「あ...やああああっ!!」
両手首、両足首をそれぞれ別の方向に引っ張られ、大の字のポーズにさせられるエレナ。
隠すべき秘所が一気に晒される。
「ホォ...美味しソウですネェ...」
ガダンの三つの目は瞬きも惜しむように、エレナの秘所をじっくりと見つめていた。
「い、いやーっ!! いやあああっ!!」
誰にも見せたことのない身体の部分をいいように見られ、パニックになるエレナ。
身体をよじって暴れるが、広げられた手足は少しも閉じることができない。
男性器どころか指すらも触れられたことがないと思われるほど頑なに閉じられたピンクの秘裂。
唾液で舐められたせいで濡れ光り、エレナにとっては望まない魅力を醸し出している。
包皮に包まれた真珠のような陰核。申し訳程度に生えるアンダーヘア。
まるで禁断の聖域のような美しさがあった。
やがて触手の1本が、その聖域にのびた。
くちゅり...
触手が秘裂の入り口に触れると、唾液のせいで水っぽい音がした。
「や...やだあああっ!! やめてっ!! やめてーっ!!」
ぶんぶんと首を振って拒絶するエレナ。だが、その選択権は今の彼女にはない。
触手はエレナの意思を無視するように、ぐちゅぐちゅと入り口をこね回した。
「や! あ!」
びくっ、びくっ、と身体を仰け反らせる。
「やはり神に仕える身だけあって処女デスねェ...ヒョヒョヒョ...」
触手の先からのびた舌が、肉壁に貼りつく白い膜をつんつんと突つく。
「や...は...ああっ!」
痛みはない。痛みはないが、かわりにくすぐられるような感覚が下腹部から湧き起こっていた。
それはエレナの身体に起こる初めての感覚で、声をこらえようとしても予想のつかない感覚に半ば無理矢理嬌声をあげさせられていた。
「あんっ...あっ...はぁん...」
熱のこもった声をあげながら、舌から逃れようと自由のきかない華奢な身体をくねくねと動かす。
かわいらしいヒップが、ガダンの目を楽しませるかのようにぷりぷりと震える。
少女の慎ましやかな蕾をすすり上げながら、まるで見世物のダンスでも見るかのように、エレナが身悶えする様を見ていた。
やがて、十分にエレナの痴態を見た後、ガダンはメインディッシュに取りかかろうとする。
「よぉし...ではズブッとイキますよ、ズブッと」
これからエレナの純潔を奪うことを宣言し、恐怖を煽るガダン。
その言葉によってすぐにエレナの身体が強張る。
「ナニカ、言い残しておくことはナイですか?」
相変わらずぐちゅぐちゅと入り口をこねまわしながら嫌らしく聞くガダン。
「リュ...リュード...」
小さな声で囁くエレナ。
「ホヘ? ナンですか? キコエませんでしたヨ?」
「リュード!.....リュードーっ!!」
エレナは力の限り叫んだ。自らの信じる神にではなく。
「助けて!! 助けてーっ!! リュードーっ!!」
涙をぽろぽろとこぼしながら絶叫するエレナ。
洞窟中にリュードを呼ぶ声が響く。
「リュードーっ! 助けてえええぇっ! リュードーぉお!」
エレナの力の限りの絶叫を、心地よい音楽のように聞き惚れるガダン。
「ヒョヒョヒョヒョヒョ...ムダなコトを...」
やがて...、
「リュード...リュード、リュードおぉ...ぐすっ...うっ...ひくっ」
その絶叫も、だんだんと涙声になっていく。
「いくら呼んでもヤツは来てくれまセンよ.....」
ぐすぐすと泣きじゃくるエレナを見ながら、あっさりと言うガダン。
エレナの秘穴の入り口をこねまわしていた舌が、ついに動きだした。
「ソレッ」
ずぶ...っ!
