【カコ?】
[Home]



【1101】   ついカッとなってやった、ボランティアならなんでもよかった
前夜「思い立ったが吉日」

以前から、なんとなくボランティアをやりたい気持ちはあった。
中学・高校と学校が指定した『ボランティア活動』に積極的に参加していたが
困っている人の現状を知るだけのふれ合い活動と言うのも何かしっくりこなかった
そして阪神淡路大震災、その時はまだ、行動起せるほどの勇気も資金も無かった。
しかし今回は違う、ボクは大人になった。
半分冗談だと思っている上司を押し切って、半分休職して参加するような勢いで
『新潟県災害救援ボランティア本部』へと長期ボランティアとして志願してみた。
・・・しかし、返事は来なかった。

超気合でいきまいていた手前、なんとなく職場的に気まずい状態になって、
休暇願いを取り下げようとした矢先に、ようやく返事のメールが来ました。
前線に出るボランティアは初参加と言うことで、ネットで情報を収集しつつ
自分で考え付く最高の装備を準備完了、後は都内で水のペットボトルや
食料を準備する方向で、池袋−新潟(長岡北)間の高速バスチケットも予約。
電脳妖精として、2週間以上もHPを更新できないのは死に値するため
 ネットから離れると死んでしまう人の蔑称。 類義語に、ネット弁慶や、ハイジソ(廃人)などがある。
丁度手元に広告のあったFC2のレンタルブログを借りてみた(ブログ初体験)
ケータイblog 『ついカッとなって、ボランティアに行ってみた』
携帯で更新できるのが強みですが、仮に電波状況、忙しさ、ネタ切れ等で
更新出来ない事態を想定して、日頃からMSNメッセンジャーで話している
ネットモのWAN君に代理管理人を頼みつつ、書き溜めておいた暇ネタや
事前日記(未来日記)を全部WAN君に託し、ネット環境も準備完了。
さてさて、どうなることでしょうか・・・。
今日のメモ
・ボランティア参加メールの返事は、2〜3日遅れる場合がある。
・発車オ〜ライネットなどで、ウェッブ上で高速バスの空席確認や予約が出来る。
・初体験のウェッブログ、なんでも携帯で更新&写真の投稿が出来るらしい。
この日のブログ(5)(この日は全て事前日記になります)
「サラリーマンだって、平和を守れるんだッ!」 「おもいたったが・・・」 「全てが自己責任」 「そんなのあたりまえだ、21世紀!」 「大人気!」



【1102】   ついカッとなってやった、ボランティアならなんでもよかった
1日目「荷物が致死量」(1/2)

なんだかんだで荷物をまとめてみると、人間が運べる限界量ぽいバッグが一杯に。
一度軽く持った程度では許容範囲だったのですが、実家と最寄の駅との移動だけで
息切れをしてしまのですが・・・。我ながら弱キャラなのもありますが。
時間的にはかなり余裕がありましたが、これを持って何度も乗り換えするとなると
その時点で心が折れそうなので、財力パワーを駆使して有料特急を利用しました。
結果、出発2時間以上前に新宿に到着。
このまま待っていてもしょうがないので、以前から行きたかったカレー屋(その1)
「もうやんカレー」のランチバイキングでしばらく摂られないであろう動物性蛋白質を
摂取する旅に出るため、一度荷物をコインロッカーに預けることに。
↑ 旅慣れ、遠征慣れしている人なら判ってくれると思いますが、長期的視点から見てこのような使い方は決して無駄ではありません。
・・・え、えーと、300円(通常サイズ)のロッカーに先っぽさえもはいらないのですが。
400円、500円の多少大きいものも、全体が入りきらない荷物の量で露骨ハメ。
で、新宿駅で最大級の600円のコインロッカーに詰め込んだ結果が、これ。

既に、預けるのを諦めて近場で済ますと言うことは頭にありませんでした・・・。(本末転倒)
兎に角、ありえないくらいのボリュームで時間無制限カレーバイキングが楽しめる
モウヤンのカレー(通常魔法・スペルスピード1)で凄まじい勢いでカロリー摂取。
テ ン シ ョ ン 、 上 が っ て き た ぜ ぇ !
そのまま新宿の薬局で、防塵用マスク及び眼鏡、水2L×3本を購入し荷物回収。
単純計算で今までの殺人級の荷物に、更に6キロの重量追加=致死量。
あの・・・、地震で荒廃した街(イメージ・北斗の拳)の闇の中、致死量の荷物を抱え
4〜5キロ歩く自分の姿が、今眼に浮かんだのですが、気のせい・・・ですよね?


