195 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 19:09:53 ID:ruRutYAn/
投下は以上です。長々とスレをお借りして、申し訳ありませんでした。これにて名無しに戻りま



「……ほい、投下っと。ふうぅ〜、投下終了!……やっと書き終えたかぁ、思いつきで書き始め
るもんじゃねぇな」

 初めての連載形式で書いたssの最終話。苦労して書いたこのssの投下を終え、軽く背伸び
をして息を吐き出す。
全10話という連載を終えて、心地よい達成感に浸る。我ながらよく書き終えたよなぁ。
常駐スレの神職人さんの素晴らしいssに感動し、素人ながら思わず書き出してしまったss。
初めてのssは、あまり評判はよくなかったけど、もらえた感想レスが嬉しくて、今だに書き続け
ている。

「さてっと、後は飲み物でも用意して、動画を見ながらリロードをしまくるぞっと」

 投下後にPCに張り付きリロードを連打する。これが投下後にするいつもの行動。
特に今回のssは、3ヶ月かけて連載していたssの最終話だ。
そこそこ評判はよかったから、結構な数のレスがもらえるはず。
……くぅぅぅ〜!ワクワクするぜ!GJとか貰えちゃうのか?もしかして神とか言われちゃうの
か?
もしかしたら、2行くらいの感想レスをもらえたりして?もらえたら嬉しいなぁ。
エロくするために、10日間もオナ禁して書いただけあって、俺の妄想が詰まった改心のssだ。
早くレスがつかないかなぁ……感想書いてくれないかなぁ。

「おにいちゃん、あたしはおれんじじゅーすちょうだい」

 冷蔵庫の扉に手をかけた時、背後から飲み物のリクエストの可愛い声が。
オレンジジュースか……ss書くのに頭使ったから、糖分を補給するにはちょうどいいかもしれ
ないな。

「おう、オレンジジュースな」

 リクエストに答え、冷蔵庫からオレンジジュースのパックを取り出し、食器棚からグラスを2つ
取り出して……
あれ?今、誰かの声がしたよな?テンション上がりすぎて幻聴でも聞こえたのか?
不思議に思い、後ろを見てみる。……誰もいない。あるのは机の上に置かれたPCと、椅子だ
けだ。

「……気のせいか。いかんなぁ、幻聴が聞こえるまでテンション上がりまくったのか。
いくら連載最終話を無事に投下し終えたからって、幻聴はまずい……」
「ねぇ〜ねぇ〜おにいちゃん、はやくりろーどしようよぉ。れすついてるかもしれないよ?」

 可愛い声が俺の足元から聞こえてきて、誰かが俺の寝巻き代わりのジャージをクイクイと引
っ張っている。
……え?ど、どういうことだ?なんで声が下からする?なんで服を引っ張られる?
慌てて下に視線を移すと、そこにさっき聞こえた謎の声の主がいた。

 俺の腰ほどの背丈で、その小さな体には大きい、熊のぬいぐるみをギュッと抱きしめた幼女
が俺を見上げている。
ひまわりの絵の描いてあるワンピースタイプのパジャマを着ており、髪は金髪、青い瞳で俺を
見上げている。
……え?外人さん?こんなちっさい外人さんがなんで俺の部屋に?



「えっとぉ……お嬢ちゃん、部屋、間違えてないかい?」
「まちがえてないも〜ん!るる、そんなまちがいしないんだも〜ん!」
「そ、そっか、間違えてないのか。……え?じゃあ俺が間違えたのか?」

 慌てて部屋を見渡してみる。……きったねぇ台所に、アイドルのポスターが貼られた冷蔵庫。
うん、間違いない、ここは俺の部屋だ。

「えっと、お嬢ちゃん、ここはお兄さんのお家なんだよね。パパやママが心配するから早くお家
に帰ったほうが……
って、うぉい!何してんだ、このガキ!」

 少し目を放した隙に、冷蔵庫に貼ってある、お気に入りのアイドルポスターに落書きをする幼
女。
ごらぁ!イタズラするガキは、お尻ペンペンすんぞ!

「ダメだろ!いたずら書きなんかしちゃ!……あ〜あ、このポスター気に入ってたのになぁ」

 謎の幼女の手により俺のアイドルが、白い歯の似合う笑顔から、黒い歯の笑顔に変えられて
しまった。

「だってこんなおんななんかよりも、るるのほうがきれいだも〜ん」
「黙れ!このロリっ子が!」
「るる、いまはろりだけど、れすがついたらおとなになるんだも〜ん」
「訳わかんない事言ってたら、ケツ引っ叩くぞ!」
「ぶぅ〜!ほんとなんだもん。れすついたらせいちょうするんだもん」
「いいから家に帰れ!さっさと帰らんかい!」
「……ひっく、るる、せっかくあいにきたのに、もうかえらなきゃいけないの?やだよぉ〜、うわぁ
ぁぁ〜ん!」

 熊のぬいぐるみをギュッと抱きしめたまま、大きな口を開け、ワンワンと泣き出した謎の幼
女。
人様の部屋で泣き出すんじゃない!隣近所に知られたら、俺が変質者と思われちまうだろう
が!
……え?変質者?も、もしかしてこの状況ヤバくね?
泣きじゃくる幼女に、一人暮らしの俺。しかも今まさにエロいssを投下し終えたばかり。
……客観的に見たら間違いなく俺は、この子をさらってきてイタズラしようとしてる、変質者だ
な。

「お、お嬢さん、オレンジジュース一緒に飲もうか?だから、泣き止もうねぇ?」
「ひっく、お、おれんじじゅーす?……ぐす、のんでいいの?かえらなくていいの?」
「うんうん、ジュースを飲んだら少しお話して、それからお家へ送ってあげるからね?」
「……じゅーすのみながらりろーどした〜い!」

 さっきまでの涙はどこへやら?オレンジジュースの入ったグラスを、満面の笑みで受け取り、
ご機嫌の幼女。
そういやこの子、さっきから変なことを言ってるな。

「そういえばお嬢さんは、さっきからリロードって言葉を使ってるね。意味を知っているのか
な?」

 小さな口で、ジュースをクピクピ飲みながら頷く幼女。
そして、その小さな口から、信じられない言葉を口に出した。

「うん、しってるよ。だってるる、りろーどしょうじょだもん」
「……リロード少女?」

 リロード少女?幼女じゃなくて?この体型で少女はないだろ、どう見ても幼女だろ?

