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明日香120%(1)Go Round You
コギト=エラムス/文


 「んん...んーっ、んんーっ」

 むーむーと唸り、声にならない声をあげる明日香。

 

 「明日香ちゃん、小僧を男にするためだ、ちょっくら我慢してくんな」

 くぐもった声をあげ続ける明日香の顔を覗き込み、国光は言う。

 

 「でもいいの? ねえちゃんにこんなことして...」

 肩をすくめる晋作。

 

 「へへ、心配するねえ小僧! 明日香ちゃんはもうオレッチが何度も犯ってらあ!」

 いつもの威勢で言う国光。

 

 「え...まさか...国光の部屋が毎晩ギシギシいってたのは...」

 夜ごと国光のあの1畳1間の部屋から聞える軋みを思い出す晋作。

 

 「そうよ! ”据え膳喰わぬは男の恥” ってな、

  いいか小僧、イイ女は無理矢理にでも犯っちまっうんだ!」

 子供にとんでもないことを言いきかせている。

 

 「そうすりゃこんなふうに言いなりよぉ!」

 明日香の頭に手を置いて黒髪をくしゃくしゃにする。

 

 「縛って、猿轡[さるぐつわ]して...あんまり言いなりになってるようには見えないけど...」

 改めて横たわっている姉を見つめる晋作。

 

 姉の明日香は制服姿のまま、両手を後ろ手に縛られ、しかも口に猿轡まで噛まされている。

 先ほどから何か必死に訴えかけているのだが、口を塞がれているのでくぐもった声にしかならない。

 

 「ま、こまけえことは気にするな! これからオメーにもチンポ奴隷の作り方ってやつを教えてやっからよ!」

 

 「うん!」

 この時ばかりは素直に返事をする晋作。

 

 「女を征服するためにゃ、女の身体ってモンをよく知らねえとな」

 寝転ばされた明日香の方に向き直る国光。そして晋作も。

 

 「!!」

 自分の身体に絡みつくふたりの男の視線に、怯えたように身体を縮こませる明日香。

 

 「じゃあまずはパイオツだ、明日香ちゃんの制服めくって脱がしてみな」

 国光の言う ”チンポ奴隷の作り方” の初めての指導。

 それを明日香の身体で教えようというのだ。

 

 芋虫のように身体をくねくねとよじらせてふたりから離れようとする明日香。

 が、晋作はその身体の上に馬乗りになり、更に自由を奪う。

 弟に乗られ動けなくさせられるが、抵抗をやめようとしない明日香。

 

 「むぅっ、うぅーん! むぅぅん!」

 くぐもった悲鳴をあげながら肩をよじらせ、いやいやをする。

 「やめて」と言わんばかりの視線で弟を見つめ、無言の懇願をする。

 

 「..........」

 抵抗する女がこれほどまでに獣欲を刺激してくれるということを初めて実感する晋作。

 怯えた顔ですがりつくように見つめられると、背筋がゾクゾクするほどの優越感がある。

 

 これからもっとそんな征服感を味わえることに期待しつつ、晋作は姉の制服に手を伸ばした。

 

 「...じゃあいくよ、ねえちゃん」

 明日香の目を見つめて確認する。

 

 「むーっ! んーっ! んんーっ!」

 だが明日香はぶんぶんと首を激しく左右に振って拒否する。

 

 が、晋作はおかまいなしに、制服の上着の裾に手をかけ、捲くりあげる。

 制服のリボンを巻き込み、鎖骨のあたりまで一気にたくしあげる。

 すると、かわいく穿たれたヘソが見え、そして白いブラに包まれた隆起が露わになる。

 

 「んんーっ!!」

 ついに見られてしまった乙女の裸身。

 明日香はひときわ大きな悲鳴をあげるが、猿轡によってたいした声量では響かない。

 

 「へえ、リボンのワンポイントがかわいいね」

 初めて見る姉のブラの感想を述べる晋作。

 

 純白のブラの上には、ピンクの小さなリボンがあしらえてあった。

 それは少し地味なデザインかもしれないが、明日香の清楚さを引きたてていた。

 レースごしに見える、白い肌の膨らみ。そんなに大きくはないが、形の良さが伺える。

 

 「えーっと、これはフロントホックかな...?」

 少しあせっているのか、ぎこちない手つきでそのブラを外しにかかる晋作。

 

 「おっと、そんなにやさしくしてやっちゃあ駄目だぜ、一気に引きちぎってやんな」

 ここでまた国光のアドバイスが。

 

 「明日香ちゃんはもう小僧のモノになるんだ、モノに遠慮してちゃいけねーぜ」

 明日香は学校でも男子生徒に大人気なほどの美少女だ。

 そんな男たちの高嶺の花の存在をあっさりと物品扱いする国光。

 

 「...うん!」

 晋作は言われるがままに、姉のブラに手をかけると、力まかせに引っ張った。

 

 ぶちっ!

