二人で、同じ毒を共有していることを知った。
俺は、自分のせいだと自分を責めた。
兄貴は、そうじゃないと、笑った。

どうしようもなく、俺のことを理解できるのも、傷を埋めるのも、兄貴しかいなくて、
兄貴の傷を共有し、その傷を抉ることで、疼きを止めるのも、俺しかいなかった。

傷の舐めあいでもあり、さらに焼く行為でも、どちらでもないのかもしれない。

それで、本当の意味で「お互い様」になったんたんだから。


Healing Vision


夜中に、眼を覚ます。
生ぬるく沈殿した空気が部屋を満たして、ぎゅっと、腕を掴んだ。
兄貴が俺の身代わりになってから、今日で3日。
ぼろぼろになった兄貴は、それでも、俺が無事に済んだことを喜んでいた。
なにもなくてよかった。と。本当にうれしそうにして。
けれどその笑みに、本心で答えられなかった。
そうじゃないのに。
兄貴は知らないだけだ。
俺はもう、あいつらにとっくの昔に…やられていたんだから。
抵抗した果てに、薬を飲まされ、あいつらのいいなりにされて、身も心もずたずたにされた。
どうしてわからなかったんだろう。あいつらは言ったはずだ。
「弟と違って抱きやすそうだ」と。
兄貴が尻に直接飲まされたあの液が、どんなものかも、全部知ってる。
あれは即効性もあるけど…それだけじゃない。
麻薬に似た、酷い中毒性がある。3日後がそのピークなんだ。
眠れないし、身体が熱くなってたまらなくなる。
自分自身じゃ、決して沈められない。
あたりまえだ。女でもないのに、その熱は貫かれるのを切望して暴れるんだから。

それに耐え切れなかった。だから、俺はあの場所に戻った。
そして、兄貴はその自壊の、犠牲になった。全部、俺のせいだ。

ぱたん、と自室のドアを閉めた。
最初にずたずたにされた、そのときに、それでも自暴自棄にならずにいられたのは、兄貴のおかげなんだ。
薬の副作用とは知らずに、風邪と言った嘘を信じ込んで苦しんでいるのを看病してくれた。
どうして、そんな兄貴を巻き込まなきゃならなかったんだろう。
俺の意思が、弱かったせいだ。

兄貴は、どうするだろう。
押さえ込めるだろうか。
もし、兄貴がどうしようもならなくなって、あいつらに頼らなければならなくなったら。

そのときは、俺が無理やりにでも抱いてやる。
たとえ、それで兄貴に憎まれて、兄弟が崩壊してしまっても、かまわない。
それで、傷つくのはきっと俺だけのはずだから。

こん、と軽くノックをする。
「烈兄貴、入るな」
許可も何もなしに、部屋に入る。
烈兄貴は、毛布にくるまって身体を縮めていた。
こちらから、表情は見えない。
「……なんだ、豪…」
ぼやけた声が、聞こえた。
「いま…ちょっと具合が…悪いんだ…放っておいてくれ……」
それだけいうと、一度も顔を見せずに、ぎゅっと繭にでも包まれるように毛布をつかんだ。
「……」
それを、俺はじっと見ている。
「……烈兄貴…」
歩いていく。きっと、具合が悪いのは正しい。だけどそれは薬じゃ治らない。
「なん、だよ…」
はぁ、はぁ、と荒い息遣いが、耳に飛び込んでくる。
「苦しいんだろ?」
単刀直入に聞いて、兄貴はわずかに震えた。
「俺は…知ってるから。だからここにきたんだ」
「……」
烈兄貴は、わずかに、顔をあげた。
毛布をずらして、俺のほうをみた。
「…ごう……」
顔が紅い。そうとう耐えたんだ、あの疼きに。
狂いそうなほどの、灼熱。体内から噴出しそうな、高鳴りを。
「苦しいんだろ?」
もう一度聞く。兄貴はわずかに首を振った。
「だい…じょうぶ…だ…」
「そんな状態でなんでそんなこと…」
「……」
汗が滲む顔で、笑う。
「なんでだよ…」
か細い声に、眼を細めた、瞬間だった。
「――――!」
いきなりかっと眼を見開いて、身体を反り返らせた。
自身を必死に掴み、痙攣のように繰り返す。
「烈兄貴っ!」
ダメだ。禁断症状に近い状態になってる。

