『おいおい、あれは池田の冗談だろうが。ちょっとしたコミュニケーションだよ。
それにおれがヘンな趣味をしてるって、ウソの情報を流したのはお前だろ?
おれは分かってるんだぞ?』
池田さんを潰すという先輩をたしなめる相川先生。それを聞いてホッとする池田さん。
ラインフォード先輩が噂どおりの人なら、ホントに潰されちゃいそうだもんね。
にしてもなんで先生の悪い噂を先輩が流すんだ?訳が分からないぞ?
美里さんは先輩が何故そんな事をしたのか理解した様子で、
なるほどと頷きメモに書き込んでいる。
ちょっと覗いてみると…『悪い虫を排除するには有効な手段』と書かれていた。何のことだろ?
『…それはさておき、西園寺さんに私の後任をお願いしようと考えていたのは本当ですわ。
青葉くんはおまけですわ。けどホントに西園寺さんはお馬鹿さんですわね。
会長になればこの部屋を好きに使えるというのに…
ね、健一さまぁ。レイリアは疼いてきましたわぁ』
美里さんのメモの意味を考えていたら、話が一気に進んでしまった!
こ、この流れはまさか?ここでしちゃうつもりなの?興奮して思わず唾を飲み込む。
隣で池田さんも真っ赤な顔をして聞き耳を立てている。
い、いいのかな?このまま聞くのって犯罪のような気がするけど?
美里さんも赤い顔して目も潤んでいる…なんで僕を見つめてるの?
(やーくん、後で練習しましょうね?…疼いてきましたわ)
こ、これは…棚から牡丹餅なのかな?
『ねぇ健一さまぁ、レイリアは我慢できそうにありませんわ。
抱いてくださいませ。レイリアを滅茶苦茶に抱いて抱いてくださいませ!』
シュルシュルとなにかを脱ぐ様な音が聞こえる。
こ、これはエロい!見えないから逆に興奮する!
(…西園寺先輩、青葉くん、もう帰ろうよ。これ以上聞くのってダメだと思うよ)
確かに池田さんの言うとおり、これ以上は聞いちゃいけないような気がする。
美里さんに視線を向ける。…まだ聞いていたいといった顔だ。どうしよう?
『…あやしいな。お前、何かを誤魔化そうとしているな?
だいたいなんで勝負下着なんか着てるんだ?
いまさらそんなのを着て誰に見せようとしてる…誰かに見せる?』
『んな?な、なななにを仰いますの!レイリアは健一様にしか見せませんわ!』
『ならなんで学校にそんなの着て来ているんだ?
まるで最初からおれとしようと考えて…なるほどね』
なんだ?話の展開がよく分からないけどなんか面白い話になってきたぞ?
池田さんも僕と同じことを思ったのか、さっきまでとは違い、話を聞く気満々だ。
『なんかおかしいと思ったんだよ。
お前が急に生徒会に人を増やしたいなんて言い出すんだからな。
お前、青葉達を利用しておれ達の仲を学校に広めるつもりだったろ?』
えええ?先輩、そんなこと考えてたの?
ビックリしてる僕の横で美里さんがペンをへし折った。
(このあたしを利用するですって?…さすがはラインフォード先輩、いい度胸していますわ)
肩を怒りでフルフル振るわせる美里さん。
なんか美里さんと先輩って性格が似てるような気がする。
『だいたいお前が池田に怒りを覚えるわけないんだよ。
だっておれの悪い噂、お前が全部流してるんだからな。
そんなことしなくたっておれはモテないっての。
それに青葉と西園寺を呼び出したのはあれだな?
西園寺と口げんかをしておれに怒られるためにだな?
で、拳骨を食らってワザとおれの事を健一様と呼んだんだな』
先生の推理が当っているのか、何も言い返せないラインフォード先輩。
まるで相川先生はメガネをかけた私立探偵みたいだ!推理が冴えてるよ!
『問題はなぜ急に制服を脱ぎだしたか、だな。…そうか、そのための勝負下着か。
お前、おれとのSEXを青葉たちに覗かせるつもりだったろ?』
な、なななんだって?先輩、なんて素敵なことを考えてたんだ!
(愛する人との営みを、他人に覗かせようなどと…最低ですわ)
先輩を軽蔑する美里さん。
僕達も秋山さんに全部知られてるんですよ?この人、分かってるのかな?
『おいレイリア、なんか言ってみろ。おれの言うとおりだろ?
んん?ってことは今も青葉たちに覗かれてるのか?
お〜い、お前等、覗いてないで入ってこいよ』
外に僕達がいることに気がついた先生。どうする?逃げるか?



