「お姉[おねえ]!」
お姉に声をかけると、まるでわたしを待ってたかのようにお姉が駆けよってきた。
いつもは私が仕事場にくるとイヤな顔してたのに。
お姉は「りんごプロ」の女社長。
「りんごプロ」はアダルトビデオの製作会社なんだけど、お姉はこの業界ではケッコウなやり手のようで、
アダルトビデオ界の女帝、なんて呼ばれてる。
それはいいんだけど、アダルトビデオのためならナンでも利用するの。
以前、わたしもしびれ薬をかがされて、撮影にこない女優のかわりをムリヤリさせられたの。
...お姉がわたしを待ってたなんて、ゼッタイなにかある。
「いいところにきたわ! ね、ミコ、あなた、また出演してみない?」
お姉は開口一番そういった。
...どうせこんなことだろうと思った。
「それも今度は代役なんかじゃなく、主演で!」
お姉はわたしの返答をまたずにまくしたてる。
「予定してた女優が大チコクで、ほんと困ってるの!」
...またか。
「イーヤ。なんでわたしがアダルトビデオなんかに!」
もちろんわたしはナンと言われても出演する気はない。
お姉のしびれ薬を警戒しながら、プイッと顔をそらす。
「なんでバージンのわたしが...」
ついブツブツ文句まで言ってしまう。
「ミコ、あなたソファーベッド欲しがってたわね」
「!」
お姉のひとことに、ついわたしは反応してしまった。
最近わたしは部屋に置くソファーベッドが欲しくて欲しくてたまらなかったのだ。
「出演してくれれば、買ってあげてもいいわよ」
「.....未成年を出しちゃマズいんじゃないの?」
わたしはそらした顔を、少しだけお姉のほうに向ける。
「なんとでもゴマかせるわよ、そんなこと」
「...内容は?」
わたしは一番気になることを聞いた。
さすがにアダルトビデオでバージンをなくすのはイヤだし...。
「フェラと顔射のみよ!」
わたしが興味を示したのをよしとしたのか、詰めよってくるお姉。
「.....う〜ん」
あごに手をあてて、わたしは考えた。
ソファーベッドはほしいけど...。
でも...アダルトビデオに出るなんて.....。
「本番はナシ! おスシもオゴってあげるわよ!」
その一言に、わたしの頑なだと思っていた気持ちがあっさりと崩れた。
. . . . .
「照明、もっとわらって!」
わたしはセットの中でスタッフのみんながあわただしく動きまわってるのをぼんやりと見ていた。
でも...またこのライトを浴びるとは思わなかった...。
「じゃあ、ミコちゃん今日はよろしくねー」
野太い声に振り向くと、男の人達が私の背後を囲んでいた。
.....わたしの背後に並ぶ男の人達は、何故か全員ブリーフ一枚...。
わたしはハッとなった。
「ちょ、ちょっとお姉! 相手はひとりじゃないの!?」
スタッフと打ち合わせしているお姉に向かって叫んだ。
「ひとりでそんなにいっぱい出せるわけないじゃない」
お姉は顔を上げて、あっさりと言った。
い、いっぱい出させるつもりなのッ!?
「さ、ミコの気がかわらないうちに始めるわよ! 準備はいい!?」
打ち合わせを終えたお姉がみんなに叫んだ。
「ウース!」
男の人達の威勢のいい返事があちこちから聞こえる。
でも、わたしはよくない!
「お、お姉ッ!」
お姉に向かって叫ぶと、
「ソファーベッド!」
とぴしゃりと言われてしまった。
「うッ...」
その一言には弱い。つい肩をすくめてしまった。
...ええいッ! こうなったら...!
イヤだけど、もう覚悟をきめるしかない。
きりっとしたわたしの真剣な表情を見て、お姉はカチンコを持った男の人に目くばせした。
「じゃ、新・射精天使、本番いきます!」
カチン!
カチンコの音が響く。
「じゃ、よろしくね、ミコちゃん」
早速わたしの目の前に男の人のアソコが突きつけられた。
顔を上げると、よく日焼けしたサーファーみたいな男の人が立っていた。
...よく見ると、なかなかカッコイイ。
アソコも、わたしが見たことのある童貞クンのものとは比べものにならないくらい大きくて...
おヘソにつくくらいそそり立ってる...。
おそるおそる顔を近づけて...。
ぺろっ...
裏のところをひと舐めする。
「う...」
気持ち良さそうな声が頭の上から聞こえる。
「ウラスジのところを舌で舐めあげて!」
お姉のゲキが飛ぶ。
わたしは言われた通りに、アソコの裏のところを舌でツーッとなぞった。
「そしたら次はカリ首のところを舌先でチロチロってやるのよ!」
お姉のアドバイス(?)通りに、くびれたところのミゾを舌の先でチロチロとやると...、
「どうしたの青ちゃん! もうイキそうって顔してるじゃない!」
「い、いや社長、現役女子高生にフェラされてると思うと...うぅっ」
「もうッ! しかたないわね! 咥えさせて!」
お姉はあっさり言うけど...咥えるの!?
