このssは『禁断少女スレ』に公開したssです。禁断少女の後日談です。


「あれ?もう帰るんですか?先輩が定時上がりなんて珍しいですね」
「おぉ、今のプロジェクトにも目処がついたからな、これでやっと一息つけるよ」

 午後5時、今日は珍しく定時上がりだ。
珍しく定時上がりの俺を、物珍しそうに見る後輩の女性。
なかなかいい物を持っている、期待の後輩だ。
……ホントにいい胸だよなぁ、顔を埋めてぇぇ〜!

「そうですね……先輩は毎日深夜まで残業で、大変でしたからね」
「はっははは!おかげでいろんなものが溜まってるよ」

 笑いながらそう言って、自分の下半身を指差してみる。
彼女は俺の指の先を見て俺が何を言ったのかを理解したのか、真っ赤な顔になった。

「もう先輩!それってセクハラですよ?
さっさと帰ってください。仕事をしていない先輩は邪魔なだけです!」
「はいはい、じゃ、帰るわ。お疲れ〜」

 後輩とのスキンシップを終えて会社を出る。
久しぶりの定時上がり、おまけに明日は休みときたもんだ!
何をするかなぁ〜?ひっさしぶりの休日だ。
疲れを取るために寝て過ごすのもいいが、その前に溜まりに溜まった欲望を発散させなきゃ
な。 
あ〜そういや続きも書かなきゃいけないな。
もう半年も書いていないのに、ずっと待ってくれてる住人もいるからな。
けどなぁ、『彼女はライダー』シリーズもネタが尽きちまったんだよな。
なんかこうグッと来るネタってないもんかなぁ。

 今までは例えどんなに仕事で疲れていても、何故か毎日PCに向かい、
少しずつssを書き進めていた。
しかし半年前に投下して以来、まったく書いていない。
仕事が忙しくなってそれどころじゃないってのもあるが、
一番の問題なのは……ネタが尽きちまったってことだ。
どうすっかなぁ……いい機会だからss書きを引退するかな?
そんな事を考えながら、会社近くにオープンしたばかりの有名百貨店に入る。
今日の晩飯は何にするかな〜?
デパ地下の豊富な惣菜から何を食おうかと考えていたら、
俺のスーツを後ろから誰かが引っ張った。
なんだ?誰が引っ張ってるんだ?後ろを振り返ってみる。……誰もいねぇぞ?イタズラか?

「パパ〜、ママがね、ご飯は用意してるからワインだけ買って来てね、だって」

 ……は?なんだ?どこから声が聞こえて……うお!小さいな!
視線を下げると俺のスーツを引っ張っていた犯人がそこにいた。
綺麗な金髪で青い目をしたまるでお人形のようなカワイイ女の子が俺を見上げている。
なんだ?俺、こんな子供知らないぞ?……パパだとぉ!
この子は俺をいったい誰と勘違いしてるんだ?



「え〜っと、お嬢ちゃんはお兄さんとは初めて会うよね?」
「うん!そうだよ!ずっと会いたかったけど、会いに来れなかったの。
スッゴク寂しかったよ、パパ。
ママもね、やっとパパと会えるってお料理張り切って作ってるよ?」
「そっかそっかぁ、それは大変だったね。でもね、お兄さんは君のパパじゃないんだよ」

 カワイイ小さな頭を撫でて、手を離すように促す。
こんなところを同僚に見られたら何言われるかわかんねぇぞ?

「えぇ〜?でもお母さん言ってたよ?
お父さんはえっちなssを書いてて『彼女はライダー』ってシリーズ物が面白いって。
パパってエロパロ作者なんでしょ?えっちは話を書いて……ングゥ!」

 な、なんで知ってるんだ?
俺がエロパロ書いてるって何で知ってるんだよぉぉぉ〜!
慌ててとんでもない事を無邪気に話すカワイイ口を塞ぐ。
どうする?どうしたらいい?どう口封じをすればいいんだ? 

