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医用蛭18 第2部 別れの曲
コギト=エラムス/文


 もう昼になろうとしていたと時、大田は目覚めた。

 

 「ふぁ〜あ」

 起き上がり、気持ちよさそうに伸びをする。

 

 その横には...ピクピクと痙攣する詩織が横たわっていた。

 うっすらと開けた目が白目をむいており、失神していることを伝える。

 

 「抱き枕かと思ったけど...これじゃあ死んだ芋虫だな...」

 包帯でミイラのようにぐるぐる巻きになった詩織を見ながら、大田は吐き捨てるように言った。

 

 目からは涙、鼻からは鼻水、口からは涎、そして股間からは愛液と尿と便...、

 特に股間の部分にあたる包帯などは、前面は尿が染み込んで黄ばんでおり、背面は便によりこんもりと盛り上がり茶色く変色していた。

 考えうるほとんどの排泄物をたれ流しにしているその姿は、もう動物以下であった。

 ...だが、詩織ほどの美少女が汚物まみれという無残な姿になっているというのは、

 美しいものをとことんまで汚すという美に対する冒涜のようにも思え、独特のいやらしさもあった。

 

 それを証拠に大田の朝立ちで大きくなっていたペニスが、詩織の痴態により更に起立していた。

 

 大田は横たわっている詩織の背中に馬のりになると、両肩を掴み、

 「起きろ!」

 内側に寄せるようにして引っ張った。

 

 「!!」

 びくん! とえびぞりになって跳ね起きる詩織。

 医者の息子の大田にとって、気を失っている人間を叩き起こすことなど造作もないことだ。

 

 ぐるぐる巻きの包帯が身体を締め付ける感触によって、今自分の置かれている状況をすぐに思い出す詩織。

 顔だけを動かし、なおも背中に乗っている大田を見る。

 

 「よお...クソを漏らして寝るのは気持ち良かったか?」

 「....!」

 大田の一言に、自分の排泄した便の感触を思い出し、青ざめる詩織。

 

 「両親のベッドをクソまみれにするとはまったく親孝行だね...」

 詩織はキッと大田を睨みつける。

 「あ...あなたのせいじゃない!」

 

 気を失っていたことで、計らずとも詩織にとっては休息となっていた。

 本来ならばもう言葉を発する気力もないほど疲弊しているはずなのに...。

 その点に関してだけは大田にとっての誤算だった。

 

 いままで彼の毒牙にかかってきた女性はどれも、この責めの手前で許しを請い、泣きすがってきた。

 このなかなか屈服しない少女の存在は、大田のプライドを大きく揺るがしていた。

 

 苛立ちを表に出さないようにしながら、

 「せっかくだから記念撮影といくか」

 大田は詩織のやわらかい背中から立ち上がると、

 持参したカバンの中からカメラを取り出して構えた。

 

 「!? いやっ! やめてっ! 撮らないでっ!」

 詩織の叫びを無視し、大田はシャッターを切る。

 

 パシャッ!

 

 フラッシュと共に、包帯で巻かれた少女の肢体がフィルムにおさめられる。

 

 包帯で自由を奪われた身体をくねらせる詩織、だがファインダーからは逃れられない。

 「やめてぇ! やめてぇ! やめてぇぇぇぇ!」

 パシャッ! パシャッ! パシャッ!

 農薬にやられた芋虫のように激しくのたうつ詩織を激写していく。

 

 「へへっ、学園のアイドル、藤崎詩織のおもらし姿だ、こいつぁいいぜ!」

 いつになく大田は興奮していた。

 

 汚物まみれのその身体を撮られないように顔を真っ青にしながら泣き叫び、

 ひたすら無駄な抵抗をする美しい少女の姿は、大田に未知なる昂ぶりを与えていた。

 

 パシャッ! パシャッ! パシャッ!

 

 「いやっ! いやあ! いやあぁぁぁぁぁぁぁ...」

 やがて悲鳴が涙声になり、ベッドに顔を埋めて泣き崩れる詩織。

 

 絶望に打ちひしがれるようなその姿は、サディスト冥利につきる反応だった。

 背筋が震えるような快感。女を絶望に叩き落すのは射精にも似た快感がある。

 

 「(こいつぁ...本当にどこまでもボクを楽しませてくれる...)」

 自分でも驚くほど硬くなった分身をみて、大田は思った。

 

