オレンジパフェ2003年度TVアニメ各部門賞&総合大賞

2003/12/27



 早いもので今年もあと5日足らずとなりました。

 昨年2002年12月に開設した当サイトもめでたく一周年を向かえ、そっち系(w)のネタを数多く扱ってまいりました。
というわけで歳の瀬ということも合わせて、今年2003年度のTVアニメの感想総括としてそれらを(勝手に)各部門賞と、総合大賞という形式で振り返ってみたいと思います。

 対象作品はテレビ番組の放映期間と合わせて昨年2002年10月〜12月期(2002年度第3クール)から今年2003年7月〜9月期(2003年度第2クール)に放映が終了した、TVアニメーションとして作られた作品。 なのでまだ最終回を放映していない作品は除外(判断するのは最終回放映してからでしょうw)。そして勝手ながら私の知らない、観たこと無い(もしくは最初の数回以降観なくなり、判断要素に乏しい)作品についても除外。

 但し途中まで観た作品については各部門賞(賞によりますが)の判断要素が充分ありうると判断された場合、その賞の選考対象となることもあります。(例えば全話観なくても判断がつく主題歌賞など)

 ならお前の観ていた番組は何だ? と言われそうなので(笑)先に対象作品を発表しておきたいと思います。

【各部門賞&総合大賞の選考対象となる作品】
・ストラトス・フォー

・.hack//黄昏の腕輪伝説
・ガンパレード・マーチ 新たなる行軍歌
・スクラップド・プリンセス
・キノの旅
・宇宙のステルヴィア
・高橋留美子劇場
・おねがい*ツインズ
・最終兵器彼女
・朝霧の巫女
・陸上防衛隊まおちゃん
・シスター・プリンセス〜リピュア〜
・機動戦士ガンダムSEED
・ギャラクシーエンジェル【第3期】
・ウィッチハンターロビン
・THE ビッグオー(第一期・第二期を統合してひとつの作品とする)


【一部の各部門賞の選考対象にはなる作品】
・ななか6/17
・D・N・ANGEL
・魔法遣いに大切なこと
・グリーングリーン
・天使な小生意気
・プリンセスチュチュ
・Kiddy Grade
・LAST EXILE
・成恵の世界


【終了していない為、今回の対象にはならない作品】 (特筆すべきもの。但し特に一部の各部門賞の対象には成りうる。)
・WOLF'S RAIN
・ガドガード



 これらの作品の中から以降の各部門賞&総合大賞を選考しました。
もちろん各賞については私yu-heiの個人的見解がもとであり、視聴率やソフト売り上げは関係ありませんし、選ばれなかった作品についても私がその作品の良さに気付けなかった可能性も充分にありますので、あまり腹立たしく思わないでくださいねw。
(そんな予感がする方は以降は読まないほうがいいかもしれませんw ただ個人的趣味による選び方は出来るだけしないように気を使ってます)

では、各部門賞の発表からいってみましょい!



【キャラクターデザイン賞】
アニメーション作品の人気取りの最大の要とも言われるキャラクターデザイン。ストーリーの前に絵が好みでないと、作品を敬遠するファンも多い。
そんなキャラクターデザイン賞は・・・



機動戦士ガンダムSEED
(キャラクターデザイン 平井久司)

 デザインに独創性はさほどないものの、万人ウケする絵ということでSEEDを選んでみました。男性からも女性からも平井氏のデザインは人気がありますね。
 同氏キャラデザインの無限のリヴァイアス、スクライドを観た人にとってはおなじみの絵かも知れませんが、テレ東系が映らない人にとっては新鮮だったかもしれません。
 次点でウィッチハンターロビン。SEEDに比べると万人ウケ度が下がりますし。
 というわけでキャラクターデザイン賞、ガンダムSEEDです。



【メカニックデザイン賞】
主に男性が気にするところのひとつ。メカデザが悪いと作品自体が弱く見えてしまうこともあります。
メカニックデザイン賞は・・・



機動戦士ガンダムSEED
(メカニックデザイン 大河原邦男/山根公利)

 はい、コレもSEEDです。他に対抗馬がいなかったことが勝因ですかね?(他にメカが目立つものが少ないのも)
 でも大河原邦男/山根公利両氏は納得のベテランメカデザイナーです。
 次点で「THE ビッグオー」か「最終兵器彼女」。



【美術賞】
いわゆる背景。綺麗だとぐっと画面に引き込まれます。
美術賞は・・・



ウィッチハンターロビン
(美術ボード 太田 大(美峰))

