「ふあっ.....あふ...ふぅぅ...」
雪乃は半開きの口で...力なく...しかし艶っぽくうめいていた。
「(この小さい身体には強すぎたかな...)」
呆けるように空を扇ぐ雪乃を見て、渡瀬は媚薬のブレンドを再考していた。
あふれ出した雪乃の淫液はこんこんと湧き出で、
まるで失禁したかのようにボンネットに筋を作ってアスファルトに垂れ落ちる。
「すげえな...おい」
一変した雪乃の反応に、男たちの視線が改めて集中する。
「ああ...はぁぁん...」
まるで身体全体が性器のように鋭敏になり、
ボンネットが肌に触れる感触、肺から吐き出される吐息までもが痺れるような感覚を与える。
男たちは何もせず、ただ見ているだけなのに、縛り付けられた少女はひとり身体をよじらせ、
切なそうな吐息を漏らし続ける。
雪乃にとっては嫌悪感しかもたらさない男たちの視線だったが、
身体はそれすらも官能と受け取っているのだろう。
「まるでまな板オナニーショーじゃねえか」
火野の言葉は下品だったが、的確だった。
ボンネットの上で、大股開きになって男たちに大切な箇所を惜しげもなく晒し、
くねくねと身体をよじらせる雪乃の様は、ストリップ劇場の公開オナニーショーのようであった。
渡瀬はもう十分だろうと思い、指で雪乃の秘唇を押し広げた。
こぽっ...
僅かに広がった膣穴から、粘塊となった愛液が流れ出る。
「グチョグチョじゃねぇか...」
のぞきこんでいた火野が口を挟む。
雪乃の秘所は、ねばつく愛液にまみれてびしょびしょに濡れ、光っていた。
まだ怖くて触れたこともないクリトリスは、もう淫乱のそれであるかのように赤く充血している。
「さて...」
受け皿の準備が整ったことを確認した渡瀬は、改めてズボンのジッパーをおろし、ペニスを取り出す。
やや張りを失いかけていたのでそれを手で2、3度しごいて、狭い穴を貫けるほどの硬度を持たせる。
そして濡れそぼった花びらをつまみ、左右にパックリと開かせた後...。
「いくぞ.....」
押し開いた花弁の真中を、いきり立ったモノの先端でなぞった。
くちゅ... くちゅ...
穴の部分を通過するたびに、くちゅくちゅと水っぽい音が響く。
そして、何度目かの往復の後、
ぐちゅ...
渡瀬の腰が...ゆっくりと沈みはじめた。
「あっ...ひっ...」
手首を拘束され、自由のきかない手をぎゅっと握り締める雪乃。
本来は激痛を伴っていた花弁を割り裂かれる感触も、身体中が痺れるほどの感覚に変わっている。
必死に口をつぐんで、意思とは裏腹に漏れる声を押さえるのに必死だ。
「これだけ濡れていてもきついか...ギチギチだな」
相変わらず、侵入者を拒むような狭さの肉壁。
その膣肉は愛液によってよくほぐれ、トロトロになっているが...キツいのにはかわりない。
「やっぱり力づくで挿れなきゃだめだな」
渡瀬はそう言うと、雪乃の細い腰を掴んで固定し、
「よっ」
叩きつけるようにその小さな身体に律動を送った。
「あひっ.....! ひんっ!」
雪乃の身体が持ち上げられ、半ば強制的に貫かれる。
埋没していたのは亀頭だけだったが、その力によって一気にサオの部分までずぶずぶと差し込まれる。
ミリミリと肉を剥がすような抵抗感が、渡瀬の分身にかかる。
「ハハハ...結局コイツはこうやって犯されるのがお似合いなんだな」
3度目のレイプの衝撃に小さな身体を震わせる雪乃を...「お似合い」と言ってのける火野。
「でも見てみろよ、無理矢理されてんのに今にもイッちまいそうな顔してるぜ」
さらに金田も加担し、言葉でも貶める。
悲鳴をあげる雪乃の顔は、今までは苦痛そのものだった。
だが今はどうだろう、瞼をトロンとさせ口を半開きにし、熱っぽく顔を火照らせている。
泣きはらした瞳も、まるで男たちを誘っているかのようにしか見えない。
「ほら...足の指...見てみろよ、よっぽど気持ちイイんだろうな...」
雪乃のソックスごしの足の指が、グーの形を作るようにぎゅっと丸められている。
「ふ...あぅ...んん...」
口を開くとはしたない声が漏れてしまうので、つぐんだまま首をふるふると振って否定する雪乃。
まだ渡瀬は動いてはいないが、中に嵌り込んだものはまるで電磁棒のようにビリビリと痺れるような甘い電気を発し、
それが全身を這いまわって脳を溶かす。
このまま動かれてしまったら、自分がどうなるか想像もつかない。
雪乃は涙ぐんだ瞳で、渡瀬をじっと見つめ...最後の哀願をする。
眼鏡ごしの雪乃の大きな瞳が...すがりつくようにうるうるうると潤んだ。
渡瀬は雪乃のアイコンタクトの意味を十分に理解していたが...