「うん、そだよ。あたしはりろーどしょうじょ。
えすえすをとうかした、かきてさんのところにあらわれる、しょうじょなの。
とうかのあといちじかんでれすが10こついたら……そのひととえっちするの。
がんばったかきてさんに、ごほうびでえっちするの。
それがあたしたち、りろーどしょうじょ。えへへへへ、おにいちゃん、れす、10こついたらいい
ね!」 

 ニッコリと微笑み、意味の分からないことを口走っている幼女。
頭では絶対にありえねぇと思いながら、何故か体が反応し、股間が少し疼いているのに気がつ
いた。



「ふんふふふ〜ん、おにいちゃん、れすついてるかな?ついてたらいいね!」

 椅子に座り、PCと向かい合う。
で、マウスをクリックし、リロードをしようとしているんだが……
リロード幼女の頭が邪魔で、画面があまりよく見えない。

「なぁ、頭が邪魔でよく見えないんだが?ちょっと頭を横に避けてくれないか?」
「ぶぅ〜!おにいちゃんのいけず!いじわるさん!」

 文句を言いつつ、少し頭をずらす幼女。

「文句を言うなら俺の膝から降りなさい。じゃ、リロードするからな。
……所で、さっき言ってたこと、ホントなのかな?」
「ん?いってたことってなぁに?」
「いや、その……レスがついたらエッチするって」
「うん、するよ!るる、おにいちゃんとえっちしたいもん!」

 物凄い勢いで頷く、ルルと名乗る幼女。
う〜ん、どう考えてもおかしいだろ?まず、リロード少女なんてものがいること自体、ありえない
だろ?
それに、レスがついたらエッチする?つまりはSEXするってことだよな?
こんな幼女とか?俺、ロリじゃねぇえし、犯罪者にはなりたくないぞ?
やっぱりどう考えてもこの子の妄言だな。とりあえずリロードをしたいそうだから、一度リロード
してやるかな?
それでレスがついてなければ、諦めて帰るだろ?
……早く帰ってもらわなきゃ、この子の親御さんに俺が連れ込んだと思われちまう。

「10これすがついてたらいいね!そしたらるるとえっちできるからね!」
「はいはい、10個レスがついてたらいいんだな?どれ、レスはついてるかなっと」

 『カチッ』

 マウスをクリックし、リロードをしてみる。カチッとな。


196 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 19:19:19 ID:TMPO72F/
うは! 投下キテター! この連載もついに終りですか…最高の終わり方でした! GJです!
 後日談希望!


 ……や、やばい。マジで嬉しい!これはメチャクチャ嬉しいぞ!
投下してまだ10分も経ってないのに、もうレスがついてる!
しかも褒められてる〜!いよぉっしゃぁぁぁ〜!後日談希望って書かれてるぜ!俺、最高!や
ったぜ!
小躍りしたいけど、膝の上に座ってる幼女が邪魔だぜ!……え?えええええ?

 幼女を払い除けて、小躍りしようかと考えてた俺の目の前で、不可思議な現象が起きてい
る。
俺の膝の上にチョコンと座り、オレンジジュースを飲みながら、PC画面を見ていた幼女の体が
……輝きだした。
いや、確かに髪は綺麗な金髪だったけど、なんで全身が輝きだすんだ?ありえねぇだろ?
目の前で、突然光り輝きだした幼女に唖然とする俺。
その輝きが収まった時、俺の目に映った幼女のその姿は、先ほどまでのワンピースタイプのパ
ジャマ姿ではなく、
赤いランドセルを背負った、小学校の制服姿となっていた。



「な、ななな、なん……何だお前!なんで光ったんだ!っていうか、服装変わってなくないか?」
「えへへへへ、レスいっこついたね!おめでとー!レスがいっこついたから、ルルはいっさいせ
いちょうしました!」

 そう言ったかと思うと、俺の膝の上から降りて、クルクルと回りだし、成長したという自分の姿
を俺に見せる。
……た、確かに背が伸びている。髪も少し伸びてる気がするし……何より服装が違う!
さっきまでのワンピースタイプのパジャマ姿じゃなく、赤いランドセルを背負った小学校の制服
姿になってる!
胸には名札も付いてるし……『2ねん2くみ ルル』と書かれてる。なかなか芸が細かいな。
……って、感心してる場合じゃねぇっての!なんでこんなありえないことが起きてるんだ?
俺、夢でも見てるのか?これは夢なのか?

「な、何だよ、これ。夢か?そうだろ、これは夢なんだな?」

 突然起こった不可思議な出来事に頭が付いていかず、ランドセルを背負い、制服姿の幼女
を呆然と見る。
どう考えても夢以外にありえないよな?人が一瞬で成長するなんてありえないもんな?なな?
心の中でこれは夢だと自分に言い聞かせ、心を落ち着かせようとする俺に、幼女は否定の言
葉を口に出す。

「え、ゆめじゃないよ?さっきいったでしょ?アタシはリロードしょうじょだって。
おなにーがまんしてssかいたかきてさんのもとにあらわれる、まぼろしのしょうじょなの。
で、おなにーがまんしてssかいたかきてさんにごほうびとして、えっちしてあげるの。
……1じかんにレスが10こついたらね。えへへへへ、あと9こでルルとえっちできるね!たのし
みだね!」

 幼女の言葉にますます混乱する俺。
そんな俺を無視して、また俺の膝の上にちょこんと座り、PC画面を指差す幼女。

「さ、リロードしようよ!またレスついてるかもしれないよ!」
「……え?あ、ああ、そうだな。じゃ、リロードするか」

 これが現実なのか、夢なのか判断が付かなくなった俺は、幼女の言葉のままに、マウスをク
リックし、リロードをする。

 『カチッ!』


197 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 19:23:45 ID:tEKokI/
2番手GJ!!待ち続けた甲斐がありました!はぁぁ〜、やっぱ幸せな終わり方ってのはいいで
すね!
オイラも後日談希望しまっす!

198 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 19:24:27 ID:NIsomOE/
投下乙。長い間の連載、お疲れ様でした。ちょっとありきたりな終わり方でしたが、十分楽しめ
ました。
次回作に期待します。


「……レス2つも来たぜ!いよっしゃぁぁぁぁ〜〜〜!」

 目の前のPC画面に映るのは、新たについたレス2つ。
2つ目のレスはちょっと手厳しい意見だが、なるほど、確かにありきたりな終わり方をさせてしま
った。
これは反省すべき点だな。次回作にこの反省を生かすとしよ……ま、また光ったぁ!
レスの付いた喜びで、俺の膝に座ってる自称リロード少女の幼女さんを忘れてた!
さきほどと同じく、レスが付いたのを確認したとたんに、光出した幼女。
……なんか大きくなってないか?急に重くなったような?
戸惑う俺の目の前で、輝いていた光は消え、さっきのランドセル姿の時よりも、かなり背の伸び
た幼女……いや、少女がいた。

「えっへへへへ、レス2つも付いたね!おめでとー!これでアタシも2才せいちょうできまし
た!」

 そう言って、俺の膝から降りた少女は、成長した自分の姿を俺に見せるため、クルクルと回り
だす。
伸びた身長に、微かに膨らんだ胸。無駄な肉の付いていない二の腕に太もも。
スラっとしたふくろはぎは、なかなかそそるものがある。
そして、髪が抜けて排水溝に詰まるのを防ぐために被られた水泳帽に、胸には『4年3組 ル
ル』と書かれたゼッケンが。
……くぅ!ひ、光ってるぜ!さっきまでとは違う意味で光り輝いているぜ!
そう、今、彼女は光り輝いている。何故なら、彼女は……スクール水着を着ているからだ。



「ふんふふ〜ん、今回のいしょうは……なんとスクール水着で〜す!どう、にあってるかな?」
「……はぁはぁはぁはぁ」
「もう!こうふんしないの!さ、早くリロードしようよ。早くレス10個つかないと、えっちできなくな
っちゃうからね」
「はぁはぁはぁ……ス、スク水だぁ……はぁはぁはぁ」
「はぁはぁ言わないの!さっさとリロードするの!」
「……は!ゴ、ゴメン、あまりにも似合ってるから、つい見とれちゃって。おし!リロードすれば
いいんだな!」

 いかん!俺はロリじゃないのに、何で興奮しちまったんだ!
確かに彼女は金髪で青い目をしていて、可愛いけど、まだ胸もうっすらとある程度だし……でも
スク水。
こんな子に興奮してるようじゃ俺も犯罪予備軍になっちまう!……でもスク水。

「さ、次のレスめざしてリロードGo!」

 そう言いながら。ニコニコ笑顔で俺の膝の上に座る少女。
金髪少女が……金髪うっすら胸少女が……金髪うっすら胸スク水少女が……金髪うっすら胸
スク水少女のお尻が……
俺の、俺の股間に当たってる!禁欲してた俺の股間を刺激してるぅぅぅぅ〜!

