「じゃ、そろそろゲームでもやっか」
相変わらず藤原先輩のスカート中でもぞもぞとやりながら、先輩は言った。
その視線の先には、トイレがあった。
「そろそろお前も、便所行きてえだろ」
いじる手は止めず、藤原先輩の頭を撫でながら言う。
「は...はい」
うつむいたまま、藤原先輩は言う。
「コイツにはずっと小便ガマンさせてんだよ」
藤原先輩の綺麗な髪をくしゃくしゃにしながら、先輩は俺に言う。
先輩の一言で俺は、居酒屋に入ってきてからの藤原先輩の様子がおかしかった原因を理解した。
「じゃあ、ゲーム開始だ。行ってこい」
藤原先輩はよろよろと席を立つと、他の先輩に連れられ、トイレに入っていった。
お酒をそんなに飲んだわけでもないのに、よろめく藤原先輩は肩を抱かれていた。
その後ろ姿に心配しながら見送った俺は、先輩に聞いた。
「あの...ゲームって...?」
藤原先輩を心配したものの、これから行われるゲームに俺の期待は高鳴らざるをえなかった。
片手で枝豆を器用に口に運びながら、先輩は言う。
「ん? ああ、アイツに小便させた奴の勝ちな」
口をもぐもぐと動かしながら続ける。
「一人10分、アイツに何やってもいいから目の前で小便させたら勝ちな」
「え...」
俺は質問しようと、口を開こうとしたとき、先ほど藤原先輩と一緒にトイレに入った先輩が戻ってきた。
「いや〜感じてるクセに強情だよな、アイツ」
などとブツブツ言いながら席につく。
「そうだよな、何度も俺たちの前でションベンしてるとこ見せてるくせに恥ずかしがるんだよな」
先輩たちの会話にまた、俺の知らない憧れの人の一面を知る。
「だから、このゲームも成立するんだけどな」
先輩は俺に向かって言う。
「え...ええ」
俺は返事をするので精一杯だった。
次々と入れかわりでトイレに入っていく先輩達。
その中で何が行われているのか、俺は想像するだけで体中の血液が逆流するような感覚に苛まれた。
そしてとうとう、俺の番がやってきた。
平静を保っているつもりだったが、俺はつまづきながらやっとのことでトイレに向かった。
藤原先輩がいるのは、トイレの個室。
個室はいくつかあったが、荒い呼吸音がしていたので、すぐわかった。
個室の中にいる藤原先輩の痴態を想像しながら、個室の扉を開ける。
個室の中には服は全て着ているものの、両足をバリアフリー用の手すりに縛りつけられ、
あられもない姿でぜいぜいと息をしている藤原先輩の姿があった。
俺が個室に入ると藤原先輩は、
「うっ...くっ」
とうめき声をあげながら、恥ずかしそうに足を閉じようともじもじとするが、
縛りつけられているため、ただ内股になるだけだった。
そのいじらしい姿は俺の血液の流れる速度を確実に速くした。
まるで夢のような光景に俺の頭はくらくらとするが、
そんな状況でも今まで得た性知識を走馬灯のように探す自分の姿があった。
「Gスポットを刺激するとおしっこが出るような感覚がある」
とある雑誌で見た知識が、俺の脳裏をかすめた。
あの時は鼻で笑っていたが、今となってはその下世話な知識に頼るしかない。
俺が決意し、一歩足を踏み出すと藤原先輩の体がビクンと動いた。震えているのが見てわかる。
「いきますよ...先輩」
俺が言うと、先輩は顔をあげ、はじめて俺の目を見ながら言った。
「お...お願いします...もう...許してください...」
今にも泣きだしそうにしゃくりあげながら、藤原先輩は俺の目を見て哀願する。
その姿を見て、もちろん俺は罪悪感に苛まれた。
しかし今の俺の中にある嗜虐の炎の前には、その罪悪感は最高のスパイスでしかなかった。
俺はこの今にもこわれそうな存在をずっと見ていたかったが、時間は10分しかない。
