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あやかりたいね(2)
コギト=エラムス/文


 「真奈美...」

 俺は真奈美の肩を抱き寄せ、こっちを向いたところで唇を奪う。

 

 「あっ...んむっ...」

 ちょっと驚いたような表情をする真奈美だったが、嫌がる様子もなく身を任せてくれた。

 

 帰りがけの真奈美を俺の部屋へと誘った。

 こうして俺の部屋で真奈美とエッチするのが日課みたいになっている。

 ベットに座っていた真奈美の隣に座って、さっそく一戦交えることにした。

 

 よりかかってきた真奈美の身体を抱きしめながら、そのままディープキスへと持ち込む。

 こつん...

 俺の鼻先が、眼鏡のフレームにぶつかる。

 大きな丸いレンズに、俺の瞳が映りこむ。

 真奈美は瞼と閉じており、レンズごしに閉じた瞼と長い睫毛が見える。

 

 真奈美がいつもしているフレームのない大きな丸メガネは、近くで見ても愛嬌がある。

 彼女の可愛らしさを間違いなく引きたてているアイテムだ。

 「ん...」

 その可愛らしい存在の口内に、唇をさしいれる。

 

 昔は舌をさしいれると目をびっくりして目を白黒させていた。

 真奈美はキスは小鳥のキスみたいに唇だけを合わせるのだと思っていたそうだ。

 でも...この舌をいれるキスを教えてやると、すっかりそれが気に入ったらしく、

 遠慮がちながらも舌を絡めてくるようになった。

 

 唾液を送りこむと、こくこくと喉を鳴らして全部飲み干してくれる。

 鼻先がこつんこつんと眼鏡にぶつかる感触を楽しみながら、柔らかい唇を貪る。

 唇を吸いながら、ツルツルに磨かれた歯や、歯茎までベロベロ舐め回す。

 眼鏡っ子の口内はやっぱり一味違う。

 

 唇の方に意識をそらしながら、空いたほうの手で制服のミニスカートへと手を突っ込む。

 「んふぅ...」

 困ったような吐息を漏らすが、おかまいなにしにその白い美脚をすべすべ撫でる。

 そして今日の放課後に目の保養をさせてもらったショーツに手をかけ、一気にずりおろす。

 

 するする...

 

 脚をぴったり閉じてはいるが、もう慣れているのでカンタンに脱がすことができる。

 

 「ん...!」

 フレームごしの真奈美の頬が、ほんのり桜色に染まる。

 

 真奈美のヒップを包んでいたショーツはとてもちっちゃい。お尻の小さい眼鏡っ子なのだ。

 そのショーツをひざ小僧のあたりまでずり降ろし、あとは足の指で摘んで下までずり降ろす。

 「んん...っ!」

 ノーパンにさせられた恥ずかしさからか、真奈美の頬が発火したように上気してくる。

 オシッコを我慢するみたいにモジモジと脚をこすりあわせはじめた。

 俺は、もう覆うもののなくなった内部めがけてスカートに手を突っ込んだ。

 

 「ん...ふぅ...んふぅぅ...」

 抱き寄せられ、唇を吸われているので真奈美はロクな抵抗ができない。

 いやいやと身体をよじらせている。

 

 まあ、本当にイヤだったらふりほどいているだろうし、これはOKという意味なのだろう。

 うっすら毛の生えてるワレメを指の腹で撫であげる。

 濃厚なキスのせいか、僅かだが潤いを感じさせている。

 さらに準備を整えるために...体得した弱点めがけて指をあてがう。

 

 クリトリスの皮を剥いたり、戻したり、摘んで包皮を引っ張ったり...、

 剥き上げたままその回りをじらすようにくるくる撫でて、時折不意打ちをするように

 核心にチョンと触れる。

 

 「んふぅぅ!」

 すると、たまらない様子で声を漏らす。

 

 今は口を塞いでいるからこんなくぐもった声だが、

 そうでなければ、はしたない鳴き声を部屋中に響かせていることだろう。

 

 抱き寄せている細い肩が小刻みに震え、メシベが少しづつ蜜をたたえはじめた。

 そろそろ準備オッケーかなぁ...。

 

 ピンポーン

 

 なんて思っていると、不意に階下からインターホンの音が。

 なんだよ、これからって時なのに...。

 ...相手はだいたい想像がつく。出ないわけにはいかない相手だ。

 

 しょうがない、名残おしいが顔を離す。

 「ぷはっ」

 真奈美は数十分ぶりに唇を解放された。

 その桜色の唇の回りは俺の唾液でベトベトになっていた。

 

 「.....?」

 途中で愛撫が止んだのが不思議なのか、トロンとした瞳のまま俺を見ている。

 気持ちよさのあまりインターホンが聞えなかったらしい。

 

 「だれか来たみたいだ、ちょっと待ってて」

 俺はベッドから立ち上がり、真奈美の淫液で濡れた指をズボンで拭きながら部屋を出た。

 

 階段を駆け下り、階下の玄関へと急ぐ。

 

 ガチャ...

