「……アンタもしつこいわねぇ。いい加減諦めたら?
いくら電話してきても、アンタとよりを戻すなんてこと、ありえないから」

 2連休の前日。
仕事から帰ったアタシを出迎えたのは、別れた旦那からの未練がましい電話。
いい加減にしてくれないかなぁ、しつこいったらありゃしないわよね。
いくら電話してきても、アンタのような浮気者とよりを戻すなんてこと、ありえないから。

「アンタねぇ、いくら電話してきてもアタシにその気はないんだから。
それにね、もうアタシには大事な人が出来たの。アンタも他を探しなさいよ。
ま、アンタのような浮気者を選ぶ女がいるとは思えないけどね。
……話すのも鬱陶しいからもう二度と電話してこないでよね」

 『ガチャン!』と受話器を叩きつけ、電話を切る。
ホントにしつこい男。いい加減にしないと、警察へ相談に行くわよ?
アタシはアンタなんかに構ってる暇はないの!明日の準備をしなきゃいけないの!
……静馬君と2人で温泉かぁ、温泉なんて久しぶりだなぁ。

 明日の朝、静馬君と2人で温泉旅行に出発する。
お互いに仕事があるから、一泊二日の小旅行なんだけどね。
普段の仕事で疲れきってる身体を癒すには最高の旅行よね!
温泉旅行をプレゼントしてくれるなんて、静馬君、なかなかやるわね。
けど、2人でお泊り旅行かぁ……絶対に求められるんだろうなぁ。
静馬君との初キスをしてから2ヶ月……そろそろ許してあげてもいいかな?
いつまでもキスだけじゃ、静馬君も限界だろうしね。……明日が勝負なのね。
静馬君もそのつもりだろうし……じゃないと家族風呂がついてる部屋なんて予約しないわよ
ね?
アタシと一緒に温泉に入るつもりなんだろうなぁ……許してあげようかな?
静馬君も19歳になったことだし、いつまでもおあずけ状態じゃ可哀想ね。
うん、許してあげよう。
……アタシが26になっているのは、秘密にしておこう。
とりあえずはセクシーな水着と、下着を持っていくとして……念のためにコンドームを一箱持っ
ていこう。
旅行の準備をしながら明日の事を考える。……久しぶりだから上手く出来るかな?
でもいざ身体を許すとなると、なんだか緊張しちゃうな。
……とりあえずは身体をピカピカにしておこう。
カバンに着替えなどを詰め込んでから、シャワーを浴びる。
着いていきなりって事もあるかもしれないから……明日の朝もシャワーを浴びなきゃね。
ずっとおあずけをしておいたから、静馬君、餓えてるわよね?
ガツガツしてきたらヤダなぁ……旦那との初体験の時もガツガツやられちゃったしね。
ここは一つ、アタシが静馬君を導いてあげようかな?……上手く出来るかな?



「うわぁ!すっごくいい眺め!静馬君、この部屋ってけっこうお金かかったんじゃないの?」

 電車に揺られること2時間。やっと着いた温泉宿は、なかなかいい雰囲気の旅館だった。
部屋に通されてビックリ!すっごく景色のいい部屋に案内されたの!
静馬君、奮発したんだね。……それだけこの旅行に賭けてるってことかな?

「せっかくの旅行ですからね、ちょっと奮発しちゃいましたよ。
それに、2人での初めての旅行ですから……いい思い出を作りたくて、いい部屋にしたんです
よ」
「静馬君……君もなかなかやるようになってきたわね。……ん」

 窓の外の景色を見ながら静馬君の腕に手を回し、静馬君の頬に軽く唇を触れる。
こんないい部屋だったら文句のつけようがないわね。
……いつかな?静馬君、いつ迫ってくるのかな?
ドキドキしながら静馬君の腕をギュッと抱きしめる。
……朝、シャワーを浴びてきて正解だったわね。
 
「麗菜さん、せっかくだから温泉入りませんか?この旅館、色んな温泉があるんですよ」
「ん?もう入るの?そうね、せっかく温泉に来たんだから、たくさん入って疲れを癒さなきゃね」

 そうかそうか、温泉で迫ってくるつもりかな?
この部屋には家族風呂ってのがあることだし、そこで迫ってくるのかな?
急に迫られたらどうしよう?初めては布団でするのがいいんだけどなぁ。
ま、温泉で初めてってのも面白いかな?……久しぶりだから上手く出来るのかな?
静馬君、初めてなんだからアタシがリードしてあげなきゃ……緊張してきたなぁ。

「じゃあオレ、露天風呂行ってきます!露天なんて初めてだから、すっげぇ楽しみっす!
美人の湯ってのもあるらしいすから、麗菜さんはそこに入ってきたらどうですか?」

 そういえばアタシから攻めるなんてしたことないわ。
あの浮気者とはいつも攻められてばかりだったし、時々口に咥えてあげる位しかした事がな
い。
う、上手く出来るのかな?静馬君を気持ちよくさせれるのかな?
……え?露天風呂?ええ?美人の湯?えええ?別々に入るの?
一緒に家族風呂に入るんじゃないの?