「あん!おっきくするのはいいけど、出さないでよ?出しちゃったらその時点でアタシ、消えちゃ
うからね」
「はぁはぁはぁ……」
「えっちしたいでしょ?せいちょうしたアタシといっぱいえっちしたいでしょ?」
「はぁはぁはぁ……し、したい。君とSEXしたい!」
「だったらレス10個、めざそうね!」
「お、おう!レス10個貰ってやるさ!」

 金髪うっすら胸スク水少女のお尻が股間に当たり興奮した俺は、
さっきまで考えていたこれが夢かどうかという疑問など、頭の中から吹き飛んでしまった。
今はただ、この少女とSEXをするために、早くレスが10個つかないかと、レスが付くことばかり
を考えている。

「それ!リロード!」

 『カチッ!』 


199 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 19:29:17 ID:asIKokI/
待ってましたGJ!最終回お疲れさま!

200 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 19:32:57 ID:rORikON/
>>195Gj! >>198こういう終わり方、俺は好きだぜ!


「あ、また2個ついてる!おめでとー!」

 レスが付いたのを確認し、俺の膝から降りたスク水様。あぁ、名残惜しいなぁ。
降りた瞬間、光だし、その光が収まった時、そこにいたのは……伝説がそこにいた。



「……おおおおお!ブ、ブルマーさまだぁ〜!」
「えっへへへへ、どう、似合うかな?」

 さらに成長した体を覆い隠す体操着。胸には『6年3組 ルル』と書かれており、
そのゼッケンは、少し大きくなった彼女の胸の膨らみを、隠すことは出来ない。
スラっとした足が、ブルマー様から伸びており、思わず撫で撫でしたくなる。……最高だ!これ
は芸術なんだよ! 

「うんうん、似合う!似合う過ぎてしゃぶりつきたい!」
「あはははは!まだダメだよ。レスが10個付いたら好きにしていいから。それまでは……これ
で我慢ね?」

 そう言って、ブルマー様から少し見えている白いものを指差す。……こ、これは?これはまさ
か!

「ぷほぉ!は、ハミパン!パンツがはみ出てるぅ〜!」
「さ、つぎつぎぃ〜!次のレス目指してリロードGo!」

 ブルマー姿のまま俺の膝に座る少女。ブ、ブルマー様が!俺の股間に!俺の股間を〜!

「ブ、ブルマが、ブルマの尻が俺の股間に乗っかって……うぉぉぉぉぉぉ〜!リロードゴォォォォ
ォ〜!」

 『カチッ!』


201 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 19:36:37 ID:tUnDErE/
   ミ(゚∀゚ ) ≡=−GJ!GJ!
    ミ⊃ ⊃    ≡=−
     (⌒ __)っ   ≡=−
     し'´≡=−
  −=≡    _ _ ∩
 −=≡   ( ゚∀゚)彡  GJ!GJ!
−=≡   ⊂  ⊂彡
 −=≡   ( ⌒)
  −=≡  c し'


「うは!AAで来たか!」
「おめでとー!これで6個目だね!あと4つでルルとえっちできるね!」

 レスを確認し、膝の上から降りたブルマー様。あぁ、名残惜しすぎる。そして彼女の体は輝き
だし、また成長を遂げた。 

「どう?似合ってるかな?今回は制服姿だよ〜」

 先ほどのブルマー様とは違い、どこにでもいるような制服姿に成長した少女。
彼女は制服姿になれたのがよほど嬉しいのか、先ほどまでとは違い、クルクルと回りながらも
スカートを広げたり、
鏡を見て自分の制服姿を確認したりしている。
確かに金髪での制服ってのは珍しいよ?それに制服を着られて、喜んでいる彼女はとても可
愛いんだけど……次に期待だな。

「……ま、似合ってるんじゃねぇか?さ、次に期待だな」
「ちょ、ちょっと何よ、そのリアクション!がっかりした顔しないでよ!」

 リロードしようとする俺の膝の上に、慌てて座る少女。座ってなきゃいけないって決まりでもあ
るのか?
背も伸びてきて、重くなってきたから、正直少し邪魔なんだよな。

 『カチッ!……カチッ!カチッ!』

「……そう簡単にはレスはつかない、か。しばらく休憩だな」
「そだね〜。ここまではよくあるらしいからね。1時間でレス10個への道は厳しいからねぇ」

 俺の膝に座りながらウンウンと頷く少女。厳しいってなんなんだ?なんか修行のような言い方
だな。
……あれ?俺はなんでこんな異常事態を、普通に受け入れてるんだ?スク水とブルマー様の
連続コンボで頭がイカれたか?
ちょっと時間を置かなきゃいけないだろうし、いい機会だから少し彼女と話すかな?



 改めて彼女を観察してみる。
金髪で青い目。今は制服を着ているが、レスが付くたびに何故か光に包まれ成長する。
彼女の話だと、1レスごとに1歳歳を取るらしい。
ブルマ様の時のゼッケンには、6年3組と書かれていたから、……今は中一か。ということは、
12,3歳かな?

「なんで君はここに来たんだ?なんで10レスついたら俺とSEXするんだ?リロード少女ってい
ったいなんなんだ?」

 暇そうな顔してPCを眺めてた少女に話を聞く。
冷静になればなるほど今の状況が納得できん。納得のいく説明をしてもらわなければな。

「んん〜?アタシにも分かんないよ。気が付いたらアタシはリロード少女だったのよ」
「はぁ?なんだ、それ?俺のほうがもっと意味わかんねぇよ」
「アタシ達のような存在は、他にもいるの。でもアタシはリロード少女に生まれた。
次もリロード少女に生まれるかは分からないんだけどね」
「もっと意味がわかんねぇ……要するにお前は一種の化け物ってことか?」
「間違ってはいないけど、せめて妖精って言ってよね。ま、人畜無害な可憐な妖精。それがアタ
シ、リロード少女のルルよ」

 自分で言っておきながら、妖精という例えが気に入ったのか、踊るように回りだし、スカートを
ヒラヒラと舞わせる。

「よく分からんが……俺に危害は加えないんだな?」
「そ、痛いことはしないよ。……あ!もしかしてそういうプレイが好きなの?
どうしよ?アタシ、SMってあまりよく知らないの」
「好きじゃねぇ!……とは一概に言えないけど、そこまで好きじゃないから安心しろ」
「あっはははは!お兄ちゃんって面白いね!……お兄ちゃんでよかったよ。10レス付いて、お
兄ちゃんとえっちしたいなぁ」

