sweet monkey...?

「ン…」
「なぁ…イイ?…気持ち…良い?」
「一々訊くな…判るだろ?」
癪だから、こいつの入口も少し拡げてやる。…期待は
してるんだな?滑らかに滑り込む指。
一瞬吃驚したように俺を見返す瞳…最初は、騙された
んだよな。ここからがこいつの本領発揮なんだ。
案の定、舌を絡め撮られて、意識を失う寸前まで弄ば
れる。片腕は俺の首筋をロックして胸の突起を弄り、空
いた腕は俺自身を翻弄する。もう何度目だ?搾り取られ
たのは。それでもこいつのこの技術は凄く…本能って奴
か。
「…きれえ…」
ふと思い出した様に、呟く。
「何が?」
「紅孩児の体。…嘘じゃねぇよな?」
「目の前に俺が居るのに、信じられんか?」
「だってよぉ…」
思わず頭を抱え込んで唇を奪う。多分、これが本当の
こいつ。斉天大聖孫悟空と呼ばれているのは、こいつの
一面でしかない、偶像みたいなもの。あの坊主達がこい
つに惹かれたのも当然だな。
「お前の体も、良い肉付いてるじゃねぇか。色だって
白いし」
「俺は、紅孩児みたいな色が良い。格好良いじゃん」
「そうか?俺は…白い体、好きだけどな」
「それって、さ」
「マザコンって言いてぇんだろ?」
「判った?」
「判らいでか。ああ、俺はマザコンだよ。だから多分
お前に惹かれた」
「…あんだよ、それ」
「何か似てるんだよな、母上とお前って」
言うが早いか俺の中で指が暴れる。
「…んだよ?まだ欲しいのか?」
「お前こそ判って無いじゃん。今一緒に居るのが誰か
って。お仕置きだい!」
…不覚!

月明かりの下の紅孩児の体…綺麗だよなぁ。今日も思
い切り、跡付けちまった。
戦ってる時から、多分好きだった。だから、今此処に
居る事、後悔してねぇ。八戒から時々ジープ経由で手紙
くっけど、みな元気みてーだし。
…ゴメン、さんぞー。
やっぱ、俺も妖怪なんだよな。
さんぞーを見送って、それから他の誰かに抱かれるの
って、つれーし、さ。今なら、まだ大丈夫かも知んない。
でも時々思い出すんだろうな。だから、俺も紅孩児を
抱き始めたんだ。早くさんぞーを忘れたくて。
でなきゃ…心が疼いて…仕方ないじゃん。

満月は、静かに過ぎていた。
                       (2001.3.14)
《コメント》
WDに加納かつみさんに捧げた作品。
この二人の絡みも書いてみたかったのです。
おサルの独白は自然と生まれました。
こう言う風に生まれる物語、好きです。

 

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル