「小指の糸を切るはさみがあったらいいのに」 「…なんやの急に」 「だっておれの糸の先にいるの、ぜったいオシタリだもん」 「…俺はそれ、喜ぶべきなんか悲しむべきなんか」 「好きにすれば」 だってどうせ、そんなはさみないんだからさ。 04.01.29
04.01.29