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第9話補足・『ラストレポート ディレクターズカット版』
劇場用最終話『ラスト・レポート』
5月24日 AM3:00
今日は、ついに本命企業の入社試験の日だ。
度重なる風邪に、実家からの度重なるプレッシャー、
そして今の時点で何処にも内定が出ていない事実、
俺はひたすら焦っていた・・・
これで内定が出なかったら、層部から俺への抹殺指令が出るだろう
これがMS(マジスピン)08小隊隊長、シロウ・ヤマダの
ラストレポートになるかもしれない。
・・・俺が今まで生きていた証として、この物語を記す。
シロウ・ヤマダ
AM3:30
昨日はメールをチェックして、23時半に就寝。
今日は10時から博多の本社にて試験を受けなければいけない為
俺の家を6時には出なければいけない。
K州松眞大学から博多、それは距離的にも時間的にも静岡〜東京とそっくりだ
ビバ!鎌倉 なにかの因果を感じずにはいられなく、俺は苦笑した。
・・・それにしても、毎回人生のやりとりをしている(就職)軍人の俺達だが
戦闘に緊張し3時に目が醒めてしまうようでは、まだまだ隊長として未熟なのだろう。
俺は三ダースを起こさないようテントから起きだし、少し気分転換をすることにした。
AM4:00
DCを起動し、いつものようにマブカプ2を起動する。
顔見知りに挨拶しつつ対戦、毎度ながらに実力が近い者同士の対戦は心地良い
ほぼアシスト未使用の相手に1勝2敗、自分の敗因も試合内容も納得出来
高い通信代もこの内容なら我慢出来る。
流石に大事な試験前にゲーム三昧というのもなんなので、そのまま落ちようとしたら
『越前リョーマ』と言う相手に名指しで対戦を指名される。
テニスの王子様ですか? ・・・寒いHNの相手に微妙にヒきつつも
メンツを保つ為に2回限定で対戦することにした。これが余分だった、
毎度のように、自分のことを『弱い』と称するネットにありがちな相手なので
マロウ・ルビィハートと選択したのが間違いだった・・・
相手のオーダーはケーブルα・ジンβ・トロンγの非常に判りやすい組み合わせで
最後にこちらもサオトメαで無理矢理勝ちに行こうとしたが
善戦空しく、Hバイパービーム×2でアシストマロウごとルビィハート死亡
最後のサオトメ爆発を期待したが、直後の相手の行動で一気に萎えた。
バックスーパージャンプ強攻撃連打>時々飛び道具>バックスーパージャンプ…で
ゲージを溜め、露骨にディレイドフィニッシュ狙い。
しかも一度最初のスパコンをガードされたら、再びゲージを溜めだす念の入りよう
あまりにも萎えたので、ガンジーもビックリな無抵抗放置プレイに切りかえると
相手もそれに気付いたらしく挑発連打・・・
通信料が馬鹿馬鹿しいので、適当に抵抗してディレイド殺されました☆
回線を切ろうと思いつつも、リアル厨房にボコされるのもシャクなので
第2ラウンド目は、ローグβ・サオトメα・シュマγとガチンコメンバーで
対する相手は、マグニ・サイロック・キャミィと非常に判りやすいコンセプトです。
開幕後退しつつアシスト準備している相手をサオトメアシで固めつつドレイン
その後チャンスをモノにしローグエリアル3セット当てて、相手が交替した直後に
スナップバックでマグニ引き戻し抹殺、そして適当にいためつつシュマに交代して
溜めたゲージでカオスディメンジョン。
その後は、嫌味ったらしくバックジャンプ強Kを連発しつて殴ったり吸収したりして
チキンの(相手と戦う)楽しさをリョーマ君に教えつつ、カオスディメンジョンで殺りました。
案の定相手、その後チャットに帰って来なかったし☆ ヒャッホー、猟奇的(サイコォ)!
超自慰系・・・カカナキャヨカッタヨ。
はっ!、さ、さ、さ、三ダースッ! い、いつから起きてたんだ?
う”、最初から? ・・・もしかして凄く怒ってる?
ちょ、ちょっと待ってくれ、今回は三部構成なんだって、ま、ま、まってく・・・(のぽぉ!)
シロウ、敵前逃亡*のため撲殺完了(リタイヤ)。
*就職するぞという、意気込みが全く感じられない罠。
『今日の就職戦線』
そして、無意識のうちに履歴書を清書して単身福岡へ・・・。(続く)
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