Fate 考察

表記関連:EX=Fate/EXTRA SN=Fate/Staynight Zero=Fate/Zero
Ho=hollow

・EX1) Fate/EXTRA の世界のサーヴァントは、
ムーンセルの仮想演算による幻想なのか、それとも英霊の座由来の本物の使い魔なのか?


・EX2)  Fate/EXTRAのNPCは、本物なのか?

・EX3) アーチャー(無銘・エミヤ)の恋人は誰か?

・Zero4)アーチャー(エミヤ)が目指した正義の味方とは?


EX1) 原作の設定上、Fate/EXTRAはFate stay nightの世界の延長線上の未来ではなく、
パラレルワールドであるということをどう解釈するかですが・・・

2通りに解釈できると思います。

1つは、EXTRAにおいて、サーヴァントも現実世界のデーターをムーンセルが観測しその模倣再現した仮想データーのような存在であるという見方。
主人公も現実のある人物の精神が肉体から遊離した不正データーという存在なので、ある意味彼等はムーンセルというコンピューターの中で仮想シュミレーションゲームという戦闘を行う幻想にすぎないといえます。

2つめは、現実世界にある英霊の座にいるサーヴァントを、かつて現実世界にあった聖杯と同じ働きを持つムーンセルが聖杯として召還し、主人公に本物のサーヴァントを貸し与え契約させているという見方。
この場合、主人公はFate stay nightの魔術師達と全く同じように英霊の座のサーヴァントと契約しているとみなせます。

どちらの見方も可能ですが、
二次創作の設定をうちでは、2つめの、EXTRAサーヴァントは英霊の座由来で英霊がムーンセルに引っ張り込まれて、SE.RA.PHに召還されたという設定にしております。(ムーンセルによる英霊の観測データーを再現した存在〈模倣・コピー〉として扱っていません。Fateで聖杯がサーヴァントを維持するように、ムーンセルが聖杯の代役としてサーヴァントを維持することを「再現」という言葉で表現していると解釈しています。)

何故なら、公式のアーチャートークにて、アーチャーの会話では、アーチャーはSE.RA.PHやムーンセルの正体のことを本当にわからない様子かつ自由意志のある状態で描写されていたからです。
もし、彼が仮に再現された存在ならトークの最初の時点で弓は全てを知っているはずです。再現された存在にすぎないから、自分では話すことはできない ムーンセルに(行動を)制限されているのだという描写なら理解できるのですが…そうではない。むしろ知りたがっている。だから英霊の座からムーンセルが聖杯の代わりとなって無理やり英霊を召還し、引っ張り込まれたアーチャーがムーンセルのことを理解できていないで…待機していた…ということにしました。 原作の中でも、アーチャー自身、主人公と聖杯戦争をともにするにつれてムーンセルに脅威は感じても、聖杯戦争最初や途中の時期でアーチャーがムーンセルの正体を知っていた様子はありませんでした。もし彼がムーンセルの正体を知って、この戦いのからくりを知っていたとしたらトワイスと出会ってアーチャーはあれだけ怒れるだろうか? 知っていてなお主人公と聖杯戦争を共にするとしたら……トワイスに持論でもって反論しないと思います。(ただ単に、ムーンセルのデーターとして再現された存在ならば、ムーンセルの道具として彼は行動するのではないでしょうか?。)だからうちでは英霊の座由来の正義の味方(コピーではなく英霊そのもの)として扱っています。



EX2) NPCはSE.RA.PH内で組み上げられた人工知能であり、仮に現実世界に実在した人物とそっくりであろうとも・・・その実在した人物の観測したデーターを組み上げ再現した存在であるので、よく似た偽物だと考えられます。例えば、保健室の桜ははあくまでムーンセルが間桐桜を観測することで再現されたコピー(幽霊)のような存在ですので、本物の桜は別にいる(かつていた)といえます。


EX3)Fate/Staynightでは、セイバールート・凜ルート・桜ルートの3つのルートがある通り、
  士郎の元となったエミヤも、セイバー(アルトリア)・凜・桜そしてイリヤに好意を抱いていたと思います。
  
