「ナルディア、ちょっとそこに座りなさい。試してみたいことがあるの」
妙にソワソワしているニース様が、私に椅子へ座るように促してきた。
頬を少し赤く染め、声も心なしか上ずっている。
こんな変なニース様は初めてね、いったいどうなされたのかしら?
「いったいどうなされたのですか?様子が少し変ですよ?」
「んな?なんでもないわよ!いいから座りなさい!」
私の問いかけに、何故か慌てるニース様。
やはり変だわ。この子、いったい何を企んでいるのかしら?
……リクに変なことを吹き込まれたのかしら?
「……分りました。ですが私には仕事がありますので、そう時間は取れませんが?」
「いいから座んなさい!……い、痛かったら言いなさいよね?」
痛ければ言いなさい?この子、いったい何をするつもり……え?えええ?
挙動不審なニース様が、私の両肩にその小さな手を載せて、モミモミとマッサージを始めた。
こ、これは……気持ちいいわね。
私の肩を一生懸命に『んしょ!んしょ!』と力をこめて揉み、
時折『痛くない?大丈夫?』と尋ねてくるニース様。
ん、まさかこの子がこんな事をするなんて……んん、想像すらしてなかったわ。
「ニース様、凄く気持ちよかったです。おかげで疲れが吹き飛んでしまいました」
あまりの気持ちよさの為、5分ほど揉んでもらったわ。
そのお蔭で随分と肩が軽くなったわね。
まさかニース様に肩を揉んでもらえるなんて……これは奇跡ね。
「ホント?ナルディア、気持ちよかったの?」
「ええ、ニース様にこのようなことをしてもらえるなど、思いもしておりませんでした」
「エヘヘヘ……感謝しなさいよ?
アンタの肩を、このアタシの魔法の手で治してあげたんだからね!」
「魔法の手、ですか?」
私が褒めた事がよほど嬉しいのか、
頬を赤く染め自信満々といった顔で話し出したニース様。
それにしても魔法の手とは、いったい何のことなのかしら?
「リクがね、アタシの手は痛みを治す魔法の手だって言ってたわ。
リクのナルディアにやられた傷も、アタシがナデナデしてあげたら治ったんだからね!」
自信満々といった顔で胸を張るニース様。
そうか、リクがニース様に肩揉みを教えたのね。
それで試してみたくなって、私の肩を揉んだんだ。
フフフ、いい経験をしたわ。あのニース様が肩を揉んでくれたのですからね。
これは皆に自慢しなきゃいけないわね。……カシュー様の悔しがる顔が目に浮かぶわ。
「リクがね、ナルディアは胸が大きいから、肩が痛いはずだって教えてくれたの。
巨乳は肩が凝って痛いはずだから、その魔法の手で揉んであげれば喜びますよってね。
どう?もう痛くないでしょ?アタシの手、凄いでしょ?」
巨乳は肩が凝るなど、変なことを教えて……リク、他にも変なことを教えてるんじゃないでしょ
うね?
一度、どのような教育をしているのか見て見なければ……ええ?
私が喜ぶから肩を揉んでくれたの?
もしかして試すためじゃなく、私の為だけに揉んでくれたの?
「ニース様、肩こりが治るかどうかの実験ではなく、
私の肩を解す為に揉んで下さったのですか?」
「へ?……そ、そうよ、感謝しなさいよね!
このアタシがアンタのような使用人の肩を治したげたんだからね!」
顔を真っ赤に染めて、言い訳をするように慌てながら『感謝しなさいよね!』を何度も口にして
いる。
ニース様……ありがとうございます。
やはり貴女はあの人の子供ね、優しいところがそっくりだわ。
「ニース様、ありがとうございます!おかげで体中すっきりと軽くなりました!」
「ナ、ナルディア?急にどうしたの?って痛いわよ!ちょっと痛いって!」
小さなニース様を、ギュッと抱きしめ心に誓う。
この子について行こう。この子が私を拒否するまで、一生ついて行こう!
「ニース様、ナルディアは貴女に一生忠誠を誓います!ついていきます!」
「だから痛いって!いぎゃ!あが!い、いががが!……ぎが!い、いぃぃ……かふ!」
ニース様、この私が貴女を一生守ります!守り続けます!ですから安心してください!
私はニース様の小さな身体をギュッと抱きしめ忠誠を誓ったわ。
「どうでした?ナルディアさんは喜んでくれましたか?」
ナルディアさんの肩を治してあげるんだと、勇んで部屋を出て行ったニース様。
フラフラと帰ってくるなり、ベッドに倒れこんだ。なんだ?様子が変だな、何かあったのか?
