丸太のような太い腕でガッチリと首を極められ、両手を押さえつけられ、
両足をつかまれて、裂けるほどに広げられ...。
きっと...私は悔しくて...恥ずかしくって...目鼻を真っ赤にしていたに違いない。
目の前にある胸板たちのひとつが、開かれた股の間に割り込むように入る。
その胸板から視線を落とすと...まるで毒キノコのような物体が股間にあてがわれている。
「!?!?!?」
その気持ちの悪い生き物みたいなのを見て、思わず目を丸くしてしまう。
まさか...アレが...男の人の...?
子供の頃...ふざけて近所の男の子のズボンをおろして見たことはあったけど...
それはもっと白くて...ちっちゃくて...どちらかというとかわいかった。
だけど今私の目の前にあるそれは...とてもかわいい代物なんかじゃなく、
倒すと経験値が入りそうな...そんな感じのものだった。
股間に割り入る盗賊は、私の股間を...節くれだった親指で押し広げる。
「なんだよ...ちっせえなあ」
と吐き捨てるように言った後、
ぺっ! ぺっ! ぺっ!
とヒゲもじゃの口から吐いた唾を私の股間に次々と浴びせた。
べちゃべちゃと音をたてて股間が生あったかい唾まみれになる。
その唾の気持ち悪さに全身の毛が逆立つのを覚えて、
身体をよじるけれどピクリとも動かすことができない。
「よおし、じゃあブチこませてもらうか」
盗賊はおヘソに付きそうなくらいまで反りかえったものを手で押さえて倒して、
唾まみれになった私の股間を先っちょのカサの部分でほぐすようになぞる。
くちゅくちゅと唾の濡れた音が響く。
私は何度も「だめっ! だめえ! やめてえ!」と叫んだけど、
口をしっかりと押さえられているためくぐもった声にしかならない。
「へへっ、ブチ込まれる前の女の怯える顔ってのは...いつ見てもチンポがおっ立つぜぇ」
暴れる私を見ながら、イヤらしく笑う盗賊。
こ...こんな奴に...私の...私の純潔を奪われてたまるもんですか!!
私はありったけの力を振り絞って暴れた。
このっ! このっ! このっ! このっ! このっ!
助けてっ! 助けてえぇ! クレイ!! トラップ!! キットン!! ノル!! オーシ!! ルタ!! リタ!!
お...お父さーんっ!! お母さあああああんっ!!
そして頭に浮かんだ人に手当たり次第に助けを求めた。
「そりゃあっ!」
しかし...その願いも空しく、私は盗賊と繋がった。
「んぐうううううぅぅぅぅっ!!」
入れられた瞬間、身体がふたつに裂けるようなものすごい痛みがして...涙が止まらなくなった。
涙で滲んでほとんど見えなかったけど...私の...私のあそこが...血にまみれながらまるで咥えこむようにして...
盗賊の太い肉の柱を...受け入れている。
まるで目の前でタマネギをきざまれてるみたいに、どんどんどんどん涙があふれてくる。
私は悔しくって...悲しくって...声をあげて泣いた。
うっ、うっ、うっ、と押えられた口から嗚咽が漏れる。
「ハハハ、ピーピー泣きやがって、女になったのがそんなに嬉しいか」
私を気持ちを更に踏みにじる盗賊は顔を覗き込んで...憎たらしい声で言う。
最後の意地を振り絞って...その盗賊を睨みつける。
「へへ、そんなツラして睨んでも...」
盗賊はヘラヘラ笑いながら、私の身体を腰で押すようにして更に奥深くに突き入れた。
私の身体の中に太くて固い棒のようなものがぐりっと押しこまれる。
その違和感と共に、またあの身体が裂けるような痛みが私を襲う。
「ふぐうううううぅ!」
私は痛みに顔をくしゃくしゃにしてのけぞった。
「こうしてチンポで突いてやりゃ女は大人しくなるしかねぇんだ」
人が痛みに悶絶する姿を見下ろして盗賊は悠々と言った。
まるで...まるで女は男の前では無力だと言わんばかりの口ぶり。
「お前ばっかり楽しんでねぇで、俺にもやらせろよ」
私の首を極めていた盗賊が私の身体を起し、繋がっている盗賊に抱きつかせるようにする。
両手、両足の拘束が外されたものの、そのせいで支えを失った私の身体は重みで沈み、差し込まれているものがより深く入りこんできて...
「んぐううううっ!」
あまりの痛みについ憎たらしい盗賊をぎゅっと抱きしめてしまう。
一発くらいひっぱたいてやりたいけど...手を離すともっと奥まで入り込んできそうだったから...
