簡単な人物紹介
佐々木 耕一
警察官。生真面目で実直な性格ゆえか実際の銃の使用を拒み、常に弾を抜いておく。その為、2ヶ月前の警邏中に通り魔殺人事件に遭遇した際、犯人を捕り逃した上、人質を殺されてしまう。
九重 達也
元・オリンピック代表候補のスキージャンパー。不慮の事故により右脚を負傷し、選手生命を断たれた。その怪我による後遺症のため日常生活にも支障をきたしている。
現在はススキノの外れのバー・SOMETIMEを経営。
藤沢 聡
結婚2ヶ月前に婚約者・慶子を通り魔によって殺され、以後犯人を捕り逃した警察官を憎むあまり、探偵に依頼してその警官を探している。
横井 茂
現在は製薬会社のエリートとして何不自由のない生活を送っているが、小学校時代に受けたいじめの傷が癒えていない。
五年生の一学期のみ豊陵小学校で佐々木・九重・藤沢と同じクラスであり友人だった。その年の夏休みにいじめが原因で転校した。
SOMETIMEには半年ほど前から通っている。
小杉 和幸
横井の忠実な部下。SOMETIMEにて『記憶を消す新薬』を盗み出すように佐々木達に依頼する【謎の人物役】をこなす。
権堂 健司
横井と小杉が横流しするドラッグを売りさばいているバイヤーであり、2ヶ月前の通り魔殺人事件の犯人。腕に特有の入れ墨がある。
川塚 剛志
佐々木の先輩警官で、良きアドバイザー的存在。佐々木の謹慎中も何かと心配していた。