「じゃあオレ、早速行ってきます!電車の疲れを露天風呂でとって、美味しい夕飯を食って酒を
飲む。クゥ〜!最高っすね!じゃあまた後で!」

 ……ねぇ静馬君、あなた何の為に家族風呂がある部屋を取ったの?
何の為にアタシはセクシー水着を買ってきたの?
何の為にアタシは朝からシャワーを浴びて、身体をキレイにしてきたと思ってるの?
……はぁぁ〜。やっぱり静馬君だねぇ。なんか色々考えてたあたしがバカみたいに思えてきた
わ。
はぁぁぁ〜、なんだかめんどくさくなってきちゃった。アタシも温泉に入って疲れを癒そ。
静馬君相手に色々考えたことが失敗だったわ。

 いつも通りの静馬君の鈍感ぶりにガックリと肩を落としながら温泉に向かう。
念のために着込んできたセクシー下着を脱ぎ、肩まで温泉に浸かる。
まったく何の為に高い下着を着けてきたと思ってるのよ!
アタシとSEXしたくないの?それでも男なの?
そんな事を考えながら、ゆったりとした時間を過ごす。
あぁ〜、気持ちいい〜。いつも仕事で重いドル箱を持ってるから腰にキてるのよねぇ。
ホント、気持ちいい〜!あ〜癒されるわぁ〜。温泉サイコー!
毛利さんも羨ましがってたし、職場のみんなに後でお土産買わなきゃね。
……この美人の湯って、ホントに肌がツルツルになるんでしょうね?



「ん、このお刺身、とっても新鮮で美味しいわね」

 目の前に並べられた豪勢な料理の数々。新鮮なお刺身に箸をのばし、舌鼓を打つ。
美味し〜い!やっぱりスーパーのお刺身とは違うわね。

「この鍋もなかなか美味いですよ。ビールに合うっすね」

 温泉でゆっくりと身体を癒したアタシ達。
美人の湯に1時間は入ってたかな?
さすが美人の湯というだけあって、お肌がツルツルになった気がするわ。
満足しておいてなんだけど……ねぇ静馬君、恋人を1時間もほったらかしってどうなの?

「どれどれ……ん、美味し〜い!これはビールも進むわね!」
「でしょ?さ、麗菜さん、ドンドン飲んでくださいよ。
温泉で汗をたくさんかいたんだから、ビールで水分補給しなきゃいけないっすよ」

 静馬君に言われるまでもなく、美味しく水分補給させてもらうわよ?
熱いおなべをハフハフと頂き、冷たいビールで流し込む。
ああ〜、温泉サイコー!疲れも取れたし、ご飯はおいしいし、ビールは冷たいしで……
もうサイコー!
そんな温泉旅行を満喫してるアタシにビールを次々と注いでくれる静馬君。
静馬君、ビールを注いでくれるのは嬉しいんだけど……視線がいやらしいのよねぇ。
アタシの浴衣姿に色気を感じてるのかな?
試しに浴衣を少しはだけさして、太ももを見せてみた。……視線が釘付けね。
そんなにもアタシの身体、見て見たいんだ?だったら少し、サービスしちゃおうかな?

「あぁ〜、美味しいわぁ〜。静馬君も飲みなさいよぉ〜」
「れ、麗菜さん、もう酔ったんですか?早すぎっすよ」
「うっさいわねぇ〜、誰が酔わせたのよ!あ〜、少し暑くなっちゃったわね」

 酔ったフリをして胸元を広げ、パタパタと手で扇ぐ。……視線が餓えてるわね。

「れ、麗菜さん、その、下着が見えて……」
「だいたいさぁ〜、アタシをこんなに酔わせてどうするつもり?
どうせえっちな事しちゃうつもりなんでしょ?静馬君ってやらしぃんだぁ〜」

 ……いいんだよ?えっちなことしてもいいんだよ?
アタシだって覚悟はしてるんだし……っていうか、もうずっと前から待ってるんだけどね。
えっちはおあずけしてたんだけど、迫られたら許すつもりだったんだよ?
初キスした日にちょっと苛めすぎたかなぁ?
あれ以来、どれだけ隙を見せてもダメなんだよねぇ。
静馬君の前で酔い潰れても手を出してくれないし、何度泊まりに行ってもダメだった。
カワイイ彼女がわざわざ泊まりに来て、目の前で酔っ払ってるんだよ?
なんで手を出そうとしないんだろうね?……まぁ酔ったフリしてるアタシもどうかと思うけどね。
それにしても静馬君ってえっちに関しても真面目なんだねぇ……っていうか、鈍感すぎ!
アタシがどれだけ餓えてるか、少しは気づけっての!
寂しい女の1人暮らしなんだから、人肌が恋しい日もあるわけよ?
それなのに静馬君ったら……そこが君のいいところといえばいいところなんだけどねぇ。
さすがに今日は襲ってくるよね?
そのために新しい下着、高いお金を出して用意してきたんだから。
2人での初めての温泉旅行に、酔って無防備な彼女。
これだけお膳立てが出来てるんだから大丈夫よね?
……今日静馬君とえっち出来なかったら女としての自信を失うわよ。



