●【新番組】とある科学の超電磁砲 #1「電撃使い(エレクトロマスター)」
「とある魔術の禁書目録」(小説)の外伝作品(漫画)が本伝に続きアニメ化。
監督:長井龍雪、シリーズ構成:水上清資、アニメーション制作:J.C.STAFF
キャスト:佐藤利奈、新井里美、豊崎愛生 他
インデックスのアニメは#3話くらいで脱落した記憶があるのだが、外伝で続きのストーリーでは無いし、何より監督がとらドラ!などの長井龍雪氏であることが気になってチェック。
キャラセリフのオフを効果的に用いた本編最初と最期のカットや、セリフでもあるんだけどそれに合わせて絵ずらで見せる舞台設定など地味に上手い演出が好印象。第一話だったから、というところもあるんだろうけど、作画も良好で宜しかった。
人口の80%が学生という街が舞台だったり、超能力が飛び出したり、親が出てこない話で学生風情が大人を倒したり、と10代学生向けで私のような視聴者にはやはり辛いところはあるんだけど、
1話のストーリーの基軸としても典型的ながら成り立っていたし、女子中学生がキャッキャする話も見ていて楽しいところはあるし、新井里美の声は面白いしでこれなら脱落せずに見ていけるかもしれないなぁ。
ただまぁ、こういうスレイヤーズのシリーズ第一話みたいな話(笑)は毎回やられると困るので、そこから抜け出てどういう展開になっていくかが評価の分かれ目な気がする。
●青い花 #10「幸福の王子」
次女和佐と各務先生の結婚式と、江ノ島でふみちゃんと合流する面々。
少々唐突であったような気もするが、物語上の重要な意味を持っていた恭己の動機・過去が回想によって明らかになる。恭己は本物レズじゃなくて、やはり代替だったのね。ふみちゃんや京子が可哀想だ。ふみちゃんは確かに今怒って良い。
関係の決着の付け方も地に足の付いた描き方で、今週もしみじみと観れる味わい深いお話だった。
●懺・さよなら絶望先生 #13(最終話)「誤字院原の敵討/われらライナス/楽天大賞/夜間きよ飛行」
えかきうたに大槻ケンヂ 氏登場の最終回。
Aパートは新谷良子氏に「モロチン」と数度言わせたり、「新谷良子様、モロモロごめんなさい」という字幕や「はっぴぃ
はっぴぃ すまいる」という黒板ネタまで、新谷ずくしな回だったな。
<総評>
原作準拠で、お遊びは「全巻までのあらすじ」と「絶望先生えかきうた」のようにほとんどがシリーズ化されていたたため、過去シリーズに比べ安定したネタが楽しめた印象。(その分、劇団イヌカレーの回がインパクトがありました)
本編は1・2期と同様に中盤以降に当たりネタが多かった気がします。
この3期の存在自体がまさかの3期だったので、4期もあれば(充分に同様に楽しませてくれる期待を持てる番組だし)"モロチン"観させてもらうと思います。
●咲 -Saki- #25(最終話)「全国」
いわゆる「私たちの戦いはまだまだこれからよ」エンド。
正直先週のしんみりとした雰囲気が崩れてしまったのはちょっと残念だったな。
またここで麻雀描写を本格的に見せてしまってはいけないので、温泉・キャラ描写メインの合宿回でした。そして全国大会のキャラ見せ・初期見せをしたところで終了。(キャラ見せはともかく、試合ダイジェストみたいなのは要らなかったかなぁ)
<総評>
春新番いちのダークフォース。正直期待しておらず見切りになると思っていました。そんなに悪くなかったので様子見で観続けていたら・・・、県インターハイが始まってから凄い盛り上がり。
キャラ描写、物語展開における各陣営・キャラの試合中の浮き沈み・キャラの過去見せ等が(良く出来たハッタリバトル漫画と同様に)バッチリ決まっており、かなり引き込まれた。県大会団体戦決勝の大将戦(第19局)がいちばんの盛り上がりになってしまうのは仕方なく、(残り話数で絶対これ以上の盛り上がりを作れないと思ったものですが)その後のアニメオリジナル展開もそんなに悪くは無かった。
私は麻雀はまったくルールを知らない人なのだけど、必殺技感覚で麻雀の役の名前だけは覚えてしまいました。麻雀アニメでも面白い物が作れると思わせてくれた良作でした。
●バスカッシュ! #26「フリー」
<総評>
最初はこの番組の持つ勢いについていけずどう楽しんで良いのかよく分からなかったが、数話見続けると味が分かってきた、というところまでは良かったのですが、中盤のクオリティの低下(その後監督交代で持ち直したものの)、そして監督交代以降は、作中の物語勢いが劣化してしまったような気がして、後半は設定を飲み込めないまま状況が次々と変わってしまう展開にあまり付いていけなかった。
