トントンと、タマネギを刻む音が台所に響く。
その隣では、居間のソファに寝そべり、まるで我が家のようにくつろぎながらテレビを見ている大田がいる。
詩織は体操服姿にエプロンをして台所に立っていた。
もちろんこれは、大田の命令である。
その目は泣きはらして真っ赤に充血しており、眉間にはしわが寄っている。
それはタマネギを刻んでいるせいではなく、身につけたブラから漂う精液の臭いのせいであった。
襟口から漂う生臭い匂いが絶え間なく鼻をつく。
大田はタマネギを刻む詩織をちらりと見る。
詩織はタマネギを刻みながら、時折ぐすぐすとしゃくりあげている。
体操服姿にエプロンというミスマッチ。形のよいヒップ食いこむブルマーも直さない無防備な背中。
男なら誰しもが押し倒したくなってしまう光景だろう。
だが、大田はそれをぐっとこらえた。
「.....できました」
やがて、いい匂いと共に、食卓に皿が置かれた。
「おっ...どれどれ」
大田はソファから置きあがると、食卓を見る。
「ビーフストロガノフか...」
そこには、白い皿に盛られたビーフストロガノフが置かれていた。
その他にも、つけあわせとして木製のボウルに盛られた彩りのきれいなサラダがあった。
しかし、食卓には1人前しかない。
「詩織は食べないのかい?」
食卓から視線を移し、ちらりと詩織を見る。
「う...うん、食欲がなくて」
作り笑いをする詩織。
だがそれは本当だった。常に精液の生臭い匂いをかがされている詩織に食欲など起こるはずもなかった。
詩織の少し困った顔を見て、大田はあることを思いついた。
「.....詩織、ボクのところに2人前置いてくれないか?」
上目づかいで不安そうに大田を見る詩織。
「.....うん」
おずおずと返事をする。
そして大田の前に、2皿のビーフストロガノフが置かれた。
「さて...じゃあ頂くとするか...おい、自分の部屋に戻ってるからなんて言うなよ。食い終わるまでそこにいろ」
大田は椅子に座りながら、詩織の考えをずばりと当てる。
銀色のきれいなスプーンでビーフストロガノフを一口分すくい取り、口に運ぶ。
「.....うまい」
大田はどんなにうまくても、「こんなもんだろ」と言うつもりだったが、
予想以上のうまさについ口にだして「うまい」と言ってしまった。
詩織の作ったビーフストロガノフは、大田が今まで食べた高級な料理と遜色のない味だった。
これは詩織の器用さだけでなく、何度も練習したためなのだが、
啓介のために一生懸命練習した成果が、詩織のまるで望まないところで発揮されていた。
詩織はただただ、悲しそうにうつむくだけだった。
その後は大田は夢中になって食べ続けた。
本来ならば自分の料理のウンチクでこの料理を批評しながら食べて、じっくり言葉で詩織をいじめてやろうと考えていたのだが、
あまりのうまさに言葉を発することすら忘れて大田は食べ続けた。
あっという間に2皿をたいらげてしまう。
そして置かれた水を一気にあおり、ふぅ、とため息をついた後、部屋中に響く大きさでおくびを出す大田。
「好きな女の子が作ってくれた料理ってのは格別だね...おかわり」
詩織は無言で皿を取ると、台所に向かって行った。
その後ろ姿を見ながら、急に冷静になる大田。
「(くそっ...あまりのうまさについ夢中になっちまった...)」
また、大田の目の前に2皿のビーフストロガノフが置かれた。
「なあ...詩織、見てるだけじゃ退屈だろ?」
詩織はうつむいたままで返事をしない。
「俺が食べてる間、食卓の下に潜ってしゃぶってくれよ」
その一言にも詩織はうつむいたままだが、わずかに身を硬くしているのがわかった。
「いやだなんていわないよね? 詩織?」
. . . . .