「先生、失礼します。あらあら、これが先輩の勝負下着ですの?
そんな格好で、はしたないですわね?」
戸惑う僕達を尻目に、堂々と生徒会室に入って行った美里さん。もう少し考えようよ!
(ええええ?入っちゃったよ!青葉くん、どうしよう?)
(どうしようもなにも、こうなったら僕達も入らなきゃ、逆に何を言われるか分からないよ)
(…うん、そうだね、腹くくらなきゃね!)
フン!と気合を入れて部屋に入っていく池田さん。僕もそれに続く。
「失礼しま……す」
部屋の中にはさっきまで先生に説教をされてたためか、
目を真っ赤にしているラインフォード先輩が。
スカートを脱いでいるため白い足が眩しい。
柔らかそうで、それでいてスベスベしてそうな白い太もも。
黒く、きわどい角度のレースのパンツ。こ、これが勝負下着というものなのか?
そのパンツに隠されたお尻は引き締まっていて、それでいてとても柔らかそうだ。
僕の視線は初めて間近で見る女性の下着姿に釘付けだ。
「青葉、レイリアが綺麗で見惚れるのは分かるが、ガン見は止めろ。
先生な、お前を殺したくなってきたぞ。レイリアもさっさとスカートをはきなさい!」
「やーくん、あたしの目の前で浮気をしようとは…10本ですわね」
先輩の足って綺麗だなぁ。スベスベしてそうで触ってみたいなぁ。
美里さん、僕には触らせてくれないんだもんなぁ。
「ひ、酷いですわ!あたしという物がありながら、
こんな変な外人なんかに…う、裏切られましたわぁ〜!
ヒック、やーくんのばかぁ!」
バチン!先輩に見惚れていたら顔を誰かに叩かれた。イテテ、何するんだよ!
…えええ?なんで美里さん泣いてるんだ?
「み、みーちゃん、なんで泣いてるの?いったいどうしたの?」
「やーくんのバカぁ!だいっきらいですわ!」
バチン!…また叩かれた。なんで叩くんだ?…み、みーちゃん?
泣きながら走って出て行った美里さん。なんで?
「青葉くん!西園寺先輩追いかけたほうがいいよ!」
「う、うん、よく分からないけど追いかける!じゃ、先生、先輩、失礼します!」
泣きながら出て行った美里さんを追いかける。待ってよ美里さん!



