■子どもたちの抱える“居場所”のない思い〜新たな闇「家出サイト」…少女狙う“泊め男”、軟禁・暴行も



まえがき 親が知らないケータイ・ネットの世界

「経営者の父と教育熱心な母のもと、裕福な家庭で何不自由なく育った子」
「成績はトップクラスで、学級委員なども任される優等生」
「先生や友だちからの信頼も厚く、みんなの人気者」

 これが小中学校のころの私、「大川内麻里」に対する、まわりからのおおむねの評価だったのだろうと思います。

 しかし、実情は――

 家庭は崩壊し、毎晩階下で響く、両親のなじりあう声。弟の小さな身体を抱きしめて震えていました。
「母と弟は私が守らなければ」と、つらい状況下でも涙を見せず、強い子を演じていました。
 友だちにも先生にもだれにも、自分の本当の胸のうちを打ち明けられなかった。

 でも人はそんなに強くいられるものではない。
 泣きたかった。弱い自分をだれかに知ってほしかった。

 行き場を求めてのめりこんだのは、ひとりの男性との恋愛。
 でもそんな存在も失って――

 限界でした。
 どこにも居場所がなかった。孤独感に打ちひしがれていた。
 やり場のない気持ち、凍てついた心の行き場所を求めて、私がたどりついたのは、当時でいう「伝言ダイヤル」。親の目を盗んでかけるのがやめられなかった。
 見知らぬ男性との会話。言われるがままに会って、求められるが

ままに身体を差し出しました。

 もし当時の私にインターネットやケータイといったツールがあったら。
 あのころよりも、もっと簡単に出会いサイトにアクセスして、家出サイトで見つけた男性の家に転がり込んで、生きるために身体を売っていたのではないでしょうか。

 インターネットやケータイを舞台にした少年少女の事件が後を絶ちません。
 でもそんな事件を見聞きするたびに、私は思うんです。
 私だって、時代が時代であれば、そうなっていたかも知れない。否、きっとそうなっていたに違いない。
 ネット・ケータイの世界の闇に踏み込んで犠牲になっていく彼らの姿に、私は15年前の自分自身の姿を重ねるのです。
 決して他人事に思えないのです。
 彼ら、彼女らと、私とは隣り合わせだと。
 そして、違いはただ「ネット」「ケータイ」というツールが、そこにあったかどうか。
 ただそれだけだと。



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拙著「親が知らないケータイ・ネットの世界」でも触れましたが、

家庭に居場所を見出せない子どもたちは、
家出サイトで見知らぬ男性のもとに身を寄せてまで、
家にいたくない、いられない、
そのためなら身体を差し出しても構わない――そう思っているんです。


それくらい、居場所のない思いをしている。


ここにも、多くの居場所のない少年少女、
また成人でも居場所のない思いを抱えている人たちが


SOSを必死に出してやってきます。


そういった居場所のない子どもたちに
どうやって居場所をつくってあげたらいいのか、

わたしたち親、大人に突きつけられている課題とはなにか。





参考引用元:SEX-Therapy【セックスセラピー】 by Mari Okawauchi






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