「んっ...ぴちゃ...ん...ぴちゃ...ん...」
「いやあ、好きな女の子の手料理を食べながらチンポをしゃぶってもらえるなんて最高だなぁ」
大田は3皿目のビーフストロガノフを口に運びながら、しみじみ言った。
詩織はただただ無言で大田の股間の肉棒に舌を這わせている。
「おおっ...うまいか? 詩織」
大田は詩織の頭にぽん、と手を置くと、指を広げ、手ぐしで詩織の髪をとくような感じで撫ではじめた。
大田の指と指の間に広がる、詩織のさらさらで、やわらかな髪の感触。
撫でるように手を動かすと、まるでひっかかりがなく、さらりと指を通過していく。
「そうだ...そう...もっと舌をつかえ」
大田は詩織に指示を出しながら、髪の毛をもて遊ぶように指にまきつけたり、ぽんぽんと叩いたりした。
だが、詩織は抗らわずにされるがままになり、黙って大田のペニスに舌を這わせている。
「ぴちゃ...ん...ぷちゅ...んん.....」
詩織の髪の毛を撫でていた手に、特殊な力が加わる。
「う...そろそろ出すぞ!」
スプーンを皿にかちゃりと置くと、いままで愛でるように撫でていた詩織の髪の毛をひっぱり、乱暴に肉棒から引き剥がす。
「んぷっ!」
詩織はたまらず口からペニスをはなす。
大田はそのまま勢いをつけて髪の毛をひっぱり、床に引きずり倒した。
「あうううっ!」
ぺたんと床に這いつくばらされる詩織。
「うっ、くうっ!」
ぴゅっ! ぴゅっ!
「うう...」
詩織は痛々しそうにうめきながら、顔をあげる。
そこには、ぞっとするような光景があった。
大田は手をつけていない4皿目のビーフストロガノフを股間におろし、それめがけて射精していた。
大田のペニスが脈動するたび、鈴口から勢いよく精液が放出され、まるでドレッシングのようにビーフストロガノフにかかっていく。
「な...なに?」
悪寒のするような光景に、思わず身を引いてしまう詩織。
「ふぅ...」
一息つきながら食卓に精液のかかったビーフストロガノフの皿を戻す。
そして、床に座った詩織をちらりと見る。
予想通りの、おびえた表情の詩織。
きっと、これから自分がさせられることを考え、震えているのだろう。
ブルマ姿の美少女のおびえる姿というのは、たまらなく男をサディスティックな気分にさせる。
「詩織...ぼくの横に座るんだ」
大田は自分の横のイスを引いた。
「や...っ」
ふるふると首を振る詩織。
「しょうがないな...」
大田は精液のかかったビーフストロガノフの皿を取ると、食卓の下に潜りこんだ。
「よい、しょっと」
詩織のすぐ横に腰をおろし、皿を床に置く。
「これを食べるんだ」
まんべんなく精液がかかったビーフストロガノフを指さしながら言う。
「い...いやっ...そんなの...」
まるで迷子のように不安そうな詩織の表情。
真っ赤に泣きはらした目が、また潤んできている。
大田は無言で詩織の鼻をわしづかみにすると、食卓の柱に頭を押さえつけた。
ごつん、と音をたてて詩織の後頭部が食卓の柱にぶつかる。
そしてそのまま、押さえつけるようにして詩織の顔を固定する。
「んむうううっ!」
鼻を押さえつけられ、苦しそうにうめく詩織。
その口元に、スプーンが突きつけられた。
「ほら、口をあけろ」
そのスプーンには、精液がべっとりと乗ったビーフストロガノフが。
「んんっ! んんっ!」
首を左右に振ろうにも押さえつけられているのでままならない。
だが、詩織のおびえたその顔は、あきらかに拒絶の反応を示していた。
口を硬く結び、スプーンの侵入を拒んでいる。
「おとなしく口をあけたほうが楽だぞ」
「んんーっ!!」
鼻を押さえられ、口を閉じているので呼吸ができない。
息苦しくなり、鼻をおさえている大田の手首を両手で握り、必死にそれを離そうとする。
だが、詩織の細腕では両手をもってしても大田の片手の力に遠く及ばず、どんなに力を入れてもぴくりとも動かせない。
「んんんんーっ!!」
詩織のくぐもった声が切羽つまったものになってきた。
「(そろそろだな.....)」
「ぷはあっ」
息苦しそうな吐息とともに、詩織の口がわずかに開く。
その瞬間を、大田は見逃さない。
「あむっ!」
乱暴にスプーンを詩織の口に突っ込む。
その直後、詩織の口が再び閉じ、カチンとスプーンの柄に前歯が当たる音がする。
「よしっ!」
口を閉じた瞬間に詩織の顔を柱におさえつけながら、スプーンを引き抜く。
「んんっ!」
詩織の口の中にビーフストロガノフを残し、スプーンは引きぬかれた。
大田はスプーンを投げ捨てると、残った片手で詩織の口を素早く塞ぐ。
「んんんんっ!」
口にいれたものを吐き出させないように、しっかりと手で詩織の口を覆う。
詩織の顔は大田の大きな両手によって覆われていた。
「んーっ! んーっ! んーっ!」
精液で苦く味付けされた生臭い匂いのビーフストロガノフが、詩織の口の中いっぱいに広がる。
苦しそうに身をよじらせる詩織。
「ほら、窒息したくなきゃ、その口のなかにあるものを全部飲むんだ」
「んんんんんんっ!」
詩織は足をばたばたとばたつかせはじめた。だんだんと顔が赤くなってくる。
ブルマからのびるきれいな脚がもじもじと絡み合う様は、なんとも官能的であった。
以前、大田は浴室で如月未緒の便を詩織にいともたやすく飲ませたことがあった。
だが、今回はそれをしようとはしなかった。
詩織の心を征服する足がかりとして、自らの意志で飲ませようとしていた。
「んぐぐぐぐっ!」
詩織の視界はだんだんとぼやけ、両足のばたつきがだんだんと激しくなる。
必死になるあまり、詩織は大田の手首に爪をたてた。
「いてっ!」
歯をくいしばり、その痛みに堪える大田。どんなに暴れようとも、詩織が飲みこむまでこの手を離す気はなかった。
「んぐっ! んぐっ! んううううっ!!!!」
ひときわ大きく、何度も詩織の肢体が跳ねたあと、ぐったりと動かなくなった。
. . . . .
