ううん...どうしようかなぁ...。
私は公園のベンチに座ってひとり考えていた。
童貞で包茎の男のコの精液と恥垢をあと2人分口の中に溜めないといけない。
だけど今、私の口の中には神人[かみと]クンの精液と恥垢がいっぱい入ってて...口が開けない。
口が開けないと...男のコに声をかけることもできない。
にん忍を呼んで男のコをナンパしてもらうわけにもいかないし...。
抱え込んだ頭をふと上げると、目の前のベンチに座っていた男のコがさっと顔を伏せた。
.....?
前のベンチに座る学生服の暗そうな男のコが...本を読むフリをしながらチラチラ私の方を見てる...。
...ひょっとして...。
私はチェックのスカートの裾をつまんで、少しだけ持ち上げてみた。
チラッ、チラッ、と私の太ももが見えるたびに...男のコの肩がピクッ、ピクッって震えてる...。
よおし...。
私はスカートの裾をつまんだまま立ち上がって...男のコに目配せしながらしげみの中へと入る。
男のコの顔を見ながら、ウフン、と色っぽくウインクとかをしながら。
男のコを誘惑するなんてしたことないからかなり引きつった表情だったかもしれないけど...
それを見てベンチに座ってた男のコは鼻息を荒くしながらこっちに駆けよってきた。
.....男のコって意外と単純なのね...。
しげみの中で芝生の上にしりもちをつくみたいにする男のコのズボンを下ろしていく私。
「う...ウソだろぉ? キミみたいな女のコがこんなコトするなんて...」
信じられないような口調で言う男のコ。その股間はもうパンパンに膨らんでる。
うう...なんだか私、痴女みたいじゃない...。
元は白だと思われる黄ばんだブリーフをつまんでおろすと...
びよん! とびっくり箱を開けた時みたいに勢いよくアソコが飛び出してくる。
わかってたけど、ちょっとびっくりして思わず引いてしまいそうになる。
それに...ブリーフをおろした途端、ツンと鼻をつく生臭いニオイが...。
ううッ...。
思わずあからさまに顔をしかめてしまう。
「実はキミを見ながらポケットに手を突っ込んでオナニーしてたんだよね...出さなくてよかったー」
本当に嬉しそうに言う男のコのアソコは...もう我慢できなさそうに先っちょから透明の液をあふれさせてる...。
でも...この男のコは私の探し求めていた包茎だし...それに童貞っぽい。
神人[かみと]クンは私にされることを知ってて毎回シャワーを浴びてくれてたけど
この男のコはなんだか何日もおフロに入ってなさそうなすえたニオイがする...。
これを...これを口に入れなきゃダメなのね...。
泣きたくなったけど、違う男のコを誘惑するよりもまだマシだと自分に言いきかせ...、
また鼻をつまんで垂直にそそり立ったアソコをぱくんと咥えた。
「オホッ!」
唇が触れた瞬間、ピョコンと跳ねる男のコ。
「キッ...きみの口の中...ヌルヌルしてて...すっげえ気持ちイイよおおぉ...」
唸るように言う。
多分...ヌルヌルしてるのは神人クンの精液だと思うんだけど...。
神人クン以外の人間の男のコのアソコを咥えるなんて初めてだけど...神人クンと同じようにしてみることにした。
私は口に含んだ精液をこぼさないように、必死に唇をすぼめたまま...アソコを奥まで咥える。
「うおおおおおう!?」
すぼめた口で刺激されたのか...男のコは芝生の草をきつく握りしめる。
「もうっ、もうっ、もうううっ! イクうぅ!」
犬みたいに舌をだらんとたらしてハァハァ息をする男のコ。
恥垢を取る前に出されるとまずいので、私は口に含んだままカリ首のあたりをつまんで、思いっきり引っ張った。
「おほおっ!?」
にゅるん、と滑るような感覚があって、皮が剥けた。
口の中に溜めた精液で洗い流すようにして...舌で恥垢をこそぎ取る。
舌が動くたびに口の中の精液がかきまわされて、チャプチャプと音をたてる。
「くあああっ...チ、チンカスまで舐めとってくれるなんてえぇぇぇ」
夢の中にいるような声を出す男のコ。
神人クンもそうだったけど...やっぱり、これってキモチイイんだ...。
舌の腹のザラザラしたところで先っちょをベロベロ舐めるたびに舌に恥垢がこびりつく。
そのかわりに先っちょはだんだんツルツルになってくる。
まるでヤスリがけしてるみたいに。
口の中は精液だらけなのに...舌に恥垢がこびりつくと、痺れるような感覚が残った。
それに...渋くて苦い。
なんだか頭痛がした時みたいに眉間をしかめながら、慣れない味をガマンしていると...。
「うぐっ! うぐっ! いくーっ、いくーっ!!」
男のコは急に広げていた足をキチンと閉じて、もじもじこすり合わせた後、
どぴゅ! ぴゅぴゅ! ぴゅぴゅ! ぴゅっ!