 いつまでも自分の軍門に下らないのは少し癪にさわるが、

 かわりにこうやっていじめ抜き、嗜虐的欲求を満たすことができる。

 しかも大田は過去何度も女の泣き叫ぶ顔を見てきたが、

 ここまで心躍らせる悲鳴をあげるのは詩織が初めてだった。

 

 顔を伏せて泣きじゃくる詩織の背中に、再び腰かける大田。

 「(まだまだ...楽しませてくれよ...)」

 上着のポケットからメスのようなものを取り出し、

 便によってこんもりと盛り上がった場所の包帯を切る。

 

 包帯が切り裂かれる音を感じ、ハッとなる。

 「やあっ! やめてっ! やめてっ! 見ないで! そこはだめえぇぇっ!」

 まだ、排泄しきれていない便がまだ残っている。

 そのことを思いだし、再び暴れだす詩織。

 

 泣き崩れていたのも忘れ、ベットのスプリングで身体をバウンドさせるほどに暴れる

 あまりの激しい抵抗に、瞳に残っていた涙をあたりに撒き散らす。

 「いやあああああぁぁぁー! だめぇ! だめぇぇぇ!」

 もちろん、大田にとってそんな心をくすぐられる反応をすることをやめるわけがない。

 暴れる詩織をまるでロデオのような感覚で乗りこなし、少しづつ包帯を切っていく。

 

 「ほぉ...」

 包帯を解いた大田は、思わずニヤリとしてしまう。

 

 そこにはつるんとした魅惑的なヒップの割れ目を押しのけるようにして...茶色の汚物がこんもりと盛られるように存在していた。

 しかも、一本糞が排泄の途中で止まり、菊穴を押し広げたままでとどまっていた。

 

 他人に排泄物を見られるという恥辱に、少女はうち震えた。

 「あっ...はぁぁ...うぐっ...ううううっ...ひくっ、ひくっ...ひくぅぅ!」

 あまりのショックで痙攣したようにしゃくりあげる詩織。

 

 「じゃあその詰まったのも出してくれよ...ボクの目の前でね」

 大田は汚物に触れないようにしながら、尻肉を左右に広げた。

 

 「ひくっ! ひうぅ! ひくっ!」

 ひきつった悲鳴をあげる詩織。

 きっと嫌がっているのだろうが、言葉にならない。

 身体にとっては待ちに待った排泄を、詩織の意思ではもう止めることができない。

 

 ぶりゅりゅりゅりゅ...

 

 表面が乾いていた便が再び動き出し、腸内に残ったまだ湿り気のある便が顔を覗かせたかと思うと、

 ぶりゅぶりゅと大きな排泄音をたてて、詰まっていた便を全て吐き出していく。

 

 「ひく! ひく! ひくっ!」

 排泄のたびに詩織はがくがくと痙攣し、まるでしゃっくりのような悲鳴をあげる。

 

 まるでマヨネーズの容器を押しつぶしたような勢いで、繋がった一本糞がにゅるにゅるとうねり、排泄されていく。

 

 「ほらほら、もっとひり出せ」

 大田もやはりマヨネーズの容器を連想したのか、

 馬乗りになったまま詩織の上でどすんどすんと跳ね、詩織の身体を押しつぶした。

 

 「ひぐっ! ひくっ! ひくっ! ひぐぅ!」

 大田の重みを受けて、痙攣とも悲鳴ともつかぬ叫び声をあげる詩織。

 

 ブリュリュリュリュリュッ!

 それにあわせて本当にマヨネーズの容器のように、排泄の速度が上がった。

 

 「ひくっ! ひぐっ! ひくっ! ひぐぅぅぅ!」

 自らの排泄すらコントロールできず、大田の目の前で鳴き声のような悲鳴をあげて

 はしたなく排泄する詩織...。

 それはもはや人間のする行為ではなく、飼いならされた家畜の行為であった。

 

 

 やがて...腸に残っていた便を全て排泄した詩織。

 肩で大きくぜいぜいと息をしている。

 

 「ふん...」

 大田は鼻を鳴らすと、詩織の排泄したての汚物にメスをあて、バターでも取るかのように少しすくいあげた。

 

 その便をポケットから取り出したシャーレに入れる。

 「せっかくだから検便しといてやるよ」

 茶色い物体の入ったシャーレを詩織の目の前で何度かちらつかせ、またポケットに戻す。

 

 「ど...どうして...どうしてそんなに酷いことばかりするのおぉ...」

 息も絶え絶えに泣きすがる詩織。

 痙攣もおさまり、やっとしゃべれるようになったのだ。

 

 「詩織がボクの奴隷になるまではやめないよ、永遠にね」

 詩織を見下ろして言う大田。

 