無理やりにでも、身体を押さえつけた。
そして。
「……ふっ…う……ん……んっ……」
あんまりにも強引な、口付け。
治すには、もうこれしかなかった。
両腕を掴み、舌を絡めるようにして口をあける。
息ができなくなるように、そうして兄貴の身体が疲れて落ち着くを待って。
しばらく暴れていた脚も、何回も入れ方を変えていくうちに、やがて、動きを緩めていく。
口を離してみれば、唾液が糸を引いていた。
「…はぁ……」
「…はぁ…」
お互い、息は荒れていた。限界まで、息を止めていた状態に近い。
「ごう…」
「烈兄貴……」
「…お前、どうして……?」
「……」
言うべきか、どうするか。きっと、兄貴はショックを受ける。
けど、言うしかなかった。隠し事なんか、できる状況でもない。
「俺も…あの薬…飲まされたから……、無理やり、入れられた、から…」
「……!」
兄貴の瞳の色が変わる。
じっと俺を見つめてくる、やめてくれ。そんな目で、俺を、見ないで欲しい。
「な、なん、だって…?」
そむけながらも、それでも続ける。
「兄貴が…やられる、ずっと前に…もう、あいつらに、やられてたん、だ……」
言うのさえ、嫌だった。
だけど…。
「ごう…」
「あれ、さ…すごい副作用きついんだ…、自分じゃ、どうしようもできないんだよ…」
それだけ言うと、眼を閉じた。見てられなかった。軽蔑されたって仕方がない。
押し倒した状態でも、兄貴の顔を見られない。
「そんな、こと…」
兄貴の声が震えている。ゆっくりと目を開けると、意外な表情が見えた。
「そんなこと、知らなかった…あんな、苦しい思いを…ごうが、してたなんて…」
「烈兄貴…」
泣きながら、そんなことを言う。普段なら絶対しない。
感情のバランスさえ、あの薬が壊してるのか。
「ごう…」
「泣かなくたっていいだろ?」
指でぬぐってやっても、とまりそうもなかった。
「ごめん…なんにも…してやれなかった……」
「十分だって」
身代わりになって、こんな思いさせて。罰を受けるなら俺の方だ。

「助けてやるよ、烈兄貴」
悲しげに、笑う。なにもかも、壊してしまうこともすべて覚悟して。
助けるふりをして、癒すふりをして、そして、兄貴を壊すんだ。




◇       ◇       ◇



「んっ……やっ、あぁ……」
豪の舌が、絡み付いてくる。
ちろちろとくすぐるように動くたびに、微かに悲鳴をあげる自分の声が聞こえる。
下半身に纏い、刺激と、粘液の溢れる音を響かせる。
股間を擦り、時折ぎゅっと吸い込んで緩急をつけてくる。
「んっ…ああっ……」
あんまりにもゆっくりとした、戯れ。最初から狂い始めていたこの身体にしてみれば、もうそんなものは自分で済ませてしまいたいくらいだ。
けれど、そんなこと、言えやしない。
「はっ、、ああ、ん……」
宙ぶらりんになった腕が彷徨う。
どこにもいけなくなった指が、かろうじてシーツを掴んでいた。
くちゃ、と音がする。誰でもない、自分から出たものだ。
豪が来る前から、そこはずっと濡れていた。
耐え切れない灼熱感と、犯される記憶がめちゃくちゃに襲ってくる。
自身を慰めてみても、とまらない。それどころかさらに感度を増していた体。
それが、豪の口の中で、限界を迎えようとしていた。
「ごう…ごう……あ、ああ……」
ぜぇぜぇと息が荒い。
舐めあげて、じらすように動かされて、びくびくとはねるのを押さえつけられて。
太股を掴む長い指さえも感じてしまう。
火花を散らせるような快感に、腰が揺れる。
あの悪夢と、快楽がよみがえる。
けれど、相手はあいつらじゃない。豪、ただ一人だけ。
「ふ、ふぁ、んっ……!」
速度があがる。口の奥まで飲み込まれた。根元から先端まで、きつく、きつく扱きあげる。
脳髄まで痺れる電流が駆け上って、眩暈がする。
とたん、先端を噛まれた感覚があった。