「……アタシは悟ったわ。
この屋敷で決して逆らっちゃダメなのは、おじい様じゃない……ナルディアよ。
アタシ、いい子になる!絶対になるわ!……絞め殺されるなんてイヤ」
ベッドにうつ伏せに倒れたまま、何故かいい子になると誓いだしたニース。
なんだ?なんでいい子になるなんて誓いだすんだ?
ナルディアさんの肩を揉みに行っただけだろ?
「何があったかはよく分りませんが……いい子になろうとするのはいいことです。
きっとカシュー様もお喜びになられますよ」
ベッドに腰を掛け、うつ伏せのままのニースの頭を撫でてやる。
コイツはホントに可愛いな。これで目が白く濁ってなければ完璧なんだがな。
「ん、ねぇリク。さっきね、ナルディアの馬鹿力で、ギュッと抱きしめられて体中が痛いのよ。
だからアンタの手で、この痛みを治してよ」
「ナルディアさんに抱きしめられたのですか?……分りました、治してさし上げますね」
……巨乳のナルディアさんに、抱きしめられただと?
オレでさえ、想像で夜のオカズにするしかないというのに……生意気な!
あんな柔らかそうな胸に抱かれて痛いなんざ、贅沢すぎるんだよ!
「……ところでニース様、言葉が悪いですね。なんですか、馬鹿力とは?
女の子がそんな汚い言葉を使うなんて許せませんね。……お仕置きです」
……ムカついた。
オレはてめぇの貧乳で我慢してるってのに、巨乳に抱きしめられて痛いだぁ?
お仕置きしちゃる!……そろそろレベルを上げてもいい頃合だろう。
なんせ最近は痛くもないのに、お尻が痛いから撫でてくれって頼んでくるぐらいだからな。
んっふっふっふ……アナルをこねくり回してやるぜ!ひゃ〜っはっはっはぁ〜!
「へ?な、なんで?アタシ、ナルディアの馬鹿力で、殺されかけたのよ?
それがなんでお仕置きなのよ!」
「はい、2回も馬鹿力と言いましたね?汚い言葉を使う子には、キツイお仕置きが待ってます」
「だからなんでお仕置きなのよ!アンタ馬鹿じゃないの?このバカリクがぁ!」
「日本では汚い言葉を使う子に、お仕置きをするのは当たり前です。
という訳でお仕置きです!」
いつものようにニースを小脇に抱え上げ、小さな尻に手を這わす。
相変わらず触り心地のいい尻をしているな。
口では文句を言うも、一切抵抗をしないニース。尻を触っても抵抗をしない。
叩かれるのを待っているんだな、ニースもエロくなったもんだ。
んっふっふっふ……だがな、今日からは叩かれるだけじゃないんだぞ?
「いい加減にしないと……んひゃ!ちょ、ちょっと下着に手を入れな……んああ!」
「どうですか?恥ずかしいですか?イヤですか?これが罰です。
口の悪いニース様へのお仕置きです!」
サワサワと小さな尻の感触を楽しんだあと、いきなりショーツの中へと手を入れる。
直接尻を触られて、焦りだすニース。だがな、直接触るぐらいじゃ済まないんだよ!
今日からは……突っ込まれるんだよ!まずは小指からだな。
唾液で十分に濡らした小指を、ニースの可愛い尻の穴に『つぷっ』っと入れる。
「ふあああ!ダメェ!そんなことしちゃヤダよぉ……あ、んん!動かさないでぇ!」
最初、ニースはかなりの抵抗をみせたが、小指を軽く振動させるとその動きも大人しくなる。
コイツ、やはりアナルスキーだな。
今日中に指3本くらいは、入れることが出来んじゃねぇのか?
小指を第一関節、第二間接と押し込んでいく度に、背中を反らし声を上げる。
「こ、こらぁ!指を、抜きなさ……んあ!ダ、ダメェ!動かさないでぇ〜!」
「ニース様、痛いですか?恥かしいですか?これが罰です。
悪い言葉を使った、ニース様への罰です!」
小指を根元まで埋め込んで、ゆっくりと引き抜く。そして再度根元まで突っ込む。
ゆっくりとしたピストン運動をする度に、背中を反らすニース。
引き抜くと身体を震わせて喘ぎ、突っ込むと辛そうな呻き声を上げる。
そうかそうか、引き抜かれるのが気持ちいいのか。
っていうか、もう気持ちよくなってるんだな。コイツ、エロの才能があるな!