その未練を首を振ることで断ち切り、藤原先輩の哀願に対する答えとした。
藤原先輩の秘所は隠すことなく晒されており、藤原先輩同様、
恥ずかしそうに、つつましやかに、健気に、ひっそりとそこに咲いていた。
恐らく先輩達からいいように陵辱を受けていると思われる秘所だったが、
まるで処女のそれのようにみずみずしい色で、まるで全ての刺激が初めてであるかのように、
まるで全てのものを拒むかのようにぴったりと閉じていた。
俺は想像以上の美しさに眩暈をおぼえながら、まるで禁断の果実に触れるような手つきで
ゆっくりと、指を侵入させていった。
「あっっ...」
指が触れただけで、ビクンとなる藤原先輩。
心地よい、独特の抵抗感を感じながら、俺は禁断の果実を汚していった。
指を適度に挿入し、上に向かって指を曲げる...そこがGスポットだ。
指をくいっと曲げる。
「あんっ!」
指を曲げ、肉壁の輪のような部分に当ると、
いままで必死に声をこらえていた藤原先輩は、新たな刺激に思わず声を出す。
ここだ...。
俺はここがGスポットであることを藤原先輩の反応で確信し、執拗に指でいじりはじめた。
輪に指が当るタイミングにあわせて、体をビクンビクンと小刻みに揺らす藤原先輩。
まるでボタンがスイッチになっているかのような反応だった。
俺は、俺の指ひとつで藤原先輩をこれほどまでに反応させることができるのが面白くなり、
震える藤原先輩を見ながら夢中になって肉壁の中の輪をいじった。
「おいおい、まだやってんのかよ」
俺の背後で声がした。
俺はびっくりして振り向くと、そこには先輩が立っていた。
藤原先輩の反応に夢中になるあまり、制限時間の10分を過ぎた事どころか後ろに人が入ってきた事にすら
気づかないでいた。
先輩の声がしたと思うと、一瞬、藤原先輩のきつい肉壁が、より一層締るような感覚があった。
「す、すいません、つい夢中になっちゃって...」
俺は乱暴に藤原先輩の中から指を引きぬく。
「んっ!」
その行為にすら敏感に反応を示す藤原先輩。
「尻の穴に手ェつっこんでみろよ」
先輩はそれだけ言う。
「えっ...」
俺は藤原先輩の、無防備に晒されている尻の穴を見た。
秘所同様、ピンク色の綺麗な皺を重ねている一級の工芸品のような綺麗な尻の穴だった。
「ホレ...指を入れるんだよ」
俺は先輩に言われ、藤原先輩に断りもなく無造作に指を突っ込んだ。
「あうんっ!」
形の整った尻の穴は、柔軟なゴムのように俺の指を飲み込んだ。ひときわ大きく体を震わせる藤原先輩。
尻の穴は、先ほどの肉壁以上に藤原先輩が震えていることを俺の指に伝えた。
俺は穴の感触を楽しむ余裕もなく、先輩の次の一言を待った。
「指が全部埋まるくらい奥まで突っ込むんだ」
「は...はい」
俺は、先輩の言う通りに、指を奥まで押し進めた。
尻の穴は秘所以上に抵抗感があり、短い距離ではあるものの奥まで到達するまで少しの時間を要した。
俺の指が奥に入りこむたびに、苦しそうに吐息を吐く藤原先輩。
その吐息が、俺の前髪をくすぐる。
「奥まで...入りました」
俺はそれだけ先輩に言う。
「よし、じゃあ指を手前に向かって曲げるんだ」
俺は無言で、それに従う。
「あうんっ!」
新たな刺激にも覿面に反応する藤原先輩。
「指を曲げて、探ってみな。そこらへんが子宮の入り口だ」
俺は、藤原先輩の中を探るように、指を動かした。
肉壁を通し、指先に独特の感覚があった。
そこに触れるたびに、藤原先輩は
「くうううううん...」
まるで犬の甘える鳴き声のようなうめき声をあげた。
その声を聞き、目的を達したことを知った先輩は言う。
「そこをずっと刺激してやると、ションベンが出るぜ」