「いや〜、美味しかったねぇ。もうおなか一杯になっちゃったわね」

 豪勢な夕食を堪能したアタシ達。
おなか一杯になったので、部屋でおなかを休ませる。
新鮮なお刺身に魚介類がたくさんのお鍋。
天ぷらもついてたし、〆の雑炊がまた美味しかった!
静馬君も一心不乱に食べてたし……食べる事に夢中で恋人をほったらかしってどうなの?
ま、アタシも夢中で食べてたから別にいいけどね!……もう少し相手をしてよ。

「ホント美味かったっすね。刺身は新鮮で美味かったし、鍋も美味かった!
鍋と一緒に飲むビールもまた美味かったっす!」
「アハハハ!静馬君、美味いばっかりね」
「美味いもんは美味いんだから仕方ないでしょ?」
「アハハハ!そりゃそうか。お料理とっても美味しかったもんね。
お酒も美味しかったし……うふふふ、なんだかとってもいいきぶ〜ん」

 地酒もなかなか美味しかったし……少し酔っちゃった。
フラフラと少しフラつく足取りで、静馬君の後ろに回る。
静馬君っておっきい背中してるんだねぇ……浮気者のバカ旦那とは違うわね。
大きな背中を見ていたら、抱きつきたい衝動に駆られ……抱きついちゃった。

「し・ず・ま・く〜ん!えへへへ……こんな素敵なところに連れてきてくれてアリガトね」
 
 後ろから大きな背中をギュッと抱きしめる。……もちろん胸を押し付けるようにしてね。
おなかも満たされたし、そろそろいいでしょ?次は……性欲を満たそうよ。 

「れ、麗菜さん?かなり酔ってませんか?大丈夫ですか?」
「だいじょ〜ぶ、だいじょ〜ぶ。エヘヘヘ、静馬君って硬い胸してるんだね。
アタシとは違うなぁ。ホラ、アタシの胸って君とは違ってプニプニでムニムニだよ?」

 後ろから浴衣の中に手を回し、静馬君の鍛えてる胸に手を這わす。 
手で鍛えている胸をサワサワと触り、背中にはアタシの胸を押し付ける。
どう?この攻撃はどうなのよ?お酒の勢いもあってムラムラしちゃうでしょ?
押し倒したくなったでしょ?……アタシから押し倒しちゃおうかな?

「麗菜さん!ちょっと飲みすぎですよ!大丈夫ですか?」

 ダメか。この程度の攻撃じゃ、誘いには乗ってこないのね。
普通の男だったら女の子にここまでされたら襲ってくるよね?
静馬君、照れているのか耳まで赤くなってるのに、なんで我慢するの?

「麗菜さん、胸触るの止めてください!飲みすぎです!酔っ払いすぎですよ!
そ、そうだ!温泉で汗かいて酔いを醒ましましょう!それがいい!そうしましょう!」

 ……ダメだ、この男、ヘタレすぎる!
この後に及んで温泉に逃げようなんて……自分からは誘うことが出来ない、チキン野郎なんじ
ゃないの?
……温泉?そうか!その手があったわね!

「温泉かぁ……いいわねぇ。静馬君のおっきい背中、アタシが流してあげるわね?」
「え?背中を流す?」
「そ、お背中お流しいたしますわね?せっかく家族風呂ってのがある部屋なんだからさ、
いっしょに入ろうよ」
「い、いや、でもそれって……」

 耳を真っ赤にして戸惑っている静馬君の首に両手を回し、後ろからギュッと抱きしめる。
耳をこんなに真っ赤にしちゃって……うふふ、カワイイなぁ。なんだか興奮してきちゃった。



「アハハハ!静馬君ってウブねぇ。耳、すっごく赤くなってるわよ?」
 
 真っ赤な耳をパクリとかじり、首に回していた手を浴衣の中に入れて胸を優しく愛撫する。
耳を噛む度、胸を触る度に、ピクンピクンと身体が反応する静馬君。

「れ、麗菜さん、その……」
「静馬君もそのつもりで温泉に誘ったんでしょ?アタシはねぇ……そのつもりよ?」

 浴衣の中に入れたてを徐々に降ろしていく。
鍛えていて硬い腹筋。カワイイおへそ。ちょっと迂回して太ももを触る。
その度にピクンピクンと可愛く反応してくれる。
アタシはその反応が嬉しくなり、耳をかじり、舌を這わす。