どれどれ、教え子の才能を引き伸ばすことが家庭教師として役目だ。
じっくりと才能を開花させてやろうじゃないか!
リクの指が、アタシの中に入って来て動いている。
なんで?なんでこんな事、されなきゃいけないの?
アタシ、なにか悪いことしたの?なんでこんな恥ずかしいお仕置きをされなきゃいけないの?
リクの指が動く度、アタシの中で蠢く度に声が出る。
なんでこんなヘンな声を出さなきゃいけないの?こんなのヤダ!絶対にヤダ!
「ひっ、くぁ……ヤダ、もうヤダよぉ。リク、ゴメンなさいぃ、もう許してぇ」
リクの指が、アタシのお尻を出入りしている。
入って来る度に苦痛で顔が歪み、出て行く度に気持ちよさで声が出る。
……え?なんで気持ちいいの?こんな嫌なことされてるのに、なんで気持ちがいいんだろ?
リクはアタシの言う事なんか無視するように、無言で指を出入りさせている。
そんなリクの指が入ってくる度にお尻が熱くなり、出て行く度にその熱が体中に広がっていく。
なんなんだろ?これっていったいなんなんだろ?
お尻を撫でてもらってる時もこんな感じはあったけど、
撫でてもらってる時よりもずっと熱くなってる。
まるでアタシの身体じゃないみたい。声も勝手に出てくるし……訳がわかんないわ。
お尻から伝わった熱が頭に届き、アタシの考える力を奪い去る。
「リクぅ、リクぅ……おかしいよぉ、頭がおかしくなっちゃったよぉ」
アタシの言う事を無視して、一段と激しくお尻を出入りするリクの指。
アタシはリクのズボンをギュッと掴んで耐えることしかできなかったわ。
「ん、んん!あぁ……ヘン、頭がおかしくな……きゃん!リクぅ、リクぅ〜」
「まったくニース様は……お仕置きを楽しんでませんか?
そんなはしたないニース様には更なるお仕置きです!」
「ふあぁぁ〜、おかしいよぉ、頭が真っ白になってきた……ひぎゃ!
痛い!痛い!いったぁ〜い!」
お尻から広がってくる熱に頭がおかしくなっていたアタシの意識を貫いた痛み。
痛いぃ!お願い!指を抜いてぇ〜!指を2本も入れないで〜!
「抜いて!痛い!壊れる!お尻が壊れちゃう!リク、お願い!指を抜いてぇ〜!」
「ダメです!これはお仕置きなんですからね!……今日は3本までいきますよ」
ええ?3本?そんなの入んないよぉ!そんなことしたらお尻が壊れちゃうぅ!
アタシは怖くなって必死に逃げようと暴れたわ。……でも逃げれなかった。
リクはアタシをガッチリと抱き抱えたまま、2本の指でお尻を乱暴にかき回す。
ズボズボと音を出しながら指を動かすリク。
その指が動く度にさっきとは比べ物にならない、大きな熱が体中を駆け巡る。
そしてお尻にもう一本の指がねじ込まれた時、
アタシの暗闇しか映さない視界は……真っ白になったの。
(ふぅ〜、ちょっと攻めすぎたか?……あららら、失神しちまいやがったか?)
指を3本ねじ込んだ瞬間、体中を痙攣させ、ぐったりと動かなくなったニース。
試しに激しく動かしてみる。……完璧に失神してるな。ビクンビクンと痙攣するだけだ。
失神してるニースをいたぶっても面白くないし……しゃ〜ねぇな、今日はここまでとするか。
ニースの尻から指を抜き、乱れた服装を整えてベッドに寝かせる。
今、尻に入れてもバレないだろうが、やはり入れる瞬間の苦痛の表情を見たいからな。
失神してる女に入れても、面白みが半減だ。
……やりすぎちゃったかな?このことをバラされたらマズイよな?
どうにか誤魔化さないと……とりあえず一発抜いておくかな?
失神して動かないニースの下着を剥ぎ取る。……パイパンか。縦筋がカワイイな。
っておいおい、パンツ濡れてんじゃねぇか!コイツ、感じまくってたんだな。
今度は舌で感じさせてやるとするか?レロレロレロ〜ってな!