 大田さんの代表作は他にマクロズゼロ、地球少女アルジュナ、THE ビッグオーなど。どれも美しいですね。
 ウィッチハンターロビン、美術賞です。



【シリーズ構成賞】
シリーズ全体を通しての物語の展開・構成(含む、ネタ配分)など、同じ「お話のネタ」があったとしても構成がどれだけ上手くいったかによってまた作品のレベルが違ってくる筈です。
そんな「お話の面白さ」とダイレクトに関わってくるシリーズ構成賞は・・・



スクラップド・プリンセス
シリーズ構成:吉田玲子
監督:増尾壮一

 原作付きの作品で、制作初期から全体を見通しやすい(及びストーリーは原作から)という有利点はあるとは思いますが、一回一回のお話がポイントを抑えて上手く纏められており、全体的にもストーリーの要所での盛り上がり・休憩話など見事な構成でした。
 またお話のいたる所に伏線が散りばめられており、それをちゃんと消化できていたのも魅力的。過去数年の作品と比べてみても全体を通してここまで構成が上手くいっていたものはないのではないかと。
 スクラップド・プリンセス、シリーズ構成賞です。



【ベストキャラクター賞:男性部門】
ちょっとここで気持ちを軽くして、ベストキャラクター賞行ってみましょう。あくまでもオレンジパフェ的ですw 。まずは男性キャラクター部門から。

ベストキャラクター賞:男性部門は・・・


アスラン・ザラ
(機動戦士ガンダムSEED)

 言わずと知れたガンダムSEEDの第二主人公。主人公で友達のキラキュンに美味しいところ持って行かれたり挙句の果てには許嫁のラクスさんまで持っていかれたりするが、シナリオ上では文句も言わず、キラ(友情)の為に軍を捨てた男。
 
第一主人公と扱いに落差ありすぎw でもキラよりいい男なのだよw! 石田彰さんのヴォイスもなかなか色気があっていい感じでした。



【ベストキャラクター賞:女性部門】
つづいてベストキャラクター賞:女性部門は・・・


片瀬志麻(しーぽん)
(宇宙のステルヴィア)

 多くの男性ファンに萌えキャラとして認知された宇宙のステルヴィアの片瀬志麻――通称「しーぽん」。「(宇宙を)見上げるんじゃなくて、普通に見たい。何ていうか・・・正面から真っ直ぐに」(本人談)との理由でステルヴィア宇宙校に入学。
 物語序盤から天才プログラマとしての腕を見せ、(実際どれだけの物量があるかは定かではないが)一晩で全くバグのないプログラムを完成させていた。だが、性格は子供っぽくドジっ子w。

 「しーぽん」という響きがイイw しーぽん。しーぽんw。でもしーぽんにしーぽんというニックネームを付けたのは友人のアリサである。(ぁ
 しーぽんは思わず応援したくなるキャラクターNo.1でもありました。



【アニメ声優賞:女性部門】
ここではアイドル声優というよりもあくまでもアニメでいい感じだった(と思った)声優さんをセレクト。
アニメ声優賞女性部門は・・・


折笠富美子さん。

今年度のアニメに多く出演された折笠富美子さん。「あたしンち」「宇宙のステルヴィア」「最終兵器彼女」「スクラップド・プリンセス」など、最近の出演作品は非常に多い。
 声がいいのももちろんのことですが、演技の味もあり、今後も目の離せない声優さんだと思います。(といいますか作品をいくつか観てれば折笠さんが出演されている作品に当たりますねw)
 ちなみに私は数年前の某ラジオドラマの頃から密かに折笠さんを注目していたのですが(w)、昨年か今年辺りからファンの間で人気が出てきましたね。で、近々CDデビューなさるとか(2004年1月、ジェネオンより)。折笠さんは人気が出てもCDデビューとかしないタイプだと思ってたのですが、やはりレコード会社は彼女を放っておきませんでしたか。
 というわけでオレンジパフェは折笠富美子さんを応援しています♪



【アニメ声優賞:男性部門】
といきたいところですが男性で今年度私的にぱっとする方が居なかったんです。すみません。というわけで該当者なしです。 ずっと前から活躍していらっしゃっていい感じの人ならもちろんいらっしゃるんですけどね。



【オープニングアニメーション賞】
 そろそろ少しずつもとの賞に戻っていきましょう。
 作品の本編はどうであれ、オープニングアニメーションがよくできているかどうかの賞です。
 曲・作画・演出・背景などオープニングとして在る全てのものが判断対象。本編は関係ないと言っても本編の雰囲気をよりよく出せていたり、関連性を出せていたほうがポイントは上がります。
 オープニングアニメーション賞は・・・