「んむぅ...ッ!」
わたしがびっくりしてると、いきなり頭を押えられたかと思うと、男の人のアソコが口に入ってきたの。
「ほらっ、ボサッとしてないでしゃぶって!」
う〜っ!
気持ち悪いのをガマンして口を動かすと...。
「う!」
ずぴゅッ!
「ん...!」
わたしの口の中に、すごい勢いでどろっとした液体が...。
男の人の精液が喉の奥にかかったせいでむせちゃって、わたしは口にいれていたアソコを思わず吐き出してしまう。
「んっ! けふっ! けふっ! こほっ!」
たまらずに口に手をあててけほけほと咳をしてると、
「うわ...ミコちゃんの咳き込む姿って色っぺェ〜」
とか言いながら男の人たちはアソコをごしごしってしごいてるの。
ど、どうして男の人ってこんななの〜っ!?
「ほら、もっと顔をアップで撮って!」
お姉はお姉でわたしがむせてる所をアップで撮れって言ってるし...。
しばらくして、わたしが落ちつくと、次の男の人のアソコが突き付けられた。
「ヘヘヘ...女子高生にフェラしてもらえるなんて...」
ヘラヘラ笑う太った男の人。
うう...こんな人のアソコまでフェラしないといけないのね...。
わたしは自分に、これが終わったらソファーベッドだ、と言い聞かせながら、さっきと同じように舌を這わせた。
すると、
「今度はフクロを咥えて!」
とお姉が言うから、しかたなくその人のフクロのひとつをぱくって口の中に入れたの。
「おほっ!」
口に入れた瞬間、上から気持ち良さそうな声が。
わたしは気持ち悪いのをガマンしながら、シワだらけのぶよぶよしたものを口の中に入れていた。
「アメを舐めるみたに口の中で転がすのよ!」
って言われたから、そのフクロをアメを舐めるみたいに口に中でコロコロとすると、
「さっ、最高ッ!」
男の人の身体がぴくんって震えた。
「じゃ、じゃあ咥えて、ミコちゃん!」
心の準備をする前に、その人はわたしの頭を押えてムリヤリ口の中にアソコの先を突っ込むの。
「むうッ...んんッ!」
ど、どうしてさっきの男の人といい、こんなにあわててるの!?
それにこの人のアソコって...なんだかしょっぱい。
「唇で挟むようにして! 頭を動かして!」
お姉に言われたとおりに、アソコを唇ではさむようにして、頭を動かした。
きゅっ、きゅって音がする。
「口の中では舌で刺激するのよ!」
頭を動かしながら、舌でペロペロとアソコを舐め...ようとするけど、頭をうごかしてるから上手くできない。
だけど、
「うッ...そ、その稚拙な舌づかいが、また...」
って、かえって喜んでた。ヘンなの...。
しばらくして、
「い、いいっスか社長?」
男の人がなんだか切羽つまったような声でお姉に言うの。
「私の妹だからって遠慮しないで! ドバッとかけちゃって!」
えッ!?
「じゃあ、イクよミコちゃんッ!」
次の瞬間、ずぼってわたしの口からアソコが抜かれたかと思うと、目の前でごしごししごきはじめたの。
「うッ! イクッ! イクッ!」
と言ったかと思うと、アソコからいきなり精液が勢いよく飛び出して、わたしの顔にかかったの。
「キャッ!」
わたしは顔をそらそうとしたけど、いつの間にか頭を押さえつけられてたの。
まっ黒いアソコの先からびゅっ、びゅって次から次へと精液が飛び出して、わたしの顔にかかっていく。
精液はスゴイ勢いで、前髪からまぶたを通って頬まで一本のスジみたいになってくっついたりした。
こ、これ...目にしみる...。
鼻の頭の上にも、ぺちゃっ! てかかって、口にも垂れてきたの...うぇ。
あごにも垂れた精液がだらん...って垂れて、ぶらぶら揺れてるの。
わたしはもうイヤになって、情けないカオでお姉の方を見たら、
「いいわよその表情! アップで撮って!」
なんて言ってる。
カオ中からだらだら精液を垂らしてるところを撮られてる...。
「もう止めるなんていわないわよね!? ここでやめたらもったいないわよ!」
お姉はわたしの考えを読んで先回りしてる。
た、確かに、イヤだけど、ここでやめたらモッタイナイかも...。
「ミコちゃん、よろしくっ!」
次の男の人は、カルそうな出っ歯のヒトだった。
アソコを舐めようと顔を近づけると、
「今度は舌の先っちょではじくように舐めて!」
ってお姉が言う。ホントに注文が多いんだからぁ!
