【陵辱】鬼畜作品を創作して11thプレイ【SM】
- 15 メール38 :2005/08/30(火) 16:53:24 ID:9VC+4tCc
- 「は、はい」
声が震える。
『よく間に合いましたね』
その言葉に力が抜けた。例の細工された声だ。
『とりあえず言い訳を聞いておきましょうか』
「ね、寝過ごして……」
『寝過ごした? こんな時間までですか。何故』
「そ、それは……」
言える訳がない。
「夜更かしをして」
『少しぐらいならとは言いましたが、寝過ごすほど夜更かしするのはあまり感心しませんね』
森崎は黙り込んでしまった。
『質問を変えます。ご褒美は使っていただけましたか?』
「つ、使ってない!……使ってなんか……いない」
反射的に嘘が口をついて出てしまった。そしてすぐに後悔した。
向こうからの声が途切れる。
森崎は携帯を持ち替えたり、汗を拭いたりする。
目の前にいたらすぐに嘘とばれてしまうほどのうろたえぶりだ。
「あ、あの……」
『それは残念ですね。気に入っていただけませんでしたか』
嘘がばれなかったというより、その嘘を追及されなかったことに森崎は安堵の息を吐いた。
1-
次10
read.php ver1.4 (2001/10/6)