「うふふふ……君が悪いんだよ?こんなにも素敵な旅館に招待してくれた君が悪いの。
いつまで経ってもえっちをしてこない、君が悪いの。だから今日は……君を食べちゃうから」

 太ももを触っていた手を股間へと移動させようとした瞬間、手を払われて突き飛ばされた。

「イタ!ちょっと静馬君!痛いじゃないの、何するのよ!」
「何するはこっちの台詞ですよ!麗菜さん、酔っ払いすぎです!
温泉に入って酔いを醒ましてください!
オレは……確かにオレは今日、麗菜さんとSEXするつもりでした。
そのつもりでいい部屋を予約して、お金もかけました。
でも酔っ払ってる麗菜さんとはしたくないんです!
いつもの明るくて優しい……初めては、オレが大好きな麗菜さんとSEXしたいんですよ!」

 大声で力いっぱい叫ぶ静馬君。
……青いねぇ。さすがは童貞、青すぎるわね。でもね……その青さが嬉しい、かな。

「2人でいい雰囲気の時は麗菜さん、いつもお酒を飲んで酔っ払ってて……
酔って正常な判断が出来ない麗菜さんとSEXするなんて卑怯じゃないですか?
だから今日は……今日こそは普段の麗菜さんとSEXしようと思ってたんです。
でも今日も麗菜さん、飲みすぎて酔っ払って……」
「ねぇ静馬君。人を酒飲みで、いつも酔っ払ってる可哀想な女みたいに言わないでくれる?
だいたいねぇ、君の前で酔っ払ったのって、毛利さんや直樹君と4人で行った居酒屋くらいだ
よ?
そのとき以来、酔ってなんかないのよ?……まぁ、酔ったフリはしてたけどね」

 はぁぁ〜、そうか、そうだったのね。
アタシが酔ったフリして隙を見せても、襲ってこなかったのはそういう訳だったのね。
そういえば静馬君の部屋に泊まりに行った時って、いつも酔ったフリをしてたわね。
ってことはなに?襲ってほしくて酔ったフリしてたのが、アダになってたわけ?

「……ねぇ静馬君。早く温泉に入らない?酔いが冷めたら抱いてくれるんでしょ?
静馬君もけっこう飲んでるんだから、一緒に温泉に浸かって汗かいて、お酒を抜いちゃおうよ」
「え?だ、抱く?い、いや、その、なんというか……」
「じゃあアタシ、水着を着てくるね?静馬君先に入っててね」
「え?み、水着?」
「そ、水着。うふふふ、裸じゃなくて残念?」
「え、いや、そういう訳じゃ……」
「あとでたっぷりと見れるんだからいいでしょ?せっかく買ってきたんだから一度くらいは着なき
ゃね」

 真っ赤な顔して口をパクパクさせてる静馬君を置いて、水着へと着替えに行く。
うふふふ……温泉で初えっちってのも面白いかもね?
静馬君、今日こそは覚悟なさいよ?アタシ、君に餓えてるんだからね?



(ど、どうすりゃいいんだ?まさかこんな事になるなんて……
そ、そりゃあ確かに今日、勝負をかけるつもりだったさ!
でもな、麗菜さんから迫ってくるなんて……どうしよう?)

 温泉に浸かりながらこれから起こるであろう事に対し、対策を練る。
……対策なんて思い浮かばねぇよ!どうすりゃいいんだよ!
そ、そりゃあオレも麗菜さんとSEXしたい!やりたいさ!
でもな、こんな風になるなんて思ってなかったんだよ!
オレの予定では、メシ食った後に部屋でいい雰囲気に持っていき、その流れでSEXに……
ってなる予定だったんだけどなぁ。
まさか麗菜さんもやる気満々だったとは。と、とりあえずは……洗っておくか。
温泉の中で、今夜、大人へと生まれ変わるであろう相棒を丁寧に洗う。
……やべぇ、でっかくなってきちゃった。

「お待たせ〜。うわあ!綺麗な景色ねぇ。
2人きりで温泉に浸かりながら、こんな景色を見ることが出来るなんて、最高ね!」
「うお!れ、麗菜さん、もう来たんですか!ど、どうぞどうぞ、狭いところですがゆっくりとしてくだ
さい」 
 
 や、やばい!まだ相棒が大きくなったままだ!
こんなの見られたら何言われるか分からんぞ!
頭に載せていたタオルを腰に巻き、相棒を隠す。
静まれ〜、静まれ〜……頼む相棒よ、静まってくれ!大事な勝負の時なんだ!
あとでいくら暴れてもいいから、今だけは収まってくれ!
なかなか言う事を聞いてくれない相棒に手こずるオレをよそに、
隣に入って来て景色を眺め、ふぅ、と息を吐く麗菜さん。
その横顔が綺麗で、潤んだ瞳が色っぽくて、アップに纏めた髪と首筋がたまらなくて、
身体を隠しているバスタオルがもどかしくて、少し赤く染まっている頬が愛おしくて……もうたま
らない。