「…んっ――――あ、あ――んっ!!」

どくんどくん、と精液が迸る。
…いってしまった……豪の口の中で。
仰向けになって息を吐きながら、そんなことを思った。
いまだ、ひくひくと脈動してるように感じるその場所。
ゆっくりと、瞬きをする。自分自身の感覚を確かめるように。
確かに気持ちがいい。疲労感と開放感を感じる。
思考回路が溶け出していく、このままでも十分、気持ちがいいはずのなのに。
じわりと、奥が熱い。

あの灼熱が、収まってくれない……

柔らかく、包まれるだけの快感じゃ物足りない。
もっと身体の奥の底の底まで貫くようなものが欲しい。
もっと、もっと……!
「…烈兄貴……?」
何かに気がついたのか、豪が顔を上げた。
「…ごう……」
くたん、とベッドに身体をすべて投げ出した状態で、息を吐く。
その身体に覆いかぶさり、口付けをした。
生臭い自らの精液の味と、唾液の甘さが、混ざり合っていた。
奪い合うように、口をふさぐつもりで、何度も繰り返す。
それが離れると、ゆっくりとなぞるように頬に触れてきた。
豪は、まだ少しためらっているようだった。当たり前だろう。兄貴にこんなことしているのだ。
僕は一向に構わなかった。なぜだろうか、自分でもよくわからない。
そんなことよりも、もっと欲しい。そう思っていた。
「…たりない?」
豪が、尋ねてくる。死の宣告のように。
こく、と1回だけうなずく。
「大丈夫、兄貴がどうしようもならなくなるまで、犯してやるから」
「……うん」
物騒なことを言われているのもかかわらず、僕はその快楽を想像して、薄っすらと微笑んだ。

