。何で泣いてるの?男が泣いてたら嫌われるよ?」
僕はミカさんに話した。今までのことを…ますみ姉さんとのことを。


(なにコイツ、ボンボンじゃないわけ?…はぁ、そう簡単には玉の輿乗れないかぁ〜)
すべてはアタシの勘違い。話を聞いてみたら全て分かったわ。
どうやらこいつはアタシと同じく貧乏さん。
で、隣に住むますみって女(さっきの巨乳ちゃん)に恋してるんだって。
……そりゃ恋もするわ。あんなレベルの高い娘狙ってるなんて、さすがピュアボーイ。
恐れを知らないわね。
けどコイツって…一途、なんだよね。そういえばアタシにもあったよなぁ〜こんな時。
こんな一途でかわいい子に想われるなんて…羨ましいな。
「…ゴメンネ、アタシのせいで勘違いさせちゃったみたいね」
泣き止まないコイツの頭を撫でながら謝るアタシ。
「いいえ、誤解されたのは僕のせいです。僕がしっかり訳を言わなかったからです。
ミカさんは悪くないです」
泣き止んだけど目に涙を浮かべて言うコイツ。カ、カワイイ…
(うっ、なにコイツ……こんな可愛い事言うなんて……抱きしめたくなってきたじゃないのよ!)
気がついたらアタシ頭を抱きしめながら撫でていたの。
(…な、なに?このイメージプレイみたいな状況は?
そりゃイメクラで何度かした事あるけど…リアルでするとはねぇ)
あっ、また泣き出した……しかたないなぁ、久しぶりにプレイしてあげますか!
アタシも疼いてきたしね。
顔に手を添えて優しくキスするアタシ。きたきたぁ!エンジン掛かってきたぁ!
「ゴメンネ、ユウ君……お詫びに今日は慰めてあげるわ。お姉さんに任せてね」
耳元で囁くアタシ……3年間の経験で慰めてあ・げ・る!

バスタオルを取って全裸になるアタシ。……ピュアボーイ、いただきま〜す!


(な、なんだこの状況は……なんでミカさん裸になるんだ?)
『ゴメンネ、ユウ君……お詫びに今日は慰めてあげるわ。お姉さんに任せてね』
そう言ってミカさんバスタオルを取ったんだ。下には何も身につけてなかったわけで…
だ、ダメだ!こんなことしちゃ!こういうことは好きな人同士でする事だ……と思う。
「や、止めて下さい!こんなことしちゃダメです!」
目を背けて言う僕。
「……ユウ君、今だけでいいの。今だけ貴方を感じさせて…お願いだから」
…ミカさん、涙声だ。なんで僕なんかにこんな事…
「何でなんですか…何で僕なんですか?」
「…貴方、死んだ弟にそっくりなの。名前も同じだし…今日だけでいいからお願い」
その言葉に驚いてミカさんを見ると涙が流れだしている。……どうしよう。
「触ってみて…ほら、ドキドキしてるでしょ?貴方のせいなのよ」
僕の手を取り胸に当てるミカさん。…やわらかい。
「……お願いユウ君。今だけでいいの。今だけ私を抱いてほしいの。
あの子を忘れさせて…お願い」
その言葉に僕はミカさんを抱きしめていた。


(う〜ん、我ながら凝ったシチュエーションだねぇ。
死んだ弟の変わりにエッチするって…普通ありえな〜い!
まぁ、それがプレイ的にはいいんだけどね。…童貞貰いたいけどそれはさすがにダメだよねぇ)
抱きしめられながら考えるアタシ。結論として素股ですることにした。
アタシの素股は入ってるみたいだって大好評だったから満足するでしょ!
さ、プレイ始めますか!あぁ、興奮してきたぁ…久しぶりだからねぇ。