  アーチャーは、エミヤが第5次聖杯戦争を経て(どういう結末だったのか、アーチャー自身の記憶が摩耗していて不明ですが・・・)、正義の味方を目ざしフリーランスな形で人助けをしていき・・・その果てで世界と契約することとなり、アーチャーという英霊になりました。
その道のりの中で、(EXTRAでアーチャーのほのめかした)エミヤの恋人となった可能性のある女性は、管理人は凜だと推測しています。
 セイバーだと、士郎とアーチャー(エミヤ)が同時に存在するStaynightの第5次聖杯戦争時点ですらアルトリアを救えていない事実がある以上、それより前に起ったとされるエミヤがマスターであった時の第5次聖杯戦争で、アルトリアが聖杯戦争後にも体を維持しエミヤと契約を維持し続けられたとは考えにくい。エミヤがアルトリアを救えなかったからこそ、SNのセイバールートでアーチャーは士郎にセイバーを救う為のヒントを与えようとしています。
 桜だと、桜を選んだ士郎は恐らくアーチャーにはならなかったと思うのです。万人を正義の天秤のはかりにかけて、より犠牲が少なくなる選択を選ぶとしたら、間桐家の策略だとしても仮の聖杯に創りあげられてしまったたった一人の女の子を多くの犠牲を払うことを承知の上で救おうとすることができるのか・・・、少なくとも切嗣流の正義の味方の考え方では難しいと思います。
 イリヤは、仮に恋人でいられたとしてもその時間は短かっただろうと思います。3ルートのうちでイリヤが無事に生存しているルートはセイバールートだけで、セイバールートの延長で義理の姉弟の関係を超えて恋愛関係になっていた可能性も否定できませんが、ホムンクルスとしてそして過剰なまでの魔術回路付加を施されている制約上、寿命は短かっただろうと思うのです。(でも、hollowホロウでイリヤの水着姿に士郎は萌えていました。)一緒にいられる時間が例え短くても、アインツベルンの援助で正義の味方として修行をする道も考えられないことはないです。
 凜であれば、第5次聖杯戦争終了後もエミヤシロウに魔術の修行と指導を教え続け、またエミヤが正義の味方として放浪したいと言い出しても、関係を維持しながら見守り相談にのり続けることは可能です(hollowで、宝石箱に閉じこめられた時に、携帯電話での未来の凜との会話で、「士郎(orシロウ?)を見守るわ」という凜の発言があります)。凜もシロウには好意を持っており、シロウがその気ならば、戦う力を身につけながら同時に相談者としても心強い凜を恋人として頼るだろうと考えられます。
 以上の理由で、凜がエミヤの恋人である可能性が最も高いと思われます。


Zero4)アーチャー(エミヤ)が、正義の味方になりたいと望む理由になった一番の理由は、第4次聖杯戦争の災禍の中で自分を救ってくれた切嗣の姿が根底にあります。
自分の命を救ってくれた切嗣の救い出してくれたその時の切嗣の笑顔を見て、自分だけが救われてしまった罪悪感とともに彼のように自分も人を助けたいという願いをシロウは抱くようになっていった。
切嗣がなくなる直前に、憧れだった正義の味方のイメージであった・・・切嗣が正義の味方の役を降りようとしたその時、歪みはあったかもしれませんが純粋な想いで、その正義の味方の役割をバトンタッチで受け継ごうとしたシロウ。
切嗣が消えた後に、第5次聖杯戦争を経て・・・シロウが彼のようになりたいと願った時に切嗣が若かった頃の切嗣の軌跡を追いかけ模倣しようとするのは自然だと思います。
 Fate/Zero漫画版タイプムーンエース12月号にも、切嗣が第4次聖杯戦争開始のアインツベルンに至るまでに世界の紛争地帯に最も戦闘状態が悪化した場所に切嗣が出没し、おそらく冷徹な正義の天秤のはかりをもって戦闘行為を行っていたことが描かれていました。
アーチャー(エミヤ)が、英霊に至るまでに正義の味方として模倣対象として見習っていたイメージはこの時の切嗣かと考えられます。
(ちなみに、Staynightの士郎の望む正義の味方のイメージは、「全ての人が笑顔でいて欲しい・・・助けたい」だと思います。その理想に限界を感じたエミヤは・・・)













































 

Fateの世界の疑問を、管理人が考察してみました。
間違いや違うご意見もあるかと思います。そういう見方もできる・・・と大らかに読んであげてください。
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