「うふふふ、こんなにビクビクしちゃって……もう出したくて堪らないのね?
震えてる君、スッゴク可愛い……お姉さん、興奮しちゃうわぁ」

 これは……夢、だよね?
靄掛かった意識の中、僕は考える。
右手首と右足首、左手首と左足首をガムテープでぐるぐると縛られ、
まるで有名グラビアアイドルのM字開脚のような状態で体の自由を奪われている。
こんな状況、夢以外に考えられないよね?

「ピンク色して可愛いおちんちん……うふふふ、縛られてどす黒く変色しちゃったね」

 ……こんなリアルな夢を見ることもあるんだ。
少し靄掛かっている視界には、僕のおちんちんに舌を這わしている綺麗なお姉さんが。
嬉しそうに舌を這わせながら、根元をキツく縛られたおちんちんをシコシコとしごいてくれてい
る。

「『皮を被ったピンク色のおちんちんは、優しいお姉さんのおかげで、
どす黒い剥けちんちんになることが出来ました』。さ、言って御覧なさい?」
 
 ……おちんちんを縛られている感触なんてまるでホントにやられているみたい。
おちんちんにお姉さんの舌の柔らかさも感じるし……凄い夢だなぁ。

「……なぁに?お姉さんの言うこと、無視しちゃうの?」

 ……どこまでが現実で、どこからが夢だったんだろう?
今日は確か、1人で買い物に来てたんだったよね?

「言うことをきかないなんて、悪い子ねぇ。悪い子にはお仕置きをしなくちゃいけないわね」

 ……そうだ、新しい服を買おうと買い物に来てたんだ。
お店のお姉さんに服を選んでもらって、試着してみようと試着室に入ったんだった。

「うふふふふ……お尻を指で犯される顔、たっぷりと見せてね?」

 ……そうだ、試着室だ。あの試着室に入ってからの記憶がないんだ。
ということは、試着室で寝ちゃったのかな? 

「あはぁ……その辛そうな顔、可愛いわぁ。その可愛い顔で、お姉さんに言いなさいね。
『縛られたままお尻に指を入れられて僕は幸せです』ってね」
「は、はいぃ……縛られたままお尻に指を入れられて僕は幸せですぅ」

 この人は何を言っているんだろ?
靄のかかった頭ではそう考えていたけど、僕の口はお姉さんが言った言葉を勝手に繰り返し
た。

「はい、よく言えました。次はこう言うのよ?『おちんちんを縛られて僕は幸せです』」
「お、おちんちんを縛られて、精子を出せなくて僕は幸せですぅ」

 頭の中の靄がますます濃くなってくる。自分の意識とは関係なく、言葉が口から出てくる。

「うふふふ、どぴゅどぴゅ出せなくて嬉しいんだ?いけない子ねぇ。
さ、次は『お姉さんのオモチャにされて幸せです』と言いなさいね?」
「お、お姉さんのオモチャにされて幸せですぅ。ぼ、僕はオモチャになるために生まれてきまひ
たぁ」

 グニグニとお尻の中を蠢くお姉さんの細い指。
お尻の中の気持ちいいポイントを的確にグニグニしてくる。
その度におちんちんが熱くなり、ドピュドピュと出そうになる。
でも根元でキツク縛られているから出すことが出来ない。
出したいのに出せない……気が狂いそうなほど辛くて、気が狂ってしまうほど気持ちいい。
夢にしてはあまりにもリアルで、現実なのではないかと思ってしまうほどだ。
きっと寝言でも喘いでいるんだろうなと思っている僕を、お姉さんが囁きながら苛めてくる。

「あはぁ……そんなに気持ちいいんだ?涎を垂れ流し、頭を振り乱して感じてるんだ?」
「は、はひぃい、しゅごいれす、お尻、しゅごいれすぅぅ」

 お知りを弄られる度、弄られながら乳首をキツク噛まれる度に声が漏れ、
ドピュドピュと出したくて、おちんちんが爆発しそうになる。

「うふふふ……スッゴク辛そうだね?そんなに出したいの?
おちんちんからどぴゅどぴゅって射精したいの?」
「ひゃい!だひたいれす!出させてくらさい!」

 指が1本増えて、2本の指でお尻をグチュグチュかき回される。
もう何を言われているのか、何を言っているのかも分からない。
これが夢か現実かなんてどうでもいい事で、今はもう、ただひたすらにおちんちんの縛りを解い
てもらい、溜まりに溜まった精液をドピュドピュと出したい一心だ。 

