各講習者別の講習項目

ここでは、iOS機器関連の講習項目と講習の概要のみを取り上げる (表3 各講習者別の講習項目)。

講習会終了後の講習者別の課題は以下のように整理できる。

a.事前にiPhohneの利用経験のあった2名の講習生以外のiOS機器初心者の講習生では、
・フリック操作の時に、画面を触りすぎたり強く押しすぎたりして、意図する操作にならない傾向があった。
・ダブルタップの時に、タッチ操作になる傾向があった。
など、講習期間内には、ジェスチャー操作が確実に行えるようにはならなかった。
b.iOS機器初心者の場合には、各アプリについて、どの要素がどこに配置されているのかといった画面構成やレイアウトの把握が容易ではなかったようであった。
c.経験者・初心者を問わず、ズーム機能などの視覚サポート機能を利用可能な講習生では、VoiceOver利用時でもこれらの機能を利用して、画面を視認しながら操作しようとする傾向があった。

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