遂に、エレナの純潔の証であるものが貫かれた。
「ひ...!」
その瞬間、息を呑み、身体を弓なりに反らせるエレナ。
白く、しなやかな身体が触手に持ち上げられたまま、わなないた。
「いやああああああああっ!!」
断末魔のような少女の叫びが、洞窟中にこだまする。
「あぐっ...ひうっ...うっ」
がくがくと破瓜の痛みに身体を痙攣させるエレナ。
それだけではない、今までグラナス様のために守ってきた純潔を奪われたのだ。
そのショックはいたいけな少女には余りにも過酷なものだった。
エレナの未成熟な秘肉は、張りつくようにしてガダンの舌の侵入を拒もうとするが、
破瓜の血と、自らの舌の唾液の助けを借り、器用にカリ首をくねらせ、どんどんエレナの秘肉を蹂躙していく。
舌がより深く入りこむたびに、ぐぷっ、ぐぷっと濁るような音が響く。
「ひぐっ! うっ...ひいっ!」
身体の中をえぐられるような感覚に、エレナの身体は軋むように痙攣した。
やがて、ガダンの舌はエレナの中枢へと辿りつく。
つるん、と舌を動かして子宮の入り口をひと舐めした。
「ひっ! ...や、やあ...」
身体を震わせ、嫌悪の色を示すエレナ。
そして、ずるずると一気に舌が引きぬかれたかと思うと、
しなるムチのように勢いをつけて、再びエレナの膣内に舌が挿入された。
ぐぷぷぷぷ...っ!
「あうっ!? はうううんっ!」
内臓が引きずりだされ、そしてまた元に戻されるような感覚に、我を忘れた声をあげるエレナ。
「こ...こりゃタマらん...こんなにウマいオンナはハジめてだ...」
意外なまでの聖女の味に、ガダンは嬉しそうに言うと、夢中になって挿入した触手を動かしはじめた。
ずっ...ずぷ...ずっ...ずぷっ
「あっ!? あうんっ! いやっ! はあっ!」
唾液と、破瓜の血がまざった液体が、送出のたびに秘穴からあふれ、こぼれ落ちる。
唾液はだらりと垂れ、エレナの身体が突上げで振動するたびにぶらんぶらんと揺れる。
そこから破瓜の血が伝って、地面に落ちる。
ずっ...ずぷ...ずっ...ずぷっ
「うんっ! くうううっ! あひっ...」
やがて、そのなかに、別の液体が混じる。
「うぁ...ん...んはあっ」
エレナの愛液だ。
秘穴から溢れたキラキラと光る蜜のような液体が、ガダンの舌を伝って垂れ落ちる。
エレナの顔は上気しはじめ、入り口をまさぐられていたときのような甘いあえぎ声をあげている。
「(ど...どうして...こんなに嫌なのに...こんなに気持ち悪いのに...)」
純潔を奪われ、死んでしまいたいほどの屈辱を味あわされているというのに、
身体の奥からは、さざ波のような快感が湧き起こってくる。
エレナは戸惑った。
「ドウです? イタくないでしょ? こんにゃくいもの中に媚薬も混ぜましたカラ」
その疑問に、あっさりと答えを出すガダン
いくら媚薬のせいとはいえ、こんなものに正気を奪われるのはたまらない屈辱であった。
だが、いくら頭では否定しても、身体は素直に反応してしまう。
「う...んっ...あっ! はぁん...」
いたぶるような舌の動きも、エレナの身体は官能として受け止め、身体の芯を熱く燃えあがらせた。
くちゅ...くちゅ...くちゅ...くちゅっ
「んあっ...はっ...あん! ああんっ...」
規則的な舌の動きに、変わっていくエレナの反応。その声もだんだんと官能を帯びたものになってくる。
「キモチいいんでしょ? エッ? エッ? エッ?」
ガダンはセリフにあわせ、舌を小刻みに震わせる。
舌が震えるたびに、舌と愛液の絡みつく音がくちゅくちゅと響いた。
「やっ! はっ! あ! んん!」
エレナは髪を振り乱しながら、左右に頭を振る。
身体では否定しているつもりなのだが、口から漏れる甘い嬌声は、その否定をなんの説得力のないものに変える。
「この...ツブツブがイイでショ?」
ガダンの舌には人間の舌の味蕾と同じような粒が無数についていた。
それがエレナの肉壁をゴリゴリとこすりあげ、未知への快感へと導いていく。
「やあ! んっ! リュ、リュードおぉ!」
この期に及んでも、エレナはまだリュードの名前を呼んでいた。
「ムイミなコトを...」
ガダンはエレナに自分のしていることがいかに無意味かを教えるべく、
肉壁に味蕾を密着させ、容赦なくエレナを責めたてた。
「や! あ! やあんっ! はあん! やあ!」
味蕾をこすりつけながら、奥まで挿入した舌で子宮の入り口をペロペロと舐めあげた。
「子宮のイリグチ...キモチイイでショ?」
自分の舌技の前には、そんな助けを求める声など無意味だといわんばかりのガダン。
「んん! あっ! やっ! だめっ! だ、だめえぇ!」
女の中枢をくすぐるように舐められ、エレナは今にも狂わんばかりに身悶えた。
ガダンの舌の前に、少女の最後の祈りもあっさりと挫けてしまう。
エレナの内なる抵抗も空しく、歌姫と呼ばれた聖女の身体は着実に女としての喜びに目覚め、
一歩一歩官能の階段をのぼりつめていった。
きゅっ...きゅっきゅっ...