 ニッコリとほほ笑み、椅子に座りなおしてPCをつまらなさそうに眺める。
それもよく分からんのだよな。なんで10レス付かなきゃSEXできないんだ?
俺、今の彼女とならSEXできる自信があるぞ?……我ながら変な自信だけどな。

「なんで10レス付かなきゃSEX出来ないんだ?今すぐしたらダメなのか?」
「あっはははは!お兄ちゃん、アタシの制服姿に興味なさそうなフリして、しっかり欲情してるん
じゃない。
……出来ないよ。しようとしたら、お兄ちゃんのアタシとの記憶はなくなり、アタシは消えちゃう
の。
でもね、1時間に10レスついたらえっちできるの!アタシ、面白いお兄ちゃんとえっちなことし
たいなぁ」
「よくわからんが……1時間に10レスというのは、君とSEXするための縛りなんだな?」
「そそ、そゆこと。……それに、ね。もしかしたら、もしかしたら、だよ?」

 急に声のトーンが下がり、表情も暗くなる。いったいどうした?何がもしかしたら何だ?

「えっちしたら、アタシの事、覚えててくれるかもしれないから。アタシが消えても、覚えててくれ
るかもしれないから」
「消える?そういやさっきも言ってたな。消えるってなんだ?いなくなるって事か?家に帰るだけ
なんだろ?」

 俺の問いかけに、寂しさを感じる笑みを浮かべ、ゆっくりと首を振る。
俺は彼女のその寂しげな笑みから視線を逸らす事が出来ない。



「違うよ、アタシに家なんかないよ。帰る場所はないの。アタシはね、お兄ちゃんとえっちしても
しなくても、消えちゃうの。
アタシという存在は、一度この世から消えて違うものになるの。
それがまたリロード少女なのか、他の何かなのか分からないけど……あ〜あ、どうせなら禁断
少女に生まれたかったなぁ。
禁断少女なら、一度えっちしても記憶が消えずに残るのになぁ。
……アタシはね、お兄ちゃんの事、覚えていられるのはあと少しだけなの。
レスが10個つかなかったら、その時点で消えちゃうの。ルルという存在が消えちゃうの。お兄
ちゃんの記憶からもね」
 
 彼女の言葉を聞き、俺は彼女見せた寂しげな笑顔の意味が分かった。
どっちにしろ、彼女は今夜限りで消えちまう。……俺の記憶からも。

「だから、か。だから俺とSEXしたいのか。SEXしたら、もしかしたら俺の記憶に残るかもって
考えたのか」
「……うん。ホントはね、絶対にそんな事ないはずなんだけどね……覚えててほしいの。
少しの間だけど、お兄ちゃんと話せて、すっごく面白かった。アタシはお兄ちゃんとの楽しい記
憶、忘れたくないの!
でも、ね、きっと忘れちゃう。あはは、消えちゃうのに覚えてたいとか無理な話だよね?
だから、ね。せめてお兄ちゃんだけでも、アタシという存在がいたということを……覚えててくれ
たら嬉しいなぁ」

 まるで泣いているような微笑み。けどその微笑みは、俺が今まで生きてきた中で一番綺麗な
笑顔だった。
悲しいけど美しい……俺はそんな彼女の微笑みから視線を逸らす事が出来ず、しばらく何も言
わずに見つめ続けた。

「……お兄ちゃんゴメンね?なんかしんみりさせちゃったね」
「い、いや、俺の方こそ悪かった。……そ、それよりさ!そろそろリロードしてレスをチェックしな
きゃな!
もしかしたらレス、50個くらい付いてるかもな!そしたらお前はいきなり50も歳を取るわけか
……SEXはゴメンだな」
「あああ〜!ひっどぉ〜い!女性を年齢で差別するなんてサイテー!……ぷっ、あっはははは
は!
そっか、そゆこともあるよね!50歳も年取っちゃったら、どんなアタシなのかな?たっのしみ
〜!」

 俺の冗談にやっと明るい笑顔になる少女……いや、ルルちゃん。
楽しそうに笑いながら、やっぱり俺の膝の上に座る。もはや俺の膝はルルちゃんの指定席だ。
笑顔でPCの画面をのぞき、『レス付くかな?ホントに50も付いてたらどうしよ?』とつぶやくル
ルちゃん。
……うん、やっぱりルルちゃんには明るい笑顔が似合うな!俺、ルルちゃんの笑顔、好きだ
な。

「おっし、ルルちゃんがおばさんになるかどうか、それ!リロードだ!」

 『カチッ!』


202 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 19:56:57 ID:pAizURi/
   _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 アナル!アナル!
  (  ⊂彡
   _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 中出し!中出し!
  (  ⊂彡

203 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 20:00:47 ID:nAKadAsI/
縛り付けての強制イマラチオはいいですな!さすがはHENTAI!ナイス最終話でした!

204 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 20:03:27 ID:fERatIO/
まさかエロパロ板で感動して泣いちゃうとは……GJでした!


「……」
「……えっとぉ、お兄ちゃん?アナルと中出しで感動って、いったいどんなssを書いて……」
「み、見るな!そんな目で俺を見ないでくれぇぇ〜!」
「あ、あははは……と、とりあえず3つレスついたから、3歳成長するね?」

 さっきまでの空気はどこへやら。新しく付いた3つのレスを見て、俺達の周りの空気がぎこち
なく固まってしまう。
そんな空気の中、乾いた笑みで俺を一瞥したルルちゃんは、膝の上から逃げるように降りて、
光に包まれる。
……こんな事になるなら、普通のSEXで終わらせるべきだったよ。



「お待たせ!……どうかな?アタシ、綺麗になったかな?」
「……あ、ああ、すげぇ美人になった。あまりの綺麗さに見とれちまったよ」
「あははは、お世辞でも嬉しい……さ、次のレスついてないかチェックしなきゃね!」

 3つのレスを確認し、成長するために光に包まれたルルちゃん。
その光が収まった時、そこにいたのは先ほどまでの幼さの残る彼女ではなく、
もう大人雰囲気をかもし出している、制服姿のルルちゃんだった。
制服姿といっても、先ほどと同じ制服ではなく、違う制服を着ている。
光り輝くような金色の髪を靡かせ、クルクルと回るルルちゃん。
ヒラヒラと舞うスカートは短くしており、その細い足を守るかのように履かれているニーソックス
が俺の心を鷲づかみにした。

「す、すげぇ綺麗だ。いや、マジで綺麗だ!つぅか綺麗だ!」
「お、お兄ちゃん、そう何度も言わなくても分かるってば。……ありがと。えへへへ、ルル、凄く
嬉しいよ」

 照れ笑いなのか、少し頬を赤く染め、ちょとんと遠慮するように俺の膝に座る。
……完全に勃起してしまってるけど、もはや言い訳はしない。だって、ルルちゃん、めちゃくちゃ
綺麗で可愛いんだもん。

