●今週のフタコイ オルタナティヴ #13(最終話)
「3人でいたい」
(今回は)小型飛行機でドイツに行ったことにツッコミが入るとは思わなかった。
物語上の問題がばっちり解決。アクションシーンも中々の迫力で爽快感があった。だけど、この作品が(少なくとも私の)記憶に残っていく作品であるかといえばNoであろう。
総括になるけど、この作品は脚本・作画・演出のどれをとってもレベルが高くて大変”丁寧に作られているのがわかる”見応えのある作品だったのだけど、ストーリーを楽しむというよりも、その各パートのテクニックを楽しんだり、またストーリー的には”イカ”などのネタを楽しむというマニアな見方しか出来なかったことを否めない。
最終話にしても相変わらず恋太郎の独白(の台詞回し)は大変上手く、またミサイルのシーンやラストの三人が桜の中を駆け回るシーンも大変すばらしいのだけど、そちらのテクニックばかりに気をとられてしまい、物語の本質に素直に感動できないのである。
(――物語のテーマが無いわけではなく、”3人でいたい””愛についての物語”など――コレもテクニックで誤魔化されている気もしないでもないけど――テーマはちゃんと存在していることはここに書いておく)
その物語のベースのネタの詰め込みが足りず、もっとネタを変えればよかったのだと思われるのだけど、
@飽くまでもフタコイなので、これ以上はいじれない。これ以上やるとさらにフタコイではなくなってしまう
という考えが頭をよぎる。しかし、
Aあの(ギャルゲー原作の)フタコイでここまでやったからこそ、ここまで意外性や面白さを感じることが出来た
という矛盾する答えが出来てきたので、まぁコレでよかったのか。(笑)
スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
●今週の極上生徒会 #13 「敵か味方かみなもちゃん」
キャラクターが活きているからお約束や古典的ギャグと、”とんでも”ストーリー展開をやっても充分面白いのだけど、特に書くことは無いな(笑)
●今週の交響詩篇 エウレカセブン #12「アクペリエンス・1」
ちょっと変わった精神世界イカス。
京田監督は精神世界描写がお好きのようだ。でも――悪くないのだけど、ラーゼフォンで京田監督が直接やった時よりかはイマイチパンチが足りない気がする。
「エッチ! スケベ!」とのアネモネの音声を聞いた後の
「一体何をしているんだ!? アネモネ!!」とのドミニクのセリフが最高だった。
●終了番組 エルフェンリート 〜#12
表面上はそこそこ面白かったのだけど、やっぱり小手先だけ感が強かった。
残酷描写やストーリーがあるようにみえて、所詮は今流行の萌えアニメ。
ただ、松岡由貴さんがやってたナナというキャラクターの不幸っぷりと
中田譲二氏がやってたシブ軍人のツンデレっぷりは大変気に入った。
●終了番組 魔法先生ネギま! 〜#26
見事に後化けした作品(笑)
前半低迷していた作画も2クール目以降回復。微妙だった演出も後半になって中々レベルの高いものに。
1クール目(1〜13)の宮崎なぎさ監督から2クール目(14〜26)の羽原信義監督にバトンタッチされたからと思われるかもしれないけど、私が知る限り宮崎監督のチカラは決してあの程度のものではなく(この作品には宮崎監督の演出は合わなかったというのもあったかもしれないけど)、2クール目に入ったあたりから同制作プロダクションの蒼穹のファフナースタッフが合流したというXEBECの体制的・スケジュール的問題でしょう。
つまり単純に1クール目の体制と制作スケジュールに無理があったのではないかということ。
そして、後化けは作画だけではなく、
22話以降のテレビ版オリジナルストーリーの欝展開。
このオリジナル展開に関しては、方々で賛否両論あるようだけど、私は良かったと思います。22話以降はネギまとは思えないシリアスっぷりとドロドロ感でわりと楽しんで観れました。
最終回は一転ギャグ展開になりましたが、あれも誤魔化し方が上手いというか何と言うか(笑)。物語の着地点も上手かったと思います。
でもあの展開はやはり脚本の大河内氏の仕業が強いのでしょうか。24話の のどか
と 夕映の言い合いのシーンはかなり大河内テイストを感じました。
|