- 421 名前:風と木の名無しさん:2007/01/07(日) 03:10:11 ID:iB7lp90G0
- お仕事お仕事、お二方GJ!
続きwktk
- 422 名前:風と木の名無しさん:2007/01/07(日) 08:54:58 ID:Kx1TsIM90
- 探し屋さん、商談さん、
したらばの姐さん達が、あんたら下手だから要らないってさ。
- 423 名前:風と木の名無しさん:2007/01/07(日) 10:03:52 ID:KXgrOn0DO
- 投下者お二人ともGJ
それと預言者気取りは消えろ
- 424 名前:風と木の名無しさん:2007/01/07(日) 13:15:12 ID:CyMTt6YjO
- 久々の投下GJ!
続き待ってる!
- 425 名前:風と木の名無しさん:2007/01/07(日) 15:14:40 ID:5wH3u7C0O
- つまんないから叩かれてもしょうがないわなぁ
- 426 名前:吸血鬼1:2007/01/07(日) 16:14:11 ID:EJXt7flg0
- 投下させていただきます。しばらくエロなしです
城の暖炉から通ずる秘密の階段を下った地下深く、四方を壁に
囲まれた部屋の中央に、黒の棺が出かける前と何のかわりも
なくそこにあるのを確認して、クラウスはようやく安堵した。
無事だった。
壁の燭台に灯をともして光沢のある棺のふたをそっとずらし、
中に横たわる青年を確認する。
透き通った肌に落ちた青い影が明かりに揺れ、金髪は光をはじく。
髪と同じ色の瞳を隠しているまぶたは動かない。今はまだ‥‥。
夕暮れにはまだ少し時間がある。
「早く起きろよ、バルド‥‥」
この吸血鬼にであったのは一ヶ月程前。
肝試しだった。
村では絶対に近寄るなと言われている森に、仲間と入り、はぐれ、
彷徨いそして見つけたこの城。
この城の主は、彷徨い疲れて息も絶え絶えなクラウスに言った。
「私は吸血鬼だ。それでもいいならここで休んでいけ。夜が明けたら帰るといい」
吸血鬼ときいて最初こそ驚いたが、人知を超えた美貌がその証拠とも思えた。
不思議なことに怖いとは思わなかった。
- 427 名前:吸血鬼2:2007/01/07(日) 16:15:16 ID:EJXt7flg0
- その晩は吸血鬼のいうとおりに城にとどまり、朝日が昇ってくると、棺に戻る
と言うバルドに礼を言って、村までの道のりを教わり帰った。
次の日から夕暮れになると、クラウスはこっそりと家から抜け出しては
この城に立ち寄るようになった。バルドは、また来たのかと微笑んだだけで、
クラウスを追い返したりするような事は無かったし、ただ静かにクラウスの他愛ない
話にも耳をかたむけてくれる。最近では本当にまれにだけれども、バルドから話を
してくれるようにもなった。人よりも長い時を生きているというバルドの話は
面白かったし、首を傾けたり、微笑んだりした時に光をはじいてゆらめく金色の瞳を
みるのが何よりも好きだった。
人ではない彼の瞳は男女ともに魅了する。
ふと、上で物音がしたような気がしてクラウスは息を潜めた。
来た。
燭台の火を消して棺のふたを戻すと、そっと部屋を抜け出す。
『聞いたか?狩りがはじまるらしいぜ』
今朝城から戻ったクラウスに、顔見知りが嬉々として話しかけて来た。
街から来た二人組がヴァンパイアを狩りに森に向かったらしい。
クラウスは一瞬、瞠目する程驚いたが、すぐにそうなんだ。と切り返す。
覚られる訳にはいかない。
顔見知りを軽くあしらうとクラウスは猛然と来た道を引き返した。
バルドは人を襲わない。少なくともこの一ヶ月はそのような所を見た事も
ないし、村でも人が襲われたという話をきいた事がない。
- 428 名前:吸血鬼3:2007/01/07(日) 16:16:43 ID:EJXt7flg0
