仕事帰りの夕方、喫茶店に女3人集まって週に一度のミーティング。
お互いの彼氏のことを相談する。
まぁほとんどがあたしが後輩にアドバイスするだけなんだけどね。
「全然ダメね。甘えてちゃダメよ、彩。あんたはかなりの美人だわ。
けどね、美人は三日で飽きると言うわよ。
あんた、今のままじゃ静馬先輩に飽きられてしまうわよ」
ふぅ、この子、男って生き物を分かってないわ。
「ますみ、あんたもダメね。いつまでもそんなラブラブな関係が続くと思ってるの?
綾崎君、押しに弱そうだから危ないと思うわよ?」
ホントダメね。二人揃って仲良くダメな子達ね。
「けど先輩。拓にぃはアタシにゾッコンなんですよ?そんな拓にぃが浮気なんてするかな?」
「私の湧一さんも浮気なんてしません。先輩の考えすぎですよ」
甘すぎるわね。まるで夢見る乙女ね。あんた達、もうそんな年じゃないでしょ?
「彩。静馬先輩ね、直樹と一緒にまた風俗に行こうとしてたわよ?
あたしが未遂にしてあげたけどね。これで何度目かしら?」
「ええ!先輩ホントですか?……あのスケベ拓にぃがぁ〜!」
彩、スプーンをヘシ折るのは止めなさい。
「ますみ、綾崎君はお義父様に連れられて今度はキャバクラに行ったそうよ。
お義父様言ってたわよ。『綾崎君ばかりがモテてあまり面白くなかった』ってね。
携帯チェックしてみたら?キャバクラ嬢からのメールが入ってると思うから」
「ゆ、湧一さんが?…フ、フフフ…裏切ったのね、湧一さん…フフフフ…」
ますみ、おしぼりにフォークを突き刺すのは止めなさいね。
この子達この程度で動揺するなんて、まだまだね。
やっぱりあたしが教育してあげなきゃね。
「あんた達、自分の男を恨む前に自分を恥じなさい。満足させることが出来なかった自分をね」
格言ね。我ながらすばらしい言葉ね。
「けど先輩もよく池田さんに風俗に行かれ…」
ゴスッ!ゴスッ!
「なんか言った彩?……ん?どうしたの二人とも?頭なんて押さえて。
誰かに叩かれたりでもかしら?」
頭を押さえて涙目の二人。あんた達、口は災いの元よ。
「なんで私まで…」
いいじゃないの、ますみ。彩とは親友なんでしょ?
「ますみ、ブツブツ言わないの。あたしが男を満足させる方法、教えてあげるから」
とたんに真剣な目であたしを見る二人。ふふふ、可愛い後輩じゃないの。
よしよし、先輩が教えてあげるからね。男を夢中にさせる方法を。


あたしの名前は辻原かなえ(つじはらかなえ)。23才女、彼氏有り。
付き合いだして一年近くになる。
愛しの彼の名前は池田直樹(いけだなおき)。27才、なかなかのいい男よ。
付き合うきっかけはあたしが狙っていた人の事を直樹に相談したこと。
狙っていたのは今は彩の彼氏の静馬先輩。当時はフリーだったからね。
直樹は先輩と仲がいいから相談していたら、優しくて男らしい直樹に惚れちゃったの。
しかもエッチをしてみたら体の相性もバツグン!あたしの運命の人と確信したわ。
ただ彼ってば少し浮気癖があるみたい。浮気といっても風俗に行くだけなんだけどね。
けどあれだけ出さしてるのになんで風俗に行く余裕があるのかしらね。…不思議だわ。
そんなあたしの話を真剣に聞くこの子達はあたしの大学の後輩。
黒髪で長髪のスレンダーな美人が国生彩(こくしょうあや)、21才。あたしの会社の先輩の静馬
先輩と同棲している。
もう1人のかわいい顔して巨乳のこの子は森永ますみ(もりながますみ)、同じく21才。隣の部屋
に住む同じ大学の後輩とほぼ同棲みたいな生活をしている。
この子達がお互いの彼氏と付き合うようになるまではいろいろあったけど、
今が幸せなら過去なんて関係ないわ。
……うん、関係ないはずよ。