 

 ホックが破壊される音が響き、純白ブラがするりと抜ける。

 「んむぅーっ!!」

 下着を剥ぎ取られるという暴力的な行為に、顔をしかめる明日香。

 

 小ぶりだが形のよい乳房がぷるるんと震え、男たちの眼前に晒された。

 

 「...ねえちゃんのオッパイ...」

 初めてみる実物の、女性の乳房...その美しさに、感嘆の声を漏らす晋作。

 

 透き通るような白い肌の、やわらかそうな膨らみ。

 そしてその上に乗る、控えめな薄いピンクの小粒。

 その存在感に、思わず生唾を飲み込んでしまう晋作。

 

 「揉んでやんな」

 と国光が言うより早く、その母性の塊に手を伸ばす。

 

 「うわ...マシュマロみてえ...」

 両の乳房を手のひらで包み込み、揉み込む。遠慮というものがまるで感じられない。

 

 晋作の手のひらよりちょっと大きめの明日香の双乳。

 

 「ん...ぅぅ...」

 実の弟から女の性感帯のひとつをいいように揉まれているという事実に、姉の顔が上気しはじめる。

 

 「ハリがあって...手にすいつくみたいなのに...こんなにぷよぷよで...」

 手のひらで形を自由に変える乳房に夢中になり、揉みほぐしながら品評する晋作。

 

 男の手で乳房を包まれた体勢で、恥ずかしそうにうつむき、

 揉むのにあわせて眉間を震わせて反応する美少女の痴態はなんともいやらしい。

 

 「ほら、明日香ちゃん、小僧にパイオツをモミモミされてるとこ、ちゃんと見てな」

 国光はうつむく明日香の前髪を掴んで、正面を向けさせる。

 

 目の前には、男の手がいやらしく動き、やわやわと揉みしだかれている自分のバストが。

 まさにマシュマロのような柔軟さで、力のかかるままに健気に形を変えている。

 

 「ん...!」

 泣きそうな顔でその様子を見つめている明日香。

 

 「あれっ?」

 晋作の手の動きが止まる。

 

 「ねえ国光、乳首が大きくなってるみたいだよ」

 言いながら乳房から手を離す。

 

 確かに、今まで小粒だったピンク色の乳首は、固くしこったように屹立している。

 

 「女はキモチよくなるとココが男のチンポと同じでボッキするんだ」

 

 「へえ! 女の人でもボッキするんだ!」

 自分の手によって、初めて女に官能を与えることができ、感動の眼差しでその特出した乳首を見つめる晋作。

 

 「ねえちゃん、オッパイ揉まれて気持ちよかったんだね?」

 得意気に言いながら、固くなった小粒を指で摘む。

 

 「んぅぅ!」

 びくん! と身体を震わせ、反応する明日香。

 

 「すげえ...」

 頬を染め、戸惑ったような姉の表情。

 かわいらしい反応に、女に官能を与える喜びをかみしめる晋作。

 

 「指でソイツをいじってやんな」

 国光からのアドバイスを受け、さっそくその突起をいじりはじめる。

 

 ぷくっと飛び出たポッチを、指先でくりくりと弄ぶ。

 「ん...ふぅぅ...」

 色っぽい吐息を漏らす。

 

 指で押して、乳房の中に押し込んでみる。

 「ん...ん...んぅぅ..」

 ぷにぷにと押し込まれ、苦しげな声をあげる。

 

 またぴょこんと飛び出たら、ぐりぐり押し込んでやる。

 「んふぁぁ...」

 顔をのけぞらせる。

 

 「あっ、眉間にシワよせてる...かわいい...」

 指先ひとつで姉の表情をここまで支配することができる。

 晋作は余裕の表情で姉を見下ろしながら乳首をいじりたおし、かわいく悶える様を楽しむ。

 声をこらえようと顔をしかめる様がまたいじらしく、男達の目を楽しませてくれる。

 

 実の弟にいいようにいじくり倒される乳首を薄目をあけて見つめる明日香。

 「(あっ...あ...あ...晋作にいじられて...どうして...こんなに...)」

 異常なまでに敏感になった小粒に触れられるだけで、無意識のうちにエッチな声が漏れる。

 唯一救いだったのは、猿轡のおかげでその嬌声がはっきりとは聞かれなかったこと。

 猿轡がなければ、官能にむせぶはしたない声を部屋中に響かせていただろう。

 