「お、お嬢ちゃん、あまり人の秘密は人前で喋っちゃいけないんだよ?」
「むぐむぐむぐぅ〜!」
「分ったかな?黙っててくれたら何かいい物を買ってあげるから、喋っちゃダメだよ?」

 俺の言葉に目を輝かせ勢いよく頷く女の子。
やれやれ、これでどうにか秘密は守れたな。……ってホントにどこで知ったんだ?
とりあえずは口を塞ぐのを止める。

「お嬢ちゃん、さっき言ってた事どこで聞いたのかな?お兄さんに教えてくれない?」
「プハァ!ハァハァハァ。パパ、苦しかったよ。なんで苛めるの?」
「ゴメンゴメン、苛めるつもりはなかったんだよ、何でも買ってあげるから許してね?
で、さっきの話は誰に聞いたの?お兄さん、誰にも話してないんだけどなぁ〜?」
「ママがね、そう言ってたの。パパと会えない間、パパのssをすっごく楽しみにしてたって。
ママがモデルになったssもあるって言ってたよ?」

 はぁ?どういうことだ?この子の母親が、何故俺の秘密を知っている?
覚えはないが、どこかで知られてしまったんだろうな。
何処だ?何処で知られてしまったんだ?
っていうかこの子の母親はいったい誰なんだ?
俺の知ってる人か?会えば分るのか?



「ねぇパパぁ、ママが待ってるから早く帰ろうよぉ〜。
ママが今日はステーキだって言ってたよ?美味しいお肉を食べて精力つけてもらうんだって!」
「そ、そうかい、じゃあ早く帰らなきゃな。買い物はワインだけでよかったんだよね?」
「うん!ママはそう言ってた!……あ、いいなぁ」

 元気よく頷いた女の子は、何故か急に暗い顔になってしまった。
なんでだ?何で暗い顔になる?暗い顔になりたいのは俺の方だっての!
だいたいなんで俺を父親と間違えるんだ?実は俺が覚えてないだけだったりして!
ンな訳ないよなぁ……ん?なんで俺の手をじっと見てるんだ?
俺達のすぐ側では親子連れの買い物客が親子仲良く手をつなぎ、楽しそうに買い物している。
女の子を見てみる。……視線は俺の手に釘付けだな。
ははは、カワイイじゃねぇか。俺と手をつないで買い物したいんだな?

「おし!ワインを買う前に、なにか欲しい物を買ってやろう!何が欲しいかな?」

 小さくてかわいい手を握り、食料品売り場から離れる。
最初は急に手を握られたためビックリしてた女の子は、
すぐに満面の笑みで手を握り返してきた。

「うん!ユウナねぇ、カワイイリボンが欲しい!」
「お?名前、ユウナっていうんだ?カワイイ名前で似合ってるね。
リボンだな?おし!カワイイのを買ってあげよう。きっと似合うぞぉ〜?」
「やったぁ〜!優しいパパ大好き!早く行こうよ!」

 小さな手で俺の大きな手をグイグイとひっぱり歩くユウナちゃん。
ははは、カワイイじゃねぇか、こんなカワイイ子供だったら本当に欲しいな。
そんな事を考えながらユウナちゃんに引っ張られて歩く。
はたから見ればおかしな二人組みだろうな。
くたびれたスーツ姿のサラリーマンが、小さな金髪の子供に手を引っ張られ歩いている。
もしかしたら周りから見れば親子に見えているのかもしれないな。
俺を引っ張って歩く、小さな揺れる金色の髪を見て思う。……ホントに綺麗な髪だな。
あれ?そういえばだいぶ前に同じような金色の髪を見た記憶があるな。
あれは綺麗だった。まるで金色の滝のようだったな。
んん?金色の髪?何処で見たっけ?なんでそんなのが印象に残ってるんだ?
なんだ?金髪にまつわる何かがあったような気がする……なんだったっけ?

 結局買い物が終わっても思い出すことが出来なかった。
ま、いいや。思い出せないということはどうでもいいって事だろう。
生きていくうえで金髪なんていらないしな。
赤いリボンで髪をツインテールに纏めたユウナちゃんと手をつなぎ、百貨店を出る。
そういやユウナちゃんはどうしたらいいんだ?
普通なら迷子センターに送っていけば済む話なんだが……
そんな俺を無視してズンズンと歩くユウナちゃん。
タクシー乗り場でタクシーを拾い、ユウナちゃんが告げた住所は……俺の住むマンションだっ
た。