「先輩?なにボーっとしてるんですか?」
彩の声で我に返るあたし。少し昔を思い出しちゃったな。
「え?ああゴメンね。ちょっと考え事しててね。
ところでますみ、あんたもう胸ではしてあげたの?」
あたしの問いかけに真っ赤な顔で頷くますみ。なんだ、することやってるじゃないの。
「そうなの。けどねいくら喜ぶからといって毎回してちゃダメよ?
ここぞという時だけにしなくちゃ飽きられてしまうわよ。
それにただするだけじゃダメ。そこにいくまでのシチュエーションを大事にしなきゃね」
「シチュエーションって…どういうことですか?」
…確かこの子、ファミレスでバイトしてたわね。
「去年のクリスマス、彩にサンタのコスプレでプレゼント渡させたのよ。
そしたら静馬さん、凄かったんだって。男ってそういうものよ。
普段と違う姿になるだけで興奮するの。あんたはファミレスの制服で一度してみなさい。
多分綾崎君、獣になるんじゃないかな?ただし、ここぞという時よ?それを忘れないでね」
メモを取りながら頷くますみ。こんな事までメモするなんて根が真面目なんだよね。
「彩、あなたの武器はそのスラッとしてきれいな足よ。
今までの静馬先輩との話を聞いてると先輩は足フェチね。
だから風俗に行こうとした罰として、その足でいじめてあげなさい」
「いじめるってどうするんですか?」
あら?彩までメモしてるの?この子も静馬先輩の為に必死なんだね。
「そうね、足でアソコを軽く踏みつけてあげるなんていいと思うけど?もちろんミニスカでね。
男は視覚でも興奮するから下着が少し見えるようにしながら優しく踏みつけるの。
露骨に下着を見せるのはダメよ?あたしの経験からするとチラリと少し見えるほうが興奮する
みたいね」
赤い顔して頷く彩。ホントに素直でいい子達ね。
「イクまでグニグニと踏んづけてあげなさい。きっと喜ぶわよ。
ただし、これもここぞという時だけよ?普段からしてると癖になっちゃうからね。
あたしがそれで苦労してんのよ、あんた達も気をつけなさいね」
そうなのよね、苦労してるのよ。直樹を満足させるのって大変なのよね。
あたしと直樹ってエッチに対する考えは似ているの。お互い割り切ってプレイするのよ。
楽しくエッチする為に気持ち良い事はどんどんしようってね。
アタシ達には恥ずかしいからイヤ!なんてないからね。
お互いにお尻なんかも全然OKだから。
まぁ直樹は最初かなり抵抗してたけど、あたしのフィンガーテクの前には轟沈したわ。
クスッ、カワイイのよね。指を入れる瞬間の直樹の顔。あんな顔みたら癖になっちゃうわ。

直樹のカワイイ顔を思い出しクスクス笑うあたし。……直樹をいじめたくなっちゃった。

(ねぇますみ、また先輩思い出し笑いしてるよ?池田さんどんなことされてるんだろうね)
(しぃ〜、先輩に聞かれたらまた拳骨よ?
それより後でクリスマスの時の話、聞かせてちょうだいね)
(あんたもする気ね?分かったわ。けどホントに獣になるから気をつけてね)