火山が噴火したような勢いで精液を発射する。
「うううううううっ!」
射精しながら男のコは掴んだ芝生をブチブチむしり取っていた。
「んんっ!?」
口の中にたまった精液を押しのけるようにして跳ねた精液が、のどの奥にひっかかる。
なんだか喉にスプレーしているみたいに、どんどんどんどん振りかかってくる。
喉の奥に精液をかけられて、思わずむせそうになったけど...。
私も芝生を握りしめてそれだけは堪えた。
「はあああっ! 出る、出る、まだ出るよおおっ!」
どぴゅ! どぴゅん! ずぴゅん! ぴゅっ!
男のコの射精は本当に長く続いた。
そのどれもが勢いよくって...私の喉にひっかかるばかりか、直接食道に入ろうとするほどだった。
ぴゅぴゅ...っ...
最後の精液が...私の口の中に注ぎこまれた。
「んっ...ん...んん...」
口でくわえてただけなのに...私は額に汗をかいていた。
ふうぅ...ようやく2人目がおわった...。
口に含んだ2人分の精液をこぼさないように、唇をすぼめたままアソコを抜こうとする。
”そのなかで、2人目は尿道に残った精まで吸い出して口に溜める”
だがその途中で、にん忍の言葉が私の頭で響いた。
そうか...忘れてたッ!
私は抜くのを途中でやめる。
でも...尿道に残った精を吸い出すのってどうやればいいの...?
普通に吸えばいいの?
私はためしに口に含んだまま...ずずっ、とアソコを吸ってみた。
「はううううっ!?」
その瞬間、男のコの身体がビクン! と跳ねた。
「す...吸い出してくれるなんて...サ、サイコーだよぉお」
そして、潤んだ瞳で私を見る。
あ...これでいいのかなぁ...。
さらに吸い込んでみる。
ずずずずずずずっ.....
「はふぅぅぅぅぅぅ...」
うっとりした顔でため息をつく男のコ。
ずずっ、ずずっ、ずずずっ.....
「にょ、尿道に残った精液が吸い出されるたびに動いて...ウウウウ、気持ちよすぎるゥ...」
口をぱくぱくさせながら喘ぐ。う〜ん、そんなにキモチイイのね...。
ずるずる...ずずっ、ずるるるっ....
「うぐぅぅぅぅぅぅ...吸い寄せられるうぅぅ...」
吸い上げにあわせて腰を浮かせ、まさに吸い寄せられるように私の口の中にアソコを押し込んでくる。
のどの奥に先っちょがコツンコツン当たるくらいまで押し込まれてから、
どうやら尿道の中に残った精液も吸い出すことに成功したみたい。
危うく何度か飲み込んじゃいそうになったけど...。
ちゅぽん、と音をたてて口からアソコを抜く私を...名残惜しそうに見る男のコ。
膨らんだ頬を見て、私が出されたものを飲み込んでいないことに気づく。
「飲みのこんでないの? じゃ、じゃあ口あけて、ボクの出したザーメンを見せてよ」
まるで子供みたいに目をキラキラ輝かせて...私に言う。
「.....」
私はつい調子に乗って...口を開けてみせた。
どろん...と歯茎にこびりついた精液が垂れ落ちる。
「す、すげえ量だよ...ボクはこんなにいっぱい出したのか...」
私の口の中に溜められた精液を感動の眼差しで見つめる男のコ。
ホントは2人分なんだけどね...。
「ね、ねえ、飲んでみて! ゴクッ! って喉を鳴らして!」
いてもたってもいられない様子で言う。
さっき出したばっかりなのにまたアソコが膨らんできてる...。
.....AVの見過ぎよアナタ...。
ってついこの間AV出てた私が言うのもなんだけど...。
男のコの期待に満ちた眼差しに、つい得意気に飲み込んじゃいそうになる私。
あぶないあぶない...。
恥垢と精液さえ貰ったら悪いけどもう用はない。
私は背中を向けて藪から飛び出すと、一目散に逃げ出した。
「ああっ、ちょ、ちょっと待ってよーっ!!」
背後から呼びとめられ、走りながら振りかえってみると...、
ゲッ! 男のコがズボンをずりおろしたまま追いかけてきてる!!
べしゃっ!
あっ...転んだ...。
「ボクと、ボクと、ボクと付き合ってくださあああい!」
地面に這いつくばってお尻を丸だしにしながら私に向って叫ぶ男のコ。
そんな格好で告白されて「ハイ喜んで」って言う女のコがいるわけないでしょ!!
私の初めての男のコからの告白は...ムードも何もないものだった。
「ミコの一番長い日(前編)」の続きです。
本当は今回で終わらせるつもりだったんですが、長くなったので続きにしてしまいました。