不意に、隣のテーブルの様子が男の視界にはいってきた。
隣のテーブルでは、中年男とひとりのウエイトレスの少女の激しい情交が繰り広げられていた。
テーブルの上に開脚したウエイトレスの股に割り入って激しく腰を打ち付ける中年男。
あまりの激しさに、ブルーの丈の短いスカートが時折ひるがえり、
その中で行われているハードな接合が見え隠れしていた。
左の乳房に目をやると…他のウエイトレスト同じように、名札のピンによって乳首が貫かれていた。
「えっと…」
男は名札を読み上げようとするが、中年男の突き上げにあわせて、
ウエイトレスのむき出しになった乳房がぷるん、ぷるん、と揺れるため、
そこについている名札もなかなか読み取りにくかった。
「日野森…あずさ」
こみあげてくる射精感と戦いながらも、なんとか名札を読み上げる。
アイドルとしてデビューしてもおかしくないほどの可愛い女の子。
それが今、テーブルの上で開脚して、醜い中年男に貫かれているのだ。
「あんな…子も…いいなぁ…」
限界まできた射精感に意識を朦朧とさせながら、男はそう思った。
. . . . .
話は少し前に戻る。
先ほどの男が店にやってきたばかりの頃。
とある一人の中年が窓際よりひとつ離れた席に座り、メニューを眺めていた。
「今日は何にするかな…」
この男、会社の中堅どころのサラリーマンといった風体で、
薄くなった頭とビール腹、脂ぎった顔がいかにも精力旺盛で、
しかし会社のOLからは最も嫌われる…というタイプの中年であった。
ふと顔をあげると、トレイをもったまま通り過ぎる日野森あずさの姿が見えた。
「(おっ…)」
中年はすかさず呼び出しボタンを押した。
ファミリーレストランなどによくある、店員を呼ぶためのボタン。
「Uraキャロット」にも例に漏れず、そのボタンは各テーブルにあるのだが、
普通のファミリーレストランとは多少効果が異なっていた。
「きゃっ!?」
中年がボタンを押した瞬間、突如あずさは悲鳴をあげてその場にペタンと座り込んでしまった。
「へへ…あずさちゃん、頼むよ」
崩れ落ちたあずさを見下ろしながら、中年は満面に嫌らしい笑いを浮かべていた。
そしてなおも呼び出しボタンを押しつづけている。
「あっ…は、はいっ、んんっ!」
客である中年に声をかけられ、あずさは笑顔を作ろうとするが、
男がボタンを押すとその笑顔が不自然に崩れる。
あずさは慌ててスカートの裾をめくりあげる。
ひざ上の短いそのスカートの奥には、ほっそりした美脚が見える。
その奥はもちろんノーパンなのだが、それよりも目を引いたのは、
白いふとももに結びつけられたバンドと、小さな機械。
耳をすますと、そのスカートの奥からヴィイイイン…と微かだが機械の動作音が聴こえる。
あずさが太ももにつけた機械のスイッチをいじると、その機械の動作音は止まった。
機械の端には細いコードが延びており、それはあずさの股間に向かって伸びていた。
…そう。
「Uraキャロット」のウエイトレスたちは通常、リモコン式のピンクローターを膣穴の中に入れて勤務しており、
それがテーブルの呼び出しボタンと連動して、押すと近くにいるウエイトレスのピンクローターが振動して、
客が呼んでいることを気づかせる仕組みになっているのだ。
中年が呼び出しボタンを執拗に押していたのは、あずさの中で震えるピンクローターによって
彼女の表情が崩れるのが面白くて何度も押して、あずさの反応を楽しんでいたのだ。
現に中年がボタンを押すとあずさの肩がピクンと震え、
そのあどけなさを残す顔が営業スマイルからみるみる泣き出しそうな不安顔になっていった。
あずさ程の美少女にそんな顔をされたら、男なら誰だって悪戯したくもなるだろう。
「もう、妊娠はしてないんだ?」
やっと立ち上がったあずさに向かって中年は言う。
普段、女性に向かってこんなことを言ったら殴られても文句は言えないようなとんでもない台詞だが、
「あっ…はい! おかげさまで元気な女の子でした」
ピンクローターの脅威がなくなり、今度は満面の営業スマイルを作ることができたあずさは、
中年のとんでもない質問にも笑顔で答えていた。
「前来た時はあずさちゃん、腹ボテだったけど…もう引っ込んでるってことは
妊娠してないんじゃないかと思って呼び止めたけど、正解だったな…
じゃ、今度は俺にも種付けさせてくれよ」
ただでさえ嫌らしい顔が、さらに嫌らしく歪む。
そんな嫌な客相手にも、あずさは笑顔で対応した。
「はい! ”種付け” おひとつですね。かしこまりました!」
中年の注文は通常考えると信じられないものだったが、あずさは元気に復唱した。
…とてもファミリーレストランで交わされているとは思えないほどのとんでもない会話。
この「Uraキャロット」ではフェラチオによる奉仕だけでなく、
ウエイトレスの女の子に対して膣内射精による本番もオーダーすることができるのだ。
美少女揃いの「Piaキャロット」の女の子たちに生本番ができるのだから、男たちにとってはたまらない。
もし妊娠したとしても認知する必要はなく、
産まれた子供は「Uraキャロット」側が責任を持って面倒を見てくれる。
父親としての権利も当然発生しないが、このプレイの人気はダントツだった。
ウエイトレスの中には、そのプレイの結果でお腹が大きくなった女の子たちがちらほら見受けられた。
「Uraキャロット」では中絶は決して行わず、しかも妊娠した女の子はその期間中もお店に出るものだから、
毎日店に通えばお腹の中の子供が大きくなっていく様を見ることができた。
自分が孕ませることのできた女の子の身体の形が少しづつ変化していくのが男にとってはたまらないらしく、
授精成功の通知を受けた客はたいていそれ以降、毎日店に通うのが通例となっていた。
そして、そんな異常とも思える、あずさと中年のやりとりの隣では、
更なる異常な光景が繰り広げられていた。
. . . . .