「ホントにいい眺め……静馬君、こんないいところに連れてきてくれて、ホントにありがとうね」
「い、いや、別にどうってことないですよ。麗菜さんに喜んでもらえてオレも嬉しいですし」

 完全にいきり立ってしまった相棒を、タオルで押さえつけるように隠すオレ。
こんないい雰囲気で、相棒がいきり立ってるなんて知られたら、ぶち壊しだ!
収まれ!頼むから収まってくれ!着席だ!相棒、頼むから座ってくれぇ〜!

「うふふふ、嬉しいのはアタシが喜んでいるから?それとも……アタシと、えっち出来るから?」

 少し頬を染めたまま、オレと向かい合うように湯船に入った麗菜さん。
バスタオルが濡れて身体に引っ付き、身体のラインが浮き彫りになる。
……ますます収まりがつかなくなってきた。
ど、どうしよう?もうこのままいっちゃっていいのか?

「い、いや、それは、その……なんというか」
「……ぷっ、静馬君、顔、真っ赤よ?えっち出来るのが嬉しいって正直に言ってほしいなぁ。
……身体は正直なのにね」

 麗菜さんは湯船に浸かり、微笑みながら白いスラッとした綺麗な足を、オレに向かって伸ばし
てきた。 
な、何ですか?麗菜さん、いったいなにを?……おふぅ!

「れ、れれれれ麗菜さん?ちょ、ちょっとやめて……おふぅ」
「うふふふ、もうカチコチだね?こんなにおっきくしちゃって……もうタオル取っちゃいなよ?」

 白く、スラッとした綺麗な足がタオルの上からとはいえ、オレの相棒をサワサワと撫でる。
足が触れる度、小さな足の指が相棒を撫でる度に情けない声を出してしまう。
き、気持ちいい……触ってもらうのって、タオル越しでもこんなに気持ちのいいものなんだ。
こ、これはクセになりそうだな。

「うふふふ……気持ち良さそうな顔。アタシの足、そんなに気持ちいい?」
「は、はい、もうたまらないっす。うぁ……す、スゴイっすよ」

 タオル越しに指先を器用に使い、亀頭をからカリ首を弄る。
そうかと思うと、足の裏でサオの部分を優しく撫でてくれる。
まるで別の生き物のような動きで、オレを攻めてくる麗菜さん。
あまりの気持ちよさに勝手に腰が動き、麗菜さんの足に相棒を押し付けるようにしてしまう。
自分でするのとは格段の違う!人にしてもらうのがこんなに気持ちいいとは思わなかったぞ!
足だけでこんなにも気持ちいいのに、麗菜さんの中はどんだけ気持ちいいんだ?

「ねぇ静馬君。君のおっきくなってるココ、見て見たいなぁ?早くタオルを取っちゃってよ。
うふふふ、君だけが脱ぐの恥ずかしいだろうから、アタシも脱ぐね?」

 俺を攻めていた足を引き、立ち上がる麗菜さん。
そして、その身体を包んでいたバスタオルに手をかけ、微笑みながら取り払う。
その瞬間、思考が停止し、息を呑んだ。
バスタオルに包まれていた身体は、オレが思い浮かべていた水着姿ではなく、
何も身に着けていない、一糸纏わない体が出てきたからだ。

「れ、麗菜さん……水着、着てなかったんですか。……とっても綺麗だ」
「うふふふ、アリガト。……静馬君、触ってもいいよ?」
「……は、はい」
   
 フラフラと立ち上がり、麗菜さんを抱きしめる。
立ち上がった瞬間、腰にまいていたタオルが落ちたが気にしない。
今はそんな事を気にするよりも、早く麗菜さんを触りたい……麗菜さんを抱きしめたい!
そんな思いで頭の中がいっぱいになっている。
その思いは行動となり、気がつけばオレは麗菜さんを抱きしめていた。



「麗菜さん……ああ!麗菜さん!」
「あん!静馬君……静馬君!」

 湯船の中でお互いが一糸纏わぬ姿になり抱きしめあう、オレと麗菜さん。
頭の中が麗菜さんでいっぱいになり、もう何がなんだか分からなくなってきた。
夢中でキスをしながら、強く抱きしめる。
抱きしめるほどに感じる、麗菜さんの体温。
抱きしめる度に胸に当る、麗菜さんの柔らかい胸。
その全てがオレを興奮させ、何をしていいのか分からなくなる。
今までAVやエロ本で培ってきた知識が全て吹っ飛び、ただ抱きしめるしか出来ない情けない
オレ。
もう何がなんだか分からず、何をどうすればいいのか分からなくなってきた時、麗菜さんが話し
かけてきた。