【1102】   ついカッとなってやった、ボランティアならなんでもよかった
1日目「辿り着いてからがボランティアです」(2/2)

池袋から定刻より少し遅れて高速バスが出発。
11月2日現在、新潟に向けての高速道路は指定特殊車両以外全線通行止め
ちなみに高速バスはその指定特殊車両に当たるらしく徐行で通過出来ています。
今回が災害ボランティア初参加ですが、結構高速バスって素敵手段なのでは?
ともかく、隆起したり断絶した地面に被災地の現状を感じながら携帯でブログ更新。
現地に到着したころにはあたりは暗くなっていました。
とりあえず今日から入る災害対策本部に本部までの交通手段を電話したところ
『市役所の近くまで来たら電話してください、そこまでは適当にバスで来て下さい。』
いきなり自己責任キター!
しかも高速道路から降りて普通バスの時刻表見てみると、

1時間に一本出てないし・・・。
しかし丁度バスが来たので急いで乗り込み運転手さんに市役所までの道を聞くと、
次の停留所で降りてすぐ先の通りを、真っ直ぐ20分ぐらい行くと着くということで
即下車、ありがとう運転手さん、俺はやるぜ!
と、意気込んだはいいが、降りた先が・・・

いやね、別にね、被害を期待したワケじゃないですけどね、これは流石にね・・・。
この時点で、クソ重い荷物(食料・水だけで10キロ超)を捨てようと思いました。

逆側の肩にストラップをかけ、両手で持って重さを分散させてもこの重さ。
100メートル周期でふらふらしながら移動しているのですが、先に進めど進めど
市役所らしきものは見えず、体力も限界に近づいてきました。
いやね、なんというかね、ホント、ここで言うのは不謹慎なネタだとは思いますけど、
水だけで6キロ+一週間相当の食糧を担いでフラフラしている自分の目の前に、
普通に営業しているコンビニや、煌々と光を放って稼動する自動販売機があると
軽く殺意を覚えるのですが・・・。露骨ハメ、
兎に角、心身共にボロボロになりながら、本部に到着するまで1時間半。
時間にして21時は過ぎていたと思います。
最早何がなんだから判らないうちにボランティア保険に加入して、
本部はどんな所かや、軽い業務の説明を受けた後の記憶が軽くありません。

今日のメモ
・特殊車両以外通行止めの道路でも、高速バスは特殊車両分類で通過出来る。
・ボランティアに行く前に、自分のやる仕事と本当に必要な荷物を納得するまで確認しないと後悔する。
・あまり夜に着き過ぎると、ボランティアセンターまでのバスが無い罠にはまる。
この日のブログ(6)
「行ってきます。」 「特別通過」 「来た・・・これが逆境だ!」 「逆境・・・」 「ドラゴンヘッド」 「準備準備・・・っと」



【1103】   ついカッとなってやった、ボランティアならなんでもよかった
2日目「ボランティアの為のボランティア」(1/2)

最悪外で寝ても大丈夫な装備を持っていきましたが
一応、本部付きの長期ボランティアはお寺の大部屋を貸して頂けるらしく
拍子抜けしたような、幸運だったような、いや、むしろ大ラッキーですが。
(通常ボランティアの場合、現地で事前に宿を取らなければいけないですし)

そこで震災直後から居るボランティアの先輩と昨日夜は色々話しました、
「最近の大学生は×××で、言ったことし××××、すぐ×××ので困る。」とか、
「阪神(淡路大震災)でも煙たがれて居た×××が即効川口町を荒らしてる。」など
恐ろしくてここでは文章に出来ないことから、近所の銭湯&コインランドリー情報、
各自の来た理由や、自分のボランティア論など、それこそひっきりなしに。
こんな時期に新潟長期ボランティアに突撃する根がアツい人ばかりなので、
猪突猛進系だと思っていた自分も押され気味に、夜遅くまで話ていました。
なんでも聞くところ、ウチが行く本部の仕事は非常に特殊らしいです。
例えば、(私含む)普通の方が災害ボランティアと言ってイメージするのは
『炊き出し、設営、片付けや掃除、老人の話し相手、子供の遊び相手等』ですが
言わば本部は、各市に立ち上がっているボランティアセンターやそのスタッフが
円滑に活動が出来る為の支援、『ボランティアの為のボランティア』らしいです。

個人的に後方支援や、ナンバー1を援護するナンバー2や3が好きなタイプなので
願ったり叶ったりと静かに燃えてきたのもつかの間、なんでも本部の現状は、
初動が出遅れ各地ボランティアセンター(以後、ボラセン)より本部が後に出来たり、
半官半民の微妙なスタンスにより「本部自体が」円滑に活動出来ていないと言うか、
むしろ各ボラセンで活動しているスタッフに本部が認識されてない現状を聞きました。
( '・ ω ・ `)まけないもん


