鮮やかな緑があたり一面に広がる牧場。
さんさんと照りつける初夏の太陽の光を浴びて、草々はキラキラと輝いていた。
その馬たちの駆け回る牧場に、一人の少女の姿があった。
そよそよと吹く気持ちの良い風に、少女の長くて美しい髪がサラサラとたなびく。
広大な牧場と、馬たちと少女。
その組み合わせはなんとも清潔感あふれるものだが、ただひとつだけ違っていた。
少女は全裸で、牧場の真ん中に佇んでいたからだ。
とはいえ片手で乳房、片手で股間を覆い隠して恥ずかしそうにもじもじと身をすりあわせる様子から、
この少女が自らすすんでこの行為をおこなっているわけではない事がわかった。
頬を染め、困った表情で、あたりの様子をチラチラと伺っている。
周囲に人影はなく馬ばかりであったが、年頃の少女は恥ずかしいらしく、今にもしゃがみこんでしまいそうな感じがあった。
やがてパカパカという蹄鉄の音と共に、馬に乗った男が少女の前に現れた。
しわひとつないピッチリとした真紅の乗馬服、きちんとセットされた白髪。
品のいい初老の紳士、といった形容がピッタリくる、まるで英国貴族のような男。
「さ...ほのか、乗ってごらん」
その紳士は、まるでお姫様をエスコートするように、馬の上から少女にやさしく手をさしのべた。
男はこの牧場のオーナーだった。
ある日、ほのかがこの牧場の馬を見ている時に、男が声をかけてきた。
ファザコン気味のほのかにとって、紳士的な振るまいを見せる年上の男を好きになるのにはそれほど時間はかからなかった。
「あの...おじさま...どうしても....裸で乗らなくちゃ駄目なんですか...?」
おずおずと、ほのかは口を開いた。
「そうだよ...さ...」
男の暖かな視線...ほのかはこの視線に弱かった。
この瞳で見つめられると、なんでも言う事を聞いてしまいたくなる。
「大丈夫...周りには誰もいない。ここは私の土地だ」
ほのかは魔法にでもかかってしまったかのように、股間を覆っていた手を離し、差し出された手に重ねた。
ゆっくりと、鐙[あぶみ]に素足をのせる。
男は鞍の前にほのかを座らせようと、その手を引っ張った。
ほのかが座ろうとした鞍の前橋には二つの不自然な突起が出ており、ちょうどそれをまたぐ形となった。
しかし腰をおろす直前にその突起に気づき「あっ」と声をあげるほのか。
だが男はほのかの細い腰をがっしりと掴むと、ほのかが腰を引くより先に力をこめて
その突起に股間をあてがうようにほのかの腰を下ろさせた。
「ああっ!?」
すぶり!
悲鳴と同時に、ほのかの股間にあるふたつの秘穴に突起がずぶりとはまりこむ。
挿入の瞬間、白い背中を弓なりにのけぞらせるほのか。
しかし男は容赦せず、更に深くその突起が埋没するようにほのかの腰をぐりぐりと鞍に押しつけた。
「あうっ! ああっ! いやあっ!」
必死に腰を浮かせて突起から逃れようとするほのか。だがいくら初老とはいえ相手は男。
男の力にかなうはずもなかった。
ずぶ、ずぶ、ずぶぶ...
「ひいっ! ひあっ! ああん!」
少女の意思とは裏腹に、どんどんと突起が埋没していく。
「抜けないように...しっかりはめとかないとな...」
男はまるで部品でもはめこむかのように、つかんだ腰をぐりぐりとひねって少女の秘穴に突起を挿入しようとする。
まだ濡れていない少女の膣の抵抗感はものすごかった。
いたいけな少女の肉壁がごりごりとこすられ、ミリミリと押し広げられるようにして突起が押しこまれていく。
「あぐっ! ひ...! あ...!」
痛みのあまり、金魚のように口をぱくぱくとさせるほのか。
そこで、男は手を休めた。
痛みが少し和らぎ、ほのかは肩越しに男を見つめる。
「お...おじさま...おじさま...」
その瞳はいまにも涙がこぼれ落ちそうなほどにうるうると潤んでいる。
子供をあやすようにほのかの頭を撫でながら、男は言った。
「よしよし、我慢するんだ。いままで木馬で練習してきたほのかなら簡単だろう?」
その一言に、今までの出来事がほのかの脳裏に鮮明に浮かびあがった。
. . . . .