「みーちゃん待ってよ!なんで泣いてるんだよ!」
追いかける僕を無視して走る美里さん。
階段の踊り場でやっと追いついた。美里さんって意外と足が速いんだよね。
それでも逃げようと暴れる美里さんをギュッと抱きしめる。そんなに暴れないでよ!
「みーちゃんいったいどうしたんだよ!なんで泣いてるの?なんで逃げ出したの?」
僕の腕の中で暴れる美里さん。僕がなにか変なことをしたのかな?
「ひっく、裏切り者!やーくんはあたしを裏切ったんですわ!」
へ?…えええ?裏切った?そんな事してないよ!なに言ってるの?
「裏切ったってなにさ!僕がなにをしたんだよ!」
大きな瞳に涙を溜めながら、キッと僕を睨みつける。
「あの外人に目を奪われてましたわ!あたしがいるのにあんな女なんかに…バカバカバカ!」
あ、そうだったんだ。僕が先輩の下着姿に見惚れたから怒ってるんだ。
そんなことで怒るなんて…か、かわいいなぁ。
僕の胸をボスボスと叩く美里さん。
あまりにも可愛い態度なので、思わずギュッと抱きしめる。
「みーちゃん、ゴメンね?確かに先輩に見惚れちゃったけど、
あれは初めて女の子の下着姿を見たからで、
別に先輩が好きとかそんなんじゃないから。僕が好きなのはみーちゃんだけだよ」
僕の言葉に一瞬動きが止まる美里さん。
「…何故見惚れたのです!そんなに下着姿が見たいのならいくらでも見せますわ!
この裏切り者!」
まだ納得いかないのか再度ポスポスと叩き出した。心なしか威力は弱くなってるけどね。
それより今、とっても大事な事を言ったよね?
「…今、確かに言ったね?」
「なんですの?急にカッコいい顔になっても許しませんわ!」
真剣な眼差しで見つめる僕を、真っ赤な顔で見つめ返してくれる美里さん。
ここが勝負どころだ!一気に攻めるんだ!
「みーちゃんの下着姿…見て見たいなぁ」
「んな?や、やーくんのエッチ!そんなやーくんはキライですわ!」
「だってみーちゃんが見せてくれるって言ったじゃないか」
「う、そ、それは、あれですわ。言葉のアヤですわ」
ニッコリと微笑む美里さん。笑顔が引きつってるよ?
「みーちゃんウソつくんだ?はぁぁ、残念だなぁ。それじゃ家でえっちなビデオでも見ようかな?」
「な?ダ、ダメですわ!そんなの許しませんわ!」
「じゃあみーちゃん、見せてくれる?」
僕の怒涛の攻めに仕方なく頷く美里さん。真っ赤な顔が可愛くって仕方がない。
よし、作戦成功!これでエッチまで一歩前進だ!



帰りのリムジンの中、美里さんは赤い顔のままだった。
時々「下着を見たいなんて、変態すぎますわ」とぼやいてる。
そんなに僕に下着を見せるのが、恥ずかしいのかな?
いつも美里さんがしてる事の方が、恥ずかしいと思うんだけど?
「やーくん、その…どうしても見たいんですの?」
美里さんの部屋に入るなり、もじもじと恥ずかしそうに聞いてきた。
真っ赤な顔が反則な程に可愛すぎる!
「うん!美里さんの下着姿、すっごく見て見たい!」
「そ、そんな嬉しそうに…やーくんは変態さんですわ」
俯きながら、制服のスカートに手をかける。
おお!いよいよ見れるんだ!美里さんの下着姿を見れるんだ!目に焼き付けてやる!
「…えい!はい、これでお終いですわ。こんなの変態すぎますわ」
チラッとスカートをめくる美里さん。ストッキング越しに、かすかに白い物が見えた。
へ?これだけ?
「へ?ちょ、ちょっと待ってよ!そんな一瞬じゃ分かんないよ!」
チラッと一瞬スカートをめくっただけで、お終いはないでしょ?
「婚約者を辱めて喜ぶなんて、やーくんは筋金入りの変態さんですわ」
ちょっと見せただけなのに、耳まで真っ赤な美里さん。そんなに恥ずかしいことなの?
「さ、次は練習ですわ。あんな外人に目を奪われるなんて…お仕置きですわ」
ドン!っと両手で突き飛ばされて、尻餅をつく僕。イテテテ、何をするつもりなの?
「うふふふ、よくも辱めてくれましたね?お返しに、いっぱい踏みつけてあげますわ」
ふ、踏みつける?妖しい笑みを浮かべながら、倒れている僕のズボンを脱がす美里さん。
「あらあら、元気ですわね、もうこんなになっているんですの?
やーくんはそのまま寝ててくださいな」
下半身裸にされて、床に寝たままでいなさいとの御命令。
いきり立った僕のにチュッとキスをして、そのまま寝ている僕の足元に立つ美里さん。
な、何をする気なの?まさか痛いことなのかな?
…おおお!美里さんは気づいてないみたいだけど、ここからなら少しパンツが見えるぞ!
そんな僕に気がついたのか、右足を少し上げて僕の下半身に…ふ、踏み潰すの?
「うわ!みーちゃんゴメン!もうヘンな事言わないから、踏み潰すのはヤメ…お、おぉぉ」
「あらあら、変な声を出して、そんなに気持ちいいんですの?」
グニグニを僕のを優しく踏みつける。いや、踏むと言うより擦りあげている感じだ。
起用に足の指で亀頭の先をマッサージしながら、足の裏でサオ全体を擦り上げている。
ストッキングの感触が、ゆらゆら揺れてるスカートから、
時折見える白い下着が…ううう、これは気持ちいい!
「うふふふ…お仕置きなのに、気持ち良さそうな顔ですわ。
やーくんは、足で苛められるのも大好きなんですわね。メモメモっと」
片足で攻めてるため、フラフラしてる美里さん。
揺れるたびにスカートの奥がチラリと見えて…興奮する!これぞまさしくチラリズムだぁぁ!
「あらあら、そんなに気持ちいいんですの?っと、危ないですわね。
この攻め方は、片足立ちでフラフラしますわね。強く踏んでしまいそうですわ」
メモを取りながらだと、そりゃフラフラすると思うよ?強く踏む?それは困る!
「みーちゃんも座ってみたら?」
何気なく言った一言。…ナイスだ、僕!
それはいいアイディアですわね、と僕の前に座り込み、腕を後ろに突っ張って上体をささえる。
そして両足で僕のを挟み、起用に攻めてきた。みーちゃん、下着が丸見えだよ。
親指で亀頭の根元を刺激しながら、足の裏をすり合わせるように挟んでくる。
その間にも見える、白い下着がエロくてもう…たまんない!
「う、ううぅ、みーちゃんすっごく気持ちいいよ」
喘ぐ僕を嬉しそうに見つめながら、溢れ出てきたカウパー液を足の裏で撫でるように亀頭全体
に塗りたくる。
ストッキングの感触と、カウパー液でヌルヌルになった亀頭を攻める美里さんの足の感触が…
もう最高だ。
「あ、あぁぁ、もう出そ…み、みーちゃん!」
美里さんの容赦ない攻めで、一気に高まり爆発する。
ビュク!ビュクビュクン!ドピュ!ドクドクドク…
美里さんの白い下着を見ながらの射精。興奮したぁ、スッゴイ量が出ちゃったよ。
全てを出し終えた時には、美里さんの足には大量に精液がかかっていた。



