【陵辱】鬼畜作品を創作して15thプレイ【SM】
- 459 代理戦争 :2006/05/02(火) 16:42:04 ID:ORi8X1Jj
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――第二撃は、外れた柵が落ちた音が響くよりも、早く来た。
「待て――」
(省略)
- 460 代理戦争 :2006/05/02(火) 16:42:39 ID:ORi8X1Jj
- 返答は、凄まじい威力の拳だった。
ウスライが両手で突き出した例の袋詰の棒で受けとめられたその威力は、
黒づくめの黒い影を数歩よろけるように押し返すほどの強さだった。
(省略)
- 461 代理戦争 :2006/05/02(火) 16:43:17 ID:ORi8X1Jj
- 流石によろけるウスライ。そこに更に攻撃を加えようと拳を振り上げると、彼が顔を上げるのが見えた。
――彼は統制された無表情のままだった。
それが予想通りだったと笑いながら、ハダレはその拳を振り下ろす。
(省略)
- 462 代理戦争 :2006/05/02(火) 16:43:50 ID:ORi8X1Jj
- いや、確信があるどころではない。
これは、真実をそのまま読みとって告げているだけなのだから、疑いようなどこれっぽっちもないのだ。
「その根源は何なんだろうな。
(省略)
- 463 代理戦争 :2006/05/02(火) 16:44:36 ID:ORi8X1Jj
- 「今俺がお前にすべきことがあるからだ。それをしないと、お前は組織に――」
やはり息を弾ませただけで――ところどころ薄汚れたり、打撃の跡がついていたが――、ウスライが応える。
だが、ハダレはその言葉をさえぎった。
(省略)
- 464 代理戦争 :2006/05/02(火) 16:45:17 ID:ORi8X1Jj
- だが、そうせずにはいられない。
「それに、あんたのしてることは全部遅すぎる――警告するのも、来るのも、信じさせるのもだよ!
あんたの警告が遅れたから、オレは最低なやつを信じた!
(省略)
- 465 代理戦争 :2006/05/02(火) 16:45:54 ID:ORi8X1Jj
- 互いに悲鳴は無かった。だが、お互いに、後々思い出せば笑いが止まらないほどに呆気に取られた表情をしていた。
一瞬ウスライは何が起こったのかわからなかったが、理解した時、まれに見るほどに動揺した。
(殺してしまったら意味が無い――争うにしても、こんな偶然の事では誰もに意味が残らない!)
(省略)
- 466 代理戦争 :2006/05/02(火) 16:46:29 ID:ORi8X1Jj
- 夜が明けてから人一人を担いで、できるだけ人目につかないように目的地につこうというのは至難の業だった。
ことに、大人の男一人は大きすぎる。布で巻こうが鞄に詰めようが、目立つこと請け合いである。
それでもウスライは『ばれてないばれてない』と自身に言い聞かせながら、目的地へ急いだ。
(省略)
- 467 風と木の名無しさん :2006/05/02(火) 16:51:50 ID:ORi8X1Jj
- ヽ(`Д´)ノボッキアゲ!!
- 468 代理戦争 :2006/05/02(火) 16:52:45 ID:ORi8X1Jj
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風呂場といっても、ただ無駄に広いスペースにシャワーがついただけの場所である。それこそ死体の処理でもできそうな。
ウスライは頭を振った。今、小脇に抱えた青年はまだ生きている。
(省略)
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