どう攻めようかな〜?ってそういえば今日は偶数日?
じゃ、今日は直樹が攻める日ね。いじめるのは明日かぁ…


「あれ?森永っち?こんなとこで会うなんて…運命の出会いね!
だからコーヒー奢ってちょーだい!」
仕事に行く前に飲む一杯のコーヒー。
セクキャバに勤めるアタシにとっては気合を入れる儀式みたいなもの。
いつもの喫茶店に入ると……巨乳ちゃんを発見!ちょうどいいわ、奢ってもらおっと。
「こんばんわ、佐藤さん。申し訳ないんだけど今日は無理なの。
というかあなたに奢る理由なんてないから」
あらま冷たい。まだピュア君(巨乳ちゃんの彼氏の綾崎君)に手を出した事怒ってんの?
心が狭いねぇ。
「そんなに根に持たないでよ。そんなだと胸垂れるよ?」
「垂れません!私の胸はピッチピチです!」
喫茶店で大きな声でピッチピチなんて…いや〜このカップル、からかうと楽しいわ。
「ますみ、なに恥ずかしい事叫んでるの!ところでこの人ますみの友達?」
んん?誰よこの女は?隣にいるのは巨乳ちゃんの相方でしょ?
…あれ?この人どっかで見たことがあるような?
「先輩、この人アタシ達と同じ大学に通う人でますみと付き合う前の綾崎君にちょっかい出して
たんですよ。まぁ今はただの友達になったみたいですけどね」
スレンダーちゃん、分かりやすい解説ありがとうね!
「あらそうなの?まぁ昔は関係ないからね。
ますみもそんなに敵意むき出しにしないで仲良くやりなさい。
始めまして、あたしは辻原かなえ。同じ大学を卒業したあなたの先輩よ。よろしくね」
んん?『辻原かなえ』って聞いたことがあるぞ?……あああ!お、思い出したぁ!
「ま、まさか辻原先輩ですか!あの『落日の○ス』や『ド○ール動乱』の!
うわぁ、握手して下さい!あ、あたし佐藤いづみっていいます。
先輩の高校の一つ下で今年大学に入学したピッチピチの一年生です!」
うわぁうわぁ!凄い!こんな事あるんだ!ラッキー!
喜ぶあたしを尻目にキョトンとしてる巨乳ちゃんにスレンダーちゃん。
なによ、あんた達先輩の伝説知らないの?
今日の仕事は休みね!こんな時に働いてらんないわ!


いつもの3人でのミーティングのはずが突然現れたますみの怨敵、佐藤いづみがかなえ先輩に
握手してもらってる。
なんで?なんで握手なの?それに訳分かんない事言ってたし、なんなの?
「ねぇ佐藤さん。さっき言ってたのってなに?」
ますみも気になってたみたいね。アタシも気になるわ。
「え?森永っち知らないの?辻原先輩の伝説、地元じゃ有名よ?
仕方ないなぁ、教えてあげるね。
『落日のモ○』これはね、当時かなえ先輩が付き合ってた男をカツアゲして怪我させた不良達
がいたの。
その不良達を夕方のハンバーガー屋でフライパンを持った先輩が1人で叩き潰したのよ!」
……ありえるね、先輩なら。
「『○トール動乱』これは凄いわよ!あたし目の前で見てたもん!
逆恨みした不良グループがコーヒー飲んでた先輩に襲い掛かったの!
けど鞄に入れてたフライパンで返り討ちよ!
あいつら地元じゃ有名なワルで女の子をレイプしてるとかクスリしてるとか悪い噂ばっかりあっ
たんだけどね。
そいつらをたった一人の女子高生が殲滅したのよ?凄いでしょ!」
……それもありね、先輩なら。
「『ド○ール動乱』のしばらく後にその不良達全員逮捕されたのよ。理由は分からないけどね。
噂によると先輩に潰された時になにか変なもの持ってて、それを警察が見つけたって話よ?
先輩のおかげで不良達はいなくなり地元は平和になったんだから!
もうかなえ先輩って伝説なのよ!」
……ちょっとした都市伝説ね。なんか先輩ならなんでもありな気がしてきた。
「なにおおげさに言ってんの、そんなたいそうな事してないわ。
ただ降りかかる火の粉を払っただけよ」
……フライパンで払ったんですね。
「あ、そういえば逮捕された不良達、出所したそうですよ。後輩が見たって言ってました」
「……あら、そうなの?でももうあたしには関係ないから。過去は気にしないのよ」
ん?いづみさんの言葉に一瞬だけ先輩の顔色が曇ったような気がしたけど、
気のせいかなぁ?
「じゃ、そろそろ解散しましょうか?お互い男が待ってるはずだしね」
「ええ〜!もう少し話しましょうよ!」
「ゴメンね佐藤さん。愛する彼が待ってるのよ」
そう言って池田さんの写メを見せる先輩。
アタシも早く帰って先輩から教えてもらったこと、拓にぃに試さなきゃね。
「あれ?なおっちじゃん。先輩の彼氏だったんですね」
池田さんの写メを見ていづみさんが言った言葉。なおっち?なにそれ?
「アタシ今、セクキャバで働いてるんですけど、この人よく店に来ますよ?この人ですよね?」
そう言って携帯を見せるいづみさん。
そこには女の人の胸をもんでいるニヤケた顔の池田さんと……拓にぃが。


