押し付けごめん!?返品不可!?(笑)
『パジャマでお邪魔』
「これで、買い忘れ物はねーな・・」
今一度スーパーの袋の中を確認する。
「っと・・煙草煙草〜♪」
自分の生きがいを忘れていた事に気付き、近くの自動販売機に走る。
「銀次のヤロー、腹すかせてんだろうな・・」
買ったマルボロをポケットに突っ込み、蛮は帰り道を小走りで駆ける。
今日は蛮の夕飯担当日vv朝から銀次が居なかったので、HONKY TONKでコーヒーを飲んで時間をつぶしていたらつい遅くなってしまったのだ。
「たっだいまぁ」
部屋の鍵を開けるが返事がない。ヘソを完全に曲げちまったか?と思い、リビングへ歩を進める。
「銀次くー・・・ん?・・・はぁ?」
無言でテレビを見ている・・・牛が・・・。
「あ!おかえり、蛮ちゃーん」
「ブッツ!!」
牛が振り返り、自分の名を呼んだ事で、蛮が噴出した。
「え?何で笑っているの?」
「ひゃははは・・!わ・・笑いたくもなるだろ?何だよ?その格好!!よりにもよって・・う・・う・・し・・くはは!」
腹を抱えて笑っている蛮を見て銀次が頬を膨らませる。
「もー!ひっどいなぁ・・・頑張って作ったのに・・」
「は?誰が?」
「俺が!朔羅に教えてもらったんだvv」
「・・・・」
最近、よく出かけるなと思っていたが裁縫をやりに無限城に行っているとはさすがに思わなかった。
「・・・銀次・・何を思って牛にしたんだ?」
「へ?これは朔羅が作ってくれたんだよ。俺が作ったのはこっち!」
じゃーんと見せたのは、シンプルな白のパジャマ。
「へー・・どれどれ?よくできてんじゃん」
「うん!頑張ったからね!?」
でも、わからない。いきなりパジャマを作ろうとしたのかが・・。
「蛮ちゃんにプレゼントv」
「は?」
疑問符を頭の上に飛ばしていると、当の本人から答えがでた。
「お・・おれの?」
「うん!だって蛮ちゃん、いつもタンクトップにパンツだけで寝るでしょ?これからの時期、風邪ひいちゃうと思って」
頑張ったんだ!と無邪気な笑顔をむけられて、蛮の胸が熱くなった。何となく、着るのが勿体無く思い手の中のパジャマを見つめる。
「頑張ったんだから着てみて・・よっと!」
「どわ!?」
立ったまま、パジャマを握り締めて微動だにしない蛮のバックルを器用に外し、ズボンをズリ落とした!
「なにしやがる!?」
ゴン!!?
「んぁ!何って・・着替えさせてあげようとぉ・・・」
蛮の怒りの鉄拳が脳天を直撃し、銀次がタレた。
「自分で着替えられるっての!?」
ブツブツいいながら、服を脱ぐ。タンクトップを脱ぐ時に邪魔したサングラスを口に咥え、器用に着替えていく。
「へぇ・・ぴったりじゃん?」
「あ・た・り・ま・え!」
「うわ!」
勢いよく起きた銀次が蛮の腰を引き寄せた。
「俺が、蛮ちゃんのサイズを間違える訳ないじゃん?」
「・・・チョーシこくな」
そっと押し返したが、銀次はビクともしない。
「銀次?・・ん!」
不信に思って顔を上げると、温かい唇が押し付けられた。
「・・っふ・・・ふぅん・・・ふぁ!」
唇を舌が割って入ってくる。いきなりの行動で驚いたが、上顎を擽られるような快感に、蛮の手が銀次にしがみつくように回された。
「・・っふ」
「クス・・。蛮ちゃんて本当にキスに弱いよね?」
「な・・だと?」
「だって、もうこんなんだもん♪」
くちゅ・・
「ひぁ!」
グッと腰を抱き寄せ、隙を突いて蛮のズボンの中へと手を入れる。微かに勃起したソレを優しく握りこむと、蛮の喉が艶やかに反った。
「や・・やめ!何のつもりだ!」
「ねぇ、恋人に服を送る意味・・知っている?」