わたしは舌の先でアソコの先の部分をぺろん、って上に持ちあげるように舐める。
上までもち上げた後、舌を離すと、ぶるん...ってアソコがしなる。
まるで木の枝みたいにぷるぷるしなるアソコ。
わたしは少しだけ面白くって、何度も何度もアソコを舌でぷるんぷるんしならせた。
「次はワレメの所を舌でなぞって!」
次は目の前に突きつけられたアソコの一番先にあるワレメのところをチロチロと舌でなぞった。
お姉からワレメの間を舌でこじあけるように、って言われたから、
舌の先をワレメの間にぐいぐい押しこむようにしたら、男の人はすっごい気持ち良さそうなカオをしてた。
「そろそろ咥えて!」
私はそのまま突きつけられたアソコを口の中に入れた。
「口をすぼめて! 奥まで咥えて!」
息を吸いこんで口をすぼめ、苦しくならない程度まで咥える。
それで頭を動かすと、じゅぼっ、じゅぼってすごい音がするの。
「ほら、ミコちゃん、こっち見て」
頭の上から声がしたから、咥えたまま上を見ると、男の人がハンディカメラでわたしの顔を見下ろすように撮ってたの。
「ううッ...現役女子高生のフェラ顔...最高ッ!」
なんて言ってる。
「ほらッ! もっと音をたてて! カメラ目線のままで!」
わたしは言われた通りに、男の人を見上げたままより音をたてるように頭を動かしてフェラしたの。
じゅぼっ、じゅぼって唾液とアソコと舌のからみあう音がスタジオ中に響く。
いや〜ん...これは流石にハズカしぃ...。
で...でも、な、なんだかどんどんヘンな気持ちになってくる...。
「う、ウウッ! イクッ! そ、そのままカメラを見たままで!」
男の人はわたしの顔を撮影しながら口からアソコを抜いて、
「げ、現役女子高生にブッかける瞬間ッ!」
って叫びながらスゴイ量の精液わたしの顔めがけて発射したの。
ぺちゃっ、びちゃっ、て音をたてて、わたしの顔にどんどん精液がふりかかる。
おでこの上、ほっぺた、さっきの男の人がかけられなかった部分めがけてかけてるみたい。
いやぁ...鼻の穴の中にも精液が入ってくるぅ...。
目の上に精液がかかろうとしたから、とっさに目を閉じたけど、わずかに遅れて睫毛にかかっちゃった。
うゎ...精液が睫毛の一本一本の間で糸ひいてる...。
さっき鼻の中に入った精液が、今になってゆっくりと鼻の穴から出てきた...。
やだぁ...これじゃきっと白い鼻水みたいに写るんじゃないの!?
それに両目をふさぐようにまぶたの上に精液が乗っかってる...。
わたしは目にしみる精液をガマンしながら薄目を開けるみたいにしてカメラを見たの。
「うほっ! そのザーメンに視界を奪われながらも必死に目を開けようとする仕草!
それにザーメン鼻水! いいねぇ!」
.....男の人ってこんなのがいいの?
わたしの顔から垂れた精液が、制服のあちこちに飛び散ってる。
スカートのところにも溜まってる...。
「うぉ...私立姫乃樹女子学園の制服がスゴいことになってるよ...」
男の人は嬉しそうに言いながら、私の着てる制服をすみずみまでカメラにおさめてる。
ホント、先生がコレ見たら卒倒しちゃうんじゃないの。
「じゃ、次っ! どんどんイクわよ!」
ひととおりわたしの姿をカメラにおさめた後、お姉が叫んだ。
お、お姉、せめてこの精液、ふき取らせて...って言おうとしたけど...。
な...なんかヘン...?
あ、あれっ? 体に力が入らない...。
「油断したわね、ミコ」
お姉の声の方を見ると、お姉が小さな缶の容器をちらつかせてる...。
あれは、おばあちゃん直伝のしびれ薬...。
「これを男優のおちんちんにすりこんでおいたからね」
しまったーッ!
あの薬で以前、AVに無理矢理出演させられたから警戒してたつもりなのに...まさか男のひとのアソコに塗っておくなんて...。
「さっ、じゃあそろそろアレをやるわよ!」
お姉が言うと、わたしの周りに男の人が集まってきた。
こ、今度はナニをするつもりなの〜ッ!?
大変長らくお待たせいたしました!
KIN様の「淫獣学園 LablueGirl」が元ネタの「AV女優になる」リクエストです。
う〜ん、前田俊夫独特のネットリ感が出てなくて駄目ですね。
ミコの性格が違う! などの御意見などがありましたら掲示板にお願いいたします。続編で出来る限り対応させていただきます。