「やーくんは、足で苛められるのも好きなんですわね?」
『やっぱり変態さんですわ』と呟きながら、精液まみれになったストッキングを脱いでいる。
「だってみーちゃんの足、すっごく気持ちいいんだもん」
ちょっと甘えた声で言ってみる。ホント気持ちよかったぁ。
僕の甘えたその声に、嬉しそうに微笑む美里さん。
「あらあら。甘えん坊なやーくんは、大好きですわ」
「すっごく気持ちよかったからその、もう一回いい?」
僕のリクエストに再度足元に座る美里さん。
おおおお!今度はストッキングがないから白い下着が丸見えだ!
「うふふふ、そんなに鼻息荒くしなくてもいいですわよ?
未来のだんな様のためでしたら、こんなこといくらでもしてあげますわ」
出したばかりで少し萎びた僕を、両足で器用に攻めてくる。
さっきのストッキングの感触も気持ちよかったけど、生足のほうが気持ちいい!
あっという間に全開になる僕。
「あぁぁ…また大きくなりましたわ。あたしの足で感じてますのね?スゴイですわぁ」
美里さんも興奮してきたのか、息荒く、一段と激しい攻めをしてきた。
僕もスカートの中に見える下着に足を伸ばしたいところだけど、指を折られるのはもう勘弁だ。
下着を見れるだけでも満足しないと…あれ?美里さんの下着、シミができてる。
さっきまでこんなシミ、あったっけ?
攻めに耐えながらよく観察していると…シミはどんどん大きくなってきてる。
も、もしかしてこれって?
「僕を攻めて、みーちゃんも興奮してるんだ?」
「は?いったい何を言ってるんですの?あたしはそんなはしたない女じゃありませんわ」
「だってみーちゃんの下着、濡れてるよ?それって僕を攻めて、興奮して濡れたんだよね?」
美里さんの下着を指差す。
ふっふっふ…まさか美里さんが濡れてるなんて思ってなかったよ。
これをきっかけにどんどん攻めて、エッチまで持っていってやる!
「え?何が濡れて………い、いやあああぁぁぁ〜!」
攻めてやるなんて考えた、僕が馬鹿だったんだ。
今の状況を、よく把握してなきゃいけなかったんだ。
今僕は、美里さんに足で攻めてもらってるわけで…

…ゴリン!