「ねぇお兄ちゃん……あと、1レスだね。あと1レスでお兄ちゃんとえっちできるんだね」
「あぁ、俺は今すぐにでもしたいけどな。でもそれじゃ意味が無いんだろ?」
「あはははは、お兄ちゃん、餓え過ぎだよ。……でも、嬉しいな」

 綺麗なうなじを少し赤く染め、俯くルルちゃん。
照れてるのか?照れて俯くなんて……可愛いじゃねぇか!思わず後ろからギュッ抱きしめる。

「ありがとうね、お兄ちゃん。も少しこのまま抱きしめててくれないかな?
もしあと1つ、レスがつかなかったら……さよなら、だから」
「ルルちゃん……」
「せっかく仲良くなれたのに、何もしないでサヨナラなんてヤだから……少しでもアタシという存
在を感じて欲しいから。
覚えてて欲しいから……だから、時間ギリギリまでギュッと抱きしめて欲しいな」

 ルルちゃんは俯いたまま小声で話し出す。その体は微かに震えており、まるで泣きながら話
しているかのようだ。
俺はそんな震える細い身体を思い切り強く抱きしめ、彼女の耳元で囁く。

「……大丈夫だよ。俺、そんなに記憶力よくないけどさ、忘れないって」
「お兄ちゃん……」
「……男ってのはさ、好きになった女の子ことは、忘れないものなんだよ。だから、俺は忘れな
い。一生君を忘れない」
「え?ス、スキ?アタシを?……ひっく、お、お兄ちゃん、ア、アリガト。
……アタシも忘れない。アタシが消えても、忘れない。生まれ変わっても覚えてるから!」

 微かに震えていたその体は、彼女の鳴き声と共にさらに震えだした。
俺はそんなルルちゃんを優しく、そして強く抱きしめ、耳元で囁く。

「あぁ、お互い、絶対に覚えておこうな!……じゃ、そろそろ最後のリロードをするか」
「……グス、うん」
「一緒に、な」
「……うん」

 ルルの白い手に俺の手を重ね、マウスに持って行く。
そして、空いている手でルルの身体を強く抱きしめ、ルルと一緒にリロードする。

 『カチッ!』


205 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:199X/07/xx(月) 20:09:37 ID:oMEdEtOu/
2人が末永く幸せでありますように……
連載は終了でも、2人の物語がこれからも続くことを祈って、GJを送らせていただきます。

 
 ssにではなく、まるで俺達2人にくれた様なレスの言葉。その言葉に俺は涙を浮かべ、ルル
は泣きじゃくった。
そんな泣きじゃくる彼女の体は、今までとは違う黄金の輝きを放ち、成長した姿を俺に見せた。



「どう、かな?10個レスがついて成長したアタシ……お兄ちゃんのタイプの女の子になれたか
な?」

 黄金の光が収まり、俺の前に姿を現したルルは……背の高さは先ほどの姿とそう変わって
いない。
胸も劇的に大きくなったって訳じゃない。服もさっきと同じ、制服姿だ。
けど俺の股間は張り裂けんばかりに膨張し、生唾を飲みまくっている。
何故なら、今のルルは……今のルルは!

「ツ、ツインテール……いやっほぉぉぉ〜い!」
「お、お兄ちゃん?」
「ツインテールにニーソ!しかも金髪!最高だ!これは最終兵器と呼んでも過言ではない!俺
を萌え殺す気か!」
「え〜っとぉ、お兄ちゃん?」
「ニーソにツインテールを足すことにより攻撃力は2倍!さらに金髪で青い目……さらに4倍だ
ぁ!」
「……」
「しかも制服姿だ!これはもうさらに10倍アップだ!」
「え〜っとぉ……最後のレスで泣いちゃったアタシはどうすれば?」
「俺は今、猛烈に感動している!こんな芸術を生み出した神に感謝だ!おお!神よ!感謝しま
す!
ツインテールにニーソ、制服姿の金髪青い目の少女を作り出したあなたはとても偉大だ!お
お!神……んぐ!」

 感謝の言葉を塞ぐ、柔らかく、甘い感触。
その甘い感触に我に返った俺は、口を塞いでいるのがルルの唇だと気がついた。

「ん、んん……ん、ヒドイよ。せっかくレスが10個ついたのに、アタシを無視して神様に感謝って
……お兄ちゃん、サイテー」

 俺の首に手を回し、ギュッと抱きついてきながらのキス。
唇を重ねるだけのキスだが、今まで経験した他のどんなキスよりも、どんなエロいことよりも興
奮した。

「お、う、おお……いや、その、ルルがあまりにも綺麗になったから、つい、な。ゴメンな?」
「謝るのは……行動で示してよ。……お兄ちゃんをアタシの体に刻んでよ。アタシをお兄ちゃん
の体に刻ませてよ」

 青い瞳を潤ませて、俺を見上げるルル。
そんなルルがどうしようもなく愛おしくなり、強く抱きしめる。

「……おう、任せろ!俺はエロい分野が得意なんだ!」

 抱きしめていた手を背中からお尻へと下ろし、その小ぶりなお尻をサワサワと撫でる。 

「ん、も少しムードを作れないのかなぁ?あ、ん……ま、お兄ちゃんらしくていいかな?……ん
ん」
「ん……ちゅ、ルル、好きだ、愛してる。お前に心を奪われちまったよ」
「お、にいちゃん……んん、アタシも好き。大好き!愛してる!」
「ははは、どうだ?ムード出てきたか?」
「あはは!うん、サイコーに出てきた。……あとは、ね?アタシの全てを奪ってね」
「……言われずともいただくよ。ルル……愛してるよ」

 ベッドに行く間も惜しみ、その場でルルを押し倒し、潤んだ瞳で俺を見つめるルルの唇を貪っ
た。



「あ、ん、んぁ……ん、ふぁ!あ、そこ、い、ん、んん!」

 唇から細い首に舌を這わし、唾液の跡を残しながら、再度唇を塞ぐ。

「ん、んちゅ、んぁ……ちゅ、ん、んん〜!」

 舌でルルの口内に攻め込み、ルルの可愛い舌を絡め取る。
唾液を流し込み、クチュクチュと舌を絡めつつ、手では胸を弄る。

「んん!ん、んんん〜!」

 口を塞がれ、胸を揉まれ続けて、苦しそうに喘ぐルル。
だが、そんな喘ぎ声が俺をますます興奮させる。
ルルの唾液を飲み込み、味を堪能した俺は、唇をルルの唇から離す。
離れた唇には、お互いの唾液が混じった唾液の橋が架かる。

「はぁはぁはぁ……お兄ちゃん、少し強引だよ」

 涙目で俺を見つめるルル。
乱れた制服で、涙目で。ツインテールで、ニーソで。金髪で青い目で、ツインテールで。……ツ
インテールで。
ツインテールの美少女が、俺の体の下で、涙目になり俺を見上げている。……お、おおおおお
おおお!!