「うふふふ、裸の女の人を抱きしめたのは初めて?そうだよね、君、まだ童貞だもんね。
初めてで舞い上がるのは分かるけど、ちょっと興奮しすぎかな?
アタシで興奮してくれて嬉しいんだけど、もう少し落ち着こうね?」

 興奮してるオレの頭を優しく撫でてくれ、落ち着かせてくれる麗菜さん。
その表情は、オレが今まで見たことがないような、とても優しい顔をしていた。

「はぁはぁはぁはぁ……ス、スンマセン!
オレ、興奮して何がなんだか分からなくなって……ホントにスンマセン!」
「あははは、ちょっとテンパッテるね。まぁ初めてだからしょうがないかな?
でもどうしよう?今の君に任せてたら、上手くいくものも失敗しちゃいそうだね。
う〜ん……仕方ないなぁ。今日はアタシがリードするからね?
今からアタシが言うとおりにするんだよ?分かったかな?」

 まるで子供をあやすような麗菜さん。
優しく頬を撫でてくれて、その微笑みかける笑顔は、舞い上がったオレを落ち着かせてくれた。

「ス、スンマセン、ホントにスンマセン!こんな大事な時に……オレ、情けないっすよね」 
「ううん、別にいいよ。なんか焦ってる君がとっても可愛く見えたから」
「な、なんすかそれ?カワイイって言われても嬉しくないですよ」
「あははは!ゴメンゴメン。でも安心して?君のココ、可愛くなんかないから。とっても逞しい
よ?」

 チュ……オレの首筋に舌を這わせながら、手が相棒を撫でる。
軽く握り締め、優しく扱いてくれたかと思うと、亀頭を指で優しく撫でてくれる。
情けない事に舌が首筋を這う度、手が相棒を撫でる度に身体が反応し、声が出てしまう。
そして、今までこんな経験のないオレは、情けない事に我慢できそうになく……早くも限界にな
る。

「うふふふ……静馬君って感度いいんだ?ホントにカワイイなぁ」
「うぁ……れ、麗菜さん、手、離して下さい、もうマズイっす!」
「あれ?もう出しちゃいそう?」
「あ、いや、その、なんというか……出ちゃいそうです」
 
 オレの情けない言葉に、麗菜さんの手が止まる。
助かったような、残念なような。そんなヘンな気持ちになってしまった。
 
「静馬君って、19歳だよね?」
「はい、そうですけど。それがいったい何か?」

 麗菜さんはニコリと……いや、ニヤリと微笑み、オレの前で屈みこむ。 
そしていきり立ったままの相棒を軽く握り、オレを見上げて再度ニヤリと微笑んだ。

「だったらさ……連射出来るでしょ?今日はアタシ、餓えてるの。
だから君をたくさん食べちゃうからね?」
「へ?食べちゃうって?……おふ!お、おおお……れ、麗菜さん?
これって、フェ、フェラチ……お、おふぅ」

 下半身に走る、生まれてから一度も感じた事がない感触。
温かく、それでいて滑った物に相棒が包まれる。
相棒を包みながら柔らかく締め付け、それでいて小さな舌が器用に動き、オレを攻め立てる。
す、すげえ!オレ、フェラチオをされてるんだ!
オレ、麗菜さんに咥えられて……フェラチオをされて……う、うおおお〜!

「れ、麗菜さん、オレもうダメ……で、出る!」

 ビュク!ビュビュビュ!ドクン!ドクドクドク……ドピュ!……ビュピュ!

 咥えられて一分ももたず、麗菜さんの口に大量に精液を吐き出してしまった。
ドクドクと止まらない射精。今までの人生で一番気持ちがいい射精。
オレはあまりの気持ちよさに、麗菜さんの頭を押さえつけ、一滴残らず麗菜さんの口に吐き出
した。

「んん〜!……んくんく……ごくり。ぷはっ!あ〜、喉に絡むわ。
静馬君、すっごく濃いのを溜めてたんだね。
どう?気持ちよかった?」
「う、うぁぁ……さ、最高でした……スゴ過ぎでしたぁ」

 腰が抜けそうになり、ヘタヘタと湯船の中に座り込んでしまう。
射精がこんなに気持ちいいなんて、知らなかった。
他人にしてもらうとここまで気持ちがいいんだ。……はぁぁ〜、すごかったぁ〜。

「ホント気持ち良さそうな顔してるねぇ。喜んでもらえてアタシも嬉しいよ。
でもね、今度は君がアタシを気持ちよくする番だよ?」

 あまりの気持ちよさに湯船にへたり込んでいるオレに妖しく微笑む麗菜さん。
え?気持ちよくする?ええ?オ、オレの番?うえええ?オレが麗菜さんを気持ちよくするの?