意外な藤原先輩の体の弱点を聞き、俺は夢中になってそこをいじった。
この刺激には藤原先輩も声をこらえることはできないようで、
「くうううん...ううん...くうん...」
指の緩急をつけるたびに、さながら犬のような甘い嬌声をあげていた。
俺はまた時間を忘れ、藤原先輩の反応を楽しみながら指を動かしていた。
しばらくたって、先輩が近づいてきた。
「この方法じゃもうダメか...おい、どけ」
俺は藤原先輩の感触に名残を惜しみながら、その場から離れた。
藤原先輩は一息ついて顔あげると、次に迫っている恐怖に身をちぢこまらせた。
「あ...あ...」
言葉にならない声をあげる藤原先輩。
これから起こることは、既にふたりは知っているようだ。
おびえる藤原先輩の顔を見るだけで、それは容易に想像がついた。
ガタンという大きな音がトイレに響く。
「あうっ!」
そして藤原先輩の悲鳴。
見ると、藤原先輩の華奢な体が二つに折れまがるくらいまで押さえつけられていた。
既に拘束されてはいたが、更に男の力で押さえつけられ、自分の意思では全く動けない藤原先輩。
声にならない苦しそうなうめきをあげるばかりであった。
先輩はポケットから何やら細いストローのようなものを取り出した。
藤原先輩はそれを見て、うめき声をあげて抵抗しているようだが男の力にはかなわないようで、
ピクリとも動かなかった。
俺はこれから何が起こるのか、既に想像がつき、目を離せないでいた。
先輩は藤原先輩を押さえつけたまま、その細いストローのようなものを尿道に突きたてた。
突きたてる瞬間、先輩はすばやく藤原先輩の口を塞ぐ。
「んん〜っ!!」
くぐもった藤原先輩の悲鳴が、トイレ中に響く。
体をがくがくと痙攣させながら、細いストローの侵入に声にならない悲鳴をあげる。
しばらくして、そのストローから勢いよく金色に輝く液体が排出された。
藤原先輩の体から出た金色の水は、俺や藤原先輩に見せつけるように大きな弧をかいて長い時間、
トイレの床を濡らしていた。
. . . . .
俺はトイレの後始末をし、拘束を解いて、ぐったりとなった藤原先輩の肩を抱き、先輩達の元へ戻った。
藤原先輩の小さな肩を抱いて、俺は改めて思い知らされた。
藤原先輩は一見、中学生みたいに小柄で華奢だ。
そんないたいけな女性が男7人の相手をさせられている。
いつも、こんな感じなんだろうか.....。
先輩たちは、外で待っていた。
「じゃあ、そろそろお開きすっか」
なんとか自分で歩けるようになった藤原先輩を見て、
「じゃあ、コイツ送ってってやれよ」
先輩は言う。コイツとは俺のことだ。
先輩の視線の先には藤原先輩の愛車、黄色いMR2が停めてあった。
「えっ...あたし、お酒を飲んでるんですけど...」
ふらふらになりながら、藤原先輩は言う。
「構わねぇよ」
先輩は、そんな様子もお構いなしのようだ。
「で...でも...」
戸惑うような表情で、先輩に訴えかける。
「いーから!」
うっとおしそうに先輩は藤原先輩を力まかせに突き飛ばす。
「きゃ!」
藤原先輩は押されて俺の胸の中に飛び込んでくる。
俺は胸の中に飛び込んできた藤原先輩をあわてて抱きとめる。
「じゃーな、頼んだぜ!」
先輩達はその場をそそくさと離れていった。
俺の腕の中では、しゃくりあげながら小さくなって震えている藤原先輩の姿があった。
「先輩1 居酒屋」の続きです。
掲示板にリクエストがありましたので優先的に掲載させていただきました。
ちなみに続きのあるお話はリクエストのない限り更新は見送られますので、
続きの見たいお話があったら掲示板にリクストなどをいただけると更新優先を上げさせていただきます。
このお話はあと1回くらい続く予定です。