「す……好きだぁぁぁぁ〜!ツインテールぅぅぅぅ〜!」
「きゃ!ちょっと、おにいちゃ……んぐ!」

 理性が吹っ飛んだ俺は、強引に唇を奪いながら股間に手を伸ばし、一気に下着をずり下ろ
す!……はずだった。

「おっふぉ!」
「こらこら、少しは落ち着いてよね?お兄ちゃんが落ち着いてえっち出来るまで……アタシがし
てあげま〜す」

 理性を飛ばした俺の股間を鷲づかみにし、ニッコリと微笑むルル。
その気持ちいいような、痛いような、微妙な刺激に俺は動けなくなり、ルルにされるがままにさ
れてしまう。

「お兄ちゃん、立ってくれる?ルル、お兄ちゃんを気持ちよくしてあげるからね?」
「も、もう十分立ってるんだけどな」

 視線を股間に移す。……ギンギンに立っており、これで立っていないと言われたら、落ち込む
しかないな。

「もう!おちんちんじゃなくて、普通に立ってってこと!」
「冗談だよ、冗談。立てばいいんだな?」

 股間の事を言われてなくてよかったと、少し安堵をし、立ってみる。
すると、ルルは足元に跪き、ジャージをずらし始めた。

「お兄ちゃん……アタシの初めて、全部あげるね?初キスはあげたし、次は……咥えてあげる
ね」

 そう言って微笑むと、我慢汁で少し濡れている俺の下着を降ろし、いきり立つ股間にキスをし
た。

「ル、ルル……おお、気持ちいいよ。すぐにでもイキそうだ」
「ちゅ、ん、んん……ちゅぼ、ちゅちゅ、はぁはぁはぁ、えへへへ、イクのはまだ早いよ。
お兄ちゃんがもっと喜ぶ方法で、イカさせてあげるね?」

 股間から口を離したルルは、そう言って微笑み、制服を脱ぎだした。
そうか、全裸で仁王立ちフェラをしてくれるのか。金髪少女が全裸で俺に御奉仕の仁王立ちフ
ェラ。
確かに俺が喜びそうなシチュエーション……お、おおおおおおおおお〜〜〜!!!!

 スルスルと制服を脱いだルル。その制服の下に隠されていたのは……ブルマー姿のルルだ
った。



「えへへへ、お兄ちゃんがだぁいすきな、ブルマーで〜す!……どう?興奮する?」
「はぁ〜はぁ〜はぁ〜はぁ〜はぁ〜」
「あ、はははは……目が怖いよ?じゃ、気持ちよくしてあげるからね?」

 ブルマー様がそう微笑み、俺の前に再度跪き、股間に顔を寄せる。
ブ、ブルマーがツインテールでニーソで、金髪で青い目で……フェラをしてくれるだって?
俺、生まれてきたよかった!人生最高だぁ〜!

「あっと……その前に、顔にかけられて目に入っちゃヤだから、これで目を保護して、っと」

 そう言って、脱いだ制服のポケットから何かを取り出す。……な、なにぃぃぃぃ〜?
ブルマーでツインテールでニーソで金髪で青い目が……メガネを装備しただとぉ〜!

「えっへへへ、お兄ちゃん、ビクビクしてるね?すぐにでもイっちゃいそうだね?」
「そ、それは反則だろ?お前、その姿は反則だぞ……可愛すぎて、俺、暴走するかもしれん」

 俺の理想を絵にしたような存在が、俺の足元で跪いている。
そして、股間に手を伸ばし、今にも咥えようとしてくれたいる。

「もう、お兄ちゃんったら!暴発の間違いじゃないの?じゃ、咥えるね?……たくさん、出して
ね。
全部、飲んであげるから。お兄ちゃんの味、覚えておきたいから。たくさん、たくさん飲ませて
ね」

 少し寂しい笑みを浮かべたルルが俺のいきり立つ股間に軽くキスをし、
唾液を俺に見せ付けるように垂らしてから、口に飲み込む。
ルルの温かい口内と、唇での締め付け、口内で蠢く小さな舌の感触が俺の股間を刺激する。
メガネでブルマーでツインテール姿の金髪で青い目のルルが、俺のを咥え、必死にしゃぶって
くれてる。
その姿が俺の視覚を刺激し、ssを投下するまでオナ禁をして我慢していた俺の、
溜まりに溜まった精液を一気に噴出させようとする。

「あ、ダメだ!そんなにされたら、俺もうイっちまう!出る!出ちまう!」
「ん、ん、んん!んん〜、だひて!あたひにだひて!ん、んん!んんん!」

 グチュグチュと音を出しながら、さらに激しく顔を動かし、俺を攻め立てる。
そのあまりにも激しい攻めと、視覚に飛び込んでくるルルの姿に興奮しまくった俺は、
耐えることすら出来ずにルルの口の中に、溜まりに溜まった精液を、一気に吐き出した。

「うぅ、で、出る!ぐ、ぐぅぅぅ〜!」

 ドピュ!ドピュドピュ!ドプ!ドク、ドクドク……ビュピュ!

「んんん〜!……ん、んく、んん……ん、んく、こくり」

 目を瞑り、マグマの噴火のように一気に噴出した俺の精液を一滴も零すことなく口で受け止
め、
コクコクと、ゆっくりとだけど確実に飲み込むルル。
サオに残っている精液を搾り出すように扱き、吸い出すように亀頭を強く吸い、
残すことなく全ての精液を飲み込んでからやっと口を離す。
あまりにも大量の射精で、気持ちがよすぎてクラクラしている俺を見上げ、ニッコリと微笑むル
ル。

「お兄ちゃん、気持ちよかった?これがアタシの初めてのフェラチオ。
精液を飲み込んだもの、お兄ちゃんが初めて。
……次は、ね。お兄ちゃんにアタシの初めてを奪って欲しいな」

 ニコリと微笑むルルに言われるまでもなく、俺はルルを押し倒し、
その身体を包む聖なる体操着、ブルマー様を剥ぎ取り裸にした……つもりだった。
しかし、ブルマー様の下から現れたのは……生きる伝説、スクール水着だった。



「……」
「お兄ちゃんが喜ぶかなって、体操服の下に、水着を着てみたの。……どう?似合うかな?」

 ブルマーを脱がせたら、そこはスク水だった。……これは夢か?夢だからこんなに豪勢なシ
チュなのか?

「お兄ちゃん?どうしたの、お兄ちゃん?」

 こんな荒業があったのか。ブルマーの下にスク水を装備する。これは新たな伝説……いや、
神話の始まりだ!

「え〜っと、お兄ちゃん?もしかして、気に入らなかった?」
「んな訳ないだろ!あまりにも凄すぎて、頭が真っ白になっちまったよ!どうしてくれるんだ、こ
のヤロウ!」
「えええ?お、怒られちゃうの?よ、よく分からないけど……ゴメンなさい」

 何故か怒鳴ってしまった俺に、謝るルル。けど謝っても俺は許さない!
こんなけしからん格好をして、許すわけがないじゃないか!