抱きしめられたままコイツのアソコをさする。うふふ、今日は可愛がってあげまちゅからねぇ〜
「あっ、ミカさん、そこは……」
「ダメ!今は姉さんって言って…お願いだから…」
ジッパー下ろしながら言うセリフかぁ?……ズボン邪魔ね。脱がしちゃえ。
「ユウ君、立って…お願い」
素直に立つコイツ……アソコは半立ちみたいだけどね。
ズボンを下ろしてトランクスに手を掛ける。あぁ〜なんか禁断の愛って感じで興奮してきたぁ〜
「や、やっぱりダメだよ、ミカさん!」
むっ、まだ抵抗するか?
「ダメ!今はお姉さんよ……んん…ちゅぱ、ちゅ、ちゅちゅ…ちゅぱ…」
無理やりキスするアタシ…もちろん舌入れてあげたわ。
唇を離すと虚ろな目をしてる…あぁ〜ゾクゾクしてきたぁ〜!
「ふふ、ユウ君、お姉さんと言ってね?…そうしたらココにも今のキスしてあげるわ」
トランクスの上からアソコを撫でながら耳元で囁くアタシ…もうビンビンじゃないの。
「あ、ああ…姉さんやめて…」
うふふ、ついに言いました。姉さんって言いました!よく出来ましたね、ご褒美上げますよ。
「うれしいわ、ユウ君。…私にまかせてね。上着も脱ごうか、ユウ君」
素直に脱ぎだすコイツ。脱いでる間もアソコから手は離さない。結構デカイね、こいつのって。
お?結構筋肉質じゃん、コイツ。

じゃ、始めましょうか…姉と弟の禁断の愛を…イメクラモード、スイッチオ〜ン!


(…何で服を脱いでるんだ僕は…こんなことしちゃダメだよ…けど頭が働かないよ…)
僕は服を脱ぎトランクス一枚になった。ミカさ…姉さんはアソコをずっとさすっている。
「こっちに来て、ユウ君…」
「はい、姉さん…」
もうこれが現実なのか夢なのか分からなくなってきた…もういいや。なるようになれ。
ベットに寝かされる僕。姉さんトランクスに手を掛けてきた。
「少しお尻上げてくれるかな?」
素直に上げる僕。
「うふふ、よく出来ました。これはご褒美……チュッ…チュポッ…ジュル…ジュポッ…」
ううっ!なんだコレ!気持ちいい…アソコを見ると姉さん僕のを咥えてる。
「あっ!ダメだよ姉さん!汚いよ!」
「はむっ、んっく、ユウふんに、きはないとこなんへ、はいわよ…ジュッポジュッポジュッポ…」
ああ…姉さん気持ちいいよぉ…うう…だ、ダメだよもう出ちゃう…
「も、もうダメ…姉さん出ちゃうよぉ…」
「はぁぁ…出していいわよ。姉さん飲んであげるわ。ユウ君の飲んであげる!」
姉さん右手でしごきながら僕のを顔に擦り付けている…い、いやらしいなぁ。
口に咥えなおしてさらに激しい動きで僕を攻め立てる姉さん。
ジュポジュポジュポジュポジュポ……
「うあああ〜!ね、姉さん!でるぅ!出ちゃうよぉ〜!」
ああ!も、もうだめだぁ〜!
……ドピュ!ビュピュ!ビュプ!ピュ!……
姉さんの口の中に大量に出してしまった…凄い…凄かった…
(んく、んく、ごくん)
あ、姉さん僕のを飲んでくれてる…嬉しいな。
「ケホッ…うふふ、ユウ君凄くいっぱい出たね。まだまだ出そうね」
僕の横に寝転んできながら囁く姉さん。