「あ?」
「脱がせる為なんだって」
いい終ると同時に蛮を抱っこし、ベッドの上に押し倒した。
「やめろ!俺は女じゃねぇ!」
「うん、知っている。でも、俺の恋人だもんね♪」
「っつ・・は・・ぁ・・」
耳たぶをそっと舌でなぞり、中に舌を入れると蛮の体から力が抜けた。
「っつ・・んん・・ぎ・・ソコ・・も・・やぁ」
刺激が強すぎる愛撫に蛮の体が震えた。
「ここも弱いもんね?じゃぁ、ここは?」
「ひぁぁ!」
服に手を差し入れ脇腹を撫で上げる。
「ん・・っふ・・」
声を噛み殺し、銀次の腕に手を添えて蛮が抵抗した。
「・・まだ余裕か・・・じゃあ、ここはどうだ♪」
「くぁ!」
胸の突起を摘み上げると、抵抗していた手からも力が抜け落ちる。
「可愛いvv」
「可愛いとか言うなよ・・・」
「でも、可愛いんだもん」
「馬鹿・・」
呟くと同時に、蛮が銀次の頬に手をやり、牛の形をしたフードを後方に落とした。
「蛮ちゃん?」
「その格好・・・笑えるから嫌だ」
「えーー!可愛いくない?」
「知らねぇ・・・でも、牛に犯られる趣味はねぇ・・・よっと!」
「え?うひゃひゃひゃひゃ!!!」
一瞬の隙を突いて、今度は蛮が銀次の服に手を差し入れて擽り始めた。
「や・・やめ・・!ちょ!蛮・・ちゃ・・ひゃはははははは!!?
「言えよ・・誰にそんな変な知恵を吹き込まれた?」
「あ・・ちょっと!ひゃはははははははは」
「言わなきゃ・・・」
「あ?」
華麗な動きで銀次の体をベッドへと押し倒し、その上に跨る。
「一生擽り地獄vv」
マウンドポジションを取った蛮の顔がニヤリと不気味な笑顔を浮かべる。再び銀次を擽り始めた!
「ひゃははははは!や・・やめ!?勘弁・・・」
「な〜ら吐けや?一体誰に仕込まれたのかなvv」
楽しんでいるかのような蛮の表情に銀次はぞっとした。
「か・・かっづっちゃんが!」
「あ?糸まきだ?」
「うん。蛮ちゃんにあげるんだって言ったら教えてくれた」
「あんの野郎・・・余計な事ばっか教えやがって・・」
手を止めて、怒りに瞳の色を変えブツブツと文句を言う蛮の顔を,銀次が優しく包み込んだ。
「でも、パジャマをあげようと思ったのは本心vvだって、俺・・・蛮ちゃんに風邪引いてほしくないもん!?」
「あ?」
「怪我もしてほしくない・・病気にもなってほしくない・・・俺ができる限り守りたいんだ」
「・・・俺は守られる程弱くねーよ!」
「十分承知しています・・。でも、やっぱり男としては惚れた人を守りたいのが当たり前というか・・・」
「ばーか」
「ん!」
蛮が銀次にキスを送る。いつもと、体制が逆の世界に、自然と体が興奮してきた。
「・・ち・・ちょっと!蛮ちゃん?」
「あ?」
「なに・・してるのでしょうか?」
「服を脱がしている・・動くなよ・・」
暗闇の中で光る紫の瞳が美しくて・・・これから何が起こるのか想像がつかないが、蛮に身を委ねた。
「・・・っつ!」
牛のパジャマを丁寧に脱がせると、蛮よりも幾分かしっかりとした体が目に入る。
ちょっとくやしい気もして、銀次の胸の突起をいたずらばかりに摘んだ。
「ちょ!ちょっと!くすぐったい!?」
「俺は何時もだぞ?」
「っつ・・・」
あっけらかんと言われると、何も言い返せなくなってしまう。
「ん・・・っつ・・」
ゆっくりと、蛮の手が銀次の体を確かめるかのように動き出す。なまめかしい動きに、銀次のオスに火が着く。
「蛮ちゃん・・」
捕まえようと手を延ばすと、すっとよけられてしまう。
そのまま、銀次の下着をズリ下ろし、元気に飛び出したものに手をかける。
「っつぁ・・」