「はっ」
意識を取り戻す詩織。しかしそこは食卓の下ではなく、自分の部屋であった。
「えっ!?」
自室のその光景をみて、一瞬目を疑ってしまう。
そこには、夏休みのはじめに詩織を輪姦したクラスメートたちが思い思いに自慰をしていた。
詩織の机やタンスは荒らされており、日記帳はおろかアルバムまでもが自慰の対象とされていた。
そして、部屋のいたるところに射精をしていた。
日記帳を1ページ1ページ朗読をしながら自らのペニスをしごく者、
ベッドにうつぶぜになって枕に顔を埋め、ペニスをこすりつけてシーツにそのまま射精する者、
アルバムを見ながらしごきあげ、写真の詩織にむかって射精する者...。
「な...なにしてるの...」
あまりに異様な光景に、声が震えてしまう。
しかし、その声は彼らには届かない。
ふと視線を移すと、クローゼットから引っ張り出された詩織の服が、あたり一面に散乱していた。
制服はもちろんのこと、スクール水着、ブルマ、私服にいたるまで、全てが男たちの精液でぐしょぐしょになっていた。
「!!」
あまりの事に声も出ない詩織。
逃げ出そうとするが、身体が動かない。
見ると、手といっしょに身体がロープによってぐるぐる巻きに縛られていた。
「うっ...くっ」
もがくが、ロープはびくともしない。
「うっ、イクよ、イクよ!」
男の声がする。
視線を移すと、ベッドに飾ってあったクマのぬいぐるみに向かってペニスをしごく男がいた。
「や、やめて!! それは誕生日にパパから...」
「うっ! イクっ! 詩織ちゃん! イクよっ!」
詩織の制止は男の放たれた精液によって、途切れた。
子供の頃の誕生日に父親から買ってもらい、子供のころはどこへ行くにも一緒で、
今でも抱いて寝るという詩織にとっては友達でもあるクマのぬいぐるみは、男の精液をあびさせられていた。
「ひ...ひどい...なんてことを...」
「へへ...次は中学1年生の詩織ちゃんにぶっかけてやるかな...」
詩織のすぐ横でアルバムをぱらぱらとめくりながらペニスをしごく男。
どうやら、過去にさかのぼっていきながら詩織の写真めがけて射精しているようであった。
「やめて、やめて! そんなこと!!」
「うっ! くっ!」
詩織の制止を無視し、中学校の入学式の日に家族で撮った写真の上に、精液がまき散らされた。
写真の上で微笑む詩織の顔がみるみるうちに白濁液で覆われていく。
「やめて...やめて...」
すがるような声の詩織。
「ふうーっ、じゃあ次は小学生の詩織ちゃんにたっぷりかけてやるとするかな」
男は詩織を無視し、一向に衰えた様子のないペニスをしごきながら、再びアルバムのページをめくりはじめた。
まるで男たちは詩織の思い出全てを汚しつくすように、射精を繰り返した。
それだけでは飽き足らず、壁や床にペニスをこすりつけて射精をする者まで出てきた。
そのたびに詩織は悲鳴のような叫び声をあげて男たちを制止しようとする。
だが詩織の声はまるで届いていないかのように、完全に無視された。
男たちは思うさまに精液を詩織の部屋にまき散らし、部屋はどんどん精液で覆われていった。
しめきった部屋全体から、むせかえるような生臭い匂いがたちこめる。
床には足の踏み場もないほど、精液がまきちらされている。
壁にもべっとりと精液がこびりつき、ゆっくりと垂れ落ちている。
ベッドや机にも一面に精液がまき散らされており、目覚まし時計やペンケースなどの小物にいたるまで全てが精液で覆われていた。
もはやこの部屋で、精液に触れずに生活していくのは不可能だった。
男たちの濁った欲望の液で、汚された詩織の部屋。
「もうやだ...どうして...どうしてこんなことを...」