「次は姉さんを気持ちよくしてほしいなぁ…女の子を気持ちよくさせる方法教えてあげるね」


「ユウ君、胸触って…優しくだよ…んあ!そう、そこ気持ちいいよ。
…舐めて…ああん、そうよもっと舐めて…」
あはぁ…気持ちいい。…かわいい子にしてもらうとこんなに気持ちいいんだ。
今までは仕事だからヌク事ばかり考えてたからね。
「お手てお留守にしちゃダメよ?…ここ、触ってね」
右手を手に取りアソコに持っていく
あぁ…いいわ。男がイメクラにハマルの分かるわぁ…んん!
クチュ…クチュ…クチュ…
「あ、あ、あ、ああ!いい、いいわよ!ユウ君いいわぁ〜!」
乳首舐められながらアソコ弄られてる……ああん、気持ちいいわ。
「ん、ユウ君。ココ舐めて…姉さんのいやらしいココ…舐めて」
一度体を離させて、両足を開きアソコを広げるアタシ…早く舐めて!
「すご…凄いよ姉さん…凄くいやらしいよ…」
ピチャ…ピチャピチャピチャ…ジュル、ペチャ…ピチャピチャ…
まるで子猫がミルクを飲むように舐めてくるピュアボーイ。
ぎこちない舌使いが余計に興奮させるわぁ〜!
ひゃう!…あ、スゴ!…イヤ!……くうん…ああ!い、いきそ…
「ああ、凄いよ姉さん…いくら舐めてもどんどん濡れてくるよ!ベットまで濡れてるよ…
姉さんのココ、黒くてヒクヒクしてて、とてもいやらしいよ…」
ああ!凄いわ!もっと舐めて!もっとぉ!………黒い?
今コイツ…アタシの黒いって言いやがったな!
「ユウ君、交代よ。姉さんがすっごく攻めてあげる」
アタシは上に乗ってコイツのアソコをアタシのクリちゃんに当たるようにして腰をスライドさせる。
もちろん右手でコイツのを握り締めながら…これがアタシの18番の素股よ!
これで何人虜にしたか……アタシがイクまで止めてやんないからね!
黒いとか言った罰よ!……気にしてんだからね!
ヌッチャ…ヌッチャ…ヌッチャ……あ、んん!い、いいわ!
…コイツいいもの持ってるわね…んん!
「だ、ダメ姉さん!入れちゃダメだよぉ〜!」
うっふっふ、入れてないんだよ〜だ。…んっ、気持ちいい!
「で、出ちゃう、出ちゃう、出るぅ〜!」
ネッチャ…ヌッチャ…ヌッチャ……ドピュ!ピュピュ!ピュル……
ああん、もういっちゃったの?…あれ?小さくなってきた…そうはさせないよ。
人差し指にアタシのアソコから流れてる愛液を十分に付けてコイツのお尻に突き刺す。
「いひゃう!な、何するんですか!止めて下さいミカさん!」
おお?正気に戻ったのね…けど遅いよ。人差し指をクイッとな。
入れた指で前立腺をマッサージ…はい、復活しました!
「うっひゃう!み、ミミミカささんん!」
うるさいなぁ。…ヌチュ…ヌチュ…ん、あ、あ、いい、気持ちいい…
ヌッチャ…ヌッチャ…ヌッチャ…ヌッチャ…
さらに腰の動きを激しくするアタシ。
アタシがイクことができたのはコイツが3回イッテからだった。