オレはその剥ぎ取ったパンツを手に、トイレへと向かう。
とりあえずは匂いを嗅いでみる。
……はぁはぁはぁ、いい匂いしてんじゃねぇか、興奮するねぇ。
……生意気にも女の匂いがする。やはりちっちゃくても女なんだな。
もっと嗅いでいたいが、残念ながら時間がない。早くしなきゃニースが起きちまうからな。
チャックを下ろし、いきり立っている息子に濡れたパンツを被せる。
おおぅ、こういう趣味はなかったんだが、なかなかいいな。
ニースの小さな白いパンツを被せたわが息子を、シコシコと擦り上げる。
ううぅ、これは堪らん!……下着ドロボウの気持ちが分るような気がする。
シコシコシコと下着越しに擦り上げること数分、
下着の中にオレの下半身に貯蓄していた大量の精液を発射する!
ドクドクとニースの白い下着を汚すオレの精液。
かなりの量を溜めていた分、ドロドロのネチョネチョな精液だ。
こんなの中出ししたら一発で出来ちまいそうだな。
……ナルディアさんに中出し決めてみてぇぇ〜!
「……ふぅ、スッキリしたぁ〜。しかし下着でするのがこんなにいいとは知らなかったな。
これからの楽しみが出来たな。ナルディアさんの下着、どうにかして手に入らないか?
う〜ん、無理そうだな。しゃ〜ねぇな、ニースので我慢するか。
もう少し色気のある下着ならもっと興奮するんだけどな。
おっと、ニースが起きないうちに下着を洗って乾かさないと……って、これ、落ちるのか?」
オレの精液でドロドロでヌルヌルでネチョネチョになった下着を手に思う。
自分でこうしておいてなんだが……こんなのを洗いたくねぇ〜!
「ナルディアや、なにか良い事でもあったのかの?」
「い、いえ、なんでもありません。それより何の御用でしょうか?」
ニース様の勉強の様子を見に行こうかと考えていたら、カシュー様からの呼び出し。
カシュー様の顔を見ると、ニース様が言った言葉を思い出す。
『アタシが魔法の手だってことは、おじい様には内緒よ?
いきなり肩を治してあげて、ビックリさせるんだからね!』
ウフフフ、ニース様はやはり素直じゃないわね。
素直にカシュー様の肩こりを治してあげたいって言えばいいのに……
それがニース様らしいかな?
可愛いニース様を思い出し、つい微笑んでしまう。
……カシュー様が私を疑いの眼差しで見てるわね。
いけないいけない!ニース様には黙っているように言われてるのに、
表情に出るなんて私もまだまだね。
でも仕方がないわよね?あのニース様が、私の肩を揉んでくださったのだから。
小さな手で一生懸命に肩を揉んで下さったニース様。
ウフフフ……なおさら黙っておかなければいけないわね。
でないとカシュー様が私に嫉妬してしまわれるわ。
『何故ワシを最初に揉んでくれなかったのじゃ!』ってね。
「なんじゃ?なにがそんなに嬉しいんじゃ?顔が綻んでおるぞ?」
「え?……こほん!失礼しました。カシュー様、いったい何の御用でしょうか?」
いけないいけない、思い出してる場合じゃないわ。
早く用件をお伺いして、片付けないと。……このままじゃバレてしまうのも時間の問題ね。
「ふむ、何が嬉しいのか気になるが……まぁいいじゃろ。
ナルディアよ、お前を呼び出したのは他でもない、ニースの事じゃ」
まさかニース様がマッサージをするって気づいてるの?
何故バレてしまったのかしら?まさか私が嬉しさを堪えきれずに表情に出したせい?
「ついに見つかったんじゃよ。……角膜移植のドナーがな」
窓際に向かって歩きながら、口を開いたカシュー様。ええ?ついに見つかったのね!
「おめでとうございます!これでニース様もついに視力を取り戻すことが出来ますね」
「それなんじゃがの……ニースは断わると言い出したんじゃ」
断わる?何故断わるの?今までずっと待ち続けていたのに……訳が分からないわね。
「どういうことでしょうか?
今まで待ち続けていたのに、何故断わるなど言い出したのでしょう?」
私の当然の疑問に、カシュー様は首を振る。
「……分らん。あれの考える事は、ワシには分らんようになってしもうた。
ワシが何度言っても『他に待ってる人に回してあげて』と言うてきかんのじゃ」
「ニース様……いったいどうなされたのかしら?
……分りました、私が何故断わるのか聞いてまいります」
「うむ、頼んだぞ、ナルディアよ。
ワシはの、ニースにもこの窓から見る景色を見せてやりたいのじゃ。
……あれの父親が好きだった景色をの」
カシュー様の横に立ち、窓からの景色を眺める。
……ニース様にも、あの人が好きだったこの景色を見させてあげたいわ。
私はしばらくの間、死んだあの人の事を想い、カシュー様と横で沈む夕日を眺めていたわ。
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