ガドガード
曲: Boomerang Boogie〜南風堂の叔父さん〜 / PE'Z
絵コンテ:宮尾佳和
演出:宮尾佳和 錦織博

 はい、まだ本編が終了した作品ではありませんが、ガドガードを選んでみました。インストのかっこいい曲に、音に合ったカット割りとアクションシーンの演出。なかなか気持ちの良いOPアニメです。錦織監督らしい幾何的な演出もフィルムに出ていますね。
 次点では結構迷ったTHE ビッグオーのセカンドシーズンのOP。こちらもカナリ良い出来ですね。



【オープニングテーマ曲賞】
こちらは曲のみ。該当作品のシリーズオープニングテーマとして使用された曲。
オープニングテーマ曲賞は・・・


「宇宙のステルヴィア」オープニングテーマ
 明日へのbrilliant road / angela

オリコン初登場15位だったりしたステルヴィアのオープニングテーマ。カッコイイ曲だけど、(オープニング)映像が残念だったなぁwと。

 angelaのギターの人は面白くて好感が持てます。



【エンディングテーマ曲賞】
変わってエンディングテーマ曲賞は・・・


「機動戦士ガンダムSEED」エンディングテーマ
 あんなに一緒だったのに / SeeSaw

第一話のラストで流れてきた瞬間、「うわっ、名曲」と思ってしまったこの一曲。雰囲気も良くてさすが梶浦由紀さんの曲です。番組の毎回のEDの入り方も良かったですね。



【音楽賞】
OP、EDテーマを除く音楽の賞。早い話がBGM賞。挿入歌に関してはBGM担当の音楽家の方が作曲や編曲をしている場合は対象内だと思います。(私的にはそういう場合はBGMの一部だと思いますし)
音楽賞は・・・


LAST EXILE
(音楽 ドルチェ・トリアデ)

ドルチェ・トリアデさんとは女性3人のユニットだそうで。作品に合ったヨーロッパ風の曲が多いのが特徴。爽やかです。音楽のクオリティはさすが音楽製作ビクターエンタテイメントって感じです。 次点はWOLF'S RAIN。音楽が菅野よう子なのにちょっとイマイチに感じてしまったのは何故なんでしょう。。→それはアニメの内容が(以下ry



【作画賞】
アニメーターさんの腕の見せ所となる作画。作画が良いとぐっと画面に引き込まれます。作画監督さんによって毎回絵が変わったり、制作期間が足りなかったりすれば、作画レベルが下がったり。。。
そんな中、一際レベルが高かった作画の作品、作画賞は・・・



スクラップド・プリンセス
総作画監督 小森高博
アニメーション制作 ボンズ

 さすがボンズと言わんばかりのハイクオリティの作画を見せつけたスクラップド・プリンセスをセレクト。毎回の作画の安定性に、止め絵の作画・アクションシーンの動きまで凄まじくレベルが高かったです。
 次点で同じくボンズ作品のWOLF'S RAIN。作画のレベルは捨てプリと同じ(またはそれ以上)に高かったり(特に第1話の作画は神だったり)したのですが制作の遅れから、総集編を何回も連続で入れたのがマイナスポイント。結局作画は崩れなかったのですが、総集編を入れなければ制作できない、または作画がボロボロになっていた筈。ということで。



【3DCG賞】
その名のとおり、3DCGの賞。
3DCGは・・・



LAST EXILE
3Dディレクター ソエジマヤスフミ
制作 GONZO DEGIMATION

 はい、LAST EXILEをご存知な方は予想通りだと思います。それにしてもGONZOの3DCGは業界でもトップレベルですね。毎週一回放送のシリーズものでよくあのクオリティを保ってきました。



【演出賞】
カット割り、タイミング、音楽のかけかた等など、演出のレベルが高かった作品をセレクト。
演出賞は・・・



シスター・プリンセス〜リピュア〜(Bパート)
(監督 宮崎なぎさ)

 はい、シスプリリピュアのAパート・Bパートのスタッフが別だったため分離してBパートのみセレクトですw。 宮崎なぎささんの初監督作品。今はダ・カーポですかね。
 当時の宮崎監督も悪くなかったのですが、ここでの演出賞の理由は監督本人の演出力(ももちろんあると思いますが)より、大地丙太郎氏、平松禎史氏、長濱博史氏などのフルーツバスケットスタッフを始めとする超レベル演出家陣の絵コンテ参加の要因が大きいと思います。
 また各話がキャラクターのダイアローグを中心とした1話完結方式だったのでより一層各々の演出家が手を加え易くなっていたのも有利な点でしょうか。
 次点で桜美かつし氏の初監督作品となったガンパレード・マーチ。JCで長い間、幾原氏・渡辺氏などの下で、監督補佐や演出を行っていたその力量を見せてくださいました。



