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【陵辱】鬼畜作品を創作して15thプレイ【SM】
638 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:01:46 ID:Gpd47Qq+
投下します。
特殊要素無しですが、嫌いな方はスルーでよろしく。

(省略)

639 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:02:28 ID:Gpd47Qq+
本当にそこは絵に書いたような豪邸だった。
大理石の床、赤い絨毯、眼のくらむようなシャンデリアに装飾品の数々。
もう大方の人間が寝静まった今は、それらが住人と取って代わったような雰囲気さえ覚える。
(省略)

640 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:03:03 ID:Gpd47Qq+
「おお、私が招いた子――」
重厚な色使いの主人の部屋に通され、二人きりになるや否や、主人が態度を変えた。
門番や召使や奥方と接する時の、高潔で朗明で穏やかな人柄はそのままに、どこか狂おしい影にとらわれた表情。
(省略)

641 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:03:33 ID:Gpd47Qq+
「……はい、旦那様」
少年は部屋の中央だというのに、あまりためらい無く服に手を掛けた。よほど、慣れているのだろう。
黒い運動着の上を先ず脱ぎ、その下のシャツ、運動着の下、最後に下着を取り払っても、恐縮はしない。
(省略)

642 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:04:12 ID:Gpd47Qq+
「ああ、なんと聡い子だ。自分の至らないところに誰よりも早く気がつき、修正する。
 それは誰もが求めてやまない力だ。本当に、なんて聡い子だ…」
何度やっても苦しく、この上ない羞恥を伴う姿勢に、少年の息が詰まる。
(省略)

643 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:06:15 ID:Gpd47Qq+
「ぁあっ…!」
少年の体内にある、僅かなしこりに男のカリが引っかかって押しつぶされた。
瞬間、宙に投げ出されるような快感が背筋を走って、全身に染み渡る。――ここだ。
(省略)

644 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:06:49 ID:Gpd47Qq+
ふかふかの寝台に身体を預け、余韻にぐったりとしている少年。
それをどこか悲しげないとおしさを交えながら眺める主人。場は、完全に二人の密室だった。
「……お前は、いつも…私には応えてくれないんだね。我がいとおしい子よ」
(省略)

645 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:07:20 ID:Gpd47Qq+
翌日の夜中ごろ、門番はまた顔をしかめることになった。
今度は内側から出て行こうとする少年に、声を掛けられる羽目になったからだ。ついていない。
「散々寵愛されて、うれしい限りだなぁ、このケツ穴野郎。
(省略)

646 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:08:10 ID:Gpd47Qq+
しばらくしてから、相手は少年を離して、一歩引いた。
相手は、背の高い少年だった。体格はよかったが、童顔で人がよさそうな顔立ちだ。
だが今その表情はくしゃくしゃになっている。まるで、豪邸で何が起こったか全て知っているように。
(省略)

647 少年と値段と買い手について :2006/05/22(月) 03:10:03 ID:Gpd47Qq+
終わりです。
突発的に書いたので整合性に欠けると思いますが、脳内補完でお願いします。
ありがとうござました。


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