 

 玄関を開けると...そこには幼なじみの女の子、カスミが立っていた。

 「こんにちは」

 俺に出迎えられ、人なつっこく微笑むカスミ。

 

 「お夕食つくりにきたよ」

 両手に買い物袋をぶら下げたまま、嬉しそうに続ける。

 

 カスミ・スオウ...俺の幼馴染のひとり。

 両親がほとんど家にいない俺のために、毎日こうしてメシを作りにきてくれている。

 ブラウンのフレームの丸い眼鏡に、清潔感あふれる白のブラウス。

 ...ちょっと真奈美に似てるよな。

 

 「おう、いつもご苦労。あがれよ」

 俺は真奈美に挿入直前でおあずけをくらっているので、つい適当に返事をしてしまう。

 

 「うん、おじゃまします」

 何度も来ているというのに、丁寧にお辞儀をしてからあがるカスミ。

 

 脱いだクツもちゃんと揃えている。

 ...そういえば真奈美もいつもちゃんとクツを揃えてるよな...。

 その時、脱ぎ散らかした俺のクツもいっしょにそろえてくれる。

 ふたりともよく気がつく性格なんだろうな。

 

 ...カスミが来ることがわかってたから、真奈美のクツはすでに下駄箱にしまってある。

 その点でいえば、俺もよく気がつくほうなのかもしれない。

 

 「俺は部屋にいるから作っといてくれ」

 待たせている真奈美のことを思いだし、俺はそう言うと返事も待たずに階段を駆け上がった。

 部屋の扉を開けながら、ズボンのジッパーを降ろし、待ちきれずビンビンになったマラ棒を露出。

 

 「あっ...お客さんだったの? ...きゃっ!?」

 ずかずかと部屋に入ってきた俺を見て、悲鳴をあげる真奈美。

 股間から飛び出た、黒光りする凶器を見て驚いたのだろう。恥ずかしそうに顔をそらした。

 俺は早足でベッドまで歩いていってその勢いで真奈美を押し倒す。

 

 「あっ!」

 勢いよく押し倒され、ベッドが軋む。

 

 そしてそのままダイレクトインサート。

 ずぼっ...!

 「あんんんっ! そ、そんな、いきなりっ!?」

 何の断りもない挿入に、のけぞる真奈美。

 

 先のペッティングでよ〜く濡らしておいたから、思ったよりカンタンに入った。

 トロトロになった真奈美の膣はやわらかくて、上の方がザラザラしてて気持ちいい。

 本当ならこの良質のオマンコをゆっくりじっくりたっぷり味わいたいところなのだが、階下にはカスミもいるのでそうもいってられない。

 

 ずり上がろうとした真奈美の腰を掴んで引き寄せ、正座した膝の上に乗せる。

 「あっ...」

 ずるずるずるっ...

 ベッドの上をひきずられ、真奈美の黒髪が乱れてシーツに広がる。

 

 俺に貫かれたまま腰を抱えあげられた真奈美は、泣きそうなのをぐっと堪えるような表情でこっちを見つめている。

 真奈美はエッチの時はいつもこんな表情をする...。

 この表情になったということは...もう犯[や]られてもいいというOKサインだ。

 

 花のつぼみに埋没した俺の黒オシベ。

 膣穴が歪むくらいにめいっぱい押し広げて、一見痛々しそうに見えるが、穴のまわりはヒクヒク震えて歓迎している。

 視線をあげると、しわのよりはじめたセーラー服姿で、じっとこっちを見つめる眼鏡っ子の潤んだ瞳が...。

 

 美味しすぎるシチュエーションに、猛然とピストン開始!

 

 ズブズブズブズブズブ!

 

 「あっ! ひゃぁん! も、もっと、ゆ、ゆっく...りぃ!」

 激しい穴突きのに真奈美の身体がガクガクと振動し、その声にもビブラートがかかる。

 

 腰を持ち上げ、膣壁上方にあるカズノコ天井をズリズリとこする。

 

 ゴリゴリゴリゴリゴリ!