「えっとぉ、ホントにここでいいのかな?
ユウナちゃん、家族が心配してるんじゃないの?お家は何処かな?」

 俺の住むマンションの前でタクシーを降りる。
ユウナちゃんはニコリと微笑みながら俺をひっぱりエレベーターへと向かう。

「ね、ねぇユウナちゃん。ユウナちゃんもここに住んでるのかな?」
「ここには住んでないよ?だってここはパパの家でしょ?」
「す、住んでないんだ。ならなんでここに来たの?お母さん、きっと心配してるよ?」

 8回で止まるエレベーター。俺の部屋がある階だ。
エレベーターを降りて真っ直ぐに802号室へと向かうユウナちゃん。
なんでだ?なんで俺の部屋に向かうんだ?
混乱する俺をよそにドアをドンドンと叩くユウナちゃん。
すると誰もいないはずの部屋のドアが開き、中から金髪美人が出てきた。
なんでこんな美人が俺の部屋から出てくるの?
唖然としてるとその美人が抱きついてきて……なんで抱きついてくるの?
訳が分らん!何がなんだか訳分らんぞ!

「お帰りなさい、あ・な・た……ちゅ!」

 うををををを〜!なんだ?なんなんだ?何でいきなりキスなんだ!

「な、何しやがる!俺の部屋に勝手に入り込んでお前誰だ!」
「あぁん?誰だじゃねぇよ!アンタがアタシを孕ませたんでしょうが!」
「は、孕ませただぁ?テメエいったい何を言ってんだ!
俺はお前のような口の悪い金髪女なんか知らねぇっつーの!
……口の悪い金髪女?なんだ?なんで引っかかるんだ?」

 俺のことを頬を膨らませて睨んでる金髪さん。
初めて見るはずなのに、何故か懐かしい感じがする。
もしかしたらどこかであったことがあるんじゃないのか?

「はぁぁ〜、やっぱり覚えてないのか。
ま、5年前はライダースーツ姿だったから、印象が違って分んないのも無理ないかな?
けどアンタねぇ、5年間も一人でシコシコと出して……少しは禁欲生活しなさいよね!」

 ライダースーツ姿?金髪でライダースーツだと?
それって俺がエロパロで書いたことがある設定の女の子じゃないのか?

「アンタが一人で済ませるから会えなかったじゃないの!
……この子も寂しい思いしてたんだからね?」
「え?えええ?お前、いったい何を言って……5年?
あああ!ま、まさか君はあの時の、禁断少女……なのか?」

 あれは5年ほど前の話だ。
今と同じく仕事が忙しくて疲れて性欲処理が出来なかったんだ。
で、そんな俺の前に現れたのが、今、目の前にいる彼女……禁断少女だった。

 5年ぶりに現れた彼女は、俺に飛びついてきて、強引に唇を奪ってきた。



「ユウナったら寝る時までリボンを外さないのよ?よっぽど嬉しかったのね」

 寝室でユウナちゃんを寝かしつけていた彼女が戻ってきた。
そうか、そんなに気に入ってもらえたのか、よかったよかった。

「ははは、そこまで嬉しいのか。ならもっといい物買ってあげればよかったかな?」
「それは今度会いに来るときに買ってあげてよ。
……今度は5年も待たせるなんてことはないでしょうね?」
「イタタタタ!ゴメンゴメン、悪気はなかったんだ、許してくれよ」

 彼女は頬を膨らませ、俺の耳を引っ張る。カワイイなぁ、ズバリ俺好みじゃないか!

「で、ユウナちゃんはもう寝たんだな?」
「自分の子供にちゃんはないでしょ?呼び捨てでいいわよ」
「しかしだな、いきなり現れて俺の子供と言われても……イタイイタイ!」
「アタシがアンタ以外の男の子供を生んだとでも言いたいの?ふざけてんじゃないわよ!」

 最初はむくれながら耳を引っ張っていたが、しだいに嬉しそうに引っ張り出した。
何で嬉しそうなんだ?ていうか、痛いんですけど?

