4時限目の授業が終わった。俺はあかりの席へと向かう。
あかりは黒板の字を写していたが、俺の姿を確認するとシャーペンを動かす手を止め、うれしそうに俺の顔を見て微笑む。
「屋上に行くぞ」
俺はそれだけ言い、あかりに背を向けて歩きだす。
あかりはあわててカバンを持ち、俺の後をぱたぱたと追いかけてくる。
屋上につき、俺はいつものように備え付けのベンチに座る。
後から追いついてきたあかりはベンチには座らず、俺の足元にひざまずく。
いつもそうするように言いつけてあるからだ。
「弁当出せ」
俺はそれだけ言う。
あかりは 「あ」 といいながらあわててカバンの中から小さな弁当箱を取り出す。
高校生のくせに小学生のようなかわいらしいデザインの弁当箱だ。熊のイラストがプリントされている。
「はい、どうぞ...浩之ちゃん」
あかりは弁当箱のフタを開け、弁当の中身を俺に見せる。
中身はあかりが自分で作ったうまそうな弁当だ。
「ほら、しごけ」
俺はまたそれだけ言う。
あかりはまわりを気にしながら、おずおずと俺のズボンのチャックを下ろした。
まだ、回りが気になるらしい。
「早くしろ」
「う、うん」
あかりは俺の顔をうかがうように答えた。
「いい...? 浩之ちゃん」
黙ってうなずく俺の顔を確認すると、
あかりはゆっくりとスボンのチャックからトランクスをめくり、俺のイチモツを取り出した。
「きゃ」
俺のイチモツがズボンからたれ下がるように出ると、あかりは小さく悲鳴をあげて目をそらす。
まだ見なれてないらしい。耳まで顔を真っ赤にしている。
金網ごしからは、校庭でサッカーに興じている雅史の姿が見える。
まだあかりは周囲を気にしながら、俺のイツモツをゆっくりとしごきはじめる。
「あったかい...」
こす.....こす.....こす.....
あかりはやさしい手つきで、丁寧にしごいているが、それでは俺は感じない。
「もっと激しくしごけ」
「はっ、はい...」
こす...こす...こす...
「もっとだ」
「はい...」
こすこすこすこす
「い...痛くない? 浩之ちゃん。大丈夫?」
あかりは俺のイチモツをしごきながら心配そうに顔を見上げる。
「大丈夫だ。続けろ」
「うん...」
あかりは顔を見上げたまま、俺のイチモツをこすりつづける。
コイツの潤んだ瞳を見ていると、このまま瞳にぶっかけて、
綺麗な瞳を汚しぬいてやりたくなる。
「そろそろでるぞ...弁当近づけろ」
「はっ...はい!」
あかりはしごく手を止めず、亀頭の先に弁当箱を近づける。
「くっ...」
俺は小さくうめくと、あかりの弁当箱に射精した。
ピュッ ピュッ
そぼろご飯、たまごやき、からあげ、アスパラ、オレンジ、まんべんなく俺の白く濁った液をかけてやる。
まるで、弁当全体にドレンシングをかけたようになった。
勢いあまって弁当箱をもっていたあかりの手にもかかってしまった。俺はそれを見つけて、言う。
「その手についたのをなめて綺麗にしてから食べるんだ」
「は、はい...」
あかりはおずおずと自分の手首を近づけ、小さな舌で手についた俺のザーメンを舐めとった。
まるで犬のように健気に俺のザーメンを舐めるあかり。
その姿に満足し、俺は言う。
「さあ、食え」
「はい...」
あかりは弁当箱をベンチに置くと、これまたかわいらしい箸を手にとり、
「いただきます...」
と、ひざまずいたまま俺に向かって言った。
俺はだまってうなずいた。
あかりはまず、俺のザーメンで汚された卵焼きを箸でとった。
卵焼きには大量のザーメンがかかっており、ぽたぽたと雫をしたたらせていた。
ゆっくりとあかりは卵焼きを口に運び、その桜の花びらのような口に入れた。
そしてゆっくりと、俺のザーメンが口全体に染み渡るようにゆっくりと、卵焼きをかんで食べる。
「おいしい....浩之ちゃん」
あかりはいつもの微笑みで俺に言った。
俺はあかりの頭をなでながら、
「そうかそうか、俺のザーメンドレッシングがそんなにうまいか」
あかりはうつむいて、
「うん...」
と恥ずかしそうに答えた。
俺はあかりが弁当を食べ終わるまで、頭をなでてやった。
見ていると眠くなってしまう退屈なストーリーが魅力の『ToHeart』のサイドストーリーです。
当HP上で珍しくメジャーな部類に入る元ネタです。