 頂頭部をツンツン指でつつく。

 「んっ んっ んっ んっ」

 突かれるのにあわせて、声を漏らす。

 

 飛び出た乳首の側面を、指で摘んでしごくようにする。

 「んんんんんん...」

 その責めから逃れたそうに、肩をくねくねと動かす。

 

 晋作の乳首に対する拘りは、ねちっこく30分以上も続いた。

 その間明日香はずっと、じれったいような、くすぶるような感じを味あわされていた。

 そんなモヤモヤにも、明日香はただただ切なそうに身をよじらせるしかなかった。

 

 

 「よぉーし、じゃあ次は下のほうだ、足おさえててやっからよ、スカートめくってみな」

 国光は明日香の脚のすねのあたりに腰を下ろし、押さえつける。

 

 執拗な乳首責めによってぼんやりとなった明日香の意識が、その一言で一気に現実に引き戻される。

 「!!」

 あわてて抵抗しようとするが、もう遅かった。

 両足をがっちりと押さえつけられ、微動だにできない。

 

 「へへっ」

 もうだいぶ慣れてきたのか、国光が脚を押さえたのを確認すると、

 晋作は明日香の制服のスカートをぺろんとめくりあげる。

 

 「んん! んん! んーっ!」

 下腹部に風を感じ、腰をバウンドさせる明日香。

 

 とろけるような乳首愛撫によって思わずされるがままになってしまいそうだったが、

 やっぱりこんなレイプ同然の扱いは嫌なのだ。

 

 身体をくねらせてなんとかずり上がろうともがくが、脚を押さえられていてはどうにもならない。

 

 裏地が見えるほどにめくられたスカートの中にあったのは、

 スネ毛ひとつ生えていない美脚と、まぶしいふともも、そしてレースをあしらえてある純白のパンティ。

 

 「あっ、こっちにもリボンがついてる...おそろいだね、ねえちゃん」

 目ざとくリボンを見つけた晋作は、今なお身体をよじらせて暴れる姉に声をかける。

 

 「んむぅ! んむぅ! んむぅーっ!」

 悲鳴とも返事ともつかない明日香の口ごもったような発声。

 

 だが、いくら悲痛に叫んでも、ここでは明日香の意思は全く採用されない。

 「よし、じゃあさっさとおろしちまいな」

 何事もないように言う国光。

 

 「うん」

 晋作は頷くと、身体をよじらせる姉の抵抗をまるで子供をあしらうように楽しみながら、

 するするとパンティをずり下ろした。

 

 「んぅーっ!!」

 明日香は全力を振り絞って抵抗しているのだが、身体を拘束され、なおかつ女の非力ではその抵抗はないも同然。

 

 女の子にとって一番大事な箇所を、自分の意思を無視して見られようとしているのだ。

 

 「あれっ、国光、なにも生えてないけど...?」

 太もものあたりまでパンティをずり下ろした晋作は、その露わになった股間を見て言った。

 

 明日香の三角地帯は翳りが一切なく、まるで幼女のような無毛の割れ目が見えていた。

 

 「あ、昨日の夜ジャマだから剃ってやったんだ」

 それは体質ではなく、国光の仕業だった。

 

 涼しくなった股間で風を感じると、嫌でも昨日の夜の出来事が脳裏に甦ってくる。

 「んぅぅ...」

 そのなされようを思い出し、瞼をギュッと固く閉じたまま屈辱にたえる明日香。

 

 「あんまり暴れるもんだから、ハメながら剃ってやったらやっと大人しくなったんだよな、明日香ちゃん!」

 さらに言葉でも貶める国光。

 

 「いや、ハメたらアヒアヒ言いだしたから余計うるさくなっちまったんだっけな、カッカッカッ!」

 明日香とは対照的に、昨日の夜の出来事を思い出しさも愉快そうに笑う。

 

 「ふぅん.....だから子供みたいにツルツルなんだね、ねえちゃん」

 国光に便乗し、晋作はからかうように言いながら、ツルツルの割れ目と姉の顔を交互に見る。

 

 目をあわせようとしない姉の頬が、かぁーっと赤く染まる。

 

 男たちのパンツとは全然違う、小さくてかわいらしいパンティを完全にずり下ろすと、

 「へへ、明日香ちゃん、ちょっくらごめんよ」

 国光は明日香のすねから立ち上がり、細い足首を掴んでそのまま明日香の身体をふたつに折り曲げるように前に倒す。

 

 がばっ!