【作品賞】
作品賞というと曖昧なのですが、ここでの私的観点から言いますと、アニメーションとしてのお話のネタの賞だと思っていただければ良いかと思います。
作品賞は・・・



LAST EXILE

 これもラストエグザイルでしたw。大空を舞台にした20世紀初頭ヨーロッパ的な世界の物語、ということでこのテのお話が最近なかったことと、いかにもGONZOお得意の3DCGを使って映像美をアピールする為のネタだったこと、が大きいかと思います。
 次点で、私がほとんど観ていなかったという非常に申し訳ない理由でポイントダウンの「プリンセスチュチュ」。ちょっと見た限りではアニメとしては独特の舞台演劇風の非常に良い雰囲気を持った作品でした。観た回数がもう少し多ければラスエグ抜いてたかも。



【ギャグ作品賞】
このままではギャグ作品が不利(?)なので、ギャグ作品賞を選んでみたいと思います。ギャグ作品として面白かった作品、ギャグ作品賞は・・・


ギャラクシーエンジェル【第3期】

 奇抜なネタ、これほどにまでというほどのパロディ――脚本家陣の暴走w、ギャグ作品賞はギャラクシーエンジェルに決定です。 話によってギャグレベルの波はあったものの、面白い回はとても面白く、また全く最後までギャグのなかった最終回など(30分丸々シリアスだったので逆にそれがウケたw)、日曜朝のいいお笑い番組wでした。 2004年4月より新シリーズが始まるそうでそちらも楽しみですね。
 次点は「ななか6/17」。こちらも面白いのですが、よくも悪くもいつもの桜井監督作品ということで。



【話題賞】
世間的に話題になった作品を対象とする賞。
話題賞は・・・



機動戦士ガンダムSEED

 初代ガンダム世代のお父さん達からローティーンの男女、そして子供たちまで幅広い層の人気を得たということで圧倒的にこの作品になります。
 やはりもともとガンダムということで知名度があり、そこに平井氏のキャラデザ・主題歌にトップアーティストの起用(+もちろんスペシャルなテレビ放送枠)など、一般層にまで支持が広がる上手いマーケティングでした。
 機動戦士ガンダムSEED、話題賞です。



以上で各賞の発表は終了です。では続いて総合大賞へいってみましょう。



【2003年度オレンジパフェ的総合大賞】

ではでは、作品の(私が知る限りの)内容全てをひっくるめたオレンジパフェ的総合大賞をベスト5形式で発表です。


☆第5位


65点


ギャラクシーエンジェル【第3期】

 15分、または30分を一回完結とする、美少女ギャグシリーズ。
 ギャグ作品賞のところで書いたのである程度は割愛しますが、面白いときのお話はギャグ作品としてトップクラス。ただ、ジャンル的に続きの気になるお話ではないので、その辺りは不利かな、と。





☆第4位


65点


機動戦士ガンダムSEED

 フェンス越しでのキラとアスランの再会、ナタルの死亡シーンなど、良いと思われる名シーンは数々あるものの、名シーンに持っていくまでの展開に無理があったり、お話の詰まり具合(第2クールと第4クールでの展開の速さの違いなど)も微妙で、要は構成がイマイチな作品であった。謎が解決されないまま最後まで至り、最終回も微妙である。設定自体は非常に良い作品だと思っただけにその辺りが残念である。
 サンライズ作品にしては途中作画が崩れていたのも残念ですね。プラス要素は話題性や、放送枠の良さ・平井氏のキャラデザなど。 ガンダムSEED、第4位です。