「君、素直で可愛くて、いいわぁ……お姉さんが変えてあげる。
君の人生、とぉっても刺激的な人生に変えてあげるわね」

 チュッ……頬に感じた柔らかい感触。
視線を向けると目と鼻の先には妖しく微笑んでいるお姉さんの顔が。
靄のかかった意識のなか、僕の視線はお姉さんの赤く、柔らかそうな唇に引き寄せられた。
この唇が僕の頬に『チュッ』てされたの?……ほしい。もっとキスしてほしい!
僕はその赤い唇に触れたくて、唇を突き出し、お姉さんとキスをしようとした。

「あら?キスしたいの?いけない子ねぇ……君はお姉さんのオモチャなんだよ?
オモチャはオモチャらしく……遊ばれていればいいの!」

『ギュ!ギュギュギュギュ!』

「いぎぃ!い、痛い!ごめんなさい!ごめんなさいごめんなさい!」

 キスをしようとした僕に与えられた罰。
お姉さんが僕のタマタマをギュっと強く握ってきた。にこやかに微笑みながら、強く握ってきた。
あまりの痛さに、頭にかかった靄も吹き飛んじゃった。
靄の吹き飛んだ僕の視界に映ったのは、ガムテープで縛られた手足。
ギンギンに立っているけど、根元で縛られているおちんちん。
そのおちんちんを握り締め、僕を見下ろす洋服やさんのお姉さん。
あれ?この状況って、夢で見てたのと同じじゃないか?
……え?こ、これって夢じゃなかったの?
痛さのあまりに正気に戻った僕。
今、僕が置かれている状況があり得ないものだとやっと気が付いた。

「な、なんでこんなことになってるんですか!もうやめてください!
怖いよ!父さん!母さん!助けて〜!」

 どうにかして逃げ出そうともがき、暴れてみる。
けど、両手首を両足首にガムテープでぐるぐると縛られているから動けない。
そんな無駄な足掻きを見せている僕を見つめるお姉さん。
僕が見とれた赤い唇を、チロリと舌で舐める。
たったそれだけの仕草に僕は心を奪われてしまった。

「勃起したおちんちんを振り乱して暴れちゃって……まるでゼンマイ仕掛けのオモチャね。
君のゼンマイはどこにあるのかな?……やっぱりお尻の中かな?」

 チロリと舌で唇を舐め、僕ににじり寄ってくるお姉さん。
嫌なはずなのに、逃げ出したいはずなのに……また頭の中に靄がかかって動けなくなった。
あぁ……やっぱりそうなんだ。やっぱりこれは夢なんだ。
夢だからこんな目にあってるんだ。夢だから……お姉さんにお尻を苛めてほしいんだ。 

「あら?もう暴れるのは止めたの?
暴れてる君を苛めるのも楽しめそうでいいかなって思ってたんだけど……素直なオモチャは大
好きよ」

 チュッ……頬に感じた柔らかな感触。あぁ……またキスしてもらえたんだ。
キスをしてもらった。そう考えただけでおちんちんがビクビクして、出ちゃいそうになる。
でもキツく縛られたままだから出すことは出来ない。
いつになったら出せるんだろ?そう考えたら、頭の中の靄がますます濃くなってきた。

「ホントに君は素直でいい子ね。ほら、分かるかな?指を素直に飲み込んじゃったのが」
「あ、ひは、はいぃ……動いてますぅ、ひぁぁ!ぼ、僕のお尻の中でお姉さんの指がぁ!」

 お姉さんの指が動くたびに声が出て、その指が2本になると体中がビクビクと痙攣をはじめ
た。
指が3本になった瞬間、おちんちんが張り裂けそうになり、僕は泣き叫び許しを請う。

「おね、さ…許ひて、縛るの、許ひて!ちんちん、おかしくなる!僕、壊れちゃう!」

 縛りさえなければ、何度出したか分からない。
出したくて出したくて堪らない僕を見て、妖しく微笑むお姉さん。
お姉さんは泣き叫ぶ僕を見て、おちんちんをキツく握り締めながら囁いた。

「どぴゅどぴゅしたくて堪らないのね?こんなに赤黒く勃起しちゃって可哀想に……でもね?
もっと、もっと苦しみなさい」

 そう残酷な言葉を発した唇は、僕のおちんちんにキスをして、パクりと銜え込んだ。

「ああぁぁ〜!お、おねえさん!おね、さ……うあああぁぁ〜!」

 あの赤い唇が僕のおちんちんをくわえてる……口の中であの舌がペロペロしてくれてる!

