押し付けごめん!?
温泉後の世界・・・(改訂版!?いや・・完成??)
「銀・・・次・・・ちょ・・待てって!」
「だーめ・・・待てない」
「んん・・・」
唇を塞がれ、静止の声を止める。
そのまま、銀次の手が蛮の浴衣の間に入り込む。
「!!!んんっ!」
嫌だとばかりに首を振るが、銀次の唇が追いかけて離れない。
「ッん!」
下着の上から蛮自身を撫で上げてやると、蛮の体が震える。
満足そうに口の端を上げ、銀次の唇が離れた。
「てめぇ!」
「しーーッ!だめだよ蛮ちゃん!皆起きちゃうよ!」
「!!」
周りを見ると、波児がいびきをかいて寝ている。
指輪の奪還でとってもらった部屋は二つ。
一つは、Get Backersと波児の部屋。
もう一つは、夏美とヘヴン用の部屋。
奪還も終え、残った時間も風呂を堪能し(ついでに恒例の風呂Hも済ませ)疲れて眠ろうとした矢先に銀次に襲われたのだ。
「何かさ・・・燃えるよね?このシチュエーション・・・」
「燃えねぇ!離せ!波児が起きたらどうすんだ!!」
「別にそしたらそしたで俺はかまわないけど♪だって・・・」
「んぁ!」
脇腹を一撫ですると色めいた声が上がる。
「こんなに可愛い蛮ちゃんを独り占めしている所を見せられるんだもん♪」
「鬼畜・・やろ・・」
「クスクス・・誉め言葉だよ・・それ・・」
「・・・あ・・あ・・やめ・・」
「ダメだってば、声出したら!」
「そ・・な・・ん・・無理・・んあ」
(もー!蛮ちゃんてば可愛いんだからvvv)
蛮に告げたら殴られそうなので、心の中でつぶやく。
「じゃさ、これしかないね・・」
「ふっぐぅ!」
蛮の唇を深く塞ぐ。
そのまま、浴衣の袖を割り、胸の突起をまさぐる。
「ふぅ・・・っむ・・」
切なげに漏れる声をすべて飲みとり、銀次が口の端を上げる。
もっといじめたいなぁ〜・・・そだ!
「ぷは・・」
蛮の唇を解放すると同時にその細い体をうつ伏せにする。
「ぎ・・銀次!?」
両手を後ろで掴まれ、蛮が驚きの声をあげる。
「たまには後ろからしたいな・・・」
「・・っつ!」
敏感な耳に直接声が響き蛮の体がすくむ。
その隙を突き、銀次が割入ってくる。
「あ!」
「しーー!」
「っつ!?」
とっさに上げてしまった声をシーツを噛む事で耐える。
「そうそう、なるべく声を上げないでねv」
ゆっくりと傷つけないように蛮の中に入り込む。
「さっき、お風呂場で慣らしたから平気だね」
「っつ・・・」
「動くよ・・」
「ふ!・・」
がさ!
『!!』
二人の行動がピタリと止まる。銀次が素早い動きで、ふとんを深々とかぶる。
波児が起きてしまったのだ!