ぐぷんっ!
強烈な一突きをお見舞いし、返事のかわりとした。
「んくううぅぅぅぅん!」
まさに高圧電流を流されたように雪乃の身体が跳ね上がった。
「なんだ、ひと突きでイッちまいやがった」
最深部を突かれた瞬間、脳がスパークするほどの快感がバチバチと走り、視界が白んだ。
ブリッジ状に反らした雪乃の肢体が痙攣する。
雪乃の花びらのような小陰唇が痛々しく左右に押し広げられ、
その中央の膣穴には肉の凶器が突きたてられている。
「入ったな...」
奥にあたる感触に達成感を満たされたのか...満足そうに言う渡瀬。
白めを剥かんばかりに痙攣する雪乃のことは気にせず、自らの淫欲を満たす腰づかいに切りかえる。
ぐちゅん... ぐちゅん... ぐちゅう...
「はひいぃぃ...あきゅううぅぅん...ひくうぅぅ...」
出すときも、挿れるときも、その身体が強張る。
初めての挿入による「絶頂」。
落雷に打たれたあとのような感覚が身体全体を包む。
もう頭は真っ白になり、なにも考えられない。
そこを責めたてられると、消え入ろうとした官能の炎に再び油を注ぎこまれる形となり、
もう呆けてしまった身体でも...否応なしに反応させられてしまう。
「あひいぃぃ...はひゃああああん...はふぅぅぅ...」
初めての絶頂があまりにも強烈だったのか、力ない声ではあるが。
渡瀬は腰をグラインドさせ、しとどに溢れるラブジュースの助けを借りながら、
処女を失ったばかりの秘穴をえぐり、責めたてる。
「(やっぱりかなりキツいな...)」
律動を送りはじめて改めて雪乃の膣内の狭さを感じる渡瀬。
水島は初レイプに興奮して必要以上の力を込めていたし、
またエドは当初車の力を借りていたのでそれほど送出に苦はなかったのだろう。
ぐちゅ... ぐちゅ... ぐちゅ...
渡瀬が腰を突き込むたびに、その肉棒は雪乃の胎内に身体を沈めていき、
歪み広がった膣穴の隙間からは愛液が押し出されて溢れる。
「はぐっ...あふぅぅ...ひぅぅぅ...」
風穴が開いたような、か細い悲鳴を漏らしつづける雪乃。
もう、抵抗の言葉は聞かれない。聞えるのは、力ない嬌声だけ。
時折、びくっ、びくっ、と身体を痙攣させる。
その時は愛液が多めに吹き出すので、きっと絶頂に達しているのだろう。
とはいえイッたところで、突き上げは止まらないので、またすぐに次の絶頂を迎えさせられる、。
「はひっ! んひぃぃん...ひあぁぁん...」
強張らせた身体が、また震える。
「すげえな...さっきからイキっぱなしじゃねーか」
ボタボタと垂れ落ち続ける愛液の雨で、その下のアスファルトはもう水たまりになっていた。
「(いい反応だ.....)」
エクスタシーに達し続ける雪乃の反応が面白くて、
激しい突き込みからゆるやかな送出に切り替えて、何度もイカせることにした渡瀬。
じっくり嬲るように膣壁をこすりあげ、子宮をにたどり着いたら腰をごりごりと回転させて刺激を送る。
いじめ抜くようなその腰づかい。
「ひうっ! ひぐっ...ひゃあぅぅぅ...」
すると、面白いほど簡単に絶頂に追いやることができる。
自分の肉棒次第で、女の表情をここまで操れるのはたまらなく征服感を満たしてくれる。
結局、渡瀬が飽きるまでの間、雪乃はさんざん快楽地獄を味あわされつづけた。
. . . . .