さて、いよいよベスト3――の前に、次点の第6位だと思う作品をご紹介w


☆第6位


60点


最終兵器彼女

いわゆる「セカイ系」ジャンルに分類される作品のひとつ。(他には「ほしのこえ」など)。主人公達の身の回りで世界規模の出来事が起こりつつも、飽くまでもメインとして描かれるのは、主人公達の思春期の(言い方によっては)青臭い心である。
 第1話がカナリ良いです。普通の高校生の日常を描き(方言も良い)、そして戦争が始まったという緊張感、第1話ラストの「シュウちゃん、私、こんな体になっちゃった。」とのちせのセリフとその直後に「最終兵器彼女」という作品タイトルが画面いっぱいに出るシーンは展開的にも演出的にも最高です。
 第2話も兵器になった彼女「ちせ」と主人公「シュウジ」との恋愛描写・悩みなどいい感じにセカイ系しています。交換日記のネタも青臭くていいですなw
 ただ、(原作漫画からですが)第3話以降その後の展開がどんどん広がっていき、あとから設定付け足したような主人公の元カノキャラの登場、軍部内部(幹部)たちの描写・軍議、敵の国の具体的な名前などそこまで具体的には出てきませんでしたが、敵兵(西洋人ぽかった)などが出てきたり、第1・2話のときとは雰囲気がまた違ってきます。あの状態ではセカイ系ジャンルとしては厳しいと思いますし、またもちろん戦争ものアニメにもなっていません。その中間的な作品がよければいいのですが、私的にはあまり面白いと思えるものではありませんでした。(連載がどんどん延長されたらしいので作者のせいというわけではありませんが。)。
 その他作画や、CG・音楽などをふまえて60点という点数を付けさせてもらいました。(60点くらいという点数が付きそうな作品は他に数点ありました)


さて、ベスト3の発表に戻りましょう。


☆第3位


65点


宇宙のステルヴィア

SF青春学園もの。ネタ自体はあまり新鮮味があるとは言えないが、ギャグ的なネタの奥にはしっかりとしたSF設定がされていた。特にSF設定の堺三保氏の脚本担当回は設定の表面化の面でも脱帽である。
 ただ前半作画レベルが低下したシーンが目立ったのと、毎回毎回のシナリオがチグハグな印象を受けないわけでもない(狙い、なのだろうか? またはライター間の統一が取れていないか。)。演出面はいつもの佐藤監督らしい演出。ナデシコと比べると桜井助監督がいなくなってる分(なのだろうか)、画面が落ち着いている。

 松岡由貴、上田祐司、藤原啓治さんなどの声優陣も良い味を出してましたね。
 あとはしーぽん力でしょう。(笑)



☆第2位


70点


ガンパレード・マーチ 新たなる行軍歌

 魅力はなんと言っても演出。魅せ方が非常に上手い。さすが鬼才幾原邦彦氏のウテナを始めとするJC作品を演出してきた桜美かつし監督だけのことはある。 お話的にも戦争モノの良い雰囲気が出ていたし(シリーズ前半)、ラブコメになっても面白かった(シリーズ後半)。しかし前半と後半で何故あそこまで違う作品になっていたのだろうかw。物語世界の謎(幻獣など)が最終回まで解明・決着されないのは1クール放送なのでいいとしても、作品として、シリーズ中盤にあった戦友の死に匹敵するイベントを最後にも持ってきてもよかったのではないだろうか。
 演出的にも最終回は微妙でしたかねー。
 最終回一回前まではよかったと思うのですがw


 さて、第一位の発表です。



☆第1位


85点


スクラップド・プリンセス

 数年に一度と言っていいほどの素晴らしい構成・シナリオを魅せてくれたスクラップド・プリンセスが今年度の第1位。本当によくシナリオが練りこまれている。最終回も見事なほどに上手く纏められており、爽快感もあった。ちゃんと「良いものを最終回まで観せてくれた」と思わされるような作品になっていたと思う。もちろん最終回だけではなく、シリーズ前半は前半で面白かったし、後半はそれに加えてお話の続きが気になる展開であった。見事である。
 そういったストーリー的なものに加えて、ハイレベルな作画で、演出的にも良かったのでこの点数を付けさせていただきました。
 マイナスポイントがあるとしたら、WOWOW夕方という放送枠なので地上波より観ている人が少ないことと(地上波で放映すると逆に表現の自由が少なくなるので、WOWOWの方が内容的には良くなるはずですがw)、ファンタジーなので見る人を選んでしまいがちなところ。というわけでファンタジーものとして最高レベルだと思います。

 スクラップド・プリンセス、オレンジパフェでは殿堂入りです。


・・・・・・・・・・・・・・・

 というわけで今年2003年度のオレパフェの総合大賞第1位はスクラップド・プリンセスでしたー。皆様のランキングはどうでしたか? 今年は良い作品ばかりでしたね。ちなみに最終回まで放送すればガドガードがランクインした可能性が高いですし、私個人がラストエグザイルを最終回までみれば80点超えてたりするかも、なんて思いますね。ともあれ大勢のアニメスタッフの皆様に感謝感謝です。


 さてさてこれにて今回の企画は終了です〜。皆様長々とお付き合いいただきまして有難うございました。
 来年も管理人の時間的余裕とこのHPが存在していればwこの企画をやろうと思いますのでよろしくお願いします。
 ではではこのページを2003年度内に読まれている方、良いお年を〜


2003年12月某日 オレンジぱふぇ yu-hei

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