「・・・ぽ・・・波・・児?」
「あ〜・・銀次?いつの間に帰ってきてたんだ?奪還は?」
「終わったよ!ばっちりさ!」
「そうか・・あれ?蛮は?」
ぎく・・・
胸の下で蛮が震えた。
「ば・・蛮ちゃんは、外で煙草すってる」
本当はここにいます・・・。
「そっか・・。俺も飲みなおしに行くかな」
「こんな時間に?」
「たまには一人で飲みたいものさ。え〜っと、財布財布?」
波児が財布を探して部屋の中を歩きまわる。
<・・・っ!ちょっと、蛮ちゃん!>
小声で胸の下にいる蛮に囁きかける。
<そんなに、締め付けないでよ?でちゃうよ?>
<・・!>
皮肉にも、波児が部屋の中を歩き回る音で、蛮の体が緊張し、そのたびに銀次を悦ばせている。
「おー。あった、あった!カギ持っていくぞ」
「はーいv」
ガチャン・・・バタン・・・
「ばれなくて良かったね?」
胸の下の蛮に問い掛けると、涙の溜まった目で睨み返された。
「ごめんね・・・ちゃんと気持ちよくイカセテあげるから」
「てめぇ・・・覚えておけよ・・」
「俺、頭悪いからねv」
「ひ!あぁ!」
律動が開始され、蛮の口から甘い声が漏れる。
「ポールが居ないからたっくさん鳴いていいよ!」
「や・・・め・・・動くな・・・ヒッ!」
「え?・・・やめてほしいの?」
クスクスと笑いながら、銀次がその動きを止める。
「あ・・・・や・・」
「やめろと言ったり、やだって言ったり・・・蛮ちゃは本当に我侭だよね?」
「うっ!」
腰を少し浮かせ、蛮自身に手を延ばし、ゆっくりと汲み上げる。
「・・ん!っつ・・・!」
「体はこんなに正直なのにね?」
「あ・・・銀・・・次・・」
「何?」
「い・・・かせ・・」
「うん・・・俺も我慢できない・・」
「ひ・・!」
ゆっくりと律動を開始する。優しく、強く追い上げるように・・・。
「蛮ちゃんの中・・・あったかくって気持ちイイ・・」
「あ・・ぁあ!銀・・・ああ!」
蛮の理性が限界を迎えた。体は心に反して痙攣し、銀次を締め上げる。
「大好きだよ・・」
「ああああ!ああ!・・・うぁ!」
最後の攻めはひたすら激しく!
蛮のすべてを侵食するかのように腰を打ち付ける!
「ひ・・・っつあ!・・・・も・・・イク!!」
「うん・・俺も・・一緒にイコ?」
『――――ッツ!』
二人同時に達すると、蛮の体が崩れ落ちた。
「蛮ちゃん?」
覗き込むと、体からすっかり力が抜けていた。
「気絶しちゃった・・・頑張りすぎたかな?」
ゆっくりと己を引き抜き、その細い体を優しく横たえてやる。
「・・・可愛いvv大好きだよv蛮ちゃん」
深い眠りに落ちた恋人にもう一度キスをする。
「おやすみvv」
翌日―――。
「・・ば・・蛮ちゃん?」
「・・・・」
「あのー?」
「・・・・」
「もしもし?」
「・・・・・運転中!」
「・・・は・・・はい・・」
帰り道、やっとの事で聞けた本日初の恋人の声は、凄みを帯びた殺気付きだった。
やっぱ・・・怒ってる・・・。
そりゃ、当たり前だろ・・・という声が聞こえた気がした(笑)
しょうがない・・機嫌が直るまでそっとしておこう・・・。
「おい、蛮」
「あ?」
「お前、昨日何処にいたんだ?」
ぽ・・・波児!!
「そこらへんで煙草吸ってるっていうから酒でも奢ってやろうと思ったのに・・・。さては?女のところにでも・・」
「んなわけあるかぁ!」
「そーだよ!蛮ちゃんは昨日俺と一緒・・・」
「死ね!」
「グハ!」
至近距離で顔面を容赦なく殴られ、銀次が撃沈した。
「え?一緒って?」
夏美ちゃんが純真な顔で聞いてくる。
「一緒に奪還していたって事でしょ?」
ヘヴンからの助け舟にホッと蛮が胸を撫で下ろす。
「んぁ〜・・・」
目を回している銀次を横目に、車は青空の中をかけてゆく・・・。
我が家・・・新宿へと・・・。
香音さん・・・輸血・・いりますか?(笑)
飾っていただけるとの事でしたので、こりゃいかん!(・・;)と思ってエロを強化しましたvv(>_<)vvいや、昨日衝動的に書いたものでしたので・・・最後が自分的に気に食わないと・・・(笑)これで押し付け企画完です(笑)やはり、私は教育委員会に売られるべきでしょうか?(T_T)いえ!ならば教育委員会と戦います(笑)はい!富士山でもエベレストでも樹海・・・・は戻ってこれないか(・・;)一緒させて頂きます!?どこまでも憑いていきます!!(^o^)丿
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