「恥ずかしい話なんだけど、君を咥えててアタシも感じちゃったの。だから、ね?……来て」

 湯船の淵に手をかけて、オレに向かってお尻をあげる麗菜さん。
その綺麗で引き締まっているお尻を見ていると、出したばかりだというのにオレの相棒はいき
り立った。

「れ、麗菜さん……その、いいんですか?」
「うん、いいよ。今日は安全日だから生でも大丈夫なの。君も初めては生がいいよね?
今まで我慢してた分、思いっきり抱いていいからね?……抱いてくれなきゃ怒るわよ?」

 湯船の淵に手をついてお尻をオレに向け、顔を振り向きながら話す麗菜さんのお尻が僅か
に揺れる。
その揺れがオレを誘っているようで……その揺れがとても色っぽくて……
その揺れをを見ていると、オレの理性が吹き飛んでしまうようで……うおおおをおをお〜!
れ、麗菜さん!

 理性がブチギレたオレは、麗菜さんの細い腰を持ち、一気に貫い……あ、あれ?

「あれ?ここか?……あれ?もう一度……クソ!」
「……静馬君のを擦り付けてもらっても気持ちいいことは気持ちいいんだけど……
場所、分からないの?」
「い、いや、それはその……ゴメンなさい」

 な、何たる失態!相棒の待ちに待った晴れの舞台でこんな失態をしてしまうとは!
このままじゃ麗菜さんに呆れられちまうよ!
早く、早く入れなければ!クソ!ここら辺のはずなのに、なんで上手く入らないんだ? 
薄い茂みに守られた、麗菜さん自身に相棒を突き入れようと試みるも、なかなか上手くいかな
い。
クソ!なんで上手く入らないんだ?チクショウ!

「静馬君、そんなに焦らなくていいよ。アタシが誘導してあげるね?」

 へ?ゆ、誘導?誘導ってなんだ?麗菜さん、いったい何をするつもり……うお!
湯船に手をついていた麗菜さんは、右手を股間の下から伸ばし、オレの相棒を掴んだ。
その瞬間、思わず暴発しそうになる相棒。
頑張れ!こんなところで暴発はしてくれるな!頑張れ、相棒!

「……ん、ココよ。ここがアタシの入口。ここに君のこれを入れて、いっぱい動いて欲しいの。
いっぱい動いてアタシを感じさせてね?……静馬君、大好きよ」

 誘導された場所に相棒を合わせると『クチュ』という滑った音がした。……麗菜さん、濡れてる
んだ。
オレの事を大好きと言いながら、自らにオレの相棒を誘導した麗菜さん。
オレはそんな麗菜さんが、愛おしくて愛おしくて堪らなくなった。



「麗菜さん……好きです。オレ、麗菜さんが初めてでよかったです。
オレ、麗菜さんが大好きです!」
「うん、アタシも静馬君が好きよ。君の初めての女性になれてすっごく嬉しいわ。
だから、ね?早く君をアタシに……ん、んん!し、しずまく……んんん!」

 ヌルッ……腰を突き出した瞬間、今まで感じた事がないような、
暖かく、それでいて滑っていて柔らかく、締め付けられるような感触がオレを包んだ。

「ど、どう?気持ちいい?これが女の子よ?これが……アタシだよ」
「れ、麗菜さん……温かくて柔らかくて気持ちよくて……うぅ、すごいっす」
「気持ちいいの?嬉しいなぁ……もっと激しく動いていいよ?」

 いや、すんません。激しく動いていいと言われましてもですね。
そのですね、大変申し訳ないんですが、動こうにも動けない事情というものがありましてですね
……

「いや、その、麗菜さん。実はですね、今動いたらすぐ出しちまいそうで……情けないですよね」
「え?1回出したのにもう出ちゃいそうなの?あはははは!……いいよ。何回出してもいいよ。
だから、ね?いっぱい動いて。君をもっと感じさせて。……アタシをもっと感じて!」 

 麗菜さんの言葉に、オレは無意識のうちに腰を突き出していた。
湯船のお湯がオレが腰を突き入れるたびに溢れ、
オレが突き入れるたびに、浴室にオレと麗菜さんがぶつかるパンパンという音が響く。
オレが突き入れるたびに揺れる麗菜さんの背中。
オレが引き抜くたびに発する、麗菜さんの切なそうな声。
その全てがオレを興奮させ、一段と動きを加速させる。

「麗菜さん!麗菜さん!麗菜さん!」
「あ、ん、ん、んん!い、いい!静馬君、それいい!気持ちいい!」
「麗菜さん!麗菜さん!麗菜さ……う、ぐおお!」

 麗菜さんの一番奥に突き入れた瞬間、爆発した。
爆発するような激しい射精で、麗菜さんをオレの精液で満たす。
ドクドクと止まらない射精。
麗菜さんの一番奥に届くように、一番奥まで満たすようにと腰を動かし、精液を送り込む。
全てを吐き出した後、オレは繋がったまま後ろから麗菜さんを抱きしめた。

「はぁはぁはぁ、麗菜さん……ありがとう」
「はぁはぁはぁ……静馬君、アタシこそありがとう。こんな年上の女なんかに初めてをくれて」
「麗菜さん……オレ、麗菜さんでよかった。初めてが、好きになったのが麗菜さんでホントによ
かった!」

 麗菜さんから相棒を引き抜き、向かい合う。
そして力いっぱいに麗菜さんを抱きしめ……唇を奪った。
麗菜さん……ありがとうございます!オレ、ホントに幸せです!