「ダメだ!許さん!ブルマーの下にスク水を着る様な悪い子には……お仕置きだぁ!」
「ひゃわ!ちょっとお兄ちゃん、無理やりはヤダ!あん!匂い嗅いじゃヤダ!舐めちゃだめぇ
〜!」

 両足首を持ち、強引に足を開脚させ、その足の付け根に顔を埋める。
クンクンと匂い嗅ぎ、ルルの女の匂いを満喫する。そして、女の匂いを出しているルルの中心
を、スク水越しに舌で愛撫する。
俺の唾液と、ルルの愛液で湿ってくるスク水。
その部分だけ、濡れて色が変わってきており、ルルが俺の執拗な舌での愛撫で感じている事
を示している。

「あ、や、んん!ヤダ!こんなの恥ずかしい!恥ずかしいよぉ」
「なぁにが恥ずかしいだ!こんなに濡らして、感じまくってるじゃねぇか!」
「やぁ!い、言わないで……お兄ちゃんのイジワル」

 照れて真っ赤な顔で、俺を見つめるルル。
よほど恥ずかしいのか、その目は涙で潤んでおり、その羞恥の表情が、俺の股間を刺激す
る。
そのおかげでルルの口に出したばかりだというのに、もう全開になっている。

「おっし、このまま入れるぞ!入れて、突きまくってやる!」
「ちょ、ちょっと待ってお兄ちゃん!アタシ、初めてなの。そしてね、これが最後だと思うの。
さっきも言ったよね?お兄ちゃんとえっちしても、アタシという存在は消えちゃうって。
消えて違う存在に生まれ変わるんだって。お兄ちゃんがアタシに興奮してくれるのは嬉しい
よ?
でもね、水着姿のアタシじゃなく、生まれたままのアタシに興奮してほしいんだ。
……生まれたままのアタシを覚えててほしいんだ」
「ルル……すまない、お前の気持ちも考えずに、俺、興奮しちまって」

 ルルの言葉に冷静になった俺は、ルルを抱きかかえ、ベッドへと運ぶ。

「ルル……これからは、恋人同士のSEXをしような?好きだ、愛してるよ、ルル」
「あ、お兄ちゃん……ヤ、恥ずかしいよぉ」

 軽く額にキスをして、ルルの体を包んでいるスク水を脱がす。
ルルは裸になるのがよほど恥ずかしいのか、手で顔を隠している。
そんな仕草も可愛くて、俺はますますルルに夢中になっていくのが分かった。



「ルル、綺麗な胸だよ。ピンク色して、立っててさ。さっきのクンニで感じてたんだろ?」 

 水着を下ろし、出てきた綺麗な胸にキスをする。
唇が触れるたびにピクンと反応し、口に含み舌で転がすと、堪えきれずに甘い声を上げる。

「あ、んん!あぁ……い、あん!」
「ルル、舌で舐められるのが気持ちいいんだ?」
「もう!イジワル言わないで!イジワルなお兄ちゃんは大嫌い!……でも、アタシを好きなお兄
ちゃんは大好き」
「ルル……出来るだけ優しくするよ。痛かったら言ってくれ。俺、お前が嫌がる事したくないん
だ」

 あまりにも可愛いことを言うルルに我慢が出来ず、水着を一気に脱がせ、全裸にする。
白く、染み一つない肌。巨乳とまではいかないが、なかなかのサイズの寝転んでいても形の崩
れない胸。
その先端の突起は綺麗なピンク色でピンと立っており、ルルが感じている事を示している。
視線を下に下ろすと、余計な肉がまったく付いてない、引き締まったお腹に可愛いおへそ。
そして、スラっとして引き締まった足に、あまり生えていない陰毛が守る、桃色をしたルルへの
入り口。
その入り口は、まるで俺を誘うかのように濡れており、そのすぐ上にある小さな突起も可愛くと
がっている。
ルルと会話をすればするほどの彼女の魅力に引き込まれ、彼女の体を見るほど触れるほど、
ルルに溺れていくのが分かる。

「ルル……俺、お前の事、絶対に忘れない自信があるよ。
だって俺、お前と一緒にいたこの短い時間で、お前の魅力に溺れちまったもん。
俺、お前のせいで、溺死寸前だ。……責任、取ってもらうぞ?」

 ルルの芸術的な体を見て、もはや爆発寸前までいきり立った股間をルルの入り口に当てる。

「あ……ん、お兄ちゃん、責任とってあげるね。だから、ね?お兄ちゃんも責任取ってよね?」
「あぁ、取るよ。責任とって、お前を幸せにする。お前が消えても探し出し、幸せにしてやる!
……いくぞ、ルル。愛してるよ」

 腰に軽く力を入れ、前に突き出す。
くちゅ、と音を出し、ルルの中に入り込む俺自身。
初めて異性を受け入れるルルは、体を硬直させ、破瓜の痛みに耐えようとしている。

「ルル、好きだ。愛してる……一気に、いくぞ」
「あ、はぁはぁ、う、うん。そのほうが、体で覚えられそうだね。……アタシの初めてを、貰って。
お兄ちゃんに奪ってほしいの。大好きな、アタシの大好きなお兄ちゃんに奪って欲しいの。……
お兄ちゃん、好きだよ」

 破瓜の痛みが怖いのか、少し震えているルルの体をギュッと強く抱きしめ、軽くキスをする。
ルルが俺にほほ笑んでくれたのを確認し、腰に力を入れて、一気に突き入れる!
突き入れた瞬間、何か肉の壁を突き破ったような感触を股間に感じ、ジワリと暖かい何かがル
ルの中から溢れてくるのを感じた。



「い、たぁ……ひぎぃ、あああ!いっつぅ……お、にいちゃ、ああ、くぅ!
……このまま、最後ま、で、んん!お願いだから、アタシを、抱いて」

 破瓜の痛みを紛らわすために、俺を強く抱きしめ、背中に爪をめり込ませるルル。
その背中の痛みが、ルルの存在を俺に強く教えてくれ、ルルを俺に刻み込んでくれる。

「ああ、激しくいくぞ。お前が俺を忘れたくても忘れられないように、体に覚えさせてやる!
だから、お前も俺の背中にいくらでも傷をつけてくれ。俺もお前を体で覚える。絶対に忘れない
からな!」
「あ、お兄ちゃん……ひっ、うれし、アタシ、すごく幸せだよ。お兄ちゃんとえっちできて、すごく幸
せ……い、あああ!」

 俺はルルに俺を刻み込むために、ただただ夢中で腰を振った。
腰を振るたびにパンパンと音を出し、その度にルルは苦悶の表情を浮かべ、俺の背中に爪を
めり込ませる。
何度も腰を打ちつけ、何度もルルの中に欲望を吐き出し、何度もルルに背中に傷を付けら
れ、俺達は愛し合った。
お互いを自分に刻み込むように、お互いに自分を刻み付けるように。

