突然アレはやってきた。びっくりした。
おびえて怖がる僕に
「見た目は怖いがアレは人畜無害でおとなしいいい熊だぞ。」
と先生は頭を撫でながら言った。本当かな?
本当は悪い熊で先生や京介を狙っているかもしれないじゃないか。
だから僕はアレをこっそり観察することにしたんだ。
今日から前に読んだ本みたいに観察日記を書くことにする。
ちゃんと僕が見張って京介と先生を守るんだ。