先輩と彩はいづみさんの携帯を見て固まってる。池田さんに静馬さん…懲りない人達ね。
「……彩、お互い忙しくなりそうだから帰りましょうか?」
「エエ、ソウデスネセンパイ」
「佐藤さん、彼の情報が入ったらあたしに知らせてね。じゃ、またね」
先輩、私達の分もお金を置いて走って店を出ていったわ。…物凄く怖い顔をして。
「ますみ、アタシも帰るわ。いづみさん、こっちの男の情報もお願いね」 
殺気を振りまきながらほほ笑む彩はそう言って私達二人を置いて走って店を出て行った。
きっと今夜の天気は局地的な血の雨ね。
「……いづみさん、私達も出ましょうか。ところで湧一さんは店に行ってないですよね?」
「そうなのよ、ピュア君あまり来てくれないのよ。いづみさん悲しいわ」
ホッ、さすが私の湧一さん。池田さん達とは違……『あまり来てくれない』?
「あまり来てくれないって、どういうことですか?」
「ん?言葉のままの意味よ。カンチョーって人と一緒に時々来るだけよ。
あ!これって口止めされてたっけ?忘れてた」
……フ、フフフ…湧一さん裏切ったのね…フフフフフ……
「も、森永っち?笑いながらフォークでメニューに穴開けるのはいけないと思うなぁ〜?」
「あ、そうよね。どうせ刺すなら……フフフフ……」

このフォークって持ち帰り出きるのかしら?刺し心地いいわ……ウフフフ……


「なぁ静馬、お前は彩ちゃんとの結婚って考えてるか?」
同僚の静馬と仕事帰りに居酒屋で軽く飲む。
お互いの大事な人のことを相談するいい機会だ。
「オレか?それはな……秘密だ」
「なんだよそれ!でも一応考えてはいるんだな?
はぁ〜、最近かなえ、クソ親父のこと『お義父様』なんて言い出したんだよ。
これマズイよな?絶対に結婚狙ってるよな?」
そう、最近のかなえは少しおかしい。ていうか俺と結婚したくてたまらないみたいだ。
「確かになぁ、かなえちゃんお前と結婚したがってるよな。
この間なんか部長に『結婚する時には仲人お願いしますね』って言ってたしな。
まぁ年貢の納め時じゃないか?」
……マジ?かなえ、暴走してんじゃんか!
「はぁ…俺だってかなえと結婚したいよ。けどなぁ、少し前に話したろ?俺の家の事情を。
こんな俺が幸せな家庭を築く事が出来るのかって考えたら…踏み切れないんだよ。
かなえを不幸にするんじゃないかってな」
「まぁ、一生の問題だからな、よく考えろ。
けどな、結婚しないほうがかなえちゃん、悲しむと思うけどな。
いっその事、かなえちゃんに決めてもらったらどうだ?まだ話してないんだろ?」
コイツ、人のことだと思って気楽に言いやがる。それでも友達か?
「そう簡単に話せるわけないだろうが!…ん?メールか?
…悪いな静馬、かなえが早く帰って来いってメールしてきたわ」
「めずらしいな。今日は女3人での食事会のはずだろ?
じゃ、彩からも帰って来いって連絡あるな。オレも帰るか」
静馬と店の前で別れて愛する人のいる部屋へと帰る俺。
今日は偶数日か…俺の攻めだな。
俺たちは偶数日と奇数日でどちらが攻めるかを決めている。
偶数が俺、奇数がかなえ。え?何を攻めるかって?SEXだよSEX!
お互いに性欲が強いからほぼ毎日してる。
俺には少し前までは一日最低3回という恐ろしいノルマがあった。
今はかなえが攻めの時だけ3回出してる。
毎日3回はきついからな。2日に一度になっただけでも助かったよ。
けど、最近になって気がついた事がある。
かなえ、俺とのSEXでイッたことがないんじゃないか?ってな。
軽くはイッてるみたいだが本当の絶頂ってのはないんじゃないか?
俺、結構なテクニシャンだと思ってたんだけどなぁ。
よし!今日こそは攻めまくって失神させてやる!覚悟しとけよ?今日の俺は一味違うぜ!


「ただいま〜、帰ったぞかなえ〜」
……あれ?いつもはお出迎えの即フェラ(玄関でいきなりのフェラチオ)なのに、どうしたんだ?
「…おかえり直樹。今日ね、面白い事聞いたんだ」
なんだ?かなえテンション低いな。
「心理テストしま〜す。今から言う質問にYESかNOで答えてね」
「おいおい、いきなり何だよ?答えればいいんだな?」
気のせいか?いつものテンションだな。
「ではいきま〜す!あなたには今、好きで好きでたまらない人がいる」
「YES!」
「その人がいれば他の人なんて目に入らない位好きだ」
「YES!!」
なんだよこれ。心理テストなんかじゃないだろ?かなえもカワイイことするな。
「じゃあ次はね、気がついたらいつもその人のことを考えてる」
「YES!!!」
かなえ、これはなにかのプレイなのか?
「…けどセクキャバに行くのは好きだ」
「…NO」
「同僚と一緒にセクキャバによく行く」
「……NO」
ま、まさか…誰だ?誰がチクッたんだ?
「セクキャバで胸を揉んでいる写メを見せられた彼女の気持ちを考えた事がある」
「………NO」
ば、ばばばば馬鹿な、なんでバレたんだ?親父か?クソ親父か?
「では最後に言いたい事はありますか?」
「……かなえ、あれは男の夢なんだ!ロマンなんだよ!」
握りこぶしで熱く語る俺。
「ハイ却下。判決は…分かってるわね?」
うう…誰か助けて……
「さ、服を脱ぎなさい。さっさと脱・ぐ・の!」

……誰だ、誰がチクったんだ?静馬!お前は逃げろ!逃げのびろ〜!


