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【陵辱】鬼畜作品を創作して4thプレイ【SM】
537 続々・中世仕立て1 :2/27 12:37 ID:fj8cVanI
ごめんなさい。ちっと長くなるかも。迷惑でしたらストップお願いします。
舞台は、マキュージオが去った直後でつ。

(省略)

538 続々・中世仕立て2 :2/27 12:39 ID:fj8cVanI
 ゾルグは、物拾い人(へルター)と呼ばれる───戦場や焼けた町村を徘徊し、
死体から武具や金品を盗み売り捌く、放浪人以上にさけずまれ、また憎まれる輩の
仲間だったが、元を辿れば放浪人であり、その以前は、“緑の連合軍”にいたこと
(省略)

539 続々・中世仕立て3 :2/27 12:44 ID:fj8cVanI
 修道院の中は老人ばかりで、全員がひどく疲れたような顔色をして、生気がなか
った。院内は暗く、蜜蝋の炎がゆらめく以外は、しんと静まりかえっていた。
(まるで墓場だな)
(省略)

540 続々・中世仕立て4 :2/27 12:48 ID:fj8cVanI
『我らの貯えですが、お持ち下さい』
『受け取れない』返そうとした。が、老人は皺だらけの手でそれを遮り、ゾルグの
手を握りしめ、頭を下げた。
(省略)

541 続々・中世仕立て5 :2/27 12:52 ID:fj8cVanI
…それは、長老からのセヴェリエの破門状だった。
“金輪際、刃の丘へは二度と足を踏み入れぬよう。さもなくば、お前の信仰の道は
永遠に閉ざされる”と書いてあるはずだった。
(省略)

542 続々・中世仕立て6 :2/27 12:58 ID:fj8cVanI
 ゾルグは煙を吐き出すと、セヴェリエの方へ向かった。
 焚き火の中で、熱いスープが煮えている。手持ちの食料をうまく使い分け、セヴ
ェリエは質素ながらも味わい深い食事を作る。ゾルグはその度に感心した。
(省略)

543 続々・中世仕立て7 :2/27 13:03 ID:fj8cVanI
 朝になり、ゾルグ達は荒野へ降り立った。二人乗りで馬を走らせていると、思い
の外太陽はぎらぎらと照りつけ、岩ばかりの赤い地面はそれを反射した。
 季節は冬だったが、さすがのゾルグでも根を上げる暑さであるから、北育ちのセ
(省略)

544 続々・中世仕立て8 :2/27 13:06 ID:fj8cVanI
 ゾルグと気を失ったままのセヴェリエは、女達に連れられ、薔薇の乙女の団長、
ロランに引き合わされた。野営地は、大きなテントがいくつも連なっており、その
中央の最も巨大なテントの中で、ロランが待ち受けていた。
(省略)

545 続々・中世仕立て9 :2/27 13:09 ID:fj8cVanI
 それは5年前のことだった。長い間続いていた戦争が、これでやっと終わる、そ
ういう期待が込められた大規模な戦争があった。ゾルグは、連合軍の一員として、
前線に赴いていた。
(省略)

546 続々・中世仕立て10 :2/27 13:14 ID:fj8cVanI
 中では、薬瓶やその他こまごまとした道具を、床の敷物に直接並べた中央に医者
とおぼしきローブを着た中年の女と、黒髪の若い娘が待っていた。娘は、薄紅の肌
に大きく胸の開いた衣装をまとっており、一見娼婦のようだったが、その腰には、
(省略)


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