慌てた美里さんが、僕を突き飛ばした!…もちろん足でね。
で、その足はどこにあったかというと、僕の股間にあったんだよね。
ということは、この『ゴリン!』って音は股間で鳴った音なんだ。
何の音なのかと言うと…とある二つの丸い物体が、無残にも『ゴリン!』ってことになったんだ。
「エッチエッチエッチ!やーくんの変態変態変態!信じられませんわ!」
股間が『ゴリン!』っとなって、言葉も出せない僕。
「秋山!秋山!今すぐ中指やっちゃいなさい!ヘンタイやーくんはダイッキライですわ!」
『ゴリン!』ってなった僕は、そのすぐ後に『ポキン!』ってことになったんだ。



「おっはよ〜、あっおばく〜ん!あれ?なんかいつもにもまして、辛そうな顔してるね。
どしたの?」
次の日の朝、教室に入ると元気な池田さんが。
あんな目にあっても学校に来る僕って、偉いよなぁ。
元気な池田さんに、なにも言わずに左手を見せる。
「あれ?三本に増えた?青葉くんの指って、ポキポキだね。
カルシウムしっかり取ったほうがいいよ?」
「…多分カルシウムだけじゃ、無理だと思うよ」
ため息交じりの返答をする。
秋山さん、あなたも男ならあの苦しみは分かるでしょ?
なんでそんな状態の人間の指を、平気で折れるの?アンタ変だよ!
「よく折れる指は置いておいて、ラインフォード先輩が『昨日の事絶対に話すな』だって。
もし誰かに話したりしたら『素敵な海底探索プランを体験させてあげますわ』だって」
「…なんでさ。だって先輩、僕達を使って噂を広めようとしてたんだろ?」
周りをキョロキョロと見て、誰にも聞かれないような小声で話してきた。
(それがね、あの後先生が怒ったの。
『もしおれとお前が付き合ってると噂が広まったら、お前と別れる』って。
そしたらね、先輩号泣よ?あのラインフォード先輩がわんわん泣いたんだよ?
ビックリしたよ〜)
(…で、僕達が誰かに話したら、海底に沈められるんだ?)
青い顔してコクンと頷く池田さん。ふ〜ん、あの後結構な修羅場があったんだ。
海に沈めるなんて大変迷惑な話だけど、今はもうどうでもいいや。
「二人してなにヒソヒソ話してるの?もしかして果歩って青葉くんがタイプだったの?」
「へ?ちょ、ちょっとかなちゃん、なに変なこと言ってるの!
私にだって選ぶ権利はあるんだよ?
こんな何の特徴もない平凡さんなんか、ヤだよ!」
「…委員長、素敵なお言葉ありがとう。おかげさまで泣きたくなってきた」
「へ?ゴ、ゴメン!つい本音が出ちゃった。そんな事思ってないからね?
冗談だからね?ねね?」
「あははは、果歩、本音が出たって言ってるよ。
青葉くんよかったね。探してもなかなかいないよ?
本音を話してくれる人って。さすがは委員長だね!
傷ついてるクラスメートを介錯するなんて偉いよ!」
「あははは、そ、そうかな?青葉くん、介錯されたかったらいつでも言ってね?
で、かなちゃん、介錯ってなにかな?」
無邪気に笑う委員長。委員長につられてクラス中が笑い出した。
…もういやだ。何で僕ばっかりこんな目に会うんだよ!

包帯でぐるぐる巻きの左手を見て嘆く僕。誰か優しくしてよ〜!



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