 

 「ひゃああぅぅ! あひっ! あひぃん!」

 たまらず逃げるように腰を浮かせる真奈美。

 その細い身体がピストン運動を受けて上下に揺れ、眼鏡も上下にずれる。

 

 真奈美の腰を持ち上げて膝に乗せたのはこの弱点である上方を突きやすくするためである。

 そこで腰を浮かせたりなんかしたら、もっと突きやすくなるのを真奈美は知らない。

 

 ゴリュゴリュゴリュゴリュゴリュ!

 

 そそりたった肉柱で真奈美の腰を釣り上げるように、上部を突きまくる。

 下腹部が亀頭に押されてボコンと飛び出てしまいそうなほどに。

 

 「あひっ! ひあっ...! あふぅ! んはぁぁ...ああ...ん!」

 しばらく往復運動をしてやると、浮き上がった腰がガクガクと痙攣し、

 肉棒の差し込まれた膣穴のスキ間からラブジュースが噴出した。

 

 イッたみたいだな...俺もそろそろ限界だ...!

 上方への集中攻撃をやめ、射精への腰づかいへと切りかえる。

 噴き出でる愛液を潤滑とし、最深部めがけて強突きをお見舞いする。

 

 バス! バス! バス! バス!

 

 「ひっ! あ! ひん! あっ! ひぃ!」

 イッてる最中なのに、その伸縮している内部を突きまくられ、より激しく痙攣する真奈美。

 燃え盛る官能の炎に、どんどん油を注ぎ込む。

 

 ひと突きごとに「ひっ!」とシャックリのような声をあげ、身体が軋んだみたいに大きく痙攣する。

 青天井にのぼりつめていく真奈美。ずれた丸眼鏡ごしに見える瞳は、完全に白目を剥きかけている。

 普段の清楚な真奈美からは想像もできないほどの乱れっぷり。

 真奈美はウチの学校に転校してきた早々、クラスのアイドル的存在になった。狙ってる野郎もいっぱいいる。

 その男どもの羨望の的を俺のチンポ一本でここまで悶え狂わせているのだ!

 男たちの悔しがる顔を想像しながら、憧れの眼鏡美少女に膣内射精を施す。

 

 どぴゅ! どぴゅ! どぴゅ!

 

 相手が相手だけに、その量もすさまじい。

 本日2度目の眼鏡っ子めがけてのザーメン発射。

 

 どぴゅ! どぴゅ! どぴゅ!

 次から次へと分泌され、あたたかい膣内に種をまきちらしていく。

 

 「ひくっ...ひんっ...あっ....ふあ...」

 胎内に広がる精液を感じたのか...真奈美の嬌声が変わる。

 

 顔を見ると、眉間をくしゃくしゃにしかめ、鼻筋まで真っ赤に染めていた。

 その鼻の頭のあたりまで眼鏡がずれ落ちているが、快感で直すどころではないらしい。

 カスミがベッドメイクしてくれたノリの利いた白いシーツを握りしめ、身体をよじらせている。

 額には玉のような汗をいくつも浮かべ、前髪が張りついている。

 

 「はっ...ふぁっ...はっ...はっ...」

 呼吸困難なのか、口を金魚みたいにパクパクさせている。

 

 短時間ではあるが、ハードなセックスが想像できるその姿。

 連続して何回かイッたみたいだな...。

 

 俺は身を乗り出し、ずれた眼鏡を直してやる。

 

 「はっ...はっ...はっ...はぁっ...」

 それに気づいた真奈美は胸をぜいぜいと上下させつつも、

 うっすら瞼をあけて、なんとか俺に微笑みかえそうとしている。

 意識が朦朧としているのか、その微笑みも力ない。

 瞳の焦点も合っておらず、ぼんやりしてる。

 

 よし...ここまでイカしとけば暫くは大丈夫だろ。

 

 階下にはまだもうひとつメシベがある。俺のために夕食を準備してくれているメシベだ。

 俺も息子も、たった1回出しただけじゃあ満足しない。

 

 俺は真奈美のラブジュースでテカテカ濡れ光る極太シャフトを露出させたまま...

 颯爽と階下の台所へと向った。

 

 

 


解説

 「あやかりたいね(1)」の続きです。

 

 最近どうも連載モノを書く気力がおきなくて...つい...。

 ちなみにカスミちゃんの性格は相違点あるかも。

 

 前回、真奈美のパンツ見て欲情してたのがウソのようですな。

 


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