- 631 :終わり:2007/02/26(月) 17:09:57 ID:6Px3fSR70
- ざまあみやがれ、ざまあみやがれ。
俺はずっと言い続けてやった。
ガキはひいひい泣きながら逃げようとする。
逃がすもんかよ。
俺だって逃げられなかった。
こいつのせいだ、こいつのせいだ、こいつの!
ガキのケツから自分のものを引き抜いた。
そこに道具を突っ込んで、俺のは口に押し込んだ。
ガキは泣きながら俺のものをしゃぶる。
かみついて反撃するなんて気力はもうないらしい。
元々そんなキャラじゃないのかもしれない。
そこが気に入られてるんだ、知ってるさ。
だから俺は駄目だったってのも知ってる、けど。
俺の場所を取りやがって、俺を、よくもあんな……。
こいつに取られたのがわかってたから、わざと罠にはまってやった。
それであの人が罪悪感を持たずに俺を追い出せるならと思った。
なのに、なんで俺はあんな目にあわなきゃいけなかった?
同じ目にあわせてやる、十分の一以下だけど、それでもいい。
だって、ほら効いてきただろ、気持ちいいか?
いい頃合いだ。
ほら、ドアの音が聞こえるだろ、時間だ……。
- 632 :終わり:2007/02/26(月) 17:11:16 ID:6Px3fSR70
- 別に弁解などしないから、何でも好きにすればいい。
あの子にまで手を噛まれて、もう何もかもどうでも良くなったよ。
毎回思ってはきたさ、この子だけは違うと。
その都度裏切られたけれど、でも今回本当に、あの子こそはと思ったものだ。
やっと見つけたと思った。
今思えば、どうしようもなく馬鹿げた夢だったよ。
結局あの子も同じだった。
それも、よりにもよってあのろくでなしと……。
あの子を可愛いと思ったからこそあのろくでなしと手を切ったんだ。
ああ、確かにあのろくでなしはとうに私を裏切っていたよ。
怪しいと思ってはいたが、ちょっと仕向けただけであっさり正体を現した。
そういう男だったんだ。
そして私はそんなろくでなしにしか懐かれない男だったんだ。
でもあの子だけは私を不安にさせなかった。
だからこそあの子が最後だと賭けたんだ。
それなのに、あの子は、あのろくでなしの腕の中で笑っていた。
裸で、つながって、笑っていたんだ!
あのろくでなしも笑っていた――私を嘲笑っていた!
私を恨んでのことか、部下たちに輪姦させたから。
だがそれは裏切った代償なのだから恨まれる筋合いではない。
ああ、もういいんだ、そんなことも。
あの二人を切り刻むのは爽快ですらあったよ。
これですべてに諦めがつくと思ったさ。
だから、死刑にでも何でも好きにしたらいいんだ。
私はもう何もしたくない、もう眠るのさえいやなんだから。
夢にあの子が出て来るんだよ。
恨んでいる様子でもなく、黙って私の方を見て、でも私に気付かないで。
(終)
- 633 :めでたしめでたし:2007/02/26(月) 17:17:24 ID:QpnDbSJr0
- 校舎の屋上の給水塔の裏側で、俺の親友に後ろから犯されてるのに気丈にも
呻くように声を搾り出して親友罵っているクラスメイトの
反抗的な態度を逆毛立てて威嚇してるネコみたいだと思いながら
涙ぐむ顔の歪んだ感じを、お?かわいくね?と思い、このパン食べ終わったら
俺も参戦しようかと嗤ってたら気持ちいい風が吹いて来て、
いい風感じたから気分で見上げた青空のど真ん中ぐんぐん、
飛行機雲伸びてくのぼけーっと見てたら、あー、やー、めんどいしいいかと
どうでもよくなってパックの牛乳一口分喉に流し込んでたら
ふと平成何年だっけ?と気になってきて携帯見たのに2/26(月)12:05としか
表示されてないワヶで、むかっ腹たってこれはもう参戦するしかないわと腰をあげた。
「よォーこそ相棒」
歓迎されながら前に回って半開きの口に俺の咥えさせようとしたら口をとんがらして
睨むあたり侮れない、いいね。ねじ込んでやる。
「前世占いをしてもらったら『オマエはお姫さまだ』って言われた」
腰を振りながら俺に話しかけてくる親友に「じゃぁ俺は王子だ」と微笑み
我ながらバカな相槌打って、ディープストローク。
上半身を近づけて笑い合い親友とキスをした。
「愛してるぜー」
口を離して軽すぎる口調で言われた何気に刺さる言葉。いちいち可愛い。好きだよ。
親友みつめたあと視線下に落としたら目に入った。
コンクリートについている手の指先震えてる。
- 634 :めでたしめでたし:2007/02/26(月) 17:17:55 ID:QpnDbSJr0
- 四つん這いで親友と俺に挟まれてるこれの気持ちどんなかな?
「これさぁ、なに考えてると思う?」
「今?」
「そう」
「内側ジュクジュク。ズルって滑ってなかなか」
「それはオマエが体感してることでしょ」
苦笑したらちょっと考えて言い直した。
「後ろけっこう痛い。ズンッと来る。前おいしい。まじにヨダレが止まんない」
「そうかぁ」
「オマエは?」
「助けて下さい。助けて下さい。強姦されています」
「ええ!?それはなくない?だってこれどMでオマエに片思いしてるのに。
ぜーったい、オマエのおしゃぶりさせて貰えて喜んでるよ」
悪寒が走った。慌てて口から引き抜いたら大笑いされた。
「うそだよ。嘘!」
酷いなぁ。これもそう思ったらしい。
目からぼろぼろと涙がこぼれていた。
「ちょっとは本当だよ。でも俺のが絶対オマエの事好きだからな」
めでたしめでたし
- 635 :風と木の名無しさん:2007/02/26(月) 18:10:02 ID:nV2SvDvF0
- 荒れてる時に投下すればどんなSSでも乙がつくとか思うなよ
こんな時だからこそスレの雰囲気ががらっと変わるような
読み応えのあるちゃんとした作品が求められているんだよ……
空気読まずに微妙なの投下しないでくれ。わざとか!?
書き手が投下でスレを荒らす厨な投下スレなんてここぐらいだなorz
- 636 :うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
- うふ〜ん
- 637 :風と木の名無しさん:2007/02/26(月) 18:14:13 ID:+2iFgZqR0
- 両者とも乙です。
ただめでたしさん、電波風味の話は苦手とする方が多いようなので、
最初に注意書きをつけて頂けるとありがたいです。
- 638 :風と木の名無しさん:2007/02/26(月) 18:24:48 ID:37atYSzp0
- ハァ!?電波!?どこがどのように電波か述べろよ。
なんでもかんでも電波認定してんじゃねえよ。
乙した後に「ただ」とか「でも」とか御高説垂れるのやめて欲しい。
- 639 :風と木の名無しさん:2007/02/26(月) 18:37:02 ID:PYTXg/Jq0
- 誰がどう読んでもめでたしは電波ジャマイカ。
塚、終わりさんの投下直後に投下する投下マナーの悪さからして
隔離だな。雰囲気も隔離臭い。めでたしは棚に池!!
このスレにはいらんよ。
- 640 :風と木の名無しさん:2007/02/26(月) 18:48:25 ID:+2iFgZqR0
- >>638
それを言ったら全ての注意書きが無意味です。
書き手がどういう意図を持って表現していようと、
読み手がそう受け取ってしまえばそうなってしまうかと思われます。
私は電波作品はかなり好きです。投下乙でした。
鬼畜・電波なんて言葉は具体的な行為を指すものよりずっと曖昧ですねそういえば。
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