私は両手を盗賊のワキの下にまわして、両足をカニばさみみたいに腰のあたりにまわして、懸命になってしがみついていた。
「よおーし、じゃあこっちも頂くぜ」
私が動けないのをいいことに、背後の盗賊が私の...私のお尻の穴をいじりはじめた。
そんな自分でも見たこともないところを触るなんて...!!
「なっ...何するのっ!? やめて! やめて! やめてえぇ!」
ひさびさに自由になった口から出たのは絶叫だった。
「ひ...っ!?」
次にお尻の穴で感じた感触に、思わず飛び上がりそうになる。
この感触は...まさか...。
「そーらよっ!」
勢いをつけるような声が私の背後で響いたかと思うと、
「んぎいいいいいいいっ!」
次の瞬間...私のお尻の穴が裂けるみたいに広がって...焼けた鉄の棒のようなものが入ってきた。
私はまるでお尻に火がついたみたいに腰をくねらせてその痛みから逃れようとする。
自分では逃げてるつもりだったけど...ふたりの盗賊にサンドイッチにされるみたいに挟まれて、身体は全然動いていなかった。
「痛いいいいぎいいいいっ!」
私の「痛い」という言葉は途中で金切り声にかわった。
挟んだふたりの盗賊が、同時に腰を動かしはじめたからだ。
腰が突き入れられるたびに、下半身が切り裂かれるような痛みが走る。
ふたつの太くて固く、そして熱い棒がひっきりなしに出入りしているのがわかる。私の身体が軋むのもおかまいなしに。
まるで...鋭利な刃物で何度も何度も突き刺されるような痛み。
「痛いいっ! 痛いっ! ひぎいい! 許して! 許してえぇえ!」
私はふたりの大男に押しつぶされるように責めたてられながら、たまらず叫んだ。
その言葉を聞いて...ふたりの動きが急に止まる。
前の盗賊が私のあごを指でくいっとあげて上を向かせ...
「へへっ、ようやく素直になったな...許してほしいか?」
ニヤニヤ笑いながら聞いてきた。
「はっ...はいっ...痛いの...痛いのっ...もう...もう、許してくださいいっ」
私は涙をぼろぼろこぼして...顔をくしゃくしゃにしながら...泣いてすがった。
だが...。
「女の泣き叫ぶ顔ってぇのは...何度見てもチンポが震えるぜぇ!」
まるで悪魔のような表情で...言う。
盗賊たちは私の泣きすがる顔を見たくて...一時的に突き上げを止めたのだ。
「おら、いくぜぇ!」
再び背後の盗賊に合図を送る。
「ひ...っ!」
私はまたあの痛みにさらされると思い、顔色をなくしてしまう。
あわてて恥も外聞も捨ててすがりついた。
「やっ、やっ、やあっ! やめて! やめて! おねがいぃ! やめてぇ! やめてぇひいいいいっ!」
だが...懇願は途中で悲鳴にかわった。
「おらおらおらおらおらあ!」
私を挟みこむ盗賊はまるで示しあわせたように交互に私の中をえぐり責めたてる。
どんどん増していく激痛に、もう何がなんだかわからなかった。
痛くて、苦しくて、悲しくて、悔しくて...。
人間の苦しみや絶望や屈辱をいっぺんに味あわされたような、そんな感じ。
私は腹の底から悲鳴を絞りだし...涙が枯れるまで泣き叫んで...必死になって男にしがみついていた。
それから私は...かわるがわる盗賊たちに乱暴された。
盗賊たちは容赦なく私の中にどろっとして生あったかい液体...精液を吐きだしていった。
「あうんっ!」
私は洗濯板みたいにごつごつした地面の上で、四つんばいにさせられた。
這いつくばって逃げようとする私の腰が...がっしりと掴まれると、
「おらあっ!」
どすん! とぶつかるような勢いで挿入される。
「んぐぅ!!」
痛みのあまり、地面をガリガリと掻きむしってしまう。
そして四つんばいの格好のまま...盗賊は乱暴に腰を突き入れる。
突かれるたびに、パシン! パシン! と平手打ちをするような音が洞窟内に響く。
「あうううううっ!」
傷口をさらに深くえぐられるような痛みに背筋をのけ反らせ、喘ぎながら顔を上げると.....あぐらかいて地面に座るライオン男と...抱えられたルーミィが見えた。
ルーミィはライオン男の抱え上げられ...両手で腰を掴まれて上下に揺さぶられていた。
ルーミィの股間には...私の手首ほどもある太いものが...突き刺さっていた。
ちょうど...ひざに抱っこされるような形で...ルーミィは乱暴されていた。
「おっおっおっおっおっ!」
小さな女の子をいたぶりながら、恍惚の表情を浮かべるライオン男。な...なんて男なの!?
