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【陵辱】鬼畜作品を創作して12thプレイ【SM】
344 赤毛の災難3  1/9 :2005/10/19(水) 23:36:03 ID:vQY9t2xH
「か、ふっ……」
小さな咳と一緒に、眼鏡の口から鮮やかな真紅の霧がこぼれて、宙に散った。
触手が勢いよく抜けて、後ろへ戻る。眼鏡が前のめりになった。
(省略)

345 赤毛の災難3  2/9 :2005/10/19(水) 23:37:09 ID:vQY9t2xH
ドアを閉めると、空間が遮断されたのか、もう触手が追ってくることはなかった。
出た先は、例によって、闇の中を走る細い吊り橋のような通路だ。
「センセ、センセっ!しっかりしてくれ!!」
(省略)

346 赤毛の災難3  3/9 :2005/10/19(水) 23:38:09 ID:vQY9t2xH
「傷口を鷲づかみにして、指をめり込ませる奴があるか!!声も出なかったぞ!怪我人を
死人に変える気か!」
「え……な、なんで!?心臓、刺されたんとちゃうん!?」
(省略)

347 赤毛の災難3  4/9 :2005/10/19(水) 23:39:11 ID:vQY9t2xH
だがそのおかげで命が助かったのなら、見習うべき習慣かも知れない。傷の痛みのせいか、
荒い息を吐き、額や首筋に汗の玉を浮かせているが、言葉通り、命に別状はないようだ。
安心した赤毛は、その場にへたり込み、深い溜息をついた。
(省略)

348 赤毛の災難3  5/9 :2005/10/19(水) 23:40:18 ID:vQY9t2xH
「うぬぼれるな」
せっかく追いついたのに、眼鏡は横へ一歩よけて、距離をあけてしまった。
「私は君をかばおうとして、刺されたわけじゃない。……あれはただの、嫌がらせだ」
(省略)

349 赤毛の災難3  6/9 :2005/10/19(水) 23:42:00 ID:vQY9t2xH
赤毛は強く首を振った。後ろから追いすがり、声をかける。
「もしセンセが消えたかて、オレはいつまでも泣きわめいたりせェへんからな」
「忘れて別の相手を探すか。それもいいだろう」
(省略)

350 赤毛の災難3  7/9 :2005/10/19(水) 23:43:39 ID:vQY9t2xH
眼鏡が呟いた。沈んだ口調だった。
「久しぶりの現場が楽しくて、つい長居した。けれどこんなふうに、出しゃばってはいけ
なかった。反則すれすれのやり方だ。よくない。……もう、やめよう」
(省略)

351 赤毛の災難3  8/9 :2005/10/19(水) 23:45:12 ID:vQY9t2xH
足払いをかけられ、転がされた。眼鏡が、荒い息を吐いて、覆いかぶさってくる。
「え!?な、何!?何やねん!?」
「この馬鹿!私は、自分を制御できなくなるのは、大嫌いなんだ!あの針に刺されてから、
(省略)

352 赤毛の災難3  9/9 :2005/10/19(水) 23:46:36 ID:vQY9t2xH
「そんな無茶な!……あっ……ちょお、待っ……あううっ!!く、ぁ、あぁっ!」
もう、どうしようもなかった。
吊り橋がきしんで揺れる。
(省略)

353 風と木の名無しさん :2005/10/19(水) 23:48:27 ID:egt8e6zl
(*´Д`)<モエ――――!!!
大変美味しく頂きました。乙でした。


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