ひざの上にウエイトレスを乗せ、その豊乳にむしゃぶりつく男。
「Uraキャロット」のなかでも一番の巨乳、とされている女の子。
ボリュームのある乳房の割に、小ぶりな乳首。
そのいたいけな乳首を貫く名札には「緑 早苗」と書かれていた。
「んっ…んむっ…んぶっ…」
赤子のように夢中になって早苗の乳首をチュバチュバと吸い上げる男。
ふと口を離し、固くしこった乳首を指の先で摘むと、
その先から勢いよく白い液体がほとばしった。
ピュピュッ!
「はぁ...やっぱり自分で孕ませた女の子のミルクは格別だなぁ...」
白い筋となって飛び出す母乳を口で受け止めながら、男はしみじみ言った。
「…あっ…お客様の赤ちゃんを身ごもって、んんっ…こうしてミルクが出せて幸せです…あんっ」
早苗は膨らんだお腹に手をあてて、丁寧な物腰で言う。
その穏やかな表情は母親そのものだったが、母乳を搾られているため、時折切なそうに眉をゆがめる。
会話のやりとりからするに、この男と早苗の間に子供ができ、
それが今まさに早苗の胎内に宿っているのであろう。
この「Uraキャロット」の制服ではポコンと飛び出たお腹も覆い隠せず、
身重の腹部ばかりか、その境の妊娠線までも白日のものに晒していた。
「このミルクも俺がザーメンをくれてやったおかげで、こうしてビュービュー出てるんだよなぁ?」
男は調子に乗って、摘んでいた乳首を乱暴に引っ張った。
力まかせに引っ張られ、びろ〜んと伸びて形を変える早苗の乳房。
ピュピュッ!
さらに勢いを増して飛ぶ母乳。
「ああっ! …んあっ…はっ…はいっ、私のミルクが出るのは…んっっ、
お客様が私に赤ちゃんの素[もと]をくださったおかげですっ…!
ですから、お好きなだけお搾りくださいっ...あんっ
私のミルクは全部...お客様のものですっ」
ちぎれんばかりに乳首をひっぱられ、苦痛とも快感ともつかない表情で顔を歪ませ、白い背筋を艶かしくよじらせる早苗。
しかも言葉では健気に搾乳をおねだりしてくる。
乳首を引っ張られながら喘ぎ、あたりに母乳を撒き散らすウエイトレスの姿。
膨らんだお腹とそのあどけない顔とのギャップはあまりにもいやらしかった。
早苗の姿に男の劣情が更に刺激されたのか、
「よ…よしっ! じゃあ… ”搾乳” のほかに追加だ!」
ひざに乗せていた早苗を抱え上げ、テーブルの上に乗せる。
「あっ、ありがとうございます…」
テーブルの上に乗せられた早苗は、素直に両足を大きく開いた。
後ろに手をついて腰を突き出し、男が挿入しやすいように姿勢を整える。
腰を突き出すことによって早苗の前門が白日の元に晒される。
早苗らしい客を想う細やかな心配りだが、本人は少し恥ずかしいのかその頬がほんのりと染まっている。
「さ…どうぞ…あっ、あんっ!」
早苗が勧めると同時に、男は待ちきれない様子で露にしたモノを突きたてた。
「Uraキャロット」の制服のスカートは短く、しかも基本はノーパンなので、交わるための準備はすぐに整う。
乱暴な搾乳にやはり官能を感じていたのか、前戯は全くなかったが女壷は潤っていた。
…それは、ひとりの男の子供を今まさに宿している女壷。
グッ、グッ、と力まかせに腰を突き入れてくる男に、身重の身体は揺れる。
「おっ…奥に…あたってるの…わっ…わかりますか…?
