ジャラ・・・・・・・
物音一つしなかった空間に響く鎖の音
コンクリートや鉄筋が剥き出しになっている小さな部屋
その中で、異常なまでに綺麗なシングルベッド
自分は何故ココにいるのだろうか・・・・・？
あれから何日たっているのだろうか・・・？
そして・・・あいつ・・・・・・・銀次は何を望んでいるのだろう・・・・・
縛 愛
「ひあぁっ！・・ぅあ・・あ、あ・・・」
無機質な壁で囲まれた小さな部屋
淡い月明かりに照らされて、二つの影が重なりあっている
部屋に充満しているのは噎せ返るような熱・・・
熱い吐息・・・甘い声・・・・・粘着質な水音・・・・・・・
そこで行われているのは、和姦にも見える強姦
「も・・やめ・・・っぁあ・・・ぎ・・・・じぃ・・・・・」
組み敷かれている少年は、両腕をベッドに括り付けられ
首には血のように赤い首輪
足は大きく広げられ、その間にあるモノにはシルバーのリングが嵌められている
その為に開放を許されない熱
一体・・・・・どのくらいこうされているのか・・・考えるのも嫌になる
「クスクス・・・・・蛮ちゃん・・・辛そうだねv
ココ、真っ赤になっちゃってるよ？」
組み敷いている少年のモノに触れ、羞恥を煽る言葉を投げかける
何度も蹂躙され、一度も解放を許されていない少年の身体は言葉だけにも過敏に反応する
金髪の少年・・・・・銀次は、天を向き切なげに解放を訴えるソレに優しく触れる
「あぁん・・・ぎん・・じ・・・・・もう・・・やめ・・・っ！」
「まだ駄目だよ・・・・・こんなんじゃ、オレの気が納まらないなんだ・・・」
「な・・んで・・・・・こ・・な・・・・コト・・・・・・」
「蛮ちゃんがいけないんだよ・・・・・こんなに綺麗で・・・人を惹きつけて・・・誘惑して・・・・・」
「は･・ぁ・・・んなの・・・知るか・・・・・ぁぅん・・」
「そうだよね・・・・・無自覚だもんね・・・だからこそ許せないの。」
言葉は優しく・・・・・それとは裏腹な過剰過ぎるほどの愛撫
どんなに言葉で抵抗してみても、身体は快楽に正直で
無意識に腰が揺れ銀次の手に己を擦り付ける
何でもいい・・・・・早くこの狂いそうな快感から解放して欲しかった
「蛮ちゃん、どうしたの？
『嫌だ』なんて言っておきながら、腰揺れてるじゃん・・・・・淫乱だね（妖笑）」
「はぁん・・・ぎんじ、お願・・・も・・・イかせてぇっ！！」
煽られすぎた蛮の身体・・・・・既に思考は麻痺し欲だけで言葉を綴る
睦言のように何度も銀次を呼び、最奥に欲しいと強請る蛮
普段は気丈な瞳も、今は涙で濡れそぼり焦点が合っていなかった
そんな蛮を冷たく見下ろし、銀次は冷酷な笑みを浮かべる
−−−−−酷い男でしょ？
−−−−−ただの独占欲なんだ・・・・・
−−−−−誰の目にも触れさせたくないんだよ？
−−−−−ずっとこうしてオレだけを感じさせていたいんだ・・・・・
−−−−−蛮ちゃんだって嫌じゃないよね
−−−−−嫌なら、戒めている鎖を引き千切ればいいんだから・・・・・
「うあぁぁぁぁぁっ！！ぁ・・・あ、あ・・・ひぅ・・・・・っ！」
「痛くないでしょ？
何にもしてないけど、蛮ちゃんので濡れちゃってるから。」
「ぁ、あ・・・・い・・やぁ・・・も・・ゆる・・てぇ・・・」
突然の挿入・・・・・・
蛮の身体は痙攣を繰り返し、見開かれた瞳からは透明な雫が零れ落ちる
それを唇で拭い取り、欲望のままに蛮の身体を貪る
優しさの欠片も無い愛撫を与え、蛮の耳元へ言葉を囁く
−−−−−−−−−−蛮ちゃん・・・・・愛してるよ
−−−−−−−−−−永遠に側を離れないから
−−−−−−−−−−誰にも渡さない・・・蛮ちゃんはオレのモノだからねvv
閉じ込めてしまおう・・・・・誰もいないこの闇の中へ
毎日毎日抱いてあげる・・・・・オレだけを感じさせてあげる
たとえ狂っていると言われても・・・・・貴方はオレだけのモノ
心も身体も、オレが縛り付けてあげる・・・・・・・・・・
閉じ込めて二度と逃がしてあげない・・・・・
コメント
神咲 アンナさんから相互リンク記念で頂きました♪私がリクしたのは『監禁』だったのですが・・・んもう素晴らしい！！監禁エロばーんざぁ〜い(>_<)独占欲フィーバー！！（何のこっちゃ？）もう萌ですよ！萌！！んでもって鼻血モノ(ﾟ
ii ﾟ)タラッ（やめなさい！）アンナ！素敵な小説ありがとうございました(^o^)丿