●東京マグニチュード8.0 #11(最終話)「悠貴へ…」
何という泣かせ最終回!。
お姉ちゃんの、自宅到着・父母との再会編。
これでもかというくらいに連続する涙を誘う展開・画面に、泣かずにはいられなかった。ていうかボロ泣きしました。お母さんと涙の再会したシーンからもらい泣きして、ピークは無くなった弟君の生まれたときからこれまでの回想シーンだった。あまりにベタの泣かせなんだけど、こういう家族の話が私的に大好物なのもあって随分とやられてしまったな。
<総評>
深夜アニメにしてはターゲットがワイドレンジのオリジナルアニメ。企画が公開された当初からこれは当たりそうだ、という予感がしました。
作画・美術面はクオリティが高いのだけど、ストーリーに関しては事前のこちらの予想の粋を出ないのが途中までやや残念だったけど、弟君が死亡する&リアリティ重視だったこの番組がお姉ちゃんにしか見えていない弟君の幻影を見せる、とという展開以降、(その驚愕展開が来るのが遅かった面はあるが)結果的に事前の期待通りまたはそれを超える番組になりました。
2000年代、1番泣いたアニメになりました。
●DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 特別編
#26「桜の花の満開の下」
MBSのアニメシャワーにて、テレビ未放送だった第1期第26話の放送。
本編シリーズでもギャグ話担当だったイメージのある(毎回加藤英美里声のピンク髪キャラを毎回登場させていた)大西信介氏の脚本。絵コンテ・演出に金子伸吾氏。
霧原課長(@水樹奈々)の部下の大塚さん(フ女子であることが明らかに!)視点を交え、コメディタッチで描く。DTBのコメディ話ってツボだった記憶が非常にあるが、これもその過去作(#9,#10)に負けず劣らずな爆笑コメディ。キャラの魅力を充分に出しつつ、多々の伏線を張りめぐらし、コメディとして落とす良く出来たギャグアニメだった。こういうシリアスアニメなキャラデザでギャグアニメやられるのはたまらないなー。
2期もこういうテイストな話をいっぱいやって欲しいのだけど、あんまり無いのかなー?。無さそうだなー。
●亡念のザムド #26(最終話)「大きな石と少女」
アニメシャワーの放送が、DTB→(レールガンを挟んで)→ザムド だったので、アキユキの仮面でDTBのヘイを思い出す。そういえば同じボンズ制作か。
とにもかくにもBパート丸々使った9年後・エピローグが良かった。紆余曲折あったけど、このエピローグを見たら、何だか許せてしまう気もするなぁ。
<総評>
事前のスタッフ情報も知らないまま観たこともあり、この良く構築された世界観とディテールの細かい作画・美術に驚き、ボンズ制作とのテロップを見て、納得。
1クール目の展開や、シリーズ全体的にも主人公の父・母など大人が活躍すると、人間臭さが上手く描かれており大変見ごたえがあったのだけど、2クール目前半の展開を中心に作品の質を落としてしまった印象。キャラの関係もあまり描けて居ない部分もあった気がします。
「作画は神なのに(オリジナル作品の)脚本は――」という「DARKER
THAN BLACK」のピンク髪のセリフを思い出しました。「DARKER
THAN BLACK」の2期に期待しています。
●CANAAN #13(最終話)「キボウノチ」 絵コンテ:安藤真裕
見事なアルファルド様エンド。
もともと群像劇的な話だったのが、こういった二人の関係に集約していったのはちょっと気になるところだったけど、エピローグを見るとこれはこれで良いのかもしれないな、と思いました。
今週もバトルシーンが秀逸でした。
<総評>
バトルアクションを中心に作画のレベルがテレビアニメとは思えないくらい素晴らしく、ただ(序盤の)多すぎるキャラに、既にキャラ間の関係が構築されているという初心者にやさしくない、度の高いマニア向けアニメでした。
それはそういう企画なんだし仕方ないということで、そこに目を瞑れば、ユンユンを中心にギャグを入れてライトな作品にしているし、田中理恵女史の芝居がノリノリで観ていて楽しかったし、ハッコーさんの結末なんかも良く錬りこめられた劇的なお話で評価できるところもたくさんあった番組でした。
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