膣壁の収縮ぐあいを舌で感じ取り、ガダンはエレナの絶頂が近いことを知った。
「ホレホレ、イキそうなんでショ? サッサとイッて、ラブジュースを飲ませてくだサイ...」
ガダン見透かすように言いながら、舌を送出するスピードを早める。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
舌が動くたびに、たえずエレナのぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ蜜壷がかきまわされる音が響く。
「んふう! んう! んんっ! ん!」
どこかに飛んでいってしまいそうな快感に、ふるふると顔を振って、何度もいやいやをするエレナ。
きゅっ、きゅっと、膣壁が締まる。
その締めつけを押し広げるようにして、ガダンの舌は送出を繰り返した。
ぐぐぐっ、と締まる肉壁を強引に押し広げられて、絶頂の階段を必死に踏み止まろうとするエレナを一気に駆けあがらせる。
「んっ! んっ! んんんんっ!」
切羽詰まったような、エレナのあえぎ声。
そして、小さな肩が震え、なだらかな曲線を描く小ぶりな乳房が震えたかと思うと、
「んくっ! んうっ! んふうぅぅぅっ!」
しなやかな身体がこれ以上ないくらい弓なりに反り、聖女は生まれて初めての絶頂を迎えた。
必死で唇を結びながら声をこらえようとしているため、絶頂の声もくぐもったものになる。
ぶしゅ...っ!
秘穴から潮を吹くように、勢いよく飛び出した大量の愛液。
それを下で待ち構え、ごくごくと味わうガダン。
「ンマイ...」
聖女の初めての絶頂が生んだ愛液は、何物にも代えがたい美味であった。
神に仕える少女を、自らの舌で絶頂に導く...なんともいえない征服感。まさに、勝利の美酒にも似た聖女の愛液。
ガダンのしまりのない顔が、更に醜くほころんだ。
その味をすみずみまで味わうべく、挿入した舌をぐちゅぐちゅと動かして愛液を舐めとっていく。
絶頂に達し、小さな胸をぜいぜいと動かしていたエレナだったが、
ガダンの舌の動きに官能の残り火に油を注がれるような形となり、
「んくぅ...んうっ...」
ぐったりとした体を時折、ぴくん、ぴくんと反応させていた。
愛液を舐めとられている間、幾度となく軽い絶頂に追いやられたエレナ。
全ての愛液を綺麗に舐めつくされた後に、やっとエレナは地面におろされた。
「リュ...リュード...リュードぉ...」
焦点の定まらない瞳、乱れた呼吸のままで、リュードの名前をうわごとのように呼ぶエレナ。
そのエレナの身体に、変化が起こった。
「オウッ!?」
その後、まばゆい光に包まれたかと思うと、
エレナの未成熟な身体が消え、かわりに熟れた女体が現れた。
長くつややかな赤毛、目鼻だちのはっきりとした整った顔、
大きく胸元のあいたコルセットのような服、それに包まれる量感のある双丘、
そしてエレナの白い脚に劣らない健康的な脚線美。
エレナの中に憑依したヴァルマーの身体の欠片...、
”ヴァルマーの翼”と呼ばれるミレーニアだった。
「オオ...こりゃまたウマそうな...」
まばゆい光に驚かされたものの、かわりに現れた美しい女の姿にうれしそうなガダン。
「うう...」
エレナと同じくその女は触手に手足の自由を奪われたまま、色っぽくうめいた。
どうやら、気を失っているらしい。
「うう...ん」
眉間にしわを寄せ、色っぽく歪む女の顔。
「ホホホ...まだ楽しめそうデスネ...」
じゅるりと音をたてて、ガダンは嫌らしく舌なめずりをした。
「彼女の行方1」の続きにして、
???マン様のリクエストの「触手にHなことをされるエレナ」の続きです。
結局舌ばっかりになってしまいました。
機会を見て触手描写を加筆したいと思います。
次はいよいよ、るーぐ様と太郎様のリクエストに繋がりますのでご期待ください。