「うふふふふ、まさかこうしてアンタと会えるなんて思ってなかったわ。
一度禁断少女と会ったss職人は、ほとんどの人がまた会うまでにss書くのを辞めちゃうから
ね。アンタみたいに長く書いてるのってあまりいないんだよ?」
「それって褒めているのか?それともよっぽど暇なんだなと貶してるのかどっちなんだ?」
「どっちだと思う?もし貶してるって言えばどうするの?」
「それはエッチなお仕置きだな。ものすごくエッチなお仕置きだ」

 エッチなお仕置き、この言葉を聞いたとたんに耳を離し、服を脱ぎだす彼女。
白い清楚な下着姿になり、真っ赤に頬を染め、恥ずかしそうに話し出す。

「よっぽど暇なのねって貶してるの。
アンタはえっちのことしか頭になくて、常にssのネタを考えてて、
スレの住人のために寝る間を惜しんでssを書いている、
人間としてはヘンタイに分類される男だって貶してるの」
「お、お前、本人を前に本当の事を言っちゃったりしたら、
いい大人なのに泣いたりするから言っちゃダメなんだぞ?」

 涙が出てきた。俺も薄々気づいてるさ!
彼女もいない、寂しい三十路。趣味がエロを書くことなんてヘンタイに決まってるんだ!
ヤバイ、マジで涙が出てきた。はぁぁぁ〜、俺の人生ってなんなんだろうな?
彼女が発した心に壊滅的ダメージを与える言葉で、
俺の繊細な心が瀕死の重傷を負ってしまった。
けどそんな俺を潤んだ瞳で見つめながら彼女が話し出した。

「でもね、そのおかげでアンタと会えた。ユウナを授かる事が出来たの。
アタシにとってアンタは愛すべきヘンタイなの。あなた……愛してます」 
「お、お前……俺なんかでいいのか?俺、自分で言うのもなんだけど、ヘンタイだぞ?」
「ふふふ、アンタがいいのよ。じゃなきゃ子供なんて生んでないわ。
アンタの子なんだから、責任取ってよね?」
「せ、責任って?どうやって取ればいいんだ?」
「そうねぇ、さしあたっては……アタシの火照った身体をどうにかしてよ」

 恥ずかしそうに俯く彼女。白い肌はほのかにピンク色に染まっている。
そんな色気たっぷりの彼女を見ていたら……俺は獣になってしまった。



「ま、またリビングでするの?あん!そ、そんなに激しくしちゃダメェ!」
「あまり声を出すなよ?ユウナちゃんが起きちまうぞ?」
「ふぅ!ふ……んん!んふぅ、んん、んぁ……んん!」

 四つんばいにさせ、ショーツの中の手を動かす。
すでに滑っているそこは、指が動く度にグチュグチュと音を出す。
指がクリトリスに触れる度に、背中を反らし、喘いでくれる。
俺はその指が動く度に反り返る、染み一つない綺麗な白い背中に舌を這わす。
ますます息荒く、声が出そうになっている彼女。
しかし彼女は片手で口を押さえ、必死に声を押し殺している。
よほどユウナちゃんに聞かれたくないんだな。
なら意地でも声を出させないといけないよね?彼女曰く、俺はヘンタイなんだそうだから。
ぐっしょりと濡れてしまっているショーツを下ろし、彼女の下半身をむき出しにする。

「あららら、もうグショグショだな。こんなすぐに濡れるなんてお前もヘンタイじゃないのか?」
「ち、違うわよ!……アンタだからよ。
アンタがアタシを抱いてくれるって考えただけで濡れちゃうの。
あははは、よく考えたらこんなすぐに濡れちゃうアタシも立派なヘンタイかもね?」

 健気な言葉を言ってくれる彼女。
そんな健気な言葉を言われたら……我慢できねぇじゃねぇか!
ズボンをおろしてすでにいきり立っている相棒を、
四つんばいで下半身むき出し彼女に添える。
彼女に当てると、くちゅっと滑った音がした。
俺の相棒は彼女の熱を感じ取り、その熱が俺の頭の先まで伝わってきた。
入れたい!早く入れてメチャクチャに突きたい!突きまくりたい!
欲望に支配された俺は、一気に貫こうと腰を叩きつけようとした。
その時彼女が俺の話しかけてきた。

