【陵辱】鬼畜作品を創作して14thプレイ【SM】
- 606 代理戦争 :2006/03/14(火) 17:42:49 ID:AxMRJNbQ
- 黒ずくめの男はそこで頷いて見せた。相手がほっとしたように頷き返す。
「……といっても……自己流の…鍛えられた事のない…まさになまくら刀のような…」
「悪いが」
(省略)
- 607 代理戦争 :2006/03/14(火) 17:44:46 ID:AxMRJNbQ
- ――時間というのは無慈悲だし、慈悲に溢れてもいる。
夏休みの宿題を最終日にする子供達にとって、残された時間は1日だ。が、急に1時間後になったりもしない。
(省略)
- 608 代理戦争 :2006/03/14(火) 17:47:31 ID:AxMRJNbQ
- 『れでぃーっす、あーんど、じぇんとるめん!!』
今日も会場は辟易するほどに混雑していた。
(省略)
- 609 代理戦争 :2006/03/14(火) 17:49:33 ID:AxMRJNbQ
- 実況や歓声はうるさいはずなのに、ハダレには最早聞こえなかった。目の前の男が全てで。
その男は黒ずくめで、髪や瞳も漆黒だった。
髪が少し長くて陰気に見えそうだったが、凛とした涼しい顔立ちは無表情以上でも以下でもない。
(省略)
- 610 代理戦争 :2006/03/14(火) 17:51:35 ID:AxMRJNbQ
- 観客は息を飲んだ。今までこの戦場で見たことのある戦いより、それは激しかった。
だが一度読んだ事のある本のように、どこかで結末は理解していた。
ハダレの突き出した拳がウスライの左腕で受けとめられ、引っ込むより先に腕を握って引き寄せる。
(省略)
- 611 風と木の名無しさん :2006/03/14(火) 17:52:45 ID:/DnthLGt
- いちおう連投支援
- 612 代理戦争 :2006/03/14(火) 17:54:10 ID:AxMRJNbQ
- だが、認めたくない。認めてしまったら、自分が否定されてしまう。
負けないためには勝つためしかなく、勝つためには相手を倒さなければならず、相手を倒すためには――
「何故笑う?」
(省略)
- 613 代理戦争 :2006/03/14(火) 17:59:16 ID:AxMRJNbQ
- 「ッぁ…、ぃ…」
しまった、と思う。殴られた事よりも、その隙を作ってしまった事に対して。
――これでは、肯定しているのも同然ではないか!
(省略)
- 614 代理戦争 :2006/03/14(火) 18:01:51 ID:AxMRJNbQ
- 男はそれを見て取り、青年の耳だけに聞こえるように囁いた。
ぼそりとした声音と熱い息がハダレの耳殻を舐める。ハダレの背筋が震えた。
「『謝罪』はするな。伝えなければならない事がある」
(省略)
- 615 代理戦争 :2006/03/14(火) 18:40:13 ID:AxMRJNbQ
- 120秒規制により大変時間がかかってしまいすみませんでした。
連投支援カキコありがとうございました。
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