「ほら...ほのか、腰を降ろすよ」
ほのかの身体を支えながら、男は言う。
「いや...いやあ...怖いの...怖いのぉ...」
ほのかはいやいやをしながら男に必死にしがみついている。
ほのかの身体は男に抱え上げられ、宙に浮いている。
ほのかの股間のすぐ下には三角木馬の尖った先端が待ち構えている。
両手は後ろ手に縛りあげられ、抵抗できなくさせられている。
男が少し手を緩めるだけで、ほのかの小さな女性器は木馬の先端の餌食となってしまうのだ。
「おじさま...お願い、ゆるして...他のことなら何だってしますから...」
涙声で男に必死に哀願するほのか。
涙はとめどなくあふれ、ぽたぽたと木造の木馬に染みこんでいる。
男にはやめる気などさらさらなかった。
ただ、これほど美しい少女の顔が恐怖に歪む様が面白くて、
それを見たいが為にほのかの震える体を支えているのだ。
必死になって自分の身体にしがみつく少女を突き放すとき、この美しい顔はどんなふうに変わるのだろうか?
それを想像するだけで男は今までにない異様な興奮をおぼえた。
「いくよ...ほのか...」
男の表情は冷静だったが、すでに我慢の限界だった。
この美しい顔が苦痛に歪む様が見たくなり、ゆっくりと少女を支えていた手を緩める。
「いやあっ! おじさま! ゆるしてえっ!」
少女は最後の哀願をし、男の上着をきゅっと握りしめた。だが、その行為も男を扇情するだけに終わった。
ずぷっ...
ほのかの股間の割れ目に木馬の鋭角が触れたのも束の間、
引力にまかせて少女の割れ目にどんどんと木馬の先端が入りこんできた。
「あうううううううっ!!」
少女の人生の中で、いままであげたことのないほどの悲鳴。
男はほのかを支えていた両手をポケットに突っ込んで、少女の悶える様を黙って見ている。
「あうっ! あうううっ! ひんっ!」
もういくらすがるような視線で見つめられても、助けはしない。
それでも必死になって、男の胸によりかかるほのか。
少女の花びらは木馬の先端によって押し広げられ、そのうえ埋没していた。
「ひいっ! ひいん! ひいいいん!」
あまりの痛みに、悲鳴の叫びも裏返ってくる。
「(まるで.....子馬のいななきだな...)」
男は激しく身悶えする少女を冷ややかに見下ろしていた。
そう、少女の裏返った悲鳴は子馬のいななきを連想させた。
「ひいいいん! 痛いよぉ! おじさま! おじさまぁ!」
少女の悲鳴は、いつ果てることなく続いた。
それから何日も、何日も、男の手によるほのかの木馬の乗馬練習が続いた。
「う...ううんっ、あっ.....くんっ」
一人で木馬にまたがったまま、もじもじと身体をよじらせるほのか。
その様はまるで性器を木馬にこすりつけているようにも見える。
「もう...私の補助なしでも乗れるようになったね」
男のその一言にはっとなり、もじもじと動かしていた身体がぴたりと止まる。
相変わらず手は後ろに縛られたままで、恥ずかしそうに視線をそらすほのか。
そう、今までほのかに苦痛しか与えなかったこの三角木馬は、
最近では痛いような、むず痒いような微妙な感覚を与えはじめていた。
それも、だんだんと痛みよりもむず痒い感覚のほうが大きくなってきている。
だが、その事実をほのかは認めたくなかった。
純朴なほのかはこの歳になるまで、三角木馬なるものの存在すら知らなかった。
そんな少女の目にも、この鋭利な木馬の異様さだけは感じとれたらしく、
ほのかにとってはこんな拷問器具のようなもので責めたてられて気持ちいいなどという感覚はとても信じられないことで、
今まさにその信じられない事態が自らの身に起こっていたからだ。
そらした視線で、男はそれをすぐに理解した。
男は無言で、木馬にまたがるほのかの側に行くと、小さな両肩をつかんで力まかせに上から力をかけ、木馬に押さえつけた。
「あっ、おじさま!?」
ごりごりと木馬に押しつけられ、更に痛々しく木馬の先端は花弁にめりこみ、その上についた陰核に木馬の先端がこつんと当たった。
「...あっ! あは...ん」
びっくりして男を呼んだ後に、少女はびくんと身体を震わせながら艶っぽいため息をついた。
自分のものとは思えないほどの色っぽい吐息に、少女は困惑した。
その声のせいで、上気した顔が更に昂ぶり、一気に耳まで赤く染まった。
わかりやすい少女の反応は、男の顔をほころばせた。
男は肩をつかんだ手を離し、かわりに肩に腕をまわして抱きしめながら、