 

 「むぅーっ!?」

 目を白黒させる明日香。

 

 身体を内側に折られ、腰が高く上がり、前に倒された自分の脚が、顔のすぐ横にくる。

 国光は前に倒した足首を押さえつつ、明日香の頭の方に回り込む。

 

 「わぁ...すげーエッチなカッコ...」

 

 「どーでい! これが ”まんぐり返し” でい!」

 得意気に言う国光。

 

 「んんんんーっ!?!?!?」

 顔をあげるとすぐ目の前に剥きだしになった自分の性器が見える。

 あまりの屈辱的な体位に、パニックになる明日香。

 

 身体をよじらせなんとかこの ”まんぐり返し” から逃れようとするが、

 両手を後ろ手に拘束されている上に、足首は国光がしっかり押さえつけている。

 こんな力の入らない体勢では、ただもがくだけで終わってしまう。

 高く突き出したお尻が、ふるふると揺れる。

 

 「へへ...」

 明日香のエビのように丸められた背中を後ろから抱きしめるようにして押さえる晋作。

 これで国光が足首を解放しても、後ろには晋作がいるので丸まった身体を元に戻せない。

 

 明日香の視点からすると、たくし上げられた制服と、そして内側に折り曲げられた自分の身体が見える。

 視線を上げていくと、おへそ、おなか、めくられたスカート、丸見えの女性器、そしてそれを覗き込む、実の弟の顔。

 

 「わ....すげえ...」

 実の弟である晋作は視線を落とし、姉の股の間にあるものをしげしげと見つめている。

 

 「昨日の夜食べた赤貝みたいな形してる...でも色はピンク色でずっとキレイだ...」

 見たままの感想を述べる晋作。もっとグロテスクなものを想像していたのに、

 姉のそれは密やかに咲く花のような可憐さがあった。

 

 「ハハッ! 小僧! イイこと言うじゃねーか! 赤貝ならぬピンク貝ってか! カッカッカッカツ!」

 豪快に笑う国光。

 

 明日香の黒目がちな大きな瞳が、わずかに潤んだ。

 男ふたりに身体を押さえつけられ、しかもこんな屈辱的な格好をさせられ、女として最も隠すべき箇所をいいように見られる。

 顔から火が出そうなほどの羞恥。

 

 「でもねえちゃん、この格好、すっごく恥ずかしいね、お尻の穴も完全に丸見えだよ」

 ニヤニヤ笑いながら、その羞恥を煽る晋作。

 

 「へぇ、お尻の穴ももっとウンチとかついてて汚いかと思ってたけど...キレイだね」

 覗き込む弟の視線の移動と、その言葉で、今自分のお尻の穴が見られていることを知る明日香。

 不浄の門にからみつく男たちの視線を感じ、明日香の体温がどんどん上昇していく。

 

 「この穴の周りのシワシワが花びらみたいで...なんだか菊の花みたいだ」

 まるでそのシワのひとつひとつの数を数えるように凝視する晋作。

 

 「このシワっていくつあるのかな? ひとーつ、ふたーつ」

 声をあげてその刻まれた花びらを数えはじめる。

 

 「んぅーっ! んうぅぅーっ!」

 聞きたくないとばかりに首をぶんぶんと振る明日香。

 

 その恥辱のカウントが、途中で止まる。

 「あれっ? 国光、なんだかヒクヒクいってるよ」

 わずかに伸縮する姉の菊穴を指差す晋作。

 

 「ああ、それは感じてるんだろ」

 腕組みしながらその様子を見ていた国光が言う。

 

 「へえ! お尻の穴を見られて感じてるんだ! 変態だねおねえちゃん!」

 わざと大きな声で言う晋作。

 すでに姉を言葉で追い詰めるということをおぼえてしまったようだ。

 

 「んんんーっ!」

 涙ぐんで顔をいやいやと振って否定する明日香。

 男からすればたまらなくそそる反応だ。

 

 「ねえ、こっちのピンク貝、食べてみていい?」

 晋作の興味はまた性器の方に戻る。

 

 「おっと、あわてるねい! 食べるのは指でよーっくほぐしてからだ!」

 手で制する国光。

 

 国光の提唱する ”チンポ奴隷の作り方” は次のステップに移行しようとしていた。

 

 

 


解説

 2001年6月現在、「週刊少年マガジン」で連載中の漫画、

 「クニミツの政」に登場するヒロイン、明日香ちゃんネタです。

 

 最近連載の方に着手する気がなかなか起きなくて、つい...。

 続きどうしようかなぁ...。

 


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