「ん、入れていいよ。たくさん出してね?……何度でも出していいよ。
アンタにこうして犯されるのを、ずっと待ってたんだからね?
5年間ずっと待てたのよ?やっと……やっとまたアンタと一つになれる。
ずっと待ってたんだから、何度でも、何回でも好きなだけ出していいよ」
「……すまない、ずいぶんと待たせちまったみたいだな。
今日は俺の体力の続く限りお前を犯す。いいな?いくぞ!」

 ぐちゅ……滑った感触が相棒に伝わる。ぐちゅぐちゅぐちゅ……肉の壁をこじ開ける感触。
その壁からは適度の締め付けと、彼女の温かさが伝わってくる。
以前のように強烈な締め付けは感じない。ユウナちゃんを生んだからだろうな。
しかし、相棒全体を優しく抱きしめるような温かい感触。
まるで母親に抱かれているような温かさを感じる。
気持ちよさのあまりに、すぐに出そうになるのを歯を食いしばって我慢し、
彼女の一番奥を目指す。

「うぅぅ……最高だ、お前はやはり最高の女だ!
動くぞ?……ゴメン、動けないや。もう我慢の限…界……う、うおぉぉぉ〜!」

 一番奥にたどり着いた俺は、情けない事に吐き出してしまった。
どうにか一番奥までたどり着いたんだが……出ちゃった。
以前と同じく、一度も動くことなく彼女に吐き出される精液。
溜まっていたために、大量にドクドクと注ぎ込む。
一滴残さず注ぐため、軽く腰を振る。うぅぅ、すっげぇ気持ちいい。最高だ!
気持ちよさのあまり、全てを出し終えても相棒は収まる事がなかった。

「んぁぁぁ……はぁぁ、お腹の中がいっぱいになっちゃったよぉ。
……ねぇ、まだ硬いままだね?まだ出せそう?」

 軽く震えながら射精を受け止めていた彼女は、しだいに自分でお尻を動かし始めた。
まだ硬いままの状態を保っている俺の相棒。
おし!5年も待たせたんだからな、満足するまで突きまくってやる!相棒、頑張ってくれよ?



「課長、今日は定時上がりですか?珍しいですね」
「あぁ、今のプロジェクトも目処がついた。これでやっと帰って……」
「セクハラです。訴えますよ?」
「……何も言ってないのにセクハラはないだろう?」
「さっさと帰ってください、じゃないとセクハラで……」
「はいはい、じゃあお言葉に甘えてお先に失礼するよ。君達もあまり無理しないようにな」

 部下にセクハラ認定されて会社を出る。
ふぅ〜、明日はやっと休みか。……今日中に投下出来るか?
今年で42歳になろうかというのに今だに独身。
しかも趣味はエロss書きだなんて人には言えない。
何度か縁談はあったんだが、全て断わった。
何故だか分らないが、何かを裏切るような気がしてな、断わってしまったんだ。
上司からの縁談も断わったおかげで出世の道が閉ざされてしまった。
ま、課長になれたから後悔はないがな。
さて、と。空しい独り身はビールとおつまみで晩飯にでもするかな?

「パパ!ママがね、ビールは買ってあるから何も買わずに帰ってこいだって」

 突然後ろから聞こえた女性の声。
慌てて振り返ってみると、そこには金色の髪を赤いリボンでツインテールに纏めた女の子が立
っていた。
高校の制服だろうか?青い目で制服でツインテールか……これはいいな!下半身に刺激が
走る!
今度のssはこれでいこうと考えていたら、突然その女子高生が俺の腕を組み歩き出した。

「ママね、カンカンだよ?なんで12年間も待たせるの?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!君、いったい何を言ってるんだ?」
「パパ、アタシも怒ってるんだからね?いくらなんでも12年はないでしょ?」
「いや、パパといわれても何がなんだか分らんのだが?」

 突然の展開に軽いパニックになってしまう。なんだ?この子はいったいなんなんだ?
……赤いリボン?何故だ?何故懐かしく感じるんだ?
何故かこの子の赤いリボンを見たら泣きたくなってきた。

「パパ……本来ならね、今日はアタシ、呼ばれないはずだったの。
でもアタシとママの2人で呼ばれちゃったの。それはね、パパが望んだからなの。
で、今日はママとえっちするの?それとも……ユウナとする?」

 
 少女の言葉に訳が分らないながらも股間がムクリと起き上がるのを感じた。




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