MR2のヘッドライトを明かりがわりに、男たちはアスファルトの上で車座をつくっていた。
「これで何周目だ?」
「いまの金田で3周目だ」
「3周か...最低でも21回もヤッたんだな...」
「でもあのチビマンコ、キツキツでさ、何度でもしたくなっちまうんだよな」
「だんだん声がなくなってきてますけど...大丈夫なんですか?」
「だよなあ、オレなんか3回目の時、ぶっ叩きながらハメてやったぜ」
「そういえば、たまにションベン漏らしてなかったか?」
「薬の量を間違えた...快感が強すぎて失禁してるんだ、それは」
じょろろろろ...
その言葉の直後、少し離れたところから放物線を描く液体が見えた。
ヘッドライトの光を受けて、その液体は黄金色に輝いている。
「またおもらししてますよ」
「あーあ、もう何でも垂れ流しじゃねーか」
「このままほっといたら、クソも漏らすんじゃないか」
男たちの視線が、ボンネットの上で組み敷かれている雪乃の方に集中する。
「しかし...あんな小さいところによく入ってましたね」
「あーあ、金田のも太てぇからなぁ...あんなにオマンコ広がってるよ」
「金田はああやって...腰を打ち下ろすんだな」
仁王立ちになった金田。どす黒い肉棒が、雪乃の白い肢体、ピンク色の花びらめがけて打ち下ろされている。
車座の男たちからは、そのまさに犯されている様子がよく見える。
それは男たちの視線を楽しませるだけでなく、エドの設置した三脚つきのビデオカメラによって克明に記録されていた。
「チンポがズボズボ出入りしてるのが丸見えじゃねぇか...」
「あの、金田さんのおちんちんが奥まで入った後、白いのが出てきてますけど...」
「ばーか、ありゃオレたちの出したザーメンだよ」
「へぇ...あんなにいっぱい...」
「アイツのマンコはもうザーメンまみれなんじゃねえか?
突くたびにドロドロ溢れてきやがるもんな」
奥深くまで嵌ったままの肉棒がびくびくと脈動する。
ぶら下がった玉袋も、その脈動にあわせて収縮している。
「あっ...イッたみたいですね」
「どぴゅ! どぴゅ! って音が聴こえてきそうだな」
「あ〜あ、思いっきり中出しされちゃって...」
「おちんちんがびくびく動いて...金田さん、すごく気持ち良さそうだなぁ...」
いたいけな少女が力づくで授精させられる瞬間を...男たちは楽しそうに揶揄していた。
「でも、あんなにいっぱい膣内射精されて...妊娠しないんですか?」
「安全日だ」
「へぇ...そこまでちゃんと調べてやってるんですね」
「孕ませてもいーんじゃねーの? 別に誰のガキだかわかんねーんだし」
「あ、いいかもね、腹膨れた女と一度ヤッてみたかったんだ」
「あんな中学生みてえなツラした女がハラボテになったら相当エロいかもな」
「あ、あとボク、サンドイッチというのもやってみたいんですが...」
「全裸に剥いてハメ回しながらぶっかけまくるってのもいいぞ」
あれほど雪乃の身体を使って精を放出したというのに、
男たちはこれからの雪乃の扱いを好き勝手に考えていた。
手に入れた玩具でまだ遊びたりない子供のように。
金田はというと、射精が終わっても雪乃に休む暇を与えないように、
まだ張りを保っている肉竿をゆっくりと送出させている。
いまの雪乃は...男たちの欲望を満たすための歯車のひとつでしかなかった。
いくら泣き、すがり、わめいても...男たちにとってはそれは歯車の軋み程度でしかない。
この悪夢のような陵辱が終わっても...男たちは許さず、
すぐに次の歯車として組み込もうとしている。
精液を搾り出すための機械を動かす歯車...それが、藤原雪乃。
「歯車6」の続きです。
最後に男たちが妊娠が云々といってますが、このシリーズではやる予定はありません。
なんかでも、ここにきていきなり雪乃ちゃんの膣内がキツくなったように思われますね、この文章だと。
「媚薬で戸惑いつつも〜」というよりも、なんだか狂わされてしまってますね。
後のお話しで調合の成功した媚薬が登場した時、「戸惑いつつも感じる」というのをやってみたいと思います。