- 食事は薔薇とワインがあればいいとバルドも言っていた。自分の知らない
ところで遠い街の誰かを襲っているというなら知らないが。
それでもクラウスはバルドが好きだった。あの瞳をずっとみていたい。
そう思っているところからして、バルドの吸血鬼という術中にはまっている
のかもしれないけれど、それでもいいと思う。
ここを、バルドを守る。
森の奥深く、木々に隠れるように立っている城を見つけて、アドルフは仲間の
ヤンに目で合図した。ヤンが背負った荷物をおろして荷袋の中から銀の短剣を
二本取り出して、一本をアドルフに投げる。まだ夕暮れには遠い。やるなら今だ。
暗い城の中をアドルフは躊躇することなく歩いていく。探しているのは
地下に通ずる階段。そしてその地下にあるであろう、ここの主が眠っている
棺だ。だが見つからない。さすがに少し焦りが出て来た。いつまでも陽の恩恵を
うけられるわけではない。闇の時間がせまっている。
と、背後からヤンが前方を指差し、おい、と声をかけてきた。
指が指す方に目を向けると、暖炉の前に14、5歳くらいの少年が立っていた。
「ヴァンパイアか!?」
そんな馬鹿なと思う。まだ日は暮れていない。
「違う。おじさん達は何してるの」
どうやら人間のようだ。胸をなでおろして息をつく。
「狩りだ。ここで何してる?」
「‥‥‥」
少年は応えない。
- 429 名前:吸血鬼4:2007/01/07(日) 16:18:07 ID:EJXt7flg0
- 「まあいい。下の村の者だな。なあ、この城で棺をみなかったか?隠し階段でもいい」
また応えないかと思ったが、これにははっきりとないと応えた。
そうすると、部屋はあらかたみたし、この情報がデマだった事になる。
この少年の言葉を信じるならだが。
「マジかよ〜無駄足かあ?」
後ろでヤンがいまいましく吐き捨てる。こんな辺鄙な場所までやってきて金にもならない。
やってられない。アドルフが舌打ちをした時、ヤンが何かを思いついたように少年を見据えた。
「‥‥なあ、こいつどうだろう」
ヤンの言葉の意味を正確に受け取ったアドルフは口元を吊上げた。悪くはない。
「いける。それなりに値はつくだろ」
二人の話の意味はわからないまでも、少年クラウスは居心地の悪さを感じて数歩後ずさった。
狩りはできなかったが、無駄足にするつもりはない。まあ、味見といくか。
アドルフが「ヤン」と声をかけると、ヤンが慌てて走りだしたクラウスをいとも簡単に捕まえ、
床に引き倒した。思い切り頭を床に打ち付けうめくクラウスにヤンが馬乗りになる。
「なにを‥っ」
暴れるクラウスの両腕を頭上におさえつけアドルフは口を覆い貪り始め、ヤンは馬乗りのまま
シャツを引きちぎり首筋を舐めしゃぶった。いきなりの事で恐慌状態に陥ったクラウスは
無我夢中で頭を振り足をばたつかせるが、大人二人に押さえつけられた状態ではたいした抵抗
にはならない。
- 430 名前:吸血鬼4:2007/01/07(日) 16:19:21 ID:EJXt7flg0
- 「はなせっ!!っ、はなせよ!!」
「やかましいガキだな。気持ちいい事してやろうってんだ。大人しくしてな」
頬をおもいっきりひっぱたかれて、顎を固定させられると、再び口を覆われた。
口の中をアドルフの舌が動きまわる。
「んぅ‥‥ん、ん‥うぅ」
下腹や内股をヤンの手のひらにあおられ胸の飾りを舌で転がされ、身体がビクビクと
痙攣する。
怖いのと悔しいのと、そして、望まないからだの疼きに心がひきさかれる。
目尻に涙がたまっているのを認めたヤンが、もっと泣けとばかりに激しく舌を動かす。
脇腹を煽っていた手が服の上から股間をなであげた。
「んうーっ」
胸から顔を上げたヤンが薄く笑う。
「泣く程いいってか。まだまだこれからだぜ」
今日はここまで
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