どうして、こんなに気持ちいいんだろう。
背面座位の状態で、その感覚に喉を反らせた。
「あ、うあ、ひっ……ああっ!」
排出器官に指を入れられて、それが蠢いている。
抵抗を受け入れ、それでもなお、奥へ、奥へと。
「ああっ!」
精液を纏った指が、またさらに。もう1本。
ばらばらに動いて、ねじり込んでくる。
「あっ、んんっ!」
僕の喉はもう叫び声と喘ぎ声しか出ることをせず、穴はどんどん広がっていく。
「兄貴、どうしてほしい?」
「はっ、ん……」
耳元で流れる豪の声にさえ感じて、首を傾ける。
「キスして欲しいんだ」
「んんっ…や、ぁ……」
首筋に吸い付かれた。その間に、身体は豪の指を3本余裕で呑み、出し入れと、中で動くたびに、くちゃくちゃと粘液の音が溢れだす。
腹の奥まで、刺激が伝わってくる。
「あ、ふ……」
がくがくと腰が震えだす、呼応するように、僕のものも紅く充血をはじめて、上へ傾きだしていた。
「ああ……」
もう、だめかもしれない。
ぼろぼろと涙がこぼれだした。豪の指を中へ入れて、喘いで、それでも…もっと欲しい。
もっと、欲しい。
だらしなく開かれた脚の間から、先走りがとめどなく流れてくるのもわかる。
言いたくないのに。言えないと、終わらないような気がする。
衝動が、感情が、止められない。
「ごう、もっ、と……」
涙ながらの声で、掠れた声を上げた。
「こう?」
ぐるりと、豪が指を閃かせた。
「ひ、ひゃああん、だ、だめ…ああっ!」
どうやら、”いい場所”を見つけられてしまったらしい。そこばかり、掠めて、擦って。
そのたびに、悲鳴と快感が駆け上る。
「や…ああっ…あああっ!!」
先がぶるっと震えた。
もう、プライドも、血のつながりも、何もかもがかすんで来る。
あるのは、この快楽だけ。
「ああ、んっ…ごう……ごおっ……」
豪をを呼び、せがむ。
「烈兄貴、俺も、ちょっと……ヤバイ感じになってきた…」
「い、ああ……ん……」
声は、まともに出る状態じゃなかった。
「ご、う……、ん……も…と」
もっと、強く。もっと…深く。
欲望は止まることを知らず、熱となって身体の中を駆け巡る。
「そん、な…に…いうなら……兄貴が…望むところまで…やってやるよ」
くちゃくちゃに蕩けた穴から、指が引き抜かれる。
「は、ぁ…ん……」
軽い倦怠感。豪の腕が交差して、僕を抱きかかえる。
乳首を軽く掴まれて、身をよじった。
身体が弛緩する。隙を突くようにその衝撃は、突如としてやってきた。
ずぶりと、豪のものが僕の中に一気に埋め込まれた。
「ごう、ご……んんっ―――ぁ――」
待ち望み続けたものが、ようやくここまで。
「あぁ……っ! は…っぅ、っく……っぅ……っあ、あぁ……っく……っ」
びちゃん、くちゃ、と粘液の音を響かせて、動いている。
そのたびに、僕自身も淫らな動きを刻まれている。熱い。熱くてたまらない。脈打つのがわかる。
欲しかったところまで、しっかりと貫かれて。苦しい。痛い。けれど、気持ちいい。
がくがくと震える身体を、豪はさらに強く抱いた。
「っつあ、あ…っつ…くぁっ……」
「烈兄貴…すっごい、きもちい…」
うん、気持ちいい。同性なのに、繋がれて、悦んで。
全部、あの薬のせい。
「ひうっ…かは…っつああっ……」
前の方は、何もしていないのにびくびくと震えて溢れ出している状態で。
胸は豪に弄ばれて、充血して紅くなっていた。
「っつ…あ、兄貴…そんなに…きつい……」
そんな豪のくぐもった声が聞こえる。
奥底まで擦られて、身体が解放を求めて痙攣をはじめる。

そして、僕の何かは、粉々に砕けた。
「あぁ…く……っは……っぁ……っ……っあ……っ!」
自分自身で、それを強く握りこむ。
快感だけを追いかけて、息を詰めた。
自らの手で、大きく開いて。脚から染みが広がっていく。
「それで、いい……。全部、忘れて、しまえば、いいから……」
揺さぶられながら、抱きしめられて。豪の声が流れ込む。
膨張しきった自身の熱に、思考は全て、塗りつぶされた。
「ご、ごう…もう、や…ああ……」
ごり、としたような音と共に、身体の中へ。
突き上げられた。
「あ、ああっ――――!あ、ついっ――!」
びくびくと蠢きながら、たくさんの白濁が、腹の中へ流れ込んでくる。
どこまでも、奥底の果てまで、それが染み込んでいくような気がした。




◇       ◇       ◇




終わった。これでやっと。
意識はあるものの、何もできそうもない兄貴から、自身を引き抜くと、白濁がこぼれていた。
「……」
全部、忘れてしまえばいい。そんなこと、言えた義理じゃないのにな。
兄貴の身体を拭こうとしたら、目だけでまだいいと言ってきた。
まだ、余韻に浸っていたいらしい。
確かに、兄貴の中はすごく、気持ちよかった。最初が輪姦だったせいか、入れるべき場所も、しばらく指を動かせば開いてしまう。
だが、本番でそれを貫けば、とたんに締め付けて、途方もない感覚を産む。
この狂いじみた行為を、あと数回続けなきゃならない。
麻薬は1回抑えただけじゃきかない。
そう思うと罪悪感と快楽が同時に襲う。
こんなひどいことをして、どうすればいい。取り返しなどつくはずもない。