その反応に気分を良くしたのか、蛮が口の端を上げる。
幾分、遠慮するかのように銀次自身を一舐めする。
「っつふ・・」
自分がする事で感じてくれるのが嬉しい・・。蛮がゆっくりと銀次のモノを口に含む。
「っつ・・ふぁ・・・蛮・・ちゃ・・」
「ん・・・っふぅん」
ゆっくりと、形を確かめるかのように舌で銀次自身をなぞっていく。先端を舐めると、一気に硬度がました。
「んぁ!ちょっと・・・も・・・ダメ!?」
蛮の髪をひッ捕まえて引き離すが、時すでに遅し・・。銀次の欲望が勢いよく飛び出し、蛮の顔を汚した。
「・・・・」
「・・・あ・・・の・・・ごめんな・・さい」
目をぱちくりさせて、自分の手を覗き込んでいる蛮に銀次は誤るしかなかった。
「我慢・・できなくなっちゃって・・・蛮ちゃんがシテくれるのって・・めったにないし・・」
「・・・別に怒ってねぇよ!」
袖をまくり、白い腕で顔についたモノを拭い取る動作に、銀次の体に着いた火がさらに燃え滾る。
「パジャマ・・邪魔じゃない?」
「っつ!」
おもむろに、向かい合わせに座った蛮のパジャマの中に手を入れる。
温度差で、蛮の体が跳ね上がった。
「今度は、蛮ちゃんにしてあげる」
「・・ん」
ゆっくりと壊れ物を扱うかのように、体制を反転させ、蛮をベッドに寝かす。
プツップッ・・・
自分が作った服が自らの手で脱がされていくのは、結構興奮する。スルリと細い体から、パジャマの袖が抜けると、眩しいほどの白い肌が見える。その胸のピンクの突起に口付けた。
「ふぁ!」
途端逃げる体を押さえつけ、啄ばむように口付ける。
「ん・・・んぁ・・ちょ・・・銀・・」
「ここだけで、イキそう?」
意地悪く聞いてくる銀次が恨めしく、思わず睨みあげた。
「いいね・・その目・・。ゾクゾクするよ・・」
「く・・ぁぁ!はぁ」
蛮の首筋を舐めあげるとイイ声が上がる。
そっとズボンに手を当て、ゆっくりと脱がす。下着も取ると、ピョコンと勃起したものが飛び出す。
「さっきやってもらっちゃったから・・・お返しね?」
「ひゃ!ああ・・ん・・んう!い・・やぁ」
蛮がしてくれたように舐めあげるとイイ声が上がる。ずっと聞いていたい声だが、上擦るような高い喘ぎ声が、終わりの合図。
「あ・・イク・・イ・・ク!!っつ」
ドクンドクン・・・と蛮の欲望が銀次の口内へと解き放たれる。
「っふぁ・・・ふぅ・・」
余韻に浸っている蛮の耳元に銀次が顔を持ってくる。
「銀・・・次?」
ごきゅ・・・
「っつ!!!」
蛮が不信に思い、声をかけると同時に、何かを飲み込む音がした。蛮の欲望をすべて飲みきったのだ。
「んなも・・ん・・飲むな・・よ」
「何で?おいしいよ!蛮ちゃんのだもんvvで・・・も・・・ここからが本番だよね?」
「ふぁ!」
蛮の蕾に銀次が一本指を差し込む。
「蛮ちゃんのいい所はぁ〜・・」
「ひぁぁぁ!?」
「ビンゴv」
確かめるように、入り口付近をほぐしていた指が一気に奥まで突き刺さる。
「もうちょっとならさせてね?」
「い・・・嫌・・・銀次・・も・・してぇ」
連続で与えられる快楽に、蛮の理性が吹っ飛んだ。
「うん・・・俺も限界」
「ク・・・あぁ・・・ひぁぁぁ!」
深く深く・・・銀次が突き刺さる。
あまりの強い快楽に蛮の背がしなり、助けを求めるかのように、両の手が宙を舞う。
銀次がそっと自らの首に蛮の手をかけてやると、蛮の瞳がうっすらと開いた。
「痛い?」
「・・・・」
荒い息をつきながら、フルフルと頭をフル。
「じゃぁ・・・動くよ?」
「ああ!あ!ああん・・・つあ!!」
ゆるゆると律動を開始し、だんだんと早く激しくしていく!