「ひぐぅううん! ぐうううん! ひぐぅう!」
腰を掴まれ身体ごと上下に揺さぶれる度に、腫れ上がった股間から鮮血をあたりに飛び散らし...断末魔のような悲鳴をあげるルーミィ。
涙と鼻水とよだれでべしょべしょになった顔を歪ませて...。
ルーミィは何度も何度もいやいやをするように顔をぶんぶん振り、痛みから逃れようとしている。
顔を振るたびに...潤んだブルーアイから大粒の涙がぽろぽろとこぼれていた。
あまりの痛みに助けを呼ぶ声も悲鳴にしかならず、小っちゃな手で空を掻きむしっている。
その様はまるで...拷問のようだった。
まだ...まだあの子はそんなことできる身体じゃないのに...それを...それを...。
私は...それ以上見ることができなかった。
「おらっ、次は口でするんだよっ!」
顔を伏せた私の前髪がつかまれ、無理矢理上を向かされる。
「むぐっ!? んぐうううっ!」
顔をあげた私の口に、いきなり盗賊の股間のグロテスクなものが突き立てられた。
顔をそむけようとしたけど、おさげを掴まれたまま固定されて...喉の奥まで乱暴に突かれた。
私の視界が...盗賊の下腹部で覆いつくされる。
生ゴミみたいな鼻が曲がる臭いと...腐った魚みたいな味が、口の中全体に広がる。
突き込まれるたびに、もじゃもじゃと生えた陰毛に鼻が埋まる。
たれ下がった袋の所が...ぺちぺちとあごに当たる。
喉の奥に先っちょがこつこつ当たって...思わずむせそうになる。
赤黒くて血管の浮き出たものが...出入りするたびにじゅぷじゅぷと音をたて、唾液で濡れ光っていく。
引き抜かれるたびにカサの部分が唇の裏に当たる。
その往復運動の何度目かで...入れられたものがプルプル震えだした。
「おうっ! いくっ! いくぞっ! 顔にブッかけてやるぅ!」
いきなり口から忌まわしいものが引きぬかれたかと思うと、たて筋の割れ目が入った先っちょが眼前に突きつけられる。
どぴゅんっ!
いきなりそこから白い液体が水鉄砲みたいに勢いよく飛び出した。
「きゃ...あ!?」
私が瞼を閉じるより早く、その液体は瞳の中に飛び込んでくる。
顔をそむけようとしても、なおもおさげを押さえられているのでままならない。
くさった膿みたいな生あったかい液体が...びちゃびちゃ音をたてて、どんどん顔にふりかかってくる。
閉じた瞼の上からも...垂れ落ちてきた。
「ハハハッ! ザーメン化粧だ! いいツラだぜぇ!」
私の顔を押さえつけたまま...盗賊は楽しそうに笑っていた。
それからも...数えきれないほど乱暴された。
しばらくしてまた同じ盗賊が繰り返し乱暴してきて...
私は永久とも思われる長い時間、彼らの性欲を満たす玩具として扱われた。
声が枯れるまで泣いて、叫んだけれど...誰一人として私を許してくれる者はいなかった。
. . . . .
目が痛くて...瞼が開けられない...。
きっと...精液が瞼の上に乗って...目が染みて開けられないんだ...。
ようやく動けるようになった身体を起こして...口の中に入れられた精液を地面に吐き出す。
「ううっ...おえっ...うえぇ...」
さっきまで...ひっきりなしに盗賊たちが私の口の中に入れてきて...吐き出すヒマも与えられなかった。
動くたびに...ぬるぬるした液にまみれた身体がべしゃべしゃと音をたてる。
惨めで...情けなくって...大声をあげて泣きたかった。
だけど...彼等はそれを許してはくれなかった。
不意に、前髪が乱暴に掴まれ、無理矢理引きずり起こされる。
「あうぅ!」
私は痛みのあまり、顔を上げるしかなかった。
「姉ちゃん...知ってっか?
ミノタウロスってえのはオスしかいねえんだ」
「だから、ガキ作るときは人間の女ァ孕ませるんだとよ」
「姉ちゃんはこれから軍事用のミノタウロスの牧場に売っ払われて
一生ミノタウロスに犯られ続けるんだ」
閉じた瞼の向こうで...盗賊たちの声と、下卑た笑い声が響いていた。
「ミノタウロスの腹(上)」の続きです。
今回で完結予定でしたが...あと1回続きます!