- 211 名前:初仕事40:2006/12/13(水) 20:04:40 ID:2Qzg5iw60
- ゆっくりと僕の中に押し入ってくるものは、ツメカミのより少し細身な気がする。
でも長い。まだ、ああまだ、と予想を少しずつ裏切りながら、その長さが僕の体を
こじ開けながら二つに裂いていく。しつこく出たり入ったりしながら、僕の嫌がる
ところを舐めるようにこすりあげてくる。
キャンディを含んだ口元がほのかに温かくなってきた。やっぱりワインなのかな。
酔いがまわっていく初めの感じ、ふわりと時折視界がにじむあの感じ。うっとりと
雲に抱かれているような、体を縛る羞恥の鎖を一つ一つほどかれていくような。
膝の裏を強く掴まれ、脚を胸に押し付けられると、少し切ない。抗う意志をまったく
封じられてしまうその格好は、犬が腹を上に向けられたときに似た気分を呼び覚ます。
想像だけど、きっとヤツらは飼い主に裏返されるとこんな気分なんだろう。
でも今の僕は、ただの弱い犬とは少し違ってる。
恥ずかしいよ、もう降参、って言いたくなりながら、心のどこかで相手が舌なめずり
する顔を見たい本音が疼いてる。もっといたぶってやろう、組み敷いた情けない犬を
もっと恥ずかしい目にあわせて鳴かせてやろう、なんていい気になってる男の顔が
見たくなる。あれ、僕ってこういう性格だったのか? それとも、相手が変わって
気分もかわったってことかな。
- 212 名前:初仕事41:2006/12/13(水) 20:05:57 ID:2Qzg5iw60
- 「あっ…」
彼が、硬くなっている僕の中心に手を伸ばした。じっと握っていた僕の手を払いのける
ようにして。彼の肩に掛かっていた僕の脚の片方は、支えをなくしてだらりと床に落ちた。
支えだった彼の手は今、こよりにいじめられた懲りない僕の昂ぶりをなだめ始めている。
「カ……ン、んっ」
なんでだろう。唇が熱い。鼻の奥がぐーんと広げられていくような、ふんわりと体が浮く
ような不思議な感覚に包まれる。
「あ…あ、あっ」
ツメカミにさんざん嬲られた背後の一点は、しみるように痛む。けど、しつこい蛇が
湿った肌をなすりつけてくるように、彼のものが腸壁をしつこく撫でこすり僕を追い詰める。
彼の体から生え伸びた蛇が、僕の体の奥底で赤い舌をちろちろと泳がせているかと思うと、
ぞくりと肌が粟立つ。
「うんっ…」
赤い舌の先が二つに割れてなびく。その色が目の裏側でひらめいたとき、僕は切なく声を
上げて、脱力した。ビク、ビク、と体を震わせるたび、生ぬるい粘液が腹の上に飛び散る。
- 213 名前:風と木の名無しさん:2006/12/13(水) 20:07:07 ID:yVfzszg2O
- お医者さんと代理さんは嫌いなの。
初仕事、GJ
- 214 名前:初仕事42:2006/12/13(水) 20:07:13 ID:2Qzg5iw60
- なんて気分だろう。まるっきり主人の手に弄ばれる犬だ。恥ずかしくてたまらないくせに、
とても心地いい。
うんっ、と甘ったるく呻きながら、結局僕は自分の腹に全部を放った。彼がそれを手で
塗り広げるように撫でる。僕もそこへ指を這わせて、生ぬるい粘液の手触りとともに、
快感の余韻を楽しんだ。
ぬるぬると指先で腹から胸へなで上げながら、彼の目を見上げた。胸の突起を指先で
弄んでみせる僕の指を目で追う彼は、まだその張りつめた力を失っていない。
「ねえ…」
そう言って僕は、彼の視線を絡め取るようにしてから、目をよそへ向けた。そこでは、
ヒッツレが新たな陵辱にとりかかっていた。もうすでに二度はイっているはずなのに。
四つ這いの姿勢でさんざん突っ込まれたツメカミは、そのまま横倒しになってヒイヒイ
呻いている。ここからは顔しか見えないけど、尻はきっと血まみれでぐちゃぐちゃに
違いない。ああ、見たい。そこを間近で覗き込んでやりたい。
ヒッツレが無造作にツメカミの片脚を掴むと、その体を仰向けにひっくり返す。ひいい、
と泣き声を上げるが、ツメカミはもう抗う力もないらしい。怯えた犬のように、両手は
胸元でくちゃっと丸まって震えている。
- 215 名前:初仕事43:2006/12/13(水) 20:09:40 ID:2Qzg5iw60
- 横向きになったツメカミの片足首をかるがると掴んで、またヒッツレは腰を押し当てる。
あらわに開かれたそこからはっきりと、ぐちゅ、という音がした。僕はその光景を
ぼんやりと眺めながら、胸の上をぬるぬると撫で回している。
ぎゃう、と踏みつけられたような声を上げるだけで、ツメカミはただの肉の塊みたいに
横たわっている。時折ずるりとヒッツレが体を引くと、くちゅ、と音が鳴る。その顔に
似ず無骨で巨大な代物は、ゼリーと何かと何かにまみれて先端近くまで姿を現す。
抜ききらずにいる張りつめた突端は、ツメカミの受け口を休ませることなく、
拡張し続けている。
「ぎゃ…ぁっ…げぁ…っ」
もう人の声には聞こえない。死にかけの蛙がこれでもかと踏みつけられている。
もしくは、万人に嫌われる毒虫が火に炙られる断末魔。
__________________________________________________
ここまでです。
スレの状態について、いまだにさっぱり事情が飲み込めないんですが、
おかしいところがあれば誘導お願いします。
従来どおりの投下で大丈夫でしたら、また来させていただきます。
- 216 名前:風と木の名無しさん:2006/12/13(水) 22:20:52 ID:OXNBaR/sO
- 初仕事タン乙乙乙!!
待ってたよー(つД`)゚。゚
泣きボクロタンセクシーすぎww
泣きボクロタンエロいよ可愛いよツメカミタンいい気味だよ萌えるよ(´Д`*)ハァハァ
何の問題もないので、引き続きここに投下してほしいな。
オチが最高に気になる。
テュランタンも待ってるよーノシ
- 217 名前:風と木の名無しさん:2006/12/13(水) 22:30:28 ID:+cPym3Zw0
- >>215
全くもって何の問題もありませんよ、気にしないで下さい。
乙です。
- 218 名前:風と木の名無しさん:2006/12/13(水) 23:16:53 ID:uK6aLDJI0
- 初仕事さん乙
ツメカミタソ脱然、脱力そんでもって脱肛
- 219 名前:風と木の名無しさん:2006/12/13(水) 23:47:48 ID:e4nsp4yf0
- 初仕事タン乙!!
うまい具合に皆壊れていってるね
エ/スだっけ?なんかの映画思い出した
スレについては自分も事情が分からんけど
分からんままで一緒にスルー汁
- 220 名前:風と木の名無しさん:2006/12/14(木) 00:37:57 ID:HTNhZH4SO
- >>205
もし貴方が代理さんならば
気にせず是非投稿してね。
すんごく待ってるから。
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