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【陵辱】鬼畜作品を創作して3rdプレイ【SM】
680 666 禍つ星 :03/10/06 21:20 ID:ZOswYPO5
一切知識無く書いたものです。実在のものとは全く違うことを前提に読んでくだされば幸いです。パラレルです。

草木は眠り星は時を刻む。
(省略)

681 666 禍つ星 :03/10/06 21:21 ID:ZOswYPO5
 黒衣に、一頭の竜が対峙する者全てを睨みすえている。
「名前は?」
 奄深が問う。しかし、男は眉根を寄せて乱れた髪を掻く。日に焼けて精悍な、しかし清潔さをあまり感じさせない男のその所作に奄深の表情に険が浮かんだ。
(省略)

682 666 禍つ星 :03/10/06 21:22 ID:ZOswYPO5
――――最近は月に一度も来てくれなくなってしまった。
 このままでは見放されるのではないかと、奄深は危惧していた。見放されればこの院を出ることになる。そうすれば王との目通りも叶わなくなる。
――――王の御心を、留めておかねば。私を頼ってくださるように。この度の隣国との争いで王が命など落とさぬように……
(省略)

683 666 禍つ星 :03/10/06 21:26 ID:ZOswYPO5
 水を切ることなく館に足を向けると、使えの者が止めるのも聞かずに雫を垂らしながら禊の間に迎う。待っていた沙耶が奄深のいでたちに驚きを見せるのを捨て置いて、奄深は禊を始めた。
 冷え切った体を、檜の香りの湯が温かく包む。
 禊を済ませ、清潔な白い着物に袖を通すとキリと帯を結び、庭に出た。沙耶が気を利かせて人払いをしているのだろう、庭は寂々としていた。
(省略)

684 666 禍つ星 :03/10/06 21:27 ID:ZOswYPO5
「私は昔、病を患った。危険な病だ。生死の境を彷徨い、果てに一度死んだ。そして生き返ったのだ。全ては神の意志の元。」
 奄深は男の下へと足を向けた。下座へと、自ら。男は奄深の行動を見守る。無言のままの、表情の動かない様子はどこか動物じみていた。伸びさしのぼさぼさの硬い髪を紐でくくり、顔の汚れを落とせば鼻梁の通った、気の強そうな眉の男だ。
――――成る程。この男は力が溢れている。
(省略)

685 666 禍つ星 :03/10/06 21:28 ID:ZOswYPO5
 直ぐに男は眩暈に似た症状を覚えたようだ。骨太の指が頭を掻く。折角結わえた髪が乱れた。
 その手を奄深がとり、肩を押しやる。易々と男は倒れた。その体に乗りあがると、男の手を着物の裾から内へと導く。何ら下着は纏っていなかった。
 男でも女でもなくなった、と言った奄深のペニスが蝋燭の明かりに覗く。この時奄美深は二十歳を越えていた。其れでありながら、未発達の男根であった。
(省略)

686 666 禍つ星 :03/10/06 21:29 ID:ZOswYPO5
「いぁ、ぁ、ぁぁ……」
 まだ男の抵抗はやまない。とうに薬が効いて夢と現の狭間だろうに。それでも抵抗の力は子供のものよりもはるかに弱い。奄深は男根を口に咥え込んだ。
 いまだ嫌悪感が勝る。
(省略)

687 666 禍つ星 :03/10/06 21:30 ID:ZOswYPO5
「あぅ……っ ああぁ…」
 奄深が声変わりし損ねた声で鳴き、組み伏せられた男はだらしの無い獣じみた声を漏らしていた。男も本能に従って腰を揺すっていた。
 一つになった影が獣じみた動きを繰り返し、やがて奄深の悲鳴じみた、押し殺した声が上がった。
(省略)

688 666 禍つ星 :03/10/06 21:30 ID:ZOswYPO5
「其れが、お前のいうとおりに腕のいい武器職人を師として貸し与えることを提案したら直ぐに快諾だ。」
 風が吹き少し色を変え始めた初秋の紅葉が揺れた。
「有難うな」
(省略)

689 666 禍つ星 :03/10/06 21:31 ID:ZOswYPO5
 奄深は沙耶の申し出を快諾し、その小さな背を軽く押して促した。
「明星(あけぼし)はね、奄深様のこと怖がってるみたいなの。さっきも。何でだろう、奄深様はこんなに優しいのに。でも、何で明星はあんな所で暮らしているの?」
「さぁ、なんでだろうね。明星は他の国から追われているから、此処が一番安全な場所なんだよ」
(省略)


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