「おねえさん!許して!もう出させて!きもちいい!狂う!おかしくなる!うわぁぁぁ〜」

 お尻の指と、赤い唇に攻められた僕は、許しを請い、泣き叫ぶことしか出来なかった。

「あらあら、気持ち良すぎて気が狂っちゃったかな?……まだよ。まだ出させてあげないわ。
もっと、もっと狂いなさい。快楽に狂った先に、本当の快感があるのよ。
君は今日、人を辞めるの。君は人の皮を脱いで、ペットになるの。
あたしだけのペットになるの。人から脱皮して、快楽に溺れる……ペットになるのよ」

 おちんちんから唇を離し、僕に話しかけてきた。
……脱皮?……ペット?それ、なんのこと?
気が狂う寸前の僕は、お姉さんが何を言っているのか理解できず、ただ叫ぶことしか出来なか
った。 

「ほら!もっと泣きなさい!叫びなさい!許しを請うのよ!」

 お尻の中の3本の指が、乱暴に僕をかき回す。
乱暴にされ、痛いはずなのに、嫌なはずなのに……気持ちよくてたまらない。
あぁ……これがお姉さんの言う『脱皮』なのかな?
僕、人を辞めちゃったのかな?お姉さんのペットになれたのかな?

「あああ〜!おね、おねさん!おしり!あつ!ひぎ!ひぃ!う、うあああ!ん、んぁ……あああ
ああ〜!」
「あははは……いい具合に壊れてきたわね。そろそろ頃合かな?」

 どれくらい経ったのだろう?
試着室で寝てしまってから、どれくらい経っているのだろう?
早く目が覚めないかな?
とっても辛いけど、気持ちいい夢……気持ちいいけどこんな夢、見たくないよ。

「さ、そろそろ終わりにするね?もう終わっちゃうけど、どうかな?君は終わってほしいのか
な?」
「いやぁ!もっとぉ!もっとお尻ぃ!お尻もっとぉ〜!」

 あぁ……我ながらもの凄い夢を見ているなぁ。お尻をもっと弄って欲しいなんてありえないよ
ね?

「うふふふ……見事に一皮剥けたわね。お姉さんが見込んだとおりだったわ。立派に脱皮して
くれたわね」

 さわさわとお姉さんの手が、僕の頭を撫でてくれる。夢だけど、人に褒められるのって嬉しい
よね。

「……さぁ仕上げよ。たまたまの中の精液、全部出しあげるわ。
一滴残らず出して……綺麗に飲み干すのよ。分かった?」

 あぁ、やっとおちんちんの縛りを解いてくれるんだ!
いくら夢の中とはいえ、気が狂いそうになったよ。……え?飲み干すってどういうこと?

「のみますぅ〜!飲みますからはやく!はやぐぅ〜!」
「はいはい、今ださせてあげまちゅからねぇ?」

 縛られた手足はそのままに、僕の腰を持ち上げて、おちんちんが顔の側にくるまで僕の腰を
押し上げるお姉さん。
靄のかかった僕の視線のすぐ先に、縛られたままの状態が続いた為、赤黒く変色しているおち
んちんが。
パンパンに腫れあがり、縛りを解いた瞬間に、大量の精子をどぴゅどぴゅと出てしまいそうな
おちんちんだ。 

「さ、縛りを解くから口を大きく開けるのよ?自分の出した精液を自分で飲む……どう?嬉しい
でしょ?」
「は、はいぃぃ……お姉さんがしてくれることすべてが嬉しいですぅ」
「うふふふふ……いい子ねぇ。さ、たくさん飲むのよ?お腹いっぱい飲みなさいね」

 口を開けたまま、目の前でおちんちんの縛りを解こうとしているお姉さんの細い指を眺める。
……なんでこんなことしてるんだろ?さすがは夢だよね?
こんなこと夢じゃないと出来ないよね?……夢、なのかぁ。少し残念だなぁ。