「あ、あ、ああ!お、にいちゃ、ヘンだ、よ!ルル、あたま、まっしろに、からだ、しろくな、る
ぅ!」

 苦痛の声しか上げていなかったルルの声のトーンが変わった。
腰を打ち付けるたび甘い声を上げ、ルルの一番奥を叩くたびに顔を左右に振り、声を上げる。

「あ、あ、あん!ヤ、奥、熱い!おにいちゃんを、感じる!すご、ああ!あん!んん〜!」
「ルル!ルル!好きだ、ルル!愛してる、ルル!」

 苦痛から快楽へと変わったルルの声。俺はもっと感じてほしくなり、最後の力を使い、さらに
強く腰を打ち付ける。

「あ、あ、あああ!お、にいちゃ、おにいちゃ……あ、ああああああ〜〜!」
「ルル、いくぞ!俺も、イクからな!一緒に、お前と一緒にイクからな!」

 最後の力を振り絞り、ルルを突き刺すように腰を突き上げる。ルルの一番奥を、強く叩いた
瞬間、最後の射精を迎えた。

「ぐぅ!出る!ルル、ルルぅ!う、ぐあああ!」
「ああああ!お、にいちゃ……ひぃ、ああああああ〜!」

 ビュグ!ビュグビュグ!ドビュ!ビュピュ!……ピュビュ!ドプ!ピュビュ……
俺は、今までの人生で貯めていた全ての精液を注ぎ込むように射精し続けた。
ルルは足を俺の腰に絡め、一滴残さず受け入れようとしている。
ビクビクと痙攣しながら、無意識のうちに足を絡め、受け入れている。
最後の一滴まで注ぎ込むようにと軽く腰を動かし、全てを出し尽くした後、俺はルルに倒れこ
む。
全てを受け入れたと感じたのか、ルルの体も脱力し、荒い息で俺を見つめる。

「お、にいちゃ……きもち、よかった、よ。……あ、りが、と、ね。あい、し、て……る」

 次第に薄れていく意識。強烈な快楽のためか、意識が朦朧となる。

「おにい……ちゃんと……あえて……うれしかった……よ」

 次第に薄れていくルルの存在。そして、ルルとの記憶。

「ル、ル……まだ、消えな、い、で……愛し、て……る」

 真っ白になる意識。あやふやになるルルとの記憶。
嫌だ!俺は忘れない!ルルを忘れるくらいなら、死んでやる!

「ル、ル……行く、な……消えないで……くれ」
「あ……り……が……と……愛して……る」

 ルルの愛してるというか細い声と、唇に甘い感触を感じた瞬間、俺の記憶は真っ白になっ
た。

 

「う〜ん……どうすっかなぁ?このままハッピーエンドにするか、意表をついて、寝取られにする
か」

 半年かけた連載の最終話。どう終わらせたらいいか考える。

「最初の予定通りにラブラブで終わらせたほうがいいか?
それとも意表をついて寝取られか……やっぱ幸せな終わり方が一番だよな!」

 前の連載もハッピーエンドで好評だったしな。
あの時は投下終了後1時間で、10個もレスが貰えたんだった。
10個もついたレスを見て、俺、号泣しちまったもんな。……なんで泣いたんだろうな?
あの時はレスを見たとき、急に悲しくなって泣いちまったんだった。
う〜ん、なんでだろ?……ま、いいや。終わった事だしな。とりあえず頭に糖分を補給するか
な?
歯が黒く塗りつぶされている笑顔のアイドルポスターが貼られた冷蔵庫の扉を空け、オレンジ
ジュースを取り出す。
 
「ゴクゴクゴク……っぷはぁ〜!やっぱオレンジジュースは美味い!ssを書く時は、オレンジジ
ュースが一番だな!」

 毎日欠かさず買ってきているオレンジジュースを一気飲みし、糖分を補給する。
以前はそんなに好きじゃなかったんだけど、いつからだったか、大好きになっちまったんだよ
な。

「さて、と。そろそろ書き終えなきゃ夢精しちまうぞ?
最終話を投下するまでオナ禁するなんて、我ながらヘンな縛りを作っちまったなぁ」

 以前の連載の最終話を書いた時も、オナ禁をした。
オナ禁をしたおかげか、いい最終話が書けて、大好評だったんだ。
だから今回の連載も、オナ禁したまま最終話を書こうと決めた。
でもオナ禁を始めて2週間。オナ禁の効果はなく、全然筆は進まない。このままじゃ夢精確実
だ。

「といっても、急に書ける訳じゃなし。はぁぁ〜、もう抜いちまうかなぁ」
「ちょっと!ここまで我慢しておきながら自分で出しちゃうつもり?」

 冷蔵庫にオレンジジュースのパックを直そうかとした時、背後から女の声が聞こえた。
ええ?なんで女の声が?俺、テレビつけてたっけ?
そう思い、恐る恐る振り返ると……そこにはどこかで会ったことのある少女が立っていた。



「え〜っと、あなたは確かどこかで……」
「せっかくここまで我慢してたのに一人でするつもり?どうせするなら、一人じゃなく、このアタシ
としてみない?」

 金髪で、ツインテールに髪を纏め、ニーソックスをはいている制服姿の女の子が俺の前に立
っている。
なんだろう、この感覚は?俺の好みど真ん中のはずなのに、全然興奮しない。
興奮するどころか、なんか知らないけど泣きたくなってきた。

「するって何をするのかな?」

 何故か溢れそうになる涙を堪え、何故の少女に問いかける。

「ふふ、あなたもss書きなんだから、噂くらいは聞いているでしょ?
禁欲を貫いた書き手の元に現れる、幻の少女。禁断少女の噂くらいはね」
「き、禁断少女?まさか君があの禁断少女だって言うのか?」
「そ、アタシは禁断少女。禁断少女のルルよ。
あなたのような禁欲を貫いた書き手の欲望を吐き出させるのがアタシ達禁断少女の務め。
どう?アタシとえっちしたくない?」

 俺はその少女のありえない言葉に、戸惑いながら、何故かありえない言葉を返した。

「……いや、君とはSEXよりも他にしたいことがある」
「はぁ?せっかく、このアタシとえっち出きるのに、しなくていいの?他にしたいことってなによ?
って、お兄ちゃん、ひっく、なんで泣いてるのよ!」
「……君こそ何故泣いているんだ?」
「……わかんない。お兄ちゃんの顔を見てたら泣きたくなってきた」
「俺もだ。俺も泣きたくなった。そして……」
 
 俺は涙を流しながら彼女を強く抱きしめ、耳元で囁く。

「やっと捕まえた。ルル……俺と結婚してくれ」

 突然俺の口から飛び出したプロポーズの言葉。
我ながら何を考えてこんな大それたことを言ったのか、ビックリだ!
でも、何故か彼女を見ていたら、自然と口から出てきた。
そう、前から彼女に会うことが出来れば、そう言おうと決めていたかのように。

「え?け、結婚?……アタシと?お兄ちゃんが?」
「そうだ、結婚だ。俺と結婚して夫婦になってほしい」

 俺の勇気を振り絞った言葉に、彼女は……ルルは笑顔でこう言った。

「最後の10個目のレス……アタシ達にくれたレスだったんだね!お兄ちゃん……幸せにして
ね?
……って、ええ?アタシ、何言ってるの?え?えええ?」

 戸惑いながらも光り輝くような笑顔で、俺にほほ笑むルル。俺もほほ笑み返し、ルルの唇を
奪う。
彼女の言葉が何を意味しているのかは、まだ分からない。
彼女も、自分が何を言ったのか意味が分からず戸惑っている。
だが、そんな事はもうどうでもいい。俺は手に入れたんだ。ルルを、最愛の人をこの手にする
事が出来たんだ!

 俺は腕の中にいる幸せを、ギュッと強く抱きしめ、一生手放さないと心に誓った。



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