 「うううっ...ぐすっ...ううううっ」

 真っ赤に充血した瞳から、再び涙をあふれさせ、泣きじゃくりはじめる詩織。

 

 「あーあ、まったくよく泣くね、そんなに嬉しいのか」

 あきれたように言うと、馬乗りになったまま詩織の頭を撫ではじめた。

 

 詩織は泣きながらも頭を振ってその手を振りはらっていたが、

 あまりにしつこく撫で続けるので、最後はあきらめてされるがままになっていた。

 

 詩織が泣きやむまで、大田は馬乗りになったまま頭を撫でつづけた。

 

 

 「じゃあ、朝食にしようか...トーストがいいな」

 泣きやんだ詩織の包帯を解き、大田は言った。

 

 「は...はい...」

 まだ涙のあふれている瞳を指でこすりながら、弱々しく答える詩織。

 

 半日ぶりに自由になった身体を、ゆっくりと起こす。

 自由になった身体で改めてベッドの上を見ると、様々な汚液や汚物で見る影もなく荒されていた。

 尿や鼻水や涎でシーツにいくつものシミをつくり、ところどころに便が飛び散っている。

 大田が来るまでは、このベッドは綺麗にメイクされていたのに...。

 たとえ望まないこととはいえ、両親の大切な場所をこんなふうにしてしまったことに、詩織の胸はキリキリと痛んだ。

 

 だが、大田はまるでそんな様子もなかった。

 「おい、クソの始末は後だ、先にメシにしろ」

 ベッドを見つめる詩織に、無神経な口調で声をかける。

 

 「..........」

 ゆっくりと顔をあげ、悲しそうな瞳で大田をじっと見つめる詩織。

 

 だが、そんな詩織の気持ちも大田は全く気づかない。

 「おら! 早くしろ!」

 言いながら詩織の髪を引っ張り、引き寄せる。

 

 「あうぅっ!」

 もう抵抗する気力もない詩織は、ただただ悲鳴をあげて引き寄せられるしかない。

 

 大田はそのまま詩織の髪の毛を乱暴に掴んだまま、居間へと引っぱっていった。

 

 . . . . .

 

 朝食のメニューはトーストとサラダ、そしてベーコンエッグだった。

 だが...詩織のトーストについているバターと、サラダのドレッシングの色は大田のものと違っていた。

 その目の前に並べられたメニューをうらめしそうに見つめる詩織。

 トーストのバターとサラダのドレッシングは、大田の精液だった。

 

 「どうしたの? 食べないと身体がもたないよ...もっとも、食べないとどうなるかわかってると思うけど」

 普通のバターを塗ったトーストにかぶりつきながら、とぼけたような口調で言う大田。

 

 「.....」

 詩織はキツネ色に焼けたトーストに両手を添えると、ゆっくりと口に運んだ。

 口に近づけた瞬間、精液の生臭い匂いに顔をそむけたくなってしまうが、

 それをこらえて小さく口を開けてトーストの端をかじった。

 

 さく...

 

 詩織の口の中で咀嚼されていく精液バターを見て、大田は満足そうに笑みを浮かべた。

 

 . . . . .

 

 「じゃあこれからデートしようか」

 満腹になった腹をさすりながら、詩織に言う。

 

 「制服に着替えてきて」

 詩織の返答を待たずに続ける。

 

 「あ...あのっ...」

 うつむいたまま、おずおずと口を開く詩織。

 

 「せめて...せめてシャワーを浴びさせて...」

 顔をあげ、すがるような表情で言う。

 

 詩織は昨日の夜から顔も洗っていない。

 朝と夜の1日2度入浴をする綺麗好きな詩織にとって、それは身の毛もよだつような事実であった。

 

 だが、サディストの大田にとって、美少女のすがるような表情は更なる欲望に対する起爆剤でしかない。

 そしてそれ以上に大田の顔をほころばせたのは、詩織がシャワーを浴びる許可を取ろうとしたことだ。

 ここは詩織の自宅で、シャワーを浴びるのに大田の許可を取る必要はない。

 だが、詩織は大田にすがった。

 ...これは、少なからずとも大田のことを主として認めていることになるのだ。

 ひさびさに得られた調教の手応えに、大田は頬が緩むのを禁じ得なかった。

 

 「...今は駄目だ」

 ニヤニヤと笑いながら、首を左右に振る。

 「だけど...このデートでボクを満足させられたなら...シャワーを浴びてもいいよ」

 