「こんなものにまたがって気持ちいいなんて、なんてはしたない娘だ」
ほのかの耳元で囁いた。
「ち、ちがいますっ! 気持ちよくなんて...」
顔を真っ赤にしたままぷるぷると首を左右に振って否定するほのか。
首を振るたびにさらさらの髪がなびき、ほんのりと香るリンスのいい匂いが男の鼻腔をくすぐった。
あまりにもつつましやかで、あまりにも可愛らしい少女の香り、体温、仕草.....。
それら全てが男の嗜虐心を高める。
「そうか、なら、こうしてやる」
男は抱いたままのほのかの肩に、無遠慮に力を加えた。
「あっ! ま、まって! おじさ...きゃうっ! きゃううんっ!」
少女の制止を無視し、ぐいぐいと少女の割れ目に食い込み、埋没していく木馬の先端。
まるで刃のようにほのかの花弁に食いこんでいくが、
鋭角によって割り裂かれ、押し広げられた花弁からは、少女が官能を感じている証の蜜をしたたらせ、
木馬を濡らしながら床にぽたぽたと垂れおちていた。
むず痒い感覚は男の乱暴な行為によって、華奢な少女の身体には過酷すぎるほどの快感にかわった。
だが、少女に抵抗する術はない。ただただしなやかな身体を反らし、悶えるしかなかった。
. . . . .
じわり...
少女の顔はわずかに上気し、突起の埋没した花弁からは朝露のようにキラキラと光る液体が分泌されはじめた。
「思い出したようだね」
男の問いには答えず、両手で口を押さえて恥ずかしそうにうつむくほのか。
「よし、じゃあ、行こうか」
男は言うが早いが、手綱をパシン! と弾いた。
「え...あのっ、待っ...」
ヒヒーンッ!
少女のセリフの最後は、馬のいななきによってかき消された。
広大な牧場を駆け回る一頭の馬。
その上には全裸の少女と初老の男が乗っている。
それは、なんとも異様でなんとも官能的な光景だった。
馬の走りにあわせて、少女の細い脚がぱたぱたと揺れる。
「あっ、あはっ、あっ、あ!」
馬の走る振動によって、少女の中に入りこんだふたつの突起が暴れだし、ピンク色の肉壁を蹂躙していた。
ほのかはその振動を少しでもおさえようと、両手をついて腰を浮かるようにする。
だが奥深く埋没したものを抜くのは少女の力では到底無理であった。
快感をこらえながら必死に両手をついてはめられた突起を抜こうとする少女の仕草は、懸命であるためにかえって男の目には滑稽なものに映っていた。
「あきらめるんだ」
男は片手で手綱を操りながら、空いた手で少女を自分の胸元に抱き寄せる。
「あっ! あ...」
小さく悲鳴をあげるほのか。
そのまま、男は手綱を操り、更なるスピードで走行を開始した。
先ほどほのかの花弁からあふれた蜜が潤滑液のかわりとなり、
走行の振動はまるで騎乗位で突き上げをうけているほどに激しく少女の膣を出入りしていた。
「あっ! あっ! あっ! あん!」
しかも、馬の振動は一定ではなく、またその角度もまばらなため、
少女は心の準備もできずに膣内に存在するありとあらゆる女の秘孔を突き嬲られ、半ば無理矢理に官能を引き出されていた。
「あん! あん! あん! ああん!」
振動にあわせ、少女の小ぶりだが形の良い胸が健気にぷるぷると揺れる。
やがて、馬のパカパカという蹄鉄の音とは別に、くちゅくちゅという水っぽい音が響きはじめる。
突起が出入りするたび、あふれた蜜が花弁から押し出される音だ。
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ
「やっ! あああっ! あふっ! んくっ!」
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ
「ひっ! あっ! あ! んっ! くふんっ!」
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ
「んあっ! やあっ! うんっ! ああっ!」
あふれた愛液の雫はキラキラと輝きながらしぶきとなり、馬の走るあとからあとから雫をまきちらしていた。
男の胸の中で小さく震え、快感にむせぶ少女は男の嗜虐心をさらに加速させた。
男はついに片手で操っていた手綱を完全に離すと、かわりにそれぞれの手でほのかの両足首をつかむ、
「えっ!? や、あっ! な、なにっ!?」
そして、戸惑うほのかを無視し、つかんだ両足を大きく広げた。
「きゃあああっ!!」
まるで見せつけるかのようにVの字型に大きく開かれたほのかの両足。
「ははは、お尻の穴まで丸見えだ!」