剥き出しになった自身に触れる。
びりりとした快感と、ぐちゃぐちゃの精液に溢れた触覚。
呆然としている烈兄貴。その光景は、別の場所でも確かに見たんだ。
俺だけが見続けさせられた。
せめて、兄貴からあの薬の副作用が終わるまで、俺が解放してあげること。
全てを知って、憎まれようと思った。
俺は、あいつらとなんら変わりないんだ。
そう思うと、泣き出しそうになった。
「っつ……」
身体が、震えた。無意識に。
びくびくと、先ほどまでおとなしくしてた自身も、同じように。
この感覚、この震え。
いやになるほど経験した。兄貴を苛んだ副作用が、俺にもきたんだ。
「…な、なんで…だよ……」
もう、俺の副作用は、終わったんじゃ、なかったのか?
「はぁ……はぁっ……」
熱い。燃えそうだ。
ぐらぐらして、底から熱が溢れかえる。
「ごう…?」
「はあ…はぁ……ん…」
あまり綺麗とはいえない、兄貴のシーツに倒れた。
どうして、こんなときに。
もう、何回も経験したのに、何度やっても、馴染んではくれない。
自身を、きゅっと掴むと、とたんに震えが全身を貫いた。
「……豪、お前…俺と、同じ……?」
「…そう、みたい…だな」
うなずくしかなかった。今の烈兄貴に、俺をどうにかする方法なんてない。
こんな姿、見られたくなかったのに。ただ、兄貴を助けるためだけに、いたかったのに。
「はっ…ん……」
ゆっくりとした進み方で、兄貴が俺の顔を覗き込んだ。
「烈兄貴…?」
倒れた俺の、頭を持ち上げて、その眼が眼前に来る。
さっきまで、俺に抱かれまくった兄貴が、俺を抱えている。
「…助けてやるよ、豪…うまく、できないかもしれないけど……」
助ける、って俺を?
さっきまでおれにめちゃくちゃにされて、そんなこと、できる状態じゃないだろ?
やめてくれ。烈兄貴。
指が髪の中に入れられる。髪留めを掴み、引き抜かれる。
ぱさりと落ちた髪と、呆けた顔をみて、ふっと微笑んだ。
兄貴の指が俺の口を開けた。
そこから、ゆっくりと、口付けられて、舌が絡んだ。
「…んっ…っう……」
甘い。甘くて、柔らかい。拒絶していた思考が、蕩けていく。
飲み干すかのように、唾液を兄貴から奪っていく。
やがて、それが離れると、烈兄貴は俺を見て、
「お前のそんな顔、はじめて見た。結構、そそる顔だな」
困ったように、似合わない言葉を呟く。
「あ、にき…」
「豪」
優しく、俺の顔を見つめてくる。

「お前は、何にも悪くない、境遇は同じ。なら、俺だけ抱かれて、お前だけ抱くのは、不公平だろ?」
「烈兄貴……」
輪姦された、という事実を受け止めなければ、出せない言葉だった。
俺がすでにやられていた、という事実と、自分もされた、という事実を。
「罪を抱えるなら、俺も抱えてやる」
熱に浮かされて、震える身体を、すっとなぞった。
「烈兄貴が…俺を抱くのかよ…」
「お前をあいつらにやるよりは、ずっといい。これからも、そうしていいから」
なんで、という疑問符すらでなかった。
気がつけば、俺のものを兄貴が咥えていて、その感覚に歓喜の嬌声をあげていた。
指が絡んで、入れられて、貫かれて…
「っ…ああ、……く、ぁ…」
「豪…」

兄貴に抱きしめられながら、俺は果てた。
それからはもう、抱かれたり、抱いたりして、頭の中は真っ白になって。
どっちが限界を迎えて先に潰えたのは、俺も兄貴も、覚えてなかった。

 



おそまつさまでした。
おまけ「ゴーレツでレツゴーなリバーシブル」。
ちなみに、この時点で豪14歳、烈15歳…のつもり。
ガチで喘ぎやらなんやらを入れ、あまりにもあれなので非公開にして!とお願いしてしまったほど…。

後悔を公開します。なんちゃって。








 

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