 その言葉で詩織は一瞬さびしそうな表情を見せる。

 ...やっぱり...言うだけ無駄だったんだ、と。

 でも...言わずにはおれなかった。今全身を覆う例えようのない不快感をどうしても洗い流したかった。

 

 「..........」

 詩織は無言で椅子から立ち上がると、大田の横を通り過ぎて部屋に向かおうとする。

 

 「おっと...忘れもんだよ」

 言いながら、大田も椅子から立ち上がる。

 「詩織、今パンツはいてないだろ...これをはくんだ」

 大田は詩織にショーツを投げてよこした。

 

 詩織は昨日の夜からずっと同じ体操服を身につけていた。

 ショーツはいつのまにかどこかへ行ってしまったため、下着なしでブルマをはいていた。

 なくなったショーツは大田の精液をたっぷりと浴びたものだったので、

 詩織にとっては逆にそれは無いほうが有難いことだった。

 

 「...これは...」

 手元に投げられたのは、見覚えのあるショーツだった。

 「タンスの奥にあったお気に入りのショーツだよ」

 その一言に、詩織の顔がわずかに翳る。

 ...フリルがあしらえてあり、純白の清潔感あふれるこのショーツは確かに詩織のお気に入りだった。

 でもそれは、詩織の胸の中だけにある秘密であった。

 

 「..........」

 その小さく丸められたショーツを、きゅっと握りしめる。

 「言っとくけど、そのクソの残ったケツを拭かずにはけよ」

 うつむく詩織に言う。

 

 大田がこの家に来てから、詩織の大事な思い出や気持ちが踏みにじられていった。

 ...そして、今もまたひとつ。

 

 「なんだったら、こっちをはいてもいいんだぜ」

 大田はもうひとつのショーツを詩織の目の前で引っ張り、広げてみせた。

 

 そのショーツを見てぞっとなる詩織。

 昨日の夜、大田とのSEXで脱ぎ捨てたショーツ。

 大田の自慰した時の精液がべっとりとついたショーツだった。

 付着した精液は乾いてパリパリになり、薄汚く変色している。

 それはまさに、汚されつくしたといった形容が相応しいものだった。

 

 再び視線を落とし、黙ったままふるふると首を振る詩織。

 

 大田は椅子から立ち上がると、その肩を馴れ馴れしく抱きよせ、

 「さ、詩織の部屋で着替えようか、またストリップショーを見せてくれよ」

 と耳元で言った。

 

 大田は詩織を片時もひとりにするつもりがなかった。

 

 . . . . .

 

 大田に肩を組まれ、街中を歩く詩織。

 詩織はうつむいてなるべく顔が見えないようにしているが、

 詩織ほどの美少女と私立きらめき高校の制服とあっては、嫌が応でも人目をひいてしまう。

 道行く男のほとんどが、通りすぎた詩織を振りかえって見ていた。

 ただひたすらに、詩織は顔見知りに出会わないことを祈っていた。特に、啓介に。

 

 そんな詩織とは対照的に、鼻歌などを歌いながら歩く大田。

 詩織とこうして歩くのは二度目であったが、いい女を連れ、道行く男たちの羨望の視線を受けるのはたまらない優越感があった。

 憂鬱そうな詩織をおかまいなしに、肩を抱いてぐいぐいと引っていく。

 

 そんな行為にも、詩織は黙って従うしかなかった。

 今、どこに向かっているかは詩織にもわからない。

 ただ、大田に導かれるままに歩いていた。

 

 ...やがて、大田の歩みが止まる。

 

 「...よし、着いたぞ...まず最初はここだ」

 大田の言葉に、詩織は顔をあげた。

 

 ...見ると、そこには古びたビルが建っていた。

 外見もさることながら、外に掲げられた看板はどれも見るからにいかがわしそうなものばかりで、

 詩織とは全く縁のなさそうな所であった。

 

 「じゃ...これからボクの言うことをやるんだよ...」

 不安そうにビルを見上げる詩織に向かって言う大田。

 

 それは...デートというにはあまりにも邪悪な行為の始まる合図でもあった。

 

 

 


解説

 これ書いてる現在はめっちゃ忙しいです。

 掲示板の返信はもう少しまってくださいね。

 

 「医用蛭17」の続きです。

 2話連続で排泄ネタですいません。

 

 いつもよりスピードアップして書いたので話おかしいかもしれません。

 本当は如月未緒の責めのときにやろうと思ってたネタなんですけどね。

 

 さぁて、次は私が今までずっと書きたいと思っていたお話しです。

 


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