僕はベットの上で三角座りしている…全裸でだ。
「ごめんって。謝るから許してよぉ」
ぼ、僕の体……汚れちゃった……汚されちゃった。
「ねえ、ユウ君…減るもんじゃないんだからいいじゃないの。あっ、精子は減ったかな?
けど君も最初はノリノリだったじゃない?」
お、お尻に指を……それで立っちゃうなんて…僕は変態なんだ。
「シャワー浴びなきゃザーメン臭いよ?」
ますみ姉さんに嫌われる…嫌われちゃうよ…
「そんな怒んないでよぉ。気持ちよかったでしょ?5回もイッタんだから」
こんな変態…死ななきゃダメだよね?短い人生だったなぁ…
「ほらぁ、元気出してよぉ。アタシと5回もしようなんてお店だったら7〜8万かかるよ?
得したじゃん!」
どこで死のう…迷惑が掛からないとこがいいなぁ。
「仕方ないなぁ…サービスでもう一回してあげるよ」
「もう黙っててよ!こんな…汚れた僕なんて…もうほっといてよ!」
う、うう…涙が出てきた。
「ハァ?…お前今、なんて言った?汚れてる?アタシとしたからか?
じゃあアタシは汚れた汚物か?もう一度言ってみろ!」
ミ、ミカさん?こ、怖い…凄く怖いよ。
「確かにアタシは3年間、風俗で体売ってたよ。
あんたをいかせてあげたのもその時のテクニックだよ。
けどねぇ、汚れてるはないんじゃないの?好きで風俗で働く女がいるもんか!」
ミカさん、泣い…ている?
「アタシはねぇ、プライド持ってやってたんだよ?
アタシにつく客全員に最高の時間を過ごして貰おうとね!
確かに安っぽいプライドかもしんないけどね…
そのプライド持ってやってたことを汚いなんて言われちゃね……
風俗で体張って頑張ってる娘達全員を馬鹿にされたことなるんだよ!」

ぼ、僕は知らないとはいえ…なんて軽はずみなことを言ってしまったんだ!


「ご、ごめんなさい!軽はずみなこと言ってしまって…許してください!」
土下座する僕。
「……気持ちよかったでしょ?そういう夢のような時間を一緒に体感するのが…
風俗なんだよ」
「ミカさん…」
「違うよ、アタシのホントの名前は佐藤いづみよ…アタシこそゴメンネ。
ちょっと悪乗りしちゃったわ」
そう言ってほほ笑むミカ…いや、いづみさん。
「君、カワイイから悪戯したくなったのよ…けど安心して。君、まだ童貞だから。
入れてないからOKでしょ?」
「いづみさん!そういう問題じゃないですよ!」
館長みたいなこと言う人だな。
「あはは!元気になったね。…もう一発しとく?今なら童貞貰ってあげるけど?」
はぁぁ、さっきの怒りはなんだったんだ?
「あ、な〜に?なんでため息なのよ?
やっぱりますみ姉さんじゃないとイヤなのね…アタシは遊びだったのね?」
「遊びとかそういう…ってなんで僕の好きな人がますみ姉さんだって知ってるんですか!」
「いや、君の態度でバレバレよ?森永さんは気づいてないの?」
ええ!そうなの?僕の態度って…バレバレなの?
「なぁにショック受けてんのよ!やっぱり君、面白いねぇ〜。
よし!いづみ姉さんが協力してあげる!」
そう言って僕の胸にパンチをしてきた。
「アタシに任せてよ!どんな性の悩みでも答えるわよ!遠慮しないで、友達でしょ?」
「そんな答えはいらないですよ!」
「あらぁ、付き合うようになったら必要だと思うけどなぁ」
「……その時にお願いします」
「あはは!分かったわ、期待せずに待ってるよ!
とりあえずシャワー浴びてザーメン落としたら?臭ってるよ」
あう!…とりあえず僕はシャワーを借りてサッパリする事にした。

こうして僕には強力な?味方が出来たんだ。…味方かなぁ?
まぁ一応女性だからますみ姉さんの気持ち分かるだろうし、いろいろ相談に乗ってくれるって言
ってくれたしね。
それに……こっちに来て出来た始めての友達だしね!……友達があんな事するかなぁ?
当面の目標はますみ姉さんの誤解を解くこと!
いづみさん協力してくれるかなぁ…不安だ。

けどいづみさんのおかげでますみ姉さんとのデートが実現したんだ!
でもその時になぜお酒が強い人としか付き合わないって言ってるのか分かったんだ……
そしてそれ以上にショックなことも知ってしまった。
僕に出来ることって何があるんだろう…ますみ姉さん…





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