DISCLAIMER// The characters and situations of the television program"The X-Files" are
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「プレコロニスト編」                  Written By AKUA


Scully   「M、Mulder〜!!!大丈夫?!」

Scullyは、S&Fの両名に殴り飛ばされたMulderを抱きしめた。

Frohike   「Scully、そんな奴ほおっておけ。」
Byers     「うむむ。」
Langly    「まあ、自業自得だな・・・」
Skinner   「そうだ、ほおっておけ。それより・・・」

Skinnerは、Scullyに自分の姿をアピールするようにクルッと一回転してみせた。
Scullyはそんな彼の心を知ってか知らずか、キッチンへと急ぎタオルを濡らす。

Skinner  「このカツラじゃダメなのか・・・」

彼がポツリと呟く。
その様子を見たTLGの面々は、ここにいるFBI男性捜査官'sを眺めながら
(やっぱり、政府は信用ならねぇー)そう思っていた。
その時、バタン!と激しく玄関のドアが開き、ゴジラばりに今にも炎を吹き出しそう
なBillが現れた。

Bill      「モぉールぅーダぁー!!!ガォォー。やっぱり貴様は許せん!!!」
Mrs.Scully  「Dana!Billを止めて頂戴!」
Bill      「なんだぁ〜?お前らも仲間かぁー!!!ウチの大事な妹に付きまとうなぁー!」

ゴジラに変身したBillを誰も止めることは出来ない。
Billの勢いに戦いた面々は、部屋の中を逃げまどう。

TLG     「うわぁーーーーー!!!」
Bill      「まてぇー!!!」
Mrs.Scully  「まぁ、これはこれはMr.Skinnerその節はお世話になりました。」

そんなドタバタの状況と女装姿のSkinnerにも動ぜずに挨拶をするスカママ。

Skinner   「あ、いや。これは、ご無沙汰を・・・」

Skinnerもドロシーの姿のままきちんと挨拶を交わす。

Bill      「そこの女装ヤロー!ウチのママに近づくなぁー!」

ドタン!バタン!ダダダダダァー!

TLG+Skinner  「うわぁーーーーー!!!」

いつもは静かなScullyの部屋は戦場のような状況を迎えている。
この戦場をかいくぐり、Mulderの近くに到着したScullyは、膝に頭を乗せ塗れた
タオルを充ててやる。

Scully    「大丈夫、Mulder?」

Scullyの優しい声に目を覚ましたMulderは、それはそれは愛おしそうに彼女の
膝の感触を楽しむ。

Mulder    「うん、大丈夫・・・でも、ここが痛いの・・・」

赤く腫れた頬を押さえながら、甘えた声で子犬顔をちらつかせる。
しかし、そんな子犬顔にもあくまでも冷静に対応するScully。

Scully    「どこ?ここ?」
Mulder    「うん、そこが痛いの・・・」

周りのドタバタも気にせずに、甘え続けるMulder。
そんな様子に気が付いた男性全員が叫んだ。

男性全員  「貴様ぁーーーーーー!!!」
Mulder   「しゅかりぃー、みんな僕を虐めるぅー」
男性全員  「元はと言えばお前のせいだろうがぁー!!!」

その時、Scullyの様子に変化が現れた。
(うっ・・・うぐっ・・・)薬が効いてきたのか、身体を小刻みに震わせている。
そして、ブルーの瞳をキラリと輝かせると低い声で呟いた。

Scully   「そうよ・・・全部、あんたのせいよ・・・」

そう言うと、Mulderの首根っこを掴んだ。

Mulder   「Scully・・・様?」
Scully   「Mulder!日頃の恨み返させて貰うわ。お仕置きよ!」

小さなScullyに首根っこを掴まれた大きな犬モル。

男性全員 「そうだ!やっちまえ!いいぞScully(Dana)!」

Scully   「SHUT UP!!!」

はやし立てる男どもにScullyは一喝し、寝室の扉をバタン!と激しく閉めた。
その扉にへばりつく4人の男達。

Scully   「いつもいつも〜〜〜!!!」

(ドタン!バタン!)

Mulder   「うわぁー!止めてくれ〜!!」

(ドン、ガンガラガラ!)

Scully   「許さないわよ〜!」
Mulder   「うっ、嫌ぁ〜!」

(バタン!ドタン!)

(ドンドン!ガンガン!)

(ガッシャン!ドタドタ!)

扉の中からはもの凄い物音だけが聞こえ続ける。
(女王様を怒らせる事だけはやめよう・・・)
4人は、更けていくハロウィンの夜にそう心に誓った。


〜寝室の二人〜

首根っこを掴まれたMulderが耳元で囁いた。
Mulder   「(薬・・・効いてないんだろ?)」

Scullyは艶っぽく微笑んで上目遣いで見つめる。

Mulder  「(やっぱり。)」

二人はベットの上に腰掛けていた。

Scully   「いつもいつも〜〜〜!!!(大丈夫?Mulder・・・?)」
Mulder  「うわぁー!止めてくれ〜!!(大丈夫だ。)」

Mulderは長い足でテーブルを揺らして激しい音を立てる。

Scully   「許さないわよ〜!(良かった・・・)」
Mulder  「うっ、嫌ぁ〜!(Scully、僕には良くないと思うけど・・・)」
Scully   「(どうしてよ?)」

その質問にMulderの瞳がキラリと輝く。

Mulder  「(さっきの続きが終わっていないよ。グレイちゃん)」

そう言って、Scullyの輝く唇を愛おしそうについばむ。

Scully   「(Mulder?)」
Mulder  「(しぃー黙って・・・)」

Scullyの耳元で囁きながらベットに倒れ込むと、やはり、ドタバタと激しい音
を立てながら、もう一度唇を重ねた。


〜そしてスカママ〜

(FoxもDanaも・・・みんなが帰ってからにしなさい・・・)

Mrs.Scully  「さぁ、ハロウィンは終わりよ。みんな帰りましょう!」

震え上がっている面々に声を掛け、おかしな4人組を従えApartをあとにした。



おしまい


Mulder・・・ホントに、みんな帰ってからにしようよ(笑)
ヘビナマ状態のモルが可哀相でこんなラストにしてしまった。
あぁ・・・コロニストの誘惑に填った私。
さてさて、Mrs.Scullyは真実を知っていたのでしょうか?
それとも只のオトナ的発想なのか?
それは、誰にも分かりません。
きっと『The Truth is Out There.』なのでしょう。
こんなラストですみません。

From AKUA



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