【1103】   ついカッとなってやった、ボランティアならなんでもよかった
2日目「コーディネーターって何?」(2/2)

結局、何の仕事をするのか判らないまま朝礼終了後。
本部の実質ナンバー2の県議会議員(うろ覚え)兼某NPO副代表の方付きで
コーディネーター部門の立ち上げメンバーに。
いやむしろ、コーディネーター部門のスタッフ、現在その方とウチのみ☆ KIMAZUI!
しかも今日は、某地区のボランティアセンターの立ち上げだったので、
 もうそのボランティアセンターは閉鎖されましたが、一応一般非公開の場所でしたので一応伏せておきます。
今後の指針を決める会議に、本部のコーディネート部門が参加することに。
=その方とウチが会議に参加。
うへ、昨日今日来たばかりのヘタレキャラでなんとかなるものなのでしょうか?

ともかく、午後の会議に間に合うように朝礼後自己紹介もそこそこに移動開始。
何も特殊技能欄に書ける能力が無いので、焦って(?)無理矢理書いた事故紹介で
「簡易ウェブサイト制作可、個人サイト管理歴6年、趣味で初歩の手品も可能。」等
今考えると赤面モノのプロフィールを書いてしまった為、それに無茶苦茶つっこまれ。
『本部のHP制作スタッフやってみる?』『じゃ、次の避難所で手品よろしくね。』など
言われ気まずくてセルフJISATU。
いや、昨日泊めて頂いたお寺にタネを置いてきてしまったので無理と断りましたが、
ウエストポーチの中には、きっちりデック(トランプ)とシカゴの4つ玉とシェルコイン
後自作のチャイニーズペーパーが常備されていたのは秘密の話です。
ともかく、途中にメディアで既にお馴染みの(嫌な表現だ)小千谷や川口町にある
ボランティアセンターを経由して、新規に立ち上がったボランティアセンターに到着。
途中、本日朝にV打フォンから無償借り入れした無限携帯に主要な人の連絡先を
 エピソードや提供の内容的にまずいので仮称です、実際にある外資系に吸収合併された移動電話会社とは一切関係ありません。
入れつつ、「個人的にこの人はメモしておいてね。」と言われた人をメモ。
・・・道が地震の為でこぼこになっているのもあり、案の定車酔いしたハメ。
途中、崖崩れなどが大きく見られ、本格的に被災地に来たと言う実感がわきました。
(災害ボランティアに来ておきながら、不謹慎と言うか変な表現ですが・・・)
とりあえず新規立ち上げるボランティアセンターに到着後、会議開始。
右も左も判らないので、本部に提出するレポートを要点をまとめてメモしつつ、
コピー取り、お茶汲みなんでもやるッ!と無理矢理動いて話を聞き逃したりする
DAME人間ぷりを発揮して再びセルフJISATU。

後、何度も携帯blogからメールが帰ってきたので、不振に思い携帯からチェック。
 携帯で更新可能、件名がタイトル、本文が本文、添付写メールがそのまま画像に変換されアップロードされる。
何故か全然投稿出来てなかったので、焦ってWAN君にメールを一方的に送りつけ
代理アップロードしてもらうことで一応解決。
深夜に原因を確認した所、どうやら最初に(2004/11/02(火) 09:43:30)テストとして
手打ちでメールアドレスを入れて送って確認した後に、ブログから来た確認メールを
何も考えずにアドレス引用で登録、以後電話帳からメール送っていたのですが、
ブログアップ用だと思っていたメールアドレスが、ブログサポセンのアドレスでした。
=10回近くも、ブログのサポートセンターに電パ日記を送りつけていた・・・。
       ||
     ∧||∧
    ( / ⌒ヽ JISATU・・・
     | |   |
     ∪ / ノ
      | ||
      ∪∪
       :
      -====-
今日のメモ
・×××と言う暴走ボランティア団体のせいで、川口町住人の感情が非常に険悪になっている。
・災害ボランティアと言うのは、一般の人では気がつかない色々な援助の形がある。
・携帯で投稿できるウェッブログは、携帯でも内容を確認出来ることに気がついた。
・結局、コーディネーターって何?(TANE・WARE)
この日のブログ(3)
「お早ようございます」 「崩壊の大地に蘇れ!ガ●ダム」 「恐ろしい事実が発覚しました・・」





PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル