「はい、オッケーです! みらいちゃん、御苦労様!」
「ありがとうございます!」
撮影スタッフ全員にぺこりと頭を下げるみらい。
「じゃあ、次の青森駅につくまで休憩ね」
「あ...はいっ、すみません...失礼します」
もう一度、スタッフ全員にぺこりと頭を下げる。
車掌の格好をしたみらいを見送るスタッフたち。
「みらいちゃん、いつも礼儀正しくていいなぁ...」
「ほんとほんと、俺らみたいな下っぱにもちゃんと挨拶してくれるし...」
「有名になっても、全然スレた感じがしないしね...」
飯山みらいは現在そこそこ人気のあるアイドル。
明るく積極的で思ったことを何でもズケズケというキャラクターが受けているのだが、
本来の彼女は地味で大人しく、礼儀正しい女の子である。
今回の彼女の仕事は、札幌から博多まで全国を横断する特急ヴェガ号に乗り、全国をレポートする内容だった。
車掌の格好をしているのもそのためだ。
番組が用意してくれた個室に戻り、着替えようかと思ったみらいだったが、
疲れてつい一般車両の椅子に座りこんでしまう。
本来は地味で大人しい彼女は、事務所の方針でキャラクターを作らされていた。
それが、彼女の疲労を倍増させているのだ。
「ふぅ...」
車掌の格好をし、しかもアイドルとなればまわりの客から目立つことこの上ないのだが、
みらいはそれを気遣う余裕もないほど疲れていた。
ヴェガ号のリズミカルでわずかな揺れに、ついウトウトとなってしまうみらい。
着替えるのも忘れ、こっくり、こっくりと船を漕いでしまう。
夢見心地のみらいに、何か柔らかい布がかけられた。
ふぁさっ...
「(.....あ、毛布...かけてくれてる...お礼を...いわ...なきゃ)」
そう思いながらも、どんどんと深い眠りに落ちていくみらい。
するっ...
今度は、目になにか布のようなものを当てられた。
「(あ.....これは...アイ...マスク?)」
こそっ...
「(.....え?)」
毛布をかけ、アイマスクをしてくれたその人物は、みらいの横の席に座り、みらいの髪の毛をいじりはじめた。
「(な...なに?)」
くすぐるような動きでみらいの髪の毛をいじる手。
「(や...やだっ...この人...痴漢!?)」
怖くなって寝たふりを続けるみらい。
先ほどまであれほどあった眠気はもう完全になくなっていた。
もぞ...っ
「(きゃ...っ!)」
髪の毛をいじっていたその手が、毛布の中にすべりこみ、
今度はみらいの胸のあたりをもぞもぞと這った。
この毛布はみらいを気遣うためのものではなく、触っているのを目立たないようにするためのものだった。
「...みらいちゃんのおっぱい...やわらかいね、制服ごしでもよくわかるよ」
耳元で囁きかけられる。
その声にびくっ...と身を縮こませるみらい。
その男の声は、みらいにとって聞き覚えのない声だった。ということは、スタッフではない。
毛布ごしに手がもぞもぞと動きまわり、その手は無遠慮にみらいの胸を揉みしだいた。
「(や...やだあっ...)」
ぐにぐにと胸を揉まれ、嫌悪感の余り身をよじらせるみらい。だが、その手は止まらない。
誰にも触られたことのない胸を、いいように触られまくる。
やがて、手が止まったかと思うと、
ぷちん...ぷちん...
男はみらいの着ている制服のボタンを上のひとつだけ外した。
「直に...触るよ...」
囁きながら、みらいの小さな肩に手を回す。
「(や...っ!)」
男の手が入らないように肩を縮こませるが、男の手の動きの方が一歩速かった。
するっ...
みらいの肩ごしに、男は制服の襟から手を突っ込んだ。
「(や...あっ!)」
男の手は迷わず、みらいのブラのカップへとのびる。
身をよじらせ、男の手から逃れようとするが、座席ではどこにも逃げ場はない。
少女の身悶えは、かえって男の目の楽しませるだけであった。
むにゅ...
「(や.....!)」
男の節くれだった手が、遂にアイドルの乳房に触れた。
男はみらいの乳房と、ブラのカップの間に割りこむように手をすべりこませる。
その勢いで、ブラの紐がぶちんと弾けてしまう。
「みらいちゃんのおっぱい...すごい揉み応えがあるね...」
男は囁きかけながら少女の乳房をタプタプと揉み、その感触を楽しんだ。
胸を揉まれながら、戸惑ったように眉間にしわを寄せるアイドル。
男は少女の初々しい反応に歓喜していた。
そして、
「ちっちゃくてかわいい...乳首」
くりっ
「あ!」
その反応をもっと楽しむべく、その手を乳首に移した。
男はみらいの乳首を指でつまんだり、押して乳房の中に埋没させたりしながら責め続けた。
時折、いやいやをするように頭をふるふると振る少女。
少女らしい、かわいらしい反応。
それはまさに、初めて男から大事な箇所をいじられて戸惑う反応だった。
その新鮮な反応を更に引き出すべく、男は乳首を弄び、みらいの気をそらしながら、今度はスカートに手を伸ばした。
するっ...
「(あっ!?)」
胸への愛撫に気を取られてしまい、やすやすとスカートの中に手の侵入を許してしまう。
スカートの中に手が入ってしまえば、もう男の勝ちだ。
男は手早くスカートをずり上げ、ストッキングに手をかけた。
びり...っ
「や...!」
男は器用に片手だけで、みらいのストッキングを破いた。
びりびりという音が響くが、毛布に被われているため、まわりには聞こえない。
となると、次はショーツだ。
みらいは男の次の行動を予測し、身を硬くしながら必死になって脚を閉じた。
男の目の前で震えながら身を硬くする少女は、なんともいえない可愛らしさがあった。
ぺろっ...
不意に、男の舌がみらいの耳の中に挿入される。
「あ...!」
ぞくっと身を震わせる。
男はみらいの耳を舐め、気をそらした隙にすばやくショーツをずりおろす。
する...っ
「!!」
耳舐めで力が抜けたせいで、あっさりショーツを脱がされてしまう。
目隠しをされているため、男の行動が全く予想できない。
みらいは男の手によって、いいように身体を弄ばれていた。
聞こえるのは、ヴェガ号の走行音と、男の息遣い、そして、自分の高鳴る鼓動。
「も...もう...」
助けを求めようと、声を出そうとしたみらいを、男が遮った。
「騒いだら...まわりのみんなにあられもない姿が見られちゃうよ」
目隠しをされているため、今、自分がどんな格好をしているのか、わからない。
その現実が、みらいの羞恥心をより煽る結果となる。
「(や...やだっ...)」
自分の格好を想像してしまい、みらいの顔がかーっと赤くなる。
「だから...大人しくして...ね」
男はなだめるように囁きかけると、もう何も被うもののない少女の股間に手を伸ばした。
脚はかたく閉じられているが、それをものともしない。
男は指の腹で、包皮に包まれた真珠の周囲を触るか触らないかくらいの弱い力で撫でる。
「(く...くすぐったいっ...)」
男の手に、更にその身体を硬くするみらい。
男はみらいの反応も気にせず、ゆっくり、ゆっくり撫であげる。
やがて、みらいにとってくすぐったいだけのその指づかいが、だんだんと別の感情を持ちはじめてくる。
そのやさしい愛撫は、処女であるみらいにも快感として伝わり始めたのだ。
「うう...んっ」
自分ですら触ったことのない箇所をいじられ、戸惑ったような甘い声をあげるみらい。
男の指は、クリトリスの周囲を執拗に撫でた。
今まで感じたことのない、くすぐったいような、少し気持ちいいような、そんな感覚。
くぐもった声をあげはじめたみらいを見て、男は囁きかける。
「気持ちいいみたいだね...じゃあ、これはどうかな?」
周囲を撫でていた指を、中心にあるクリトリスに移す。
くりっ...
「ん!」
大きな快感が、陰核から波紋となって全身に広がる。
「クリちゃん触られて、気持ちいい? みらいちゃん」
囁きながら、男は指の腹でくりくりと陰核を転がしはじめた。
今までのやさしい指づかいとは違い、今度ははっきりとわかる愛撫。
「んぅ! んあっ!」
準備の整ってしまった少女の身体は、その行為にも敏感に反応してしまう。
必死に声をこらえようとするが、未知の快感に、嫌が応にも嬌声を引き出されてしまい、
くりくりと陰核を弄ばれ、そのたびにぴくんと顔をあげる。
とろ...っ
「(あ...)」
みらいは眉をぴくりと動かした。
少女の幼い蕾が初めて、蜜を分泌しはじめたのだ。
男はその表情の変化を見逃さない。
「濡れて...きたんだね」
陰核をいじっていた指を、今度は下の方へとずらしていく。
「そ...そこは...ダメッ」
蚊の鳴くような声で、男に抗議するみらい。
だが、そんな弱々しい抗議では、男の被虐心を煽るだけだ。
くちゅ...
花びらを指でゆっくりとなぞる。
「ん...!」
陰核をいじられる快感とは別の気持ち良さが、少女の下腹部から沸き起こる。
男はひとさし指と中指で、花びらを広げた。
ぱく...っ
「や...やあっ...」
とろ...
広げられ、蜜はさらにとろとろと溢れ出す。
男は指を開いたり閉じたりして、みらいの花弁をぱくぱくとさせる。
「ほら...みらいちゃんの下のお口が、ぱくぱくしてるよ」
ぱく...ぱく...ぱく...
とろっ...とろ...とろっ...
花弁を指で開閉されるという初めての羞恥、そしてそれを煽る男の言葉で、
少女の意思とは裏腹に蜜壷はこんこんと蜜をたたえていく。
「(やだ...! あ...や...あ!)」
ぶんぶんと首を左右に振り、その事実を見とめようとしないみらい。
だが、股間は自らの愛液によって、ぐしょぐしょに濡れていく。
男はひとさし指と薬指で花弁を大きく広げたまま、中指を蜜壷に挿入した。
つぷ...
「(あうっ!)」
誰にも触れられなかった、聖域のような少女の秘穴に、男の節くれだった指が挿入された。
初めて少女の聖域に侵入する、異物。
これにはびくびくと身体を震わせ、大きく反応するみらい。
ちゅぷ...つぷ...
いくら潤滑液の助けを借りているとはいえ、少女の膣内はあまりにも狭かった。
「...わ、みらいちゃんの中、指1本でぎちぎちだよ...」
第2関節まで挿入した指をぐりぐりと回転させながら、囁きかける。
指の回転にあわせ、少女の背筋がびくん! びくん!とわななく。
「...どうしたの? みらいちゃん、気持ちいいの? 耳まで真っ赤だよ」
男は囁きならがみらいの耳たぶをぺろりとひと舐めする。
「くん...っ!」
耳たぶ、乳房、秘裂を同時に愛撫され、少女は男のなすがままに快感を高められてしまう。
みらいは両手を口に当て、必死に声を押さえている。
それが、少女に出来る精一杯の抵抗だった。
「アイドルって遊んでるかと思ってたけど...みらいちゃんは処女なんだね」
制服からちょこんと出た指先にはぁはぁと息をかけ、恥ずかしそうに俯くみらい。。
「かわいそうだから...処女はとっておいてあげるよ...」
入り口をぐりぐりといじりまわしながら、囁く。
車掌の制服をはだけさせ、乱れるアイドルの飯山みらい。
ファンが見たら、卒倒してしまうほどのその姿。
いや、この可憐な少女の乱れようは、男なら誰しも卒倒させるだけのいやらしさがあった。
「そろそろ...イカせてあげるよ」
男は囁きながら、乳首を転がしていた手を出し、みらいの口をしっかりと押さえつけた。
「んむ...っぅ」
そのままあっさりと口を押さえつけられてしまう。
首を振って振りほどこうとするが、男の力にはかなわない。
くりっ
「んぅ!」
再び少女の身体が魚のように跳ねあがる。
男は中指で蜜壷をいじりながら、親指で陰核に触れたのだ。
じゅぷ...ずぷ...くりっ...ずぷ...くりっ
片手で女の秘孔である2箇所を執拗に攻められ、少女の感覚は女のものとなっていく。
「んぅ! んふぅ! んぅ! んん!」
指が出入りするたび、蜜壷からはしとどに愛液があふれ、座席にシミをつくっていく。
少女はこれ以上ないくらいに背筋を反らし、快感にうち震える。
「イッていいよ、みらいちゃん、俺の指で」
その言葉にも、覿面に反応する少女の身体。
きゅっ、きゅっと指を締めつける。
少女の女の本能は、膣を締め上げる行為すらも自然と行わせた。
指をキリキリと締めつけられ、少女の絶頂が近いことを男は察知した。
「イッちゃいな、ほらっ、ほらっ」
くりっ! くりっ!
親指で揉みつぶすように陰核を刺激し、
じゅぷっ! ずぷっ!
蜜壷に入れた指を2本に増やす。
「んうっ! んふぅ! んんぅ!」
少女の身体が、がくがくと痙攣しはじめた。
男はみらいの口を押さえたまま、小さな身体を自分の胸に抱き寄せ、とどめの愛撫を送りこんだ。
そして、
「んぅっ! んぅ! んぅううううっ!」
少女は、男の腕に抱かれたまま、びくん! びくん! と何度も腰をバウンドさせて、初めての絶頂を迎えた。
ぶしゅ...っ!
その瞬間、大量の蜜が秘穴からこぼれ、太ももを伝って床に溜まりをつくる。
男の腕に抱かれ、ぐったりとなるみらい。
はぁはぁと胸を上下させ、荒い息をしている。
口を押さえられていた手は、再びみらいの胸元に入れられ、
快感の残り火が消えないように愛撫を送られていた。
額に玉の汗をいくつも浮かべる少女に、男は声をかけた。
「イク時のみらいちゃん...とってもかわいかったよ...」
男はみらいの耳元で囁きながら、乳首をつまんでクリクリといじった。
みらいは呼吸を整えながらもその指使いに気持ち良く身委ねてしまう。
男はまだまだみらいを解放する気はなかった。
これからこの少女に、己の指で気を失うまで絶頂を味あわせてやろうと考えていた。
「まだまだだよ...みらいちゃん、もっといっぱい感じちゃおうね...」
男の囁きに、目隠しをされたまま、こくりと頷くみらい。
彼女のヴェガ号での旅は、始まったばかりだ。
ゲーム『お嬢様特急』の飯山みらい電車痴漢モノです。
このシリーズではヴェガ号に乗ったアイドル、飯山みらいが各地でいろんなHな目にあうという内容です。
ゲームの方の飯山みらいは1日車掌としてヴェガ号に乗りますが、
このお話しでは出発点である札幌から搭乗しています。
反響があれば連載させていただきます。