「さ、両手を壁について足を広げてね。少しお尻突き出して…そう、そのまま動かないでね」
このあたしがいるのにセクキャバなんて許せない!
「イヤだったらはっきり聞こえるように言うのよ直樹。分かった?」
あたしは壁に手をついて立っている直樹の背後に回り後ろから直樹のアソコをさする。
「どう?気持ちいい?」
あたしの問いかけに答えようとする直樹。
「ハガガ、フガガ!」
なに言ってるか分かんないわよ?ちゃんと喋りなさいよ。うふふ、話せないよね?
だって直樹の口にSMの道具『セシュター』(ピンポン玉に穴が開いたようなもの)
っていうの着けてるんだから。
いい買い物したわ、こんなに早く使えるとはね。
こんな物までインターネットで買えるなんて便利な世の中ね。
背中に舌を這わす、もちろん手はアソコを握ったまま。
ピクンとなる直樹、息も荒くなってきてるわ。
「ああ、直樹。気持ちいい?気持ちいいの?」
シュッシュッシュッ…しごきながら耳を舐める。すごいわね、もうビンビンね。
「何回か出しちゃおうか?…もっとお尻を突き出して、直樹」
あたしの言葉に素直に従う直樹。あはぁ、すっごく興奮してきたわ。
「じゃ、入れるね?その前に……ペロッ、ちゅちゅ、レロッ…」
いきなり入れたら痛いからね、よくほぐさないと。以前にいきなり入れて怒られたしね。
直樹のお尻の穴に舌を這わせて指で優しく愛撫する。
いきり立ったアソコはもちろんしごいているわ。
「はぐぁ!ふん、ふがぁ!」
あん!お尻に力入れないでよ。………ツプッ!
「ひぐぁっ?ハ、ハガァァァァ……」
「ほら?入ったわよ直樹。あなたのお尻にあたしの指が入ってるわよ?」
うふふ…直樹いっぱい出してね?…あたし以外の女なんて見るからよ!
直樹の中で指を動かす。どこに前立腺があるかは分かっている。
「ここでしょ?ここが気持ちいいんでしょ?」
グニグニ……指を動かすたびに直樹の膝がガクガク震える。
「はがぁ、はががぁ、ひががいひ…」
うふふ、なに言ってるか分かんないのよ。そろそろイッちゃいなさいね。
アソコをさするスピードを上げ、前立腺も激しく攻め立てる。
シュシュシュシュシュ、グニグニグニグニ………
「ひっぐあ!が、がぁぁぁ!…ふがぁ!」
ドピュ!ブピュ!ビピュピュ!……ピュ…
壁に激しく叩きつけられる直樹の精液、すっごい大量ね。……まだまだ出そうね。
「がはぁがはぁがはぁ」
口からよだれを出しながら荒い息の直樹。
「な・お・き、気持ちよかった?」
あたしの問いかけに頷く直樹。
「そう、よかったわ。まだまだしてあげたいんだけど、今度はあたしに…ね?」
セシュターを外して直樹の口の周りに着いてるよだれを舐め取る。
「頑張ってくれたらセクキャバの事は許してあげるから」
あたしの言葉にキスしてくれる直樹。
「もちろん頑張るよ。先にベットで待っててくれるか?」
ベットの中で直樹を待つ。部屋に入ってきた直樹の手にはセシュターが。
あれ?なんで持ってるの?
「お前もコレ買っていたなんて…考える事は同じだな」
直樹も買ってたんだ。同じ事考えてたなんて…なんかうれしい。
「今度は俺がお前をメチャクチャにしてやるよ」
あぁ…直樹ぃ。…して。メチャクチャにして!
セシュターを着けられながら興奮するあたし。お願い、嫌な事忘れさせて!


「なぁかなえ、お前なんかあったのか?今日はやけに甘えてくるじゃないか」
かなえとの濃いSEXを終えたまったりタイム。腕枕をしながらかなえに聞く。
「……ん、ちょっとね。嫌な事、思い出してね」
「めずらしいな、お前が昔の事で気分悪くするなんて。
いつもは『過去は関係ない』って言ってるのにな。
…大丈夫か?なにか力になれるか?」
俺の言葉に涙ぐむかなえ。なにがあったんだ?知りたいけど無理には聞けない。
人には他人に話せない、話したくない過去があるもんだ。俺にもあるからな。
「ありがと、直樹。…じゃ、せっかくだから」
お?話してくれるのか?
「もう一度、ね?」


あたしは直樹のにしゃぶりつく。好き、直樹好き!
「ん、ん、ジュポッ、ん、直樹、気持ちいい?」
直樹のアソコの裏筋に舌を這わす。亀頭を優しくなめて尿道に軽く舌を入れる。
そのたびに直樹のが熱く固くなる。うれしい、感じてくれてるんだ。
「う、いいよ、かなえ凄くいい。うう、最高だ…」
その言葉がうれしくてたまらない。
あたしはもっと気持ちよくなってもらおうと口に咥えて唇で締め付ける。
口に中では舌で亀頭を愛撫する。
ジュック…ジュッポ…ジュル!
「ぷはぁ!…はぁはぁ。…ねぇ、そろそろ入れるね?我慢できないの…」
口でイッてほしかったけどあたしが限界、我慢できない。
早く直樹に抱いて欲しい。直樹だけの物にしてほしい。
「分かった。今ゴム着けるよ」
……また着けるんだ。今まで一度も生でしてくれた事ない。
なんで直樹?あたしとの子供、欲しくないの?
あたし直樹だけの物になりたいのに。あんなやつら、忘れたいのに…
今でも時々夢に出てくる。あいつ等に中で出されたあのシーンが。
そう、あたしは昔、レイプされた。昔付き合ってた彼氏に怪我をさせた不良達に。
一度は返り討ちにしたけど彼氏を人質にされて抵抗できなかった。
無理やり抱かれて中に出された…何回も。
あいつ等はあたしが警察に訴えて逮捕された。
他にも余罪がいろいろあったみたいで警察に狙われてたらしい。
ならなんで、もっと早くに捕まえてくれないのよ!おかげであたしは今も苦しんでるのよ?