「ふぁ・・・あ・・あぁ・・い・・・いい・・あ・・銀・・・」
銀次の首にしっかりとしがみつき、蛮が喘ぐ。
「蛮ちゃ・・ん・・俺・・嬉しいよ・・」
「はぁ・・ん・・ひぁ・・あ・・あ・・・あ・・・あぁ・・も・・・もう・・」
「限界?」
ピタと律動を止めると、潤んだ瞳で蛮が見つめ返してくる。
「ぁ・・・」
「イキたい?」
銀次の問いかけに、蛮の顔が一気に紅潮する。
「どうしてほしい?言って・・・じゃぁないとずーっとこのまんまだよ?」
「っつ・・」
意地の悪い笑顔を向けながら、蛮の体にキスする。首筋から鎖骨、腕、胸の突起、そして戻って耳の中・・蛮の弱いところを執拗に攻め立てる。
「あ・・・い・・かせて・・・ね・・がい・・」
蛮が根を上げたのを見て、銀次がやさしく笑い、頬にキスを落とす。
「つかまってて?」
耳元に囁き、一気に律動を開始する!
「ひぁ・・ああ・・・んぁ・・・ふぁ!!」
前立腺を内面から擦られる感触に、蛮の声が裏返った。
「やぁ・・も・・ダメ・・イク・・」
「うん・・・一緒にイコ?」
腰を掴み、もう一度蛮の急所を強く擦りたてる!
『―――――っつ!!』
二人同時に果て、銀次が蛮の上に倒れこんだ。
「・・・っつ・・・」
幸せの余韻に浸っていると、蛮の体が何かを探しているかのように動く。
「?蛮ちゃん?」
不信に思い、顔を上げると蛮が必死に手を延ばしていた。
銀次が作ってくれたパジャマへと・・・。
「これ?これがほしいの?」
ベッドから降り、衣服と取ってやると、それを愛しそうに受け取る。
見れば、蛮の目はもう半分落ちかけてる。ほぼ無意識で、パジャマに手を延ばしていたのだろう。
「・・・」
パジャマを受け取ると、それを抱えるようにしてそっと眼を閉じた。
よっぽど嬉しかったのか、いつもより表情が穏やかだ。
「おやすみ、蛮ちゃん」
恋人が作ってくれたパジャマを抱きながら、恋人の事を思って夢を見る。
長いような・・・短いような時間・・・でも、幸せな夢をきっと見れるだろう・・。
「今度は、お揃いのパジャマにしょうね・・・」
柔らかい髪にキスを送り、銀次も幸せな眠りについた。
明日もきっと・・雲一つない、穏やかな一日となるだろう・・・
押し付け企画!?信貴 怜さん編エロ強化バージョン!!!(笑)どうだったかにゃ?りっちゃんは、途中から何が書きたいのか・・・という感じになっていました(笑)妄想!暴走!激走の押し付け企画って事で許してください(笑)書いてて、目の前にあるプリンターを銀ちゃんに投げたくなった(勿体無い)やっぱ銀ちゃん・・・羨ましいわ(・・;)