「はい、もう解けるわよ?いっぱい出して、いっぱい飲みなさいね?」
「は、はいぃぃ……おちんちんを自由にしてもらえて僕は幸せ……ひぐ!ひ、ひああああ〜!」

 ドピュドピュドピュ!ドピュンドピュンドピュン!ドクドクドク……ドプッ!ドピュン!ビュピュ……
ピュ……

 縛りが解けた瞬間、せき止められた水が怒涛の勢いで流れ出すように大量の射精が始まっ
た。
あまりの気持ちよさに、頭の先から爪先まで、身体全体が真っ白に染まる。
僕の顔に向け、ドピュドピュと発射される僕自身の精液。
真っ白になりながらも、お姉さんの言いつけどおりに口を大きく開け、出てきた精液を口で受け
止める。
けどあまりにも大量に出してしまった為、すべてを口に入れることが出来なかった。
けどお姉さん、とっても優しくふき取って僕の口に運んでくれた。
あぁ……お姉さんのペットになれて僕は幸せです。

「あらあら……出しすぎちゃって零れたわね。仕方ないなぁ、お姉さんが飲ませてあげるね?」

 そう言ったお姉さんは僕の顔を踏みにじりだした。
グリグリと顔や額を踏み、その綺麗な足に出したばかりの精液をつける。
そしてその精液で汚れた細く綺麗な足を僕の口の前に持ってきた。
……ペットの僕は、お姉さんが何も言わなくても何をしたいのかが分かった。

「ちゅ、ちゅぢゅ……おいしいれす。お姉さんの足、とてもおいしいれす」
「美味しいでしょ?素直ないい子にしていれば、これからも時々味あわせてあげるからね?」

 足に付いた精液を舐め取った後も、一心不乱に舌を這わす。
あぁ……お姉さんの足を舐めているんだ。僕のようなペットが舐めているんだ!
……僕はなんて幸せなんだろう?お姉さんのような飼い主に恵まれ、こんな綺麗な足を舐める
事が出来るなんて。
たとえ夢の中の話でも、僕はペットになれて幸せです。
お姉さん……僕をもっと苛めてください。お姉さんの気の済むままに苛めてください!
それが、ペットである僕の仕事ですから。

 僕は夢の中の話とはいえ、優しいお姉さんのおかげで脱皮をすることができ、お姉さんのペ
ットになれた。
こんな幸せな夢、永遠に覚めなければいいのになぁ。 




「すみませ〜ん、この間買ったこの服ですけど、ちょっと派手だと思うんですよ。交換とかできま
すか?」

 ついこの間、1人で服を買いに着た洋服やさん。
店員のお姉さんに勧められて買ったのはいいけど、僕にはちょっと派手すぎたみたい。
いつ家に帰ったのか、記憶はないけど、真っ赤なシャツと、青いジャケットを買ってたみたいな
んだ。
お母さんにもこんな物を買ってどうするんだと怒られちゃったし……なんでこんなのを買っちゃ
ったんだろ?
それよりも、どうやって家まで帰ったんだろ?なんで記憶がないんだろ?
記憶に残ってるのは、このお店で服を選んでいるところだけだ。
気がついた時には自分の部屋のベッドで何故か裸で眠っていた。
お母さんに聞いてみたら、紙袋を持ってフラフラと帰ってきてそのまま部屋に篭ったって話だっ
たし……熱でもあったのかな?
ま、いいや。それよりも今日こそはキチンとした服を選んで、買いなおさなきゃね。

「いらっしゃいませ。お客様、先日はどうもお世話になりました。その後の調子はどうでしょう
か?」

 店員さんが店の奥から出てきて僕に話しかけてきた。
その店員さんの顔を見た瞬間、頭の中に濃い靄が罹り、僕は……人間じゃなくなった。

「はいぃぃ……お尻、だいじょうぶれす。今日もズボズボ苛めてくらさい」
「あらあら……もう苛めて欲しいの?はしたないペットねぇ。こんなペットを飼うあたしの身にも
なって欲しいわね」

 妖しい笑みを浮かべるお姉さんの足元の跪き、ヒールにキスをする。

「僕はお姉さんのペットれす。いっぱい精液貯めてきました。今日もご褒美くらさい。ドピュドピュ
飲ませてくらはい」
「クスッ、いいわよ。今日はこの間のなんかよりももっとたくさん可愛がってあげるわね?」

 あぁ……この間の夢よりももっと凄いことをしてもらえるのか。
こんな幸せな夢を見れるなんて僕は幸せだなぁ。

「さ、こっちに来なさい。お尻が壊れるまでたぁっぷりと可愛がって、あ・げ・る」

 あぁ……これが夢でなければ最高なんだけどなぁ。
僕はお姉さんに手を引かれ、試着室の奥にある隠し部屋へと連れて行かれた。
……これから見るであろうお姉さんとの夢に、期待に股間を膨らませながら。 




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