遂に詩織はがっくりとうなだれ、泣きだしてしまう。
うっうっと嗚咽をもらす詩織の前に、影が立ちふさがった。
その影は、うなだれた詩織の髪の毛をつかむと、顔を上げるように持ち上げた。
「あううっ!」
髪の毛を引っ張られ、強制的に上を向かされる詩織。
「おっ...大田くん」
詩織は涙をあふれさせながら、髪の毛をつかむ大田を見上げていた。
「どうだい? ザーメンで部屋を飾ってあげたよ...」
やさしそうな口調の大田。
「や...やぁ...やあっ」
詩織はうめき声のような言葉をあげる。時折、ひっく、ひっくと嗚咽をもらす。
「これからは、このザーメンまみれの部屋で暮らすんだ」
あたたかみのある大田の視線。
「いや...いや...いやぁ...」
前髪をつかまれ、涙をあふれさせたままいやいやをする詩織。
「これからは君の食べる物、飲む物すべてにザーメンを入れてあげるよ...」
相変わらずやさしそうな大田の口調、だがその内容はぞっとするものだった。
「やっ...やあ...やなのぉ...」
泣き顔でくしゃくしゃになる詩織の顔。
「君は一生、男のザーメンにまみれて暮らすんだ!!」
「いや! いや! いやあああああっ!!」
. . . . .
そこで、詩織は本当に目覚めた。
「.....?」
まだ、意識がはっきりしない。
ぼんやりとする視界。誰かが詩織の顔をのぞきこんでいる。
「お...大田...くん」
そのぼんやりとした像は、だんだんと大田の顔を形成していった。
食卓の下で大田の胸に抱かれ、介抱されていたらしい。
「なに泣いてんだ?」
大田のその一言で、先ほどの夢を思い出し、びくっと身体を強張らせる詩織。
「(?...なんだこいつ...いきなり震えだしたぞ?)」
いきなり腕の中でおびえたように震える詩織をみて、不思議そうな大田。
大田はふん、と鼻を鳴らすと、まだぼんやりとした表情の詩織の目の前にスプーンをもってくる。
「ほら、まだ一口目だぞ。残りも全部喰うんだ」
目の前に差し出されたスプーン。そこには、大田のザーメンのかかったふたくち目のビーフストロガノフが。
おびえきった視線でそのスプーンをじっと見つめた後、
「は...はい...」
詩織はカタカタと震えながら、おずおずと口を開いた。
「(急に...素直になりやがった)」
大田はわずかに開いた口に、スプーンを突っ込む。
そのスプーンを、ぱくっとくわえる詩織。
「よし...よく噛むんだ」
詩織は頭を撫でられながら、こぼれる涙も拭わずに食べた。
吐き気を催すような味だったが、懸命にこらえた。
その後も、詩織は急に大人しくなり、大田の差し出すスプーンをだまって口に運んでいた。
時間をかけて、詩織は皿のビーフストロガノフを全て食べさせられてしまった。
だが、大田はまだ納得しない。
「ほら、まだ皿に残ってるぞ」
今度は詩織の眼前に、米粒の残った皿を突きつける。
「皿をぺろぺろ舐めてきれいにするんだ。犬みたいに、な」
わざと貶めるような言い方をする大田。
肩をすくめて、困ったような表情をする詩織。
「ん...ううっ」
だが、小さくうめいた後、震える小さな舌を皿に這わせた。
ぴちゃ...
詩織の可愛い舌が、皿に触れる。
てっきり抵抗するだろうと思っていた大田だが、素直に皿を舐めはじめた詩織に少し驚く。
ぴちゃ...ぴちゃ...ぴちゃ...
まさに犬が皿を舐めるような音が、食卓の下から響く。
詩織の舌が皿を舐めあげるたびに、少しづつ食器が元の白さを取り戻していく。
ぴちゃ...ぴちゃ...ぴちゃ...
本当に犬になってしまったかのように、詩織は一心不乱に皿を舐めつづけた。
「医用蛭12」の続きです。
なんだかどんどん嫌らしさがなくなっていくう!!
つ、次こそはHを入れたいなあ!!