あたしはあいつ等を忘れたくて…あいつ等に抱かれた事を忘れたくていろんな男達と寝た。
SEX自体は気持ちよくて好きだ。けどあいつ等の事が頭に浮かんでイクことが出来ない。
気持ちよくなろうといろいろ勉強もした。今ではかなりの知識になってると思う。
けど無理だった。あいつ等との事が頭に浮かぶ。
…でも直樹となら忘れられる、そう思っている。そう信じたい!
せっかく忘れそうだったのに、なんで今になって出てくるの?いつまであたしを苦しめるのよ!
「……なえ!かなえ!どうした、なんで泣いてる?何かあったのか、かなえ!」
……え?あ、あたし泣いてる?直樹の前で泣いちゃったんだ。
「ううん、なんでもないよ。…ゴメンやっぱりもう寝るね」
「……ああ、おやすみ。かなえ、1人で抱えようとしないでくれ。
いつでもいい、いつか話してくれ」
……ありがとう、直樹。でも、こんなこと話せないよ。嫌われたくないから…
愛してる、おやすみ直樹…


次の日の朝、目覚ましで目が覚めた。嫌な気分だ。理由は分かっている。
かなえはなにかに苦しんでいる、しかし今の俺には話せないことらしい。
そんな情けない自分に…かなえの力になれない自分に嫌気が差してるんだ。
この俺の股間に顔を埋めている最愛の人の力になれないなんて…何やってんだよ、俺は!
…え?股間に顔を埋めてる?……うおお?朝から何やってんだよ!
「か、かなえ?朝からなにして……うう!」
き、気持ちいい。う、凄くいいぞ、かなえ。
「ぷはっ、おはよう直樹!朝一の搾り立ていただくね?はむっ」
かなえ、そんな親父みたいな事言うなよ…うう、すごい…
かなえの舌が亀頭や裏筋、尿道を舐めてながら時々喉の奥まで咥え込んで喉で締め付けるよ
うにしてくる。
頭を前後に動かして俺のを攻め立ててきて、手は睾丸を優しくもんでくれている。
ジュル…ジュポ…ジュル…ジュプ…ズズズズ…ジュッポジュッポジュッポ…
「くあぁ、だ、だめだ!かなえちょ、待って…うっくぅ!」
ドピュ!ピュピュ!ドプ!
ううう、朝から秒殺されてしまった。
俺の出したのを口で受け止めて飲み込んでくれてる。
「けほっ、あ〜おいしかった!朝は直樹のが一番ね!」
そんな爽やかな顔で言われてもなぁ。かなえ、少しは元気になったんだな。
「…ありがとう直樹。夢の中でもあたしのこと心配してくれてたんだね」
へ?なんだそれ?
「寝言で言ってたよ?『かなえ、お前を守る!お前が好きだ』ってね」
うわ、恥ずかしいな。寝言でそんな熱い事言うなんて俺は中学生か?
「だから今のはサービスよ。…次は直樹がサービスする番ね」
そう言ってショーツを脱ぐかなえ。おいおい、朝からですか?やっちゃいますか?
「好きよ、直樹…来て…」


今、俺の目の前にいる女性、辻原かなえは俺の会社の同僚であり、最愛の恋人である。
そして彼女は性欲が強い…そう、『彼女は性豪』なんだ。

次から朝は止めような。会社遅刻しちゃうだろ?まぁ今日はするけどな。





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