男の言うとおり、両足が惜しげもなく開かれたおかげで、ほのかの秘穴を蹂躙するふたつの突起が出入りする様がまさに丸見えになっていた。
「いや! いや! いやあ!」
あまりの屈辱的な羞恥に、両手で顔をおさえていやいやをするほのか。
だが、死んでしまいたいほどの羞恥であるはずなのに、少女の花弁からあふれる蜜はより濃度を増しているようであった。
くちゅくちゅというかわいらしい音が、突起に愛液がからみつく音でぐちゅぐちゅという音にかわった。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちょっ
「くんっ! あっ! きゃんっ! きゃううんっ!」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちょっ
「きゃんっ! くんっ! あん! あうううんっ!」
ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちょっ
「きゃうっ! きゃうん! きゃううんっ!」
Vの字型に両足をおっぴろげたままのほのかを乗せて、馬は走りつづけた。
「よし、フィニッシュだ」
少女の耳元でささやく。
ほのかがふと顔をあげると、だんだんと障害競技用のポールが迫ってきていた。
あれを飛び越えるつもりだ。
「えっ、や、あっ! やめっ! きゃんっ! やあっ! おじっ、きゃうんっ! おじさまっ!」
止めど無く襲う快感のせいで、制止も言葉にならないほのか。
「駄目だ。私のことが好きなんだろう?」
加速をつけて障害のポールを大ジャンプする。
着地の瞬間、大きな衝撃が起こり、ついにはふたつの突起が少女の最深部まで届く。
こつんっ!
ほのかの子宮に突起の先端が当る。
少女の頭の中が、何も考えられないくらい真っ白になる。
「きゃうううううんんっ!!」
今まで以上の快感の大きな波が、少女をさらった。
少女はしみひとつない白いせなかをこれ以上ないくらい仰け反らせた。
男はぐったりとなったほのかを抱え上げて馬からおりる。
「乗馬の準備をしようか.....」
男は、気を失っているほのかの耳元で、やさしく囁いた。
. . . . .
「いつまで寝ている! 起きるんだ!!」
ぴしっ!!
その声と共に、ほのかの尻に激痛が走った。
「ひぐうううっ!」
あまりの激痛。
悲鳴をあげて飛び起きるほのかだったが、悲鳴はうめき声にしかならなかった。
口に違和感がある。
見ると、まるで馬のする轡[くつわ]のようなものが口に挟まっている。
いや、轡のようなものというよりも、轡そのものだった。
「んんっ、んんんっ!?」
外そうとするが、しっかり首の後ろを通ったベルトで固定されており、外れない。
ふと視線を落とすと、ほのかのすべすべとした綺麗な尻に、鮮やかな赤いムチの跡がついていた。
先ほどの激痛の原因はこれだったのだ。まだズキズキと痛む。
だが、それよりもほのかの視線を奪ったのは、
自らの尻の穴から生えているふさふさとした馬の尻尾のようなものだった。
ディルドーに馬の尻尾をつけたようなもので、そのディルドーはほのかの尻穴の奥深くに埋没していた。
そう、これはさながら、馬の尻尾のようであった。
「うんんっ、んっ!」
尻穴を蹂躙するこの物体を引きぬこうとするが、轡同様、腰のベルトで抜けないようにしっかりと固定されている。
「おやおや...”馬”がそんなことをしちゃいけないな...」
その声に、ほのかは顔をあげる。
そこには、乗馬用のムチをぴしぴしと手でもて遊びながらほのかを見下ろす男の姿があった。
ほのかの尻を襲った激痛は、この男の手にしたムチによってもたらされたのだ。
今までの紳士的な男とは違う、獲物を見る肉食動物のような視線に、ほのかの身体は震えた。
「お.....おひはま...?」
ほのかは、おじさま、と言っているのだが、轡のせいで正しく発音できない。
後ずさりしようとするが、恐怖のあまり、身体が動かない。
「よし.....”ほのか”、乗馬の時間だよ.....」
小さく震える”子馬”を見下ろしながら、男は言った。
桃色戦車様のリクエストである『センチメンタルグラフティ』のネタです。
最初は七瀬優を書くつもりだったんですが、ちょっと良いネタの展開が出来なかったので
こちらを先に書きました。
一応、リクエスト通りに三角木馬で責めさせていただきました。
もうちょっと描写が濃密になれば、もっといやらしくなると思うんですが.....。