おっ…客様の…あかっ…赤ちゃんですよ…」
突き上げの衝撃に声を詰まらせながら早苗は言った。
「ああ、ほんとだ…」
ペニスの先端にかかる独特の抵抗感に、男はしみじみと言った。
早苗の腰に手を回し、より深く繋がると、亀頭の先が最深部にコツン、コツン、と当たる。
妊娠するまでは子宮の感触だったそれは、あと僅かに生まれ出でる新たな生命の感触へと変わっていた。
「すげえな…俺の汚ねぇザーメンがこんな形になんのか…」
腰を押し進めると、早苗の膨らんだお腹に、男の腹筋がぶつかり、へこむ。
「んっ…んっ…んんっ…んっ」
突く度にか細く喘ぐ少女は、そのあどけない顔に似合わない大きなお腹を抱えている…。
揺れる乳房からは、先ほど男が吸い上げた母乳があふれ、形のよい美乳をベトベトに濡らしていた。
一人の美少女を、自分の汚液でここまで変化させられたことに、なんともいえない征服感を覚える。
…確かに、男にとって種付けという行為は、その女を完全に征服したことを意味する。
自分の遺伝子情報の詰まった、まさに自分の分身である子種を、
女を征服した証として胎内に残し、そしてついにはその征服した女の体型までもを変化させ、ボテ腹にしてしまう。
これほどに女の身体に変化を起こさせるものは他にはない。
それを射出することのできる男性器はまさに女を征服するための武器なのだ。
女は自分の身体を男に征服されるために、膣穴という母性で侵入してくる凶器を受け止め、
射出される子種を受け止め、授精する。
そんな男本位の勝手な妄想も、この「Uraキャロット」では許される。
すっかり早苗を自分のものにしたかのような錯覚に陥り、
早苗の膣内[なか]で乱暴に暴れまわる男とそのムスコ。
早苗をテーブルの上に押し倒し、正常位の形でドスドスと突きまくる。
「あっ! あっ! あっ! お、お客さまっ! は、はげしいですぅぅっ!」
組み敷かれたまま、身体をもじもじと悶えさせる早苗。
「この子は女の子だって言ってたよね?
よぉし、じゃあ産まれる前に父親である俺がザーメンまみれにしてやるよっ!」
興奮が最高潮に達した男は、身重の早苗にのしかかりながら体当たりするかのように乱暴に腰を打ち据え続ける。
ひとまわり以上大きな男にのしかかられ、早苗の腹部は押しつぶされる。
お尻の方から見ると、男の長大なサオが濡れ光りながら早苗の膣穴を押し広げ、
ズボズボズボと突き刺さっているのが丸見えだった。
それは愛しあっているというよりも…男が一方的に罰を与えているような光景であった。
「は...はいっ! 私がこの子にミルクをあげる前に...
お客様のおちんちんでミルクを授けてあげてくださいいっ!!」
だが早苗はその罰を望むかのように、男の背中に手を回してしがみついた。
男は押し倒した早苗の頭を掴んで、グッ!と深く繋がるように腰を静める。
「よ…よおしっ! パパの…パパのミルクをたっぷり…飲めよっ!!」
最深部まで達したその瞬間、鈴口は爆ぜた。
ドピュピュピュピュピュッ! ピュッ! ビュビュッ!
男の尻肉がブルブルと震え、早苗の胎内に精液を放出していることがはっきりとわかる。
腰を密着させたままなので、きっと一番奥深くの…胎児めがけて射精しているのだろう。
「うっ…はぁぁ…」
男の征服欲を充分に満たしてくれる射精に、男は崩れおち、早苗の胸に顔を埋めた。
ズピュッ、ズピュッ
尻肉が時折ピクピク痙攣していることから、まだ射精は続いていることがわかる。
鋭敏になった膣で、ドプドプと胎内に注入されていく迸りを感じながら、
「は…あはぁぁぁ…ん…」
早苗は色っぽいため息をひとつついた。
本当に膣射を望んでいたのか…その手で男の尻肉をやさしくさすり、射精を促している。
そして、お腹の子が動いたのを感じ、男に告げた。
「…この子も…パパのミルク…おいしいって喜んでます…」
「Uraキャロットへようこそ! 1」の続きです。
しかしつくづく馬鹿な話だ…。
なにぶん本編を遊んだのが数年前なのでキャラクターの性格や口調など
おかしな所があるかもしれませんが御了承ください。
日野森あずさちゃんの”種付け”シーンはすっとばしてしまいました。
ひょっとしたら次回、書く…かも…。
さてお話しは変わりますが、海外出張にて世界最大のゲームショー「E3」に行ってきました。
そこで個人的に注目したいタイトルをいくつか挙げます。
レッド・デッド・リボルバー
西部劇ガンアクションゲーム。
一見して面白そうなんですが、遊んでみるとちょっと…なゲーム。
でも出たら買います。
日本での発売の可能性はあまりなさそうなタイトルなんで、海外版で我慢して…。
ノー・ワン・リブス・フォーエバー2
これは前作が好きだったんで、是非とも日本語版を出してほしいタイトルのひとつです。
トゥームレイダー エンジェル・オブ・ダークネス
PS2になって背景などかなり綺麗になりましたが、
あのララの朴訥な感じは相変わらず。でも買います。
他にも『ゼルダの伝説』『メトロイドプライム』『スターフォックスアドベンチャー』
『マリオサンシャイン』などの任天堂タイトルも個人的には注目です。
あと『Grand Theft Auto 3』のヒットにあやかって、
似たようなゲームが出てたのも印象的でした。