「え〜っとぉ、毛利さんにはお酒でいいかな?お店のみんなの分は、お饅頭でも買ってと……
あ、そうだ!アタシの分のお酒も買わなきゃね」

 2日目の朝、アタシ達は旅館のお土産コーナーでお土産を選ぶ。
お土産を買ったら駅に向かわなきゃいけないのかぁ。
温泉旅行も、もう終わりかぁ……楽しかったなぁ。
毛利さんはお酒でいいとして、職場のみんなには何を買おうかな?お饅頭かな?
う〜ん、お饅頭ってのもベタすぎて面白味がないわね。

「麗菜さん、お酒を買うんですか?
昨日は酒飲みじゃないって言ってましたけど、どう見ても酒飲みじゃないですか」

 首筋に赤いマークを残したままの静馬君が微笑みながら話しかけてくる。
君ねぇ、なんでキスマークつけたまま堂々としてるの?
ま、付けたアタシが悪いんだけどね。……もしかして気がついてないだけなのかな?
……酒飲みってなによ!

「うるっさいわね!誰が酒飲みよ!美味しかったんだから、買ってもいいでしょ?」
「飲みすぎには注意してくださいよ?」

 ニヤリと笑い、赤くて綺麗な民芸品の髪飾りを手に取る静馬君。
なんか余裕って感じがするわね。
もしかして童貞卒業して調子に乗ってるんじゃないの?生意気ね!
あ、その髪飾り、なかなかいいわね。
……もしかして買ってくれるのかな?だとしたら、嬉しいな。

「う〜ん、これでいいかな?それとも黒がいいか?……もうメンドくせぇ、これでいいや。
文句言ってきたらフェースロックで締め上げてやる」

 ……面倒くさい?ちょっと!恋人へのプレゼントを選んでおいて、面倒くさいってなによ!
たとえちょっとした物でも、真剣に選んでこそ気持ちが伝わるのよ!
……フェースロックってなに?

「ちょっと静馬君!面倒くさいってなによ!キチンと選びなさいよ!」
「へ?いや、でも彩はまだ色気づいてないからこれで十分かなと」

 へ?あ、あや?それってアタシへのプレゼントじゃないの?……あやって誰よ?

「静馬君?そのあやって子、何処のどちらさんなのかしら?
昨日アタシをあれだけ求めて来たのに、君は浮気してるんだ?……ヘタなくせに生意気よ!」

 アタシの中に6回も出しといて、よくも堂々と浮気相手にお土産を買えるわね!
アタシは浮気は絶対に許さないんだから!
君もバカ旦那みたいにアタシ以外の女と……見損なったわ。最低よ!

「はぁ?浮気?いやいやいやいや!麗菜さん、彩っていうのは実家の隣に住んでる子ですよ!
前にも教えたじゃないですか。……ヘ、ヘタ?そ、そんなはっきり言わなくても……グス」

 実家の隣の子?……あ、そういえば聞いた事があったわね。
毎日電話してるとか言ってた子ね?
……この男はなんでアタシには毎日電話してこないんだろ?

「あ〜、そういえばだったわね。あやって子、君が毎日電話してあげてる子よね?
よく考えればそうよね。君が浮気できるような男だったら、いつまでも童貞な訳ないもんね」

 アタシの容赦ない言葉にガックリと肩を落とす静馬君。
アタシをやきもきさせた罰よ、落ち込んでおきなさい!
落ち込んだままの静馬君を無視してお土産を選ぶ。
あやって子を大事にするよりも、カワイイ彼女のアタシを大事にしてよね。
……まだ君がアタシの中にいるみたいだよ。昨日はちょっと張り切りすぎたかな?
アタシが年上でリードする立場だったから、張り切っちゃったんだけど……今考えるとまるで痴
女よね。
ま、静馬君が喜んでくれたからいいかな?……アタシも興奮しちゃったしね。
今度は君から迫ってきなさいよ?女の子から迫るのって恥ずかしいんだからね?

 職場のみんなへのお土産を選びながら、落ち込んでいる彼氏を今夜にでも慰めてあげようか
なと考